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シンガポールMRT(地下鉄・電車)の乗り方!料金やチケットの種類など説明!

シンガポールMRT(地下鉄・電車)の乗り方!料金やチケットの種類など説明!
投稿日: 2017年6月5日最終更新日: 2020年10月7日

シンガポールへ出張や観光で行かれる方が少なくないと思います。なかでも、MRTを使うことが多いのではないでしょうか?今回は、シンガポールのMRTの乗り方やICカード、チケットの料金、観光に便利なチケットなどをご紹介いたします。

シンガポールのMRTについて見出し

シンガポールでは、MRT(地下鉄)、LRT、バスが大活躍しています。観光や出張で利用される方も多いと思います。路線も延伸や新たな路線ができるなど、拡大を続けています。今回は、MRT(地下鉄)で利用が可能なICカードやMRT(地下鉄)の乗り方を含め、ご紹介していきたいと思います。

シンガポールMRTの路線図見出し

現在の路線図

2017年6月現在のMRT(地下鉄)の路線図となります。"イーストウエストライン(East West Line)"、"ノースサウスライン(North South Line)"、"ノースイーストライン(North East Line)"、"サークルライン(Circle Line)"、"ダウンタウンライン(Downtown Line)"の5路線があります。ここ数年で路線が拡大し、2017年6月も"イーストウエストライン"が延伸予定となっています。

将来の路線図

将来のMRT(地下鉄)の路線計画です。2024年ぐらいには、この路線図のように、MRT(地下鉄)の路線ネットワークが拡大する計画となっています。なお、”ダウンタウンライン(Downtown Line)”の"Chinatown"からチャンギ国際空港に近い"Expo"までの区間は、2017年に延伸開業する予定となっています。

シンガポールMRTのチケットの種類見出し

シンガポールのMRT(地下鉄)には、スタンダードチケット、シンガポールツーリストパス、そしてICカードの利用という3つのタイプがあります。スタンダードチケットは、券売機で買う乗車券です。シンガポールツーリストパスは、乗り放題タイプのチケットとなります。これらについては、後述の項目で説明します。

シンガポールMRTでチケットを買う見出し

スタンダードチケットを買う

スタンダードチケットは、券売機で購入します。券売機では、日本語対応はしていないため、英語で操作することになります。券売機では、路線図か、駅名から目的地を選びます。路線図で表示すると比較的わかりやすいと思います。行き先を選ぶと片道(Single)の料金が表示されます。往復(Return)を選ぶと、往復の料金が表示され、記載された料金を入れると、チケットが出てきます。

スタンダードチケットを受け取る

スタンダードチケットは、ICカードに近いが、紙で作られたチケットが発券されます。以前は、スタンダードチケットと書かれたICカードが発券されましたが、現在のものに変更されました。このチケットは、最初に購入する際は、デポジット(10セント)がかかります。

スタンダードチケットを複数回利用する。

スタンダードチケットは、ICカードのため、再利用することができます。券売機でチケットを新たに購入する際も、同じスタンダードチケットを使いますが、最大6回までとなっています。3回まで使用すると、デポジット分の返金が可能になります。最大の6回まで使用すると10セントの割引が受けられます。

シンガポールMRTで使えるICカード見出し

EZ-Linkカード

2002年に導入された、EZ-Linkカードです。MRTやバス、ショッピングなどに活用できる点は、日本のICカードと大きく変わりません。システムが変わる前は、カードそのものに有効期限がついていましたが、現在は、そのようなものはなく、有効期限は、最後の使用日から約5年となっています。セントーサ島に行く際も、こちらのカードで乗車することが可能です。

NETS FlashPayカード

シンガポールの大手銀行が出資した決済を主に取り扱う企業が、発行しているカードが、NETS FlashPayです。こちらは、EZ-Linkと違い、有効期限が最後に使用してから約7年となっているのが特徴です。こちらも、EZ-Linkと同様に、ショッピングなどにも活用できます。

シンガポールMRTでICカードを買う見出し

EZ-Linkカードまたは、NETS FlashPayカードを購入したい場合、主要駅にあるTransitLinkオフィスや、セブンイレブンなどで購入ができます。発売額は、12ドルで、7ドル分が利用できる額としてチャージされています。なお、デポジットの5ドルは、返金されません。セブンイレブンでは、発売額が異なることがあります。

シンガポールMRTでICカードを使う見出し

改札機に、EZ-Linkカードや、NETS FlashPayをタッチします。残高があると、改札のゲートが開きます。残高があるのに、通過することができない場合は、"Please Top Up(チャージしてください)"と表示されます。MRTで改札を通過する際は、4ドル以上、残高が必要となっています。

