九份は夜景が見どころ！おすすめスポットは？美しい提灯がノスタルジーを誘う！

台湾の人気観光地、九份。台北から、車で1時間から1時間半ほどいくとその場所に着きます。昔の日本を彷彿させるような、どこか懐かしい風情ある街並みは、昼間の観光でも楽しめますが、ノスタルジーな気分に浸れる夜景鑑賞がやはりおすすめ!今回は、そんな九份の夜景をおすすめ撮影スポットと一緒にご紹介して行きます。九份観光の際の参考にしてみて下さいね。

九份の入り口である、舊道口バス停を降りると、メインストリート基山街の商店街に入れます。赤提灯で飾られた基山街(商店街)には、たくさんの雑貨におみやげショップ、軽食店がならんでいます。小さなお店が密集している基山街は、見ていて飽きず、時が経つのも忘れてしまうほど。昼間はもちろん、空が暗くなりかけの夕暮れ時のショッピングは、情緒たっぷりでおすすめ!

台湾の名物グルメとして有名な牛肉麺や、台湾スイーツの芋圓(タロイモ団子)のお店が多数ならんでおり、気楽に食べることができます。レストランでお食事するほどではないけれど、ちょっと休憩したい時など、気楽に名物料理をいただけるのはうれしいですね。日が沈みかけだすと、お店と提灯の明かりが優しくともり、一層ぬくもりを感じる街並みになります。

住所:台湾新北市瑞芳区基山街

おみやげショップや軽食屋の並ぶ、メインストリート基山街を抜けると現れる、豎崎路。急な石造りの階段なので、足元にはご注意ください。そんな石段の周りには、たくさんのお店と提灯が飾られており、日が沈みだすと、ひときわ美しい夜景が見られます。多くの観光客が、撮影に訪れる有名な撮影スポットです。夕暮れ時や、提灯がライトアップされる時間帯には、フォトジェニックな一枚が撮れるかもしれません。

旅行誌やガイドブックの写真などでもよく見かける構図、豎崎路の赤提灯と石畳。木造の建物に美しく輝く提灯には、階段の下からが臨場感抜群で、おすすめの撮影スポットです!九份はこじんまりとした山の中の街ですが、観光客が多く、いつもたくさんの人で溢れています。細い階段の路地は撮影が難しいかもしれませんが、頑張って美しい夜景を撮ってみましょう!

住所:台湾新北市瑞芳區豎崎路

レトロな建物を間近に感じられる階段上からは、山の向こうに広がる海も一緒に眺めることができます。ノスタルジー漂う街に行き交う人々を見ていると、昔の下町に遊びに来たような懐古感に、なんとも言えない魅力があふれています。この場所は夜景もきれいですが、日が沈みかけた夕暮れの景色は、さらに幻想的でロマンティックな雰囲気になるおすすめの撮影スポットです。

住所:台湾新北市瑞芳區豎崎路

豎崎路を抜けた階段のすぐ下にあるのが、九份の有名なカフェ「阿妹茶楼(あーめいさろう)」。レトロな外観のお店から溢れる灯りと、輝くたくさん赤提灯は幻想的でノスタルジーな景色が目の前に広がります。映画でも目にしたことのあるような風景。この阿妹茶楼を美しく撮影するには、近くにある茶坊、レストランのテラス席が絶好の撮影スポットなんです!

観光で歩き疲れたら、伝統ある台湾茶と程よい甘さの茶菓子でほっと癒されてみるのはいかがでしょうか。阿妹茶楼は、外から見た夜景や、そのたたずまいが有名で人気の景観ですが、お店の中も情緒があって素敵!木造や竹で整えられた店内には、昔の茶器もインテリアされていてノスタルジー感じるリゾート地のような空間になっています。

住所:台湾新北市瑞芳区崇文里市下巷20号 電話: 02−2496−0833

阿妹茶楼よりも高い位置にある、｢海悦樓茶坊｣は3階建てのカフェ。3階のテラス席に出ると、見渡すかたちで阿妹茶楼と九份の街並みが一望できます。さらに、山の向こうに広がる海まで見渡すことのできるこの場所は、撮影スポットとしておすすめ。ノスタルジーあふれる九份の街と美しい夜景、その先に広がる広大な自然を同時に堪能できるなんて、なんとも贅沢な気分になりますね。

