松戸の人気観光地11選！定番から穴場までおすすめスポットをご紹介！

千葉県松戸市は、東京都内からも近い場所にあるため、毎日多くの人が行きかっている場所です。またベッドタウンでもあるので住宅街が立ち並び、観光スポットなどはないようにも思えます。しかし松戸は昔から交通の要衝でもあったため、実は穴場的な観光スポットが沢山点在しています。

松戸は駅周辺などは住宅も多くありますが、少し離れると自然を感じられるような場所も多くあり人気です。わざわざ遠くに出かけなくても、自然を体感できるような場所が多いのも、松戸の魅力そして人気の理由と言えるでしょう。

そこで松戸の人気があるおすすめ観光スポットを、11か所ほど厳選しご紹介します。近隣県からもアクセスしやすい松戸ですので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

まずは、千葉県の松戸がどんな街なのか、簡単にご紹介しておきましょう。松戸は、東京都にも隣接している、千葉県西部にある市です。人口が約49万人もおり、千葉県内では第4位にランクインするほど、人口が多い市でもあります。

また千葉県内の多くが松戸を通って都内出たりするので、ターミナル駅としても賑わっている場所です。そのため、松戸駅周辺には、おすすめの人気のお店なども多く立ち並んでおり、常に話題を集めている場所です。

一方で、松戸は自然豊かなリフレッシュできる観光スポットが豊富にあります。公園なども多いので、週末などに、少しリフレッシュしたい際に気軽に遊びに行けるのも人気の理由でしょう。都会過ぎずかといって自然が多すぎて不便なこともないので、普段公園などに慣れていない方にもおすすめの場所ばかりです。

また、松戸の観光スポットは、駐車場が完備されている場所も多いので、車でのアクセスもおすすめです。

特に自然が多いような観光スポットは、荷物も必然的に増えるので車の方が便利でしょう。どこも駐車場が併設されていたり、台数も大目に停められる駐車場が多いので、可能でしたら車で行かれるのがおすすめになります。

先ほどご紹介したように、松戸は都心からアクセスしやすい場所にあります。葛飾区とは隣接していますし、電車でも車でも交通網が整っていますので、松戸は日帰り観光にも最適です。

気軽にリフレッシュできるような観光スポットが目白押しですので、週末にふらっと観光に訪れるのにもおすすめな場所ばかりです。

まずご紹介する、松戸の人気観光地は東漸寺です。東漸寺は、江戸時代にとても発展した浄土宗の寺院になります。こちらでは、春は大きなしだれ桜が咲き誇り、多くの観光客を毎年楽しませてくれています。そして、秋になると、今度は色とりどりの紅葉が美しく、紅葉狩りにも最適なおすすめのお寺です。

東漸寺は、まるで京都のお寺にでも来たかのような、風情のある境内の雰囲気が魅力です。そして境内には、寺宝が保管してあり、水戸黄門つまりは水戸光圀が記した書簡もありますし、徳川家康の肖像までも安置されているほどです。大変貴重な寺宝たちを見学しつつ、東漸寺で松戸の長い歴史を勉強するのもおすすめです。

東漸寺は、最寄り駅が「北小金」駅になります。南口より徒歩7分のところにありますので、徒歩でのアクセスも可能です。駅からは、1本道ですので迷う事もないでしょう。

東漸寺の公式ホームページには、北小金駅の散策ルートも紹介されており、他の観光スポットと一緒に巡りやすい道順なども紹介されていますので、ぜひチェックされてみるのがおすすめです。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は戸定が丘歴史公園です。「とじょうがおか」と読みます。こちらは、最後の水戸藩主であった徳川昭武の元別邸の土地を整備し公園にした場所で、松戸の観光スポットの中でも大変有名な場所です。

綺麗に手入れされた庭園は自然がとても美しく、お天気のいい日に訪れたなら気分転換に最適な場所でおすすめです。

戸定が丘歴史公園内は、自然が豊かな空間が広がっており、パリの万国博覧会にあった西洋庭園をモデルに造られたものです。そんな経緯もあり、純和風の庭園ではなく和洋折衷の雰囲気があるのも特徴的で、ヨーロッパの田園風景にも似たような雰囲気があります。

そして、もう1つの見どころは、やはり戸定邸です。戸定邸は、完成が1884年の屋敷で、明治時代の華族の生活空間を伝えてくれる場所としても、大変歴史的な価値がある建物でおすすめです。

戸定が丘歴史公園の最寄り駅は、JRと新京成線の「松戸」駅東口になります。駅からは、徒歩約10分ほどになりますので、松戸駅から散策がてら歩いていくのもいいでしょう。

