猪苗代湖のおすすめ観光スポットは？人気グルメやアクティビティ情報も満載！

日本一大きい湖と言えば琵琶湖ですが、四番目に大きい湖は何処かわかりますか?その湖とはすなわち、猪苗代湖です。この湖は福島県のど真ん中に位置していて、「若松っつん」で有名な会津若松の近くにあります。こんな湖があなたの近くにあったらつい感動しちゃいますよね?今回は猪苗代湖の観光スポットをまとめて紹介します。

猪苗代湖は会津若松市、郡山に面している湖で、その巨大さは海を彷彿させます。その大きさに関わらず標高が500メートル以上で、透明度もかなり高いです。四季にも富んでおり、冬には白鳥、秋には紅葉を楽しめます。猪苗代湖は昔から馴染み深く、江戸時代には湖を使った交通が発展したほどです。猪苗代湖はその魅力ゆえに福島県のシンボルとして親しまれているのです。

歴史の教科書で誰もが知っている野口英世。実は彼は福島の猪苗代湖のほとりで生まれたのです。野口英世記念館は生家エリアなどその英世にまつわる展示しているところです。生家エリアでは幼少期の英世が大火傷を負った囲炉裏を再現されています。英世は1000円札のお札のイメージがありますが、記念館では医者としての一面も観れるのが魅力です。

磐梯高原の南ヶ岡牧場は年中無料で、酪農家が運営している観光スポットです。ここの酪農家はガーンジィ牛と呼ばれるイギリスの動物を飼っています。ガーンジィ牛から出る牛乳はイギリスでは貴重とされ、日本であまり観られないレア物です。福島旅行で美味しい牛乳を飲みたい人にはおすすめの絶品です。南ヶ岡牧場は那須高原にもありますが、その福島県バージョンがこの牧場です。

冬の福島旅行には欠かせない超人気スポットで、猪苗代湖スキー界の代表と言えます。その歴史はかなり古く、戦後間もない1948年に県営としてスタートしました。その後は国営への転換、ナイター整備といった濃い歴史を経てきました。ここでは天の庭コースやふりこ坂コース、東ゲレンデなど難易度別のコースが多数あります。しかも高速道路までのアクセスが近いので、猪苗代湖に着いて早々行きたいところです。

磐梯山は猪苗代湖周辺のみならず、福島県民ならご存知の百名山です。標高は1816メートルで、春でも雪が多く残ります。雪が溶ける頃には高山植物がたくさん観れるのも魅力的です。その威容から猪苗代湖と共に福島県のシンボルと知られています。また、雄国沼湿原では氷河時代の痕跡が楽しめます。大昔から山岳信仰の一大聖地として注目され、山の麓には寺院が建てられたほどです。

磐梯山は一見雄大な山に見えますが、実は3つの峰からなる複合的な火山です。その活動は更新世から始まり、特に明治期の1888年には大きな山体崩壊を引き起こしました。その被害は甚大なもので、400人以上の犠牲者が出たと言われています。当時の長瀬川に噴火の影響からか天然ダムが作られ、洪水が頻繁に起こりました。また、裏磐梯には湖が形成されました。

磐梯高原には数少ないハーブ園が堪能できるところで、リステル猪苗代のホテルの近くに位置しています。ハーブの種類はなんと500以上で、ラベンダーなどの多様な花が季節ごとに鑑賞できます。昼食としては、磐梯山をモチーフにしたカレーなど人気グルメが楽しめます。開いている期間はだいたい4月から10月の春から秋の期間で、冬は立ち入れません。

この美術館は諸橋庭蔵によって開館された博物館で、スペインの有名画家サルバードル・ダリの絵画が収集されています。ダリ絵画は世界的に有名ですが、ダリを専門にしている美術館はここ諸橋近代美術館だけです。美術館の建物自体も中世ヨーロッパをモデルにしています。そのほかにもポールセザンヌやピカソの作品も展示されています。

天鏡閣とは明治から大正にかけて皇族の別荘として使われたところです。建物は明治時代らしく洋風を取り入れていて、ビリヤード室やシャンデリアも造られています。皇族にとってなじみ深いところで、あの昭和天皇も乗っていた馬車を懐かしがっていたほどです。明治時代のドレス着替えを体験したり、ティーカップを用いたグルメも堪能できます。

この船に乗るだけで猪苗代湖の雄大さを体感できます。乗れる船はかめや白鳥をモチーフににしています。定期と予約の二つのコースがあり、それぞれで違った味わいも楽しめます。冬には中止されますが、本物のカモが大勢飛来してきます。春の桜や秋の紅葉とセットで湖を遊覧できるのも味わい深いです。ナイトクルージングなども船でのパーティーもできます。

このグルメ店はレイクサイドホテルみなとやの中にあり、宿泊とセットで食事を楽しめます。店の主人は中華料理の技術に長けた一流料理人です。定食メニューに西湖オリジナルのラーメン、麻婆丼などメニューは様々です。さらにデリバリサービスも展開しており、30分以内の場所であれば注文できます。

