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バトゥ洞窟への行き方は?気になるアクセス情報や料金・時間までまとめてご紹介

バトゥ洞窟への行き方は?気になるアクセス情報や料金・時間までまとめてご紹介
投稿日: 2017年6月23日最終更新日: 2020年10月7日

マレーシアの首都クアラルンプールにほど近い州のバトゥ・ケーブス町は、ヒンドゥー教の聖地とされています。その町には巨大なバトゥ洞窟があります。そのバトゥ洞窟ではヒンドゥー教の大祭等も行われます。洞窟への行き方や詳細をまとめてご紹介して行きたいと思います。

マレーシア「バトゥ洞窟」って?見出し

「バトゥ洞窟」は、マレーシアの首都クアラルンプールのバトゥ洞窟(Batu Caves)町にあるとてつもなく巨大な洞窟です。ちょっと普通の洞窟とは様子が違って、特別な場所となっている様です。一体どんな風に違っているのでしょうか。今回はそんな「バトゥ洞窟」の行き方やアクセス情報と詳細等をまとめてご紹介して行きたいと思います。

マレーシア「バトゥ洞窟」へのアクセス見出し

公共機関を利用しての「バトゥ洞窟」への行き方は、クアラルンプール駅からKTMコミューター(電鉄)で向かいます。クアラルンプール駅から乗車し、「バトゥ洞窟駅」Batu Cavesで下車します。バドゥ洞窟駅は終着駅なので分かり易くていいですね。電車の本数は1時間に2~3本位ですが、乗り換えも無くて行く事が出来るのでKTMを利用しての行き方がお勧めです。数年前から「バトゥ洞窟」までアクセス出来る様になって便利になったそうです。

クアラルンプール駅から「バトゥ洞窟駅」までの所要時間は、約30分程です。電車の走行スピードは、日本の電車と比べて随分ゆっくりですが、1本で行けるので便利だと思います。クアラルンプール郊外の景色をのんびり眺めていたらあっという間に着いてしまうと思います。参考までにですが駅のトイレは料金がかかります。

マレーシア「バトゥ洞窟」入場料金など詳細見出し

「バトゥ洞窟」の営業時間は、現地時間の午前8時から午後7時までとなっています。年中無休で入場料金も無料、予約等はしなくても入場出来る様になっています。観光客にとって、年中無休なのは助かりますね。周辺には有料料金の洞窟が二か所あります。ちなみに洞窟内の観光所要時間は、約1時間半から2時間程度です。

マレーシア「バトゥ洞窟」神様と試練見出し

「バトゥ洞窟駅」を出て先程の仏像の方へ進むと、直ぐにこの巨大な仏像の所に着きます。このスカンダ像は42.7mも有るそうで、世界で一二の高さだと言う事です。全身金色でかなりインパクトのある像ですが、願いを叶えてくれる神様だそうです。この階段の途中に、洞窟探検が出来る有料料金の洞窟も有るので行き方を間違えないで下さいね。

それは、この気が遠くなる様な段数の階段です。この階段を登り切らないと目的の「バトゥ洞窟」にはアクセス出来ないのです。年中無休で入場料も無料、と喜んでいる場合ではありませんね。この階段は全部で272段あって、ひたすら登り続けなければなりません。クアラルンプール駅からのアクセスも良いですし、足腰が丈夫でない方はスカンダ像とこの長い階段をバックに写真を撮るだけでも記念になると思います。

マレーシア「バトゥ洞窟」について見出し

272段の階段を登り切った所に「バトゥ洞窟」の入り口があります。中は広くなっていて又その先にも階段があります。内部は石灰岩で出来ていて、約4億年前の物だそうです。そんな大昔に出来た物を目の当たりに見る事が出来るなんてすばらしいですね。湿って滑り易い箇所が多いので歩き易い履物と服装で行かれる事をお勧めします。

ヒンドゥー教聖地「マレーシア洞窟ヒンドゥー教聖地」見出し

広場の先は又階段が続いていて、上り詰めると太陽の光が差し込む場所に信者の礼拝所があります。岩に囲まれた中ですが太陽光が神々しい神聖な雰囲気の場所です。ヒンドゥー教の聖地だけあって、信者の人が多く訪れる神聖な洞窟です。ただの洞窟とは違いますね。

マレーシア「バトゥ洞窟」内でお祭?見出し

「バトゥ洞窟」が人で一杯になっています。これはヒンドゥー教の神を称えるお祭り「タイプ―サム祭」の様子です。毎年1月下旬から2月上旬に行われます。奇祭とも呼ばれているこの「タイプ―サム祭」は、ちょっと奇抜なお祭りです。