また戸定が丘歴史公園には、駐車場も完備されていますので、遠方からの来園の際にも便利です。ただし台数が限られていますので、満車になることもあります。その場合は、周辺に時間貸しの駐車場がありますので、そちらの利用もおすすめです。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は大谷口歴史公園です。大谷口歴史公園は、昔お城があった場所で、戦国時代は松戸は、中川や荒川方面まで眺めることが出来る軍事的に重要なエリアでした。大谷歴史公園内には、ちゃんとお城の遺構が残っていますので、お城好きにもおすすめの自然たっぷりな公園です。

大谷歴史公園がある場所は、かつて小金城があった場所です。その当時のお城の畝堀や土塁が今も残っており一見の価値ありです。坂東武者たちのことを勉強してから散策すると、戦国武将の気分がより理解できる楽しみ方もあります。

少し行けば、松戸駅の市街地があるとは思えないような、その都会と自然とのギャップもまた、こちらの公園の魅力でしょう。

大谷歴史公園の最寄り駅は、名称どおり「小金城趾」駅になります。また「北小金」駅からでも歩いていける距離ですので、どちらからでもアクセスが可能です。

「小金城趾」駅からですと、徒歩で約8分ほどです。途中には、大谷口大金平 こどもの遊び場もありますので、目印にされるといいでしょう。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は矢切の渡しです。全国的にも有名な松戸の観光スポットです。

松戸市の南西エリアにあるのが矢切になります。江戸川が近くに流れており、その川を渡れば、東京都葛飾区柴又があるような場所です。

矢切の渡しと言えば、この矢切と柴又を結んでいる船のことで、船頭が手漕ぎの船をつかって、江戸川をゆっくりと渡ってくれます。

江戸川を渡りながら、舟を漕ぐ際の木がきしむ音を楽しみつつ、川風の音なども相成って、のどかな自然を肌でひしひしと感じられるでしょう。

矢切の渡しの松戸側の最寄り駅は、「矢切駅」です。ただし徒歩ですと駅から少々離れているので、30分ほどかかります。距離にして約2キロありますので、比較的遠いです。

矢切の渡しは駐車場が完備されていますので、車でのアクセスの方が便利でしょう。矢切の渡しで往復すれば車でのアクセスでも困ることはありません。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は松戸探検隊ひみつ堂です。JR松戸駅の西口から比較的近い場所にある、少し古めかしい建物です。

松戸の観光案内所にもなっている場所です。無料休憩所などもありますので、散策の途中に休憩がてら寄るのもいいでしょう。

松戸の魅力を伝えるような、松戸の観光ツアーも頻繁に行われていますので、ぜひチェックして見て下さい。

まつど観光大使で松戸シティガイドも務めている館長セレクトのお土産も、こちらで買う事が出来ます。

松戸探検隊ひみつ堂の最寄り駅は、JR「松戸」駅になります。西口を出て徒歩5分ほどです。距離にしてわずか400mほどですので、まずはこちらに立ち寄るといいでしょう。

残念ながら、駐車場などはありませんので、徒歩で観光される際におすすめのスポットです。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は21世紀の森と広場です。松戸で自然を満喫したいなら、こちらの公園が大変おすすめです。

東京ディズニーランドと同じ位の広さがある広大な自然あふれる敷地内には、森林や池だけでなく、広場などもあり、家族連れの方も多く見かけます。

園内はいくつかのテーマに分かれており、それに沿って自然にも異なるテーマがあります。例えば、千駄堀池は水を中心とした自然環境に触れられるエリアで、水鳥が生息しやすい環境づくりとなっています。

他にも、縄文の森では、縄文人が住んだ竪穴式住居を再現しており、住居は3棟ほどあります。自然と共存して生きる方法など、子供たちの勉強にもなる場所です。

21世紀の森と広場の最寄り駅は、「常盤平」駅です。徒歩だと駅から約10分ぐらいの所にあります。

21世紀の森と広場には、駐車場も完備されていますので、ピクニック用具を持って来園する際にも安心です。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は萬満寺です。萬満寺（まんまんじ）は、臨済宗の寺院になります。

鎌倉時代には、真言宗の「大日寺」というお寺でしたが、室町時代に臨済宗の「萬満寺」という今の名称に改名されました。

萬満寺と言えば、やはり必見なのは木造金剛力士像です。こちらは、鎌倉時代に創作されたもので、国指定重要文化財にも指定されている像になります。

運慶の作品と言われており、関東地方の仁王像では最古の像となっています。木造金剛力士像の鋭い眼光はとても迫力があり、筋肉も強さを感じることが出来るでしょう。

萬満寺の最寄り駅は、常磐線の「馬場」駅です。駅からは徒歩でわずか3分ほどにありますので、便利です。

春と秋のお祭りの際には、仁王尊が御開帳されます。「仁王さまの股くぐり」と呼ばれる行事も行われますので、ぜひ春や秋に訪れてみてはいかがでしょうか。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は本土寺です。松戸の北側にあるお寺で、正式には日蓮宗長谷山本土寺と言います。