EZ-Linkカード、NETS FlashPayカードのチャージは、駅にある券売機や、駅の窓口、セブンイレブンなどで取り扱っています。しかし、セブンイレブンなどでチャージをする場合は、別途手数料がかかることもあります。NETS FlashPayカードは、この他に、NETSと書かれた専用のチャージ機でもチャージができます。

チャージの方法は、2種類あり、現金または、クレジットカードが利用できます。現金チャージは、10ドルからしかチャージができません。また、駅の券売機によっては、10ドル以下の紙幣を使用してのチャージができないところもあるそうですので、ご注意ください。クレジットカードは、VISA、マスターカード、JCBに対応しています。

残高やカードの有効期限は、駅の券売機や、バス停で確認することができます。ICカードを券売機にあるICカードホルダーに置くと、残高および有効期限が表示されます。バスの場合は、カードのマークのあるところにタッチします。なお、券売機ではレシートとして印字することも可能です。EZ-Linkカードでは、インターネットで、カード番号を入力することで有効期限のみ確認ができます。

シンガポールMRTでチケットの料金体系見出し

MRTのスタンダードチケットの料金は、1ドル40セントから2ドル50セント(約110円から約200円)までの料金となっています。ICカードを使用した場合の料金は、77セントから2ドル2セント(約61円から約160円)までの料金です。スタンダードチケットに比べ、ICカードを利用すると3割から4割程度、安い料金で移動することができます。なお、1ドル80円として計算をしています。

シンガポールツーリストパスを買う①見出し

シンガポールツーリストパスは、MRT、バスが乗り放題になるチケットです。1日(10ドル)、2日(16ドル)、3日(20ドル)の3種類から選ぶことができます。レンタル保証金10ドルが追加で必要ですが、利用開始から5日以内で返却すると元に戻ります。返却しない場合は、EZ-Linkカードとして、引き続き利用することができます。また、シンガポールツーリストパスは、シンガポール在住の方も購入することができます。

シンガポールツーリストパスを買う②見出し

シンガポールツーリストパスを購入することができる場所は、"Changi Airpot"、"Orchard"、"Somerset"、"Bugis"、"City Hall"、"Raffles Place"、"Lavender"、"Chinatown"、"Bayfront"、"Harbour Front"、"Tanjong Pagar"、"Ang Mo Kio"、"Woodlands"、"Kranji"、"Jurong East"です。営業時間が駅によって異なりますのでご注意ください。

シンガポールMRTの乗り方見出し

MRTの乗り方は、日本と同様に、改札機にスタンダードチケットまたは、ICカード、シンガポールツーリストパスを"タッチ"します。MRTの改札機には、日本の改札機のように、きっぷを投入するところはありません。改札にタッチした場合、入口が開かない場合は、残高が足りない場合があります。

駅の改札付近やホームには、電車の行き先が表示されています。日本と異なるのは、電車があと何分で到着というサインのみというところです。ディスプレイタイプのものは、行き先や到着予定時刻とともに、広告も表示されています。発車時刻という厳密なことは、あまり考えない方がいいと思います。

ここからは、電車への乗り方についての注意事項です。"ノースイーストライン(North East Line)"、"サークルライン(Circle Line)"、"ダウンタウンライン(Downtown Line)"では、無人運転となっており、"Doors are closing"という言葉が流れ、警告音とともに、直ちにドアが閉まります。駆け込み乗車をしないようご注意ください。

MRTを利用する際の注意事項見出し

日本と違い、シンガポールのMRTを利用する際、注意事項がいくつかあります。日本でもあまり許容はされていませんが、ガムも含め、飲食は、駅構内および電車内では、禁止となっています。喫煙も駅構内では一切できません。日本ではこのようなマークはありませんが、ドリアンは、持ち込みが禁止となっています。これらを行なった場合は、罰金が課せられますのでお気をつけください。

MRTの駅構内にあるエスカレーターにも少し注意が必要です。日本の駅にあるエスカレーターと違い、速度が速くなっています。速度が速いことに驚くことがあるかもしれません。エスカレーターの乗り方は、東京や多くの地域と同じように、シンガポールでも左側に立ちましょう。

日本でもよくあることですが、シンガポールのMRTでも混雑することがあります。日本でも、”鞄を手に持ちましょうといった”といった、アナウンスがある鉄道会社もありますが、シンガポールでは、絵で表現されていて、車内にステッカーが貼られています。リュックは背負わず、手に持ちましょう。

シンガポールでMRTを活用しよう見出し

シンガポールのMRTについて、チケットや、ICカード、乗り方などについて紹介いたしました。日本とほぼ同じように利用することができるので、非常に便利です。ICカードは、MRT以外でも、ショッピングでも活用することができますので、日本のICカードのように利用したい場合は、活用してみてはいかがでしょうか。

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