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小牧城や周辺の城下町を観光しよう!気になるアクセス・駐車場情報まで!

小牧城や周辺の城下町を観光しよう!気になるアクセス・駐車場情報まで!
投稿日: 2017年6月7日最終更新日: 2020年10月7日

小牧山にはかつて織田信長が初めて築城し城主となった小牧山城がありました。現在は小牧山城にまつわる出土品や資料などを展示している博物館があります。小牧城と呼ばれるその姿は城郭そのもの。アクセス方法や小牧城周辺の人気観光スポットも必見です。

小牧山山頂の小牧城見出し

織田信長が築城し最初の城主になり、徳川家康が豊臣秀吉と対峙した際に家康が陣を構えていた小牧山城。現在は小牧山全体が城址公園となり、山頂には小牧城(小牧市歴史館)が建てられています。小牧城や周辺の城下町の観光スポット、アクセス、駐車場についてまとめました。小牧城の歴史についてもぜひご覧ください。

小牧城の周辺は昔から交通の要見出し

小牧城のある愛知県小牧市は名古屋市の北に位置し、古くから城下町や宿場町として発展し東西の人や物の往来が盛んに行われてきました。現在も東名高速道路と中央自動車道が合流地点や県営名古屋空港があり、各種物流のターミナルも存在し人や物の交通の要になっています。

小牧山から生まれたゆるキャラ見出し

夢に向かって挑戦するお相撲さん、「こまき山」を小牧市内の各観光地で会えるかもしれません。Facebookで活動している日(巡業)をチェックできます。一生懸命で負けず嫌いな男らしい性格ですが、語尾に「コマ」をつける口癖がかわいいですね。絵本やパソコンの壁紙などのグッズもあります。

小牧城の紹介はこちら!見出し

小牧市歴史館は名古屋市在住の実業家の平松茂氏(故人)が個人の資産をかけて建設し、昭和43年3月に小牧市へ寄贈されました。最上階は天守閣を模した設計で、小牧山の下から見上げるとまさに山頂に城が建っているようです。内装は木造の城をイメージしていて雰囲気を楽しみながら館内を見学できます。

1階は江戸時代の甲冑や刀剣、銅銭など小牧山全体に関する展示しています。2階は小牧山遺跡から発掘された土石器や銅鏡などの出土品や小牧長久手の戦いを描写したパネルや古文書などの古戦場としての展示しています。3階は休憩所、4階は模擬天守閣の展望室からは周辺市街地を見渡せます。まるで城主になった気分を味わえますよ。

開館時間は午前9時から午後4時30まで。休館日は毎週第3木曜日(祝日の場合は翌日)です。入場料は大人100円、小人30円 で土日祝日は小人無料となっております。館内は喫煙、飲食、写真撮影は禁止になっているのでご注意ください。夜は小牧城がライトアップされ、昼間とは違う雰囲気がでています。

住所:愛知県小牧市堀の内1丁目1番地 電話番号:0568-72-0712

小牧城は桜の名所見出し

春の小牧城は桜の名所でもあります。ソメイヨシノやカンザン、シダレザクラ、ウコンなど約1200本もの桜が咲いています。桜の開花時期は3月下旬から4月上旬。4月上旬には「小牧山さくらまつり」が開催され毎年11万人以上の花見見物客で賑わいます。午後6時から午後21時まで小牧城とともに夜桜のライトアップも行っています。

小牧城の駐車場やアクセス方法はこちら見出し

駐車場情報

一番近く利用しやすい駐車場は、「小牧警察署前」の信号にある「小牧山北駐車場」で50台分駐車できます。利用料金は最初の2時間は無料ですがその後30分毎100円追加されます。小牧山南側の駐車場はバス専用の駐車場となっています。駐車場から標高86メートルの小牧城までは約30分ほど歩きます。

アクセス方法

お車でお越しの方は小牧IC小牧北出口より車で5分。バスでお越しの方は名鉄バスおよび小牧巡回バス「小牧市役所前」下車徒歩10分です。電車でお越しの方は名鉄小牧線「小牧駅」から西へ1.9キロ(徒歩25分)。山頂までは約30分歩きます。特に電車でアクセスされる方は歩きやすい靴や服装がいいでしょう。

小牧山城と織田信長見出し

織田信長が築城し最初の城主に

桶狭間の戦いで今川義元を破り尾張国内をほぼ手中に入れ、三河の徳川家康と同盟を結んでいよいよ隣の美濃に攻め入ろうとしているころ、小牧山城が築城されました。永禄6年(1563年)、当時の信長の居城であった清州城から小牧山城へ移転し城主となりいよいよ国外へと侵攻を始めていきます。城下町もこのころ作られました。