マレーシア「バドゥ洞窟」タイプ―サムの見所見出し

1月下旬から2月上旬に行われヒンドゥー教のお祭り「タイプ―サム祭」には沢山のヒンドゥー教信者が集まります。観光客も加わって物凄い数の人々で、「バトゥ洞窟」の中は埋め尽くされます。このお祭りは、早朝から始まって深夜まで続くそうです。マレーシアにはインド系の人々はそれ程多くないのですが、ここはインドかと錯覚するほどインド系の人々が集まって来ます。

このお祭りがなぜ奇祭と言われるかと言えば、ご覧の通り顔に太い串を刺したり、身体にフックを引っ掛けて果物や飾りを無数にぶら下げたりしています。無数のフックを背中に刺し山車を引いたりと見ている方が痛くなる様な苦行を行って神様に感謝の気持ちを表すのです。

この世界一痛いお祭りは、マレーシアのチャイナタウンのヒンドゥー教の寺院を出発し「バトゥ洞窟」までお神輿を担いでやって来るのです。信者は我こそはと、より痛々しい事をしようとエスカレートするので、本国のインドでは禁止されているそうです。未だにこの様な事が行われている何て凄いですね。興味のある方はどうぞ現場でお楽しみ下さい。

マレーシア「バトゥ洞窟」見た事も無い洞窟見出し

洞窟と言って思い浮かべるのは、狭くて暗くてと言ったイメージですが「バトゥ洞窟」は違っています。中はとてつもなく広々としていて、洞窟の中にいる事を忘れてしまいそうな程広いのです。入り口に近い付近には、お土産物屋さんや、冷たい飲み物を売っているお店もあります。あの長い階段を登った後は、何か冷たい物を飲みたくなりますね。

洞窟を登り詰めると天から光が差す場所に辿り着きます。ヒンドゥー教の神様が奉ってあるだけに、天から差し込む光は神々しいでしょうね。パワースポットと言っても過言ではないでしょう。様々な神様の像や絵を見て歩くだけでも値打ちがあると思います。「タイプーサム祭」が行われていない時は、静かな観光地ですのでゆっくりと内部の様子を見学出来て人気の観光地です。

もう一つの洞窟「ラマヤナ洞窟」見出し

「バトゥ洞窟駅」を降りたらすぐにカラフルな仏像が在ると言いました。そのすぐ傍に有料の洞窟があるので、行き方を間違えない様にして下さいね。と言ってもこちらの「ラマヤナ洞窟」も地元では人気の観光地なので、体力のある方は両方観光されると良いと思います。

こちらの「ラマヤナ洞窟」は、「バトゥ洞窟」と違って洞窟らしい雰囲気の中を展示物を眺めながら進んで行く感じです。洞窟の中は、ヒンドゥー教の経典の中のラーマ王子の物語が展示されていて見応えがあります。テーマパークの展示を見ている様なそんな感じで楽しめます。子供さん連れだったらこちらの方が人気化も知れませんね。料金もそれ程かかりませんのでお勧めです。

奥まで進んで行くと階段で上の方まで登る事が来ます。洞内は滑り易いので吐き慣れた靴、動きやすい服装で行かれる事をお勧めします。上から下を見下ろすと、こんな感じで別世界が楽しめます。壮大で神聖な「バトゥ洞窟」とコンパクトで可愛い感じの「ラマヤナ洞窟」、アクセスは同じですので両方楽しめると良いですね。

マレーシア「バトゥ洞窟」猿にご注意!見出し

「バトゥ洞窟駅」に着いて歩き出すと、可愛いお猿さんに出くわします。子ザルを抱いた母親の姿も見かける事があります。お猿さんの親子って可愛いですよね。動物園でも人気者のお猿さんです。駅から「バトゥ洞窟」の階段の辺りはそんなお猿さんが沢山います。

でも、このお猿さんには要注意なのです。観光客に慣れ過ぎたお猿さんは、観光客の目を盗んでは、食べ物や飲み物を奪い取ってしまうんですよ。とてもイタズラ好きなので、油断は禁物なのです。階段を登ったらきっとのどが渇くだろう、と買っていたジュースを奪われ飲めなかった人も続出です。

マレーシア「バトゥ洞窟」面白看板見出し

「バトゥ洞窟」へのアクセス階段には、この様な看板が立っているそうです。エクササイズ禁止ってどういう事でしょう。それは、この長い階段を利用して運動をする人が多いそうなんです。観光客の妨げになってはいけないと設置されてる様です。運動をしている人にとっては、この苦行の様な階段も人気なのですね。

マレーシア「バトゥ洞窟」へ行こう見出し

「バトゥ洞窟」の行き方や入場料金の事など、気になる事を紹介して来ましたが如何でしたでしょうか。年に一度刺激的なヒンドゥー教の祭典も「バトゥ洞窟」内で行われる事が分かりました。興味のある方はその時期を狙って観光してみて下さいね。あと、有料の洞窟も二つご紹介しました。ぜひ、楽しいマレーシア観光をされて下さいね。

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投稿日: 2017年6月23日最終更新日: 2020年10月7日

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