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「フルーティアふくしま」は走るカフェ列車!予約や料金・人気の秘密を紹介!

「フルーティアふくしま」は走るカフェ列車!予約や料金・人気の秘密を紹介!
投稿日: 2017年10月29日最終更新日: 2020年10月8日

「フルーティアふくしま」は「走るカフェ」をコンセプトに福島県産のフルーツだけを使ったオリジナルスイーツを味わいながら、優雅な時間と空間を満喫できる観光列車です。今回はその「フルーティアふくしま」の人気の秘密とおすすめを紹介します。

「フルーティアふくしま」に乗ろう見出し

「乗ること」自体を目的にした観光列車が近年、各地に登場しています。「フルーティアふくしま」はフルーツ王国である福島の観光列車です。「走るカフェ」をコンセプトに車窓を楽しみながら福島県産のフルーツだけを使ったスイーツを楽しむことができる列車です。今回は、そんな「フルーティアふくしま」の人気の秘密や予約の仕方、おすすめポイントを紹介します。

「フルーティアふくしま」ってどんな列車?見出し

「フルーティアふくしま」は2015年4月25日(土)にJR東日本が運行を開始しました。コンセプトは「走るカフェ」で「フルーティア」というのは、車内で提供されるオリジナルスイーツに使う果物の「フルーツ」と、基本コンセプトであるの「カフェ」をイメージさせるお茶の「ティー」を組み合わせたものです。車両のボディについているシンボルマークもティーポットやフルーツがデザインされています。

西洋モダンなレトロな雰囲気のおしゃれなカフェをイメージして、外装は赤レンガと黒の漆喰をイメージしたデザインで、内装は会津塗の持つ質感が基本となっていて、優雅な雰囲気を演出しています。ウェイトレスの制服も西洋モダンを意識していて、大正時代にタイムスリップしたような気分になります。

列車は2両編成で、ゆったりとした雰囲気の中でスイーツと会話を楽しめるように設計されていて、1号車にカフェカウンターの席、2号車にボックスのテーブル席になっています。1号車のカフェカウンターでは、福島県のお菓子やお酒なども販売していて、窓の景色を楽しみながらスイーツを味わうことができるのでとても人気がありおすすめです。

「フルーティアふくしま」ってどこを走っているの?見出し

「フルーティアふくしま」は、4月から11月まではJR磐越西線の郡山駅から会津若松駅の区間を1日2往復運行しています。郡山駅は東北新幹線の停車駅で、東京駅から1時間20分程度、仙台駅から40分程度と、アクセスも抜群に便利な場所にあります。また、12月から3月まで冬季限定でJR東北本線の仙台駅から郡山駅の区間を1日往復運行します。

「フルーティアふくしま」の予約をするには?見出し

「フルーティアふくしま」に乗るには事前の予約が必要ですが、非常に人気高いので、早々に予約が埋まってしまうことも珍しくありません。きっぷのみの販売はされておらず、すべての座席がスイーツ付きの旅行商品として販売されていています。予約は「びゅうプラザ」または「びゅう予約センター東北」でできます。

「フルーティアふくしま」の現地発着プランの料金は郡山駅から会津若松駅まで2名利用で大人1名料金4800円、子ども1名料金3800円です。郡山駅から仙台駅までは大人1名料金5400円、子ども1名料金4400円です。1名利用の場合はそれぞれ料金の200円増しになります。往復のJR券とフルーツセットに1000円の会津共通クーポンが付いた料金がお得な「フルーティアふくしま」の日帰りプランもあります。

鉄道ファンにも人気の「フルーティアふくしま」見出し

「フルーティアふくしま」が走る磐越西線は、鉄道ファンの間でも人気の高い路線のひとつです。街並みが広がる郡山駅から峠を越えて会津若松に向かう途中雄大な磐梯山を臨むことができ、いわゆる「乗り鉄」にも「撮り鉄」にも人気です。また、磐越西線は、豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」のルートになっていて運が良ければすれ違ってみることができます。

「フルーティアふくしま」の車両はどうなっているの?見出し

「フルーティアふくしま」の郡山駅から会津若松駅間における所要時間は、およそ1時間程度です。コンセプトの通り、ちょっとカフェでひと休みする感覚で利用することができます。1号車は車両全長にわたる大きく伸びやかなカウンター席となっていて、アイスコーヒーやアイスティーをドリンクバーで自由に飲むことができ、フルーティア限定のオリジナルグッズの販売も行われています。

2号車は2名掛けと4名掛けのボックスシートと、1名掛けのシートがあり、椅子は窓の方へむかって少し斜めに配置されているので、景色が眺めやすくなっています。車内サービスを担当するアテンダントが乗車していて、オリジナルスイーツとホットコーヒーなどのドリンク類がセットになった「スイーツセット」をを楽しみながら優雅なひとときを過ごすことができるのでとても人気があり、おすすめです。