美濃攻めの後廃城に

小牧山城を築城した後、信長は斉藤龍興が城主の稲荷山城(現在の岐阜城)を攻め落とし美濃も治めます。その後は稲荷山城から岐阜城と城の名前を改め、岐阜城を本拠地にしました。そのため城主がいなくなり築城からわずか4年で小牧山城は廃城となってしまいます。城下町はそのまま存続しました。

小牧山全体を利用した山城

小牧山城が築城された当時は、堀と土塁で城を守る形が一般的でした。しかし、信長は城の主郭付近に石垣を築くという当時としては考えられない時代を先取りした城の設計をしていました。この時作られた石垣はおそらく日本で最も古いものと言われ現在も保存されています。

小牧長久手の戦いでは家康の本陣に見出し

時は流れて本能寺の変の後、織田信雄と手を組んだ家康と秀吉が激突し小牧長久手の戦いが起こります。家康は秀吉より先に小牧山城に目をつけ小牧山周辺に土塁を作るなど改修し本陣を置き、秀吉は現在の国宝犬山城へ入城しました。この時、秀吉は小牧山城に陣を置けなかったことをとても悔しがっていたというエピソードが残っています。

現在は城址公園見出し

小牧長久手の戦いの後、再び廃城となった小牧山城は江戸時代に入っても、尾張徳川家の領地として保護、管理されていきました。小牧山は明治維新後も尾張徳川家の領地でしたが、国に寄付されました。現在でも石垣、土塁、空堀、井戸跡、曲輪、虎口や若干の石垣などが残る城址公園となっています。

続日本100名城に選出見出し

毎年4月6日は城の日です。2017年城の日に「続日本100名城」が発表されました。前回の日本100名城は熊本城や姫路城などの規模が大きいメジャーな城が目立ちましたが、続日本100名城では規模が小さい城も選出されています。城主の信長公も喜んでいるかもしれませんね。

小牧城の城下町の歴史見出し

上街道を整備し小牧宿が発展

江戸時代に入ると尾張藩は木曽(長野県)と名古屋間でアクセスしやすいように「上街道」を整備し、途中の小牧では小牧山の南側にあった旧城下町(堀の内付近)を街道の通る東側へ移転させて宿場町「小牧宿」を整備しました。本陣も置かれ江崎家が代々管理しました。後に小牧代官所も置かれ町は発展します。

現在も当時の商家が残る

のちに名古屋から中山道にある大井宿へより短距離で行き来できる「下街道」が整備されると次第に「上街道」の利用者が減少し小牧宿も衰退していきます。旧小牧宿は現在の小牧4丁目にあり、江戸期に建てられた商家が何件か整備保存されています。屋根に「屋根神様」という防火の神様を祀った社(やしろ)があり当時の文化を見ることができます。

小牧城周辺の観光スポットはこちら!見出し

小牧山稲荷神社

小牧城から下りてきて馬場を過ぎた右側に小牧山稲荷神社があります。尾張の北を治めていた吉五郎という200匹の子分を持った狐の大親分を祀った神社です。吉五郎親分は美女に化けて城下町などで若い男からお金や食べ物をだまし取っていたという言い伝えが残っています。全国でも珍しく狐が狛犬の代わりに鎮座しています。

小牧山北駐車場からは反対の位置になります。稲荷神社には欠かせない赤色の鳥居もキレイに保存されています。秋になるとイチョウの紅葉とのコントラストが非常に美しいです。神社の一角には、持ち上げたときに軽ければ願いがかなうという「重軽石(おもかるいし)」があります。

市民四季の森

大型遊具や大きなソリ滑りの坂、ちびっこ動物村があり家族連れで楽しめる公園です。バラ、アジサイや紅葉など季節ごとの自然を楽しみながら散策できます。開園時間は1年を通して午前9時からで、閉園時間は10月から2月は午後5時、3月から5月は午後6時まで、6月から9月までは午後7時になっています。

住所:愛知県小牧市大字大草5786-1 電話番号:0568-78-4554

メナード美術館

日本メナード化粧品株式会社を創業した野々川夫妻のコレクションが展示されている美術館です。19世紀後半から20世紀の西洋絵画や日本画、彫刻など幅広く展示してあります。ピカソ、ゴッホ、ルノワール、マネなど世界的に有名で評価の高い画家の作品が間近で見ることができます。館内は広くないですが、ゆったりと観賞できるようです。

住所:愛知県小牧市小牧5-250 電話番号:0568-75-5787

自然と歴史を感じる小牧城見出し

小牧山の観光スポットと言えばやはり小牧城ですが、小牧山の周辺には古い時代の名残を残す神社や商家、だけでなく近代的な美術館などの観光スポットもたくさんありますよ。アクセスしやすく1日でたくさん回ることができるのも魅力です。戦国三英傑とゆかりのある小牧山にぜひ一度足を運んでみてください。

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投稿日: 2017年6月7日最終更新日: 2020年10月7日

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