大田区池上の本門寺と鎌倉の妙本寺の2つと合わせて、「三長三本」と称されているお寺です。日蓮宗の寺院の中でも、大変由緒のある寺院になっています。
 

お寺の中には、歴史的に貴重な史料や文化財が沢山保管されています。また本土寺には、沢山のあじさいが植えられており、その数10000株ほど。

そのため、松戸ではあじさいの名所としても有名で、別名「あじさい寺」とも呼ばれている場所です。そのため、梅雨から初夏にかけて観光に行かれるといいでしょう。

本土寺の最寄り駅は、「北小金」駅です。駅からは徒歩で10分ほどです。距離だと900mぐらいありますが、参道沿いには色々なお店が立ち並んでいますので、散策も苦ではないでしょう。

本土寺の無料駐車場は、収容台数が少ないので、参道の両脇にある有料駐車場を利用されるといいでしょう。こちらなら、空きがある場合が多いのでおすすめです。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は元禄まつど村です。松戸の観光スポットの中でも穴場的な場所で、江戸時代の暮らしを学べる場所です。

江戸時代から昭和にかけての農具や生活用品が展示されている民芸資料館などもありますし、江戸の街を再現した場所もあります。

元禄まつど村が1番注目されているのは、かぼちゃのアートがあることです。絵が好きな館長がかぼちゃに絵をかきだしたのが始まりだそうです。

そして徐々に松戸で有名になり、総理大臣にもカボチャアートを贈呈するほど知名度もあがりました。

元禄まつど村の最寄り駅は「新八柱」駅です。駅からだと徒歩で20分ほどです。距離にすると1.6kmほどありますので、少々離れています。

こちらは、残念ながら日曜と祝日しか営業していませんので、訪れる際には気を付けて下さい。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は松戸神社です。松戸の総鎮守としても信仰されている神社で、かつては御嶽大権現という名称でもありました。

こちらの神社の御祭神は、あの日本武尊です。武蔵国へ行く際に日本武尊がここに陣を構えて、待ち合わせの場所としたそうです。

松戸と言う地名の由来にも関係している場所で、待ち合わせ場所だったことから、「待つ郷」そして「松土」と変わっていき、やがて現在の「松戸」になったといわれています。

そして松戸神社と言えば、お祭りが有名です。「神幸祭」と呼ばれているお祭りで、多くの松戸市民が押し寄せるほど人気のお祭りです。

松戸神社の最寄り駅は、「松戸」駅です。徒歩だと駅からならわずか7分ほどです。松戸伊勢丹どおりを抜けて行きましょう。

松戸神社には駐車場が併設されています。無料の駐車場で20台ほど駐車することが出来ます。ただし、満車になることも多いです。

次にご紹介する、松戸の人気観光地は祖光院です。祖光院は、彼岸花が綺麗に咲き誇ることで大変有名なお寺です。

彼岸花が見頃の時期になると、花見客で大変賑わう場所でもあります。その風景は圧巻で、毎年楽しみにしている方も多くいます。

祖光院は、松戸の観光スポットの中でも、穴場的な場所でしょう。　彼岸花と聞くと赤をイメージされる方も多いですが、こちらでは、赤以外にも、白やオレンジ、クリーム色にピンクの彼岸花まで咲いています。そのため、珍しい色の彼岸花を鑑賞することも出来ますので、ぜひおすすめです。

祖光院の最寄り駅は、「常盤平」駅になります。駅から徒歩でしたら約6分ほどですので、比較的近いでしょう。

近くには、21世紀の森と広場もありますので、一緒に観光されると自然をたっぷりと満喫できおすすめです。

千葉県の松戸市は東京都に隣接しているため、アクセスもしやすく、日帰り観光にも利便性が高いエリアです。都会な部分と自然あふれるエリアのバランスがよく、見どころが満載です。また、家族連れで行ってもおすすめな場所も多いので、多くの人が集まってくる場所でもあります。

江戸時代には水戸街道の宿場町だった場所でもあるので、松戸は昔から交通の要衝の場としても有名でした。そのため、歴史を感じられるような人気のある観光スポットもありますので、ぜひじっくり散策されてみてはいかがでしょうか。