「フルーティアふくしま」のスイーツはどんなものがあるの?見出し

「フルーティアふくしま」のオリジナルスイーツを作っているのは郡山市に本店があるフルーツタルト専門店「フルーツピークス」です。旬に収穫され、完熟を迎えるわずかな美味しさのピークを楽しんでもらうことをモットーに、果物王国福島が育んだ旬のフルーツを贅沢に使っています。

素材であるフルーツの魅力を最大限に引き出したフルーツタルトは、クリームも生地もすべて手作りで、季節によりその姿を変化させる磐梯山を眺めながら、旬に合わせた「フルーティアふくしま」だけでしか味わえないスイーツタルトが2種類楽しめます。季節ごとに旬のスイーツが味わえるので何回乗っても飽きることはありません。

「フルーティアふくしま」で味わえるのは、オリジナルスイーツだけではありません。果汁100%の桃ジュースも味わうことができます。その名も「桃の恵み」。桃をそのまま丸かじりしたような、みずみずしくて甘い桃の味が口いっぱいに広がります。この桃ジュースを飲むと、ほかの桃ジュースが飲めなくなるという人も少なくありません。

「フルーティアふくしま」のおすすめのお土産は?見出し

1号車両のカフェカウンターでは福島県内のお菓子やアルコール類などのほかに、「フルーティアふくしま」のオリジナルグッズも販売されています。特にお土産としておすすめなのが、「フルーティアふくしま」のロゴマークが描かれたグッズです。スプーンとフォークのセットやファイルやノートなどもあります。

「フルーティアふくしま」に乗って会津若松を観光しよう見出し

会津若松を観光するなら周遊バスの「あかべぇ」と「ハイカラさん」を利用するのがおすすめです。周遊バスはJR会津若松駅を起点にして主要観光スポットを循環していて、乗車料金は1回210円ですが1日フリー乗車券を500円で購入できるのでとてもお得です。周遊バスは30分間隔で運行しています。

鶴ヶ城

今から約630年ほど前に葦名直盛が築いたのがはじまりと言われ、戊辰戦争で新政府軍の激しい攻撃を前に1ヶ月間も籠城しましたが落城しませんでしたので、難攻不落の名城としてうたわれています。明治7年に石垣だけを残して取り壊されましたが、平成23年春には赤瓦への葺き替えが完了し、日本で唯一の赤瓦の天守閣となりました。

さざえ堂

白虎隊自刃の地として知られる飯盛山にある仏堂は、さざえに似ていることから「さざえ堂」と呼ばれていますが、正式名称は「円通三匝堂」といいます。ニ重螺旋のスロープに沿って西国三十三観音像が安置されていて、お堂に登り、一巡すれば、西国観音札所の巡礼を終えたことになるそうです。

赤べこ絵付け体験

会津を代表する伝統的な民芸品「赤べこ」は愛らしい表情をした赤い牛のおもちゃです。お寺の建設に力を尽くした赤牛の伝説を基にして作られました。頭の部分に触れると振り子のように首が動くのがとてもユニークですよね。厄除けのお守りとしても人気のある赤べこの絵付けは会津若松市内の施設で体験できます。

喜多方ラーメン

福島のラーメンと言えば喜多方ラーメンですね。日本三大ラーメンのひとつであっさりとした醤油ベースのスープとちぢれ麺が特徴のラーメンです。喜多方市には朝にラーメンを食べる文化があります。また、スープがなくなり次第お店は閉店してしまうので、人気の店は午前中で閉まってしまうお店もあります。

フルーツ狩り

豊な自然に抱かれた北会津地区に点在する農園では、1月からのイチゴ狩りに始まり、6月はサクランボ狩り、7月から8月まではブルーベリー、桃狩り、ブドウ狩りなど、秋まで様々なフルーツ狩りを開催していて、四季を通してフルーツ狩りと体験農業が楽しめます。果物の種類により、農園が異なるので、事前にお問い合わせをして予約をしてから行くのがおすすめです。

「フルーティアふくしま」に乗って福島を満喫しよう見出し

福島県は、全国でも指折りの果物が美味しい県です。春のいちご、夏の桃、秋のりんご、冬の柿など、一年を通じて美味しい果物を味わうことができます。そんな福島県産のフルーツだけをを贅沢に使用したオリジナルスイーツを走るカフェ「フルーティアふくしま」に揺られながら優雅に楽しんでみてはいかがでしょうか。

福島で人気のお土産TOP17!買うものに困った時におすすめ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
福島で人気のお土産TOP17!買うものに困った時におすすめ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
福島県には、いわき・郡山・会津・相馬など、見どころがいっぱい。東北新幹線で東京から80分で郡山へ。そこから乗換えて各方面に行け、お土産もいろいろあります。今日はそんな福島で人気のお土産TOP17を地域別にご紹介します。迷った時にはこちらをどうぞ。

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