撮影スポットとして抜群のお店ですが、お店の台湾茶も、もちろん人気!伝統ある茶器で、ゆっくりお茶を楽しみながら、九份の美しい夜景が写真におさめられるのは、うれしいポイント。お茶の他に、お食事メニューも用意されているので、眺望を楽しみながらディナーをいただくのもいいかもしれません。日本語のメニューもあるので、初めての方でも安心して注文できます。

住所:台湾新北市瑞芳鎮豎崎路31号 電話:02ｰ2496ｰ7733

趣ある木造の建物に、輝く赤提灯と一緒の赤い看板が目印の｢九戸茶語｣。台湾料理と中国茶の人気のレストランです。観光ツアーでも紹介されている九戸茶語は、いつも多くのお客さんで賑わっています。店内にも提灯が飾られていて、優しい明かりに心がほっと和みます。開放感のあるテラスからは、他の茶楼と九份の自然が臨めて、夜景を見るのにおすすめのお店!

住所:台湾新北市瑞芳區九份輕便路300号 電話: 02ｰ2406ｰ3388

たくさんのカフェや茶坊がある、九份のお店の中でも、特におしゃれで風情があると評判の｢九份茶坊｣。リゾート地を彷彿させるような、のんびりとした時間の流れる店内には、ヘルシーな台湾茶の甘い香りが、ほのかに漂っています。屋外のテラス席にでると、山に囲まれた九份ならではの眺望が美しい!豊かな自然と一緒に眺める夜景は、ひときわ輝いて見えます。

住所:台湾新北市瑞芳区基山街142号 電話:02ｰ2497-6487

高台の位置にある｢阿柑姨芋圓｣からは、九份の山々とその先に広がる海が絶景で、人気のポイント。台湾、九份を訪れたら、絶対食べておきたい芋圓。お芋からつくられたお団子は、もちもちの食感につるっとした喉越し。控えめの甘さがやみつきになる、さっぱりとしたおしるこのような感じのスイーツです。観光客で賑わうこのお店は混雑していることが多いですが、夕暮れ時や夜間は、窓際の席に座って夜景を眺めたいところ。

住所:台湾新北市瑞芳区豎崎路5号 電話：02ｰ2497ｰ6505

九份の人気に火をつけたといっても過言ではない映画、｢悲情城市｣に登場したことでも有名な｢小上海茶飯館｣。ノスタルジックな路地、豎崎路にあるこのお店は、風情のある外観が九份の街に同調していて、まるで映画の世界に入り込んだかのよう。地元の人もよく食べる、名物の飲茶や餃子が人気です。

お店の2階は、開放感のあるテラスのような作りになっています。赤提灯がひときわ輝く路地にある、小上海茶飯館からは美しい夜景とともに、行き交う人々の活気も感じられる場所。都会の喧騒とはまた違った人の賑わいがあたたかく、タイムスリップしたかのようなノスタルジックな気分が誘われるお店です。

住所:新北市瑞芳区九分豎崎路35号 電話:02ｰ2496ｰ0852

昼間の観光でも、ノスタルジーが誘われる不思議な魅力を持つ街ですが、輝く夜景が特に見どころな九份。そんな九份には、どうやったら行けるのでしょうか。ここからは台湾市内から九份までの簡単な行き方をご紹介します。乗り継ぎなしのアクセス方法は、初めての方でも利用しやすくおすすめです!

台北から九份までは直通のバスが走っています。台北市内、忠孝復興駅近くの瑠公圳公園バス停から1062番バスに乗ると、1時間半から2時間弱ほどで九份の入り口に到着します。料金は115元(約460円)と安く、乗り換えなどの必要もないのでおすすめ!日本語の案内板もあるので比較的利用しやすいです。駅周辺にタクシーが多く止まっているので、不安な方はちょっと贅沢な気分でタクシーを利用するのもありです。

木造のレトロな建物と景色で、日本人にはどこか懐かしく感じる九份は、ノスタルジー漂う不思議な魅力を持った街。そんな大きな街ではないですが、一度訪れるとまた来たくなるというのも納得です。人気の撮影スポットが徒歩圏内にある九份は、美しい夜景をいろいろな角度から、撮影できるのがうれしいポイント。輝く夜景をたくさん撮影して、旅の思い出にしてみてください。