猪苗代湖グルメでラーメン食べ放題したいなら「河京ラーメン館猪苗代店」がおすすめです。このラーメン店では味噌ラーメンやじゃじゃ麵、辛みそラーメンなどバラエティ豊かな味を楽しめます。店の中はかなり広く、座席がなんと120席と多めです。サイドメニューも豊富で餃子はもちろんケーキもあります。

地元の人なら知らない人はいない隠れグルメ店で、本格的なそばを味わえます。店主とおかみさんの少数精鋭ですが、二人が作るグルメは味が濃厚です。かなり麺が太く、そば独特の冷たさが魅力的です。名前の通り気まぐれに営業していますが、もし営業している時間に来れたらラッキーです。GWか夏休みに来ればそばの涼しさを楽しめます。

清作茶屋は猪苗代湖のほとりで昼食をとるにはおすすめのグルメスポットです。会津料理を主に扱っていて、特に「庄助そば」が人気です。このそばは納豆やきのこやとろろを合わせています。庄助の名は「会津磐梯山」に登場する小原庄助から由来しています。ここは野口英世記念館の近くにあるので、セットで清作茶屋に行くのをおすすめします。猪苗代ICから5分で行かれるところでもあります。

ラネージュはそばとどんぶりを専門にしたところで、猪苗代湖グルメには欠かせない有名店です。その料理技術は極めて高度と言えるもので、太さや色、味を丁寧に調節されています。カレーうどんやざるうどんなどのメニューが人気です。喫茶店のような外装をしていますが、ふたを開けたら超絶美味しい料理を味わえます。

「フォレストリゾート猪苗代四季の里」は地下1500メートルの湧水を利用しているホテルです。料金も安い上に豪華な朝料理や夕食、そしてお酒も堪能できます。浴場もかなり居心地がよく、露天風呂がないとは言え十分に疲れを癒せます。野口英世記念館にも近いので、観光スポット巡りの拠点としても活用できるのも見所です。

静楓亭は完全なる天然風呂で、露天風呂までついています。露天風呂は面積がかなり広く、その上に猪苗代湖の自然を堪能できます。風呂は地下から組み上げられたもので、加熱もありません。さらにはスロープやエレベーターなどバリアフリー設備も充実しています。温泉旅行が好きな人はぜひこの静楓亭に行ってみるといいでしょう。料理も食材を厳選しているのでおすすめです。

磐梯高原の有名ホテルで露天風呂や美味しい食事が用意されています。グランドサンピアの露天風呂は静楓亭と同様天然風呂で、猪苗代湖を入浴中に眺められます。ホテルには珍しくプールもついているので、リゾート気分を確実に味わえるのが魅力です。近くには猪苗代リゾートスキー場や磐梯ロープウェイなどの観光スポットもあります。どれも有名なので行くのがおすすめでしょう。

猪苗代観光ホテルは猪苗代ICの近くにあり、標高750メートルの涼しさを味わえるスポットです。ホテルの温泉は「はやま温泉」と呼ばれています。大浴場に貸切風呂と様々なタイプがあり、切り傷や冷え症に大きな効果を持ちます。プランも結構多く、イナカンスペシャルや素泊まりなど好みに合わせて選べます。ゲームコーナーや卓球など施設が充実しているのも魅力的です。

このホテルは猪苗代湖のみならず福島県の中でも人気を誇っている優雅な場所です。スポット内には「ウイングタワー」というヨーロッパ風の高級ホテルが建っています。オリエンタルツインやロイヤルスイートなど様々な部屋を選べる上に、四季を見られるなど高級感抜群です。リステルパークでハーブ園やバーベキューなどアクティビティなものも一緒に楽しめます。

この観光スポットは釣りや水族館、バーベキューハウスなど色々なアクティビティを楽しめるところです。ここではイワナなど魚を捕まえることができ、焼いてご飯にすることもできます。営業期間は7月下旬から8月下旬まででちょうど夏休みに当たります。特に魚つかみどり池広場は団体予約でも行けるので、学校の修学旅行にはおすすめです。

小田養魚場はニジマス釣りを専門とした釣り場です。ここはニジマスの養殖をメインでやってます。そのニジマスは自然豊かで何の汚れもない環境で育っていきます。その環境こそ、良いニジマスに育てているのです。釣ったニジマスはから揚げにして食べれます。ちなみに家に持ち帰ることもできるので、家で味わうのもアリです。

この釣りスポットは季節を問わず営業しているところで、ニジマスなど多くの魚が釣れます。釣り場は全部で三つで、ルアー・フライ・テンカラエリア、エサ釣りエリア、フライフィッシング・テンカラ優先エリアに分かれているのが特徴です。フライやリールなど釣り道具を販売しているので、始めてでも釣りに慣れます。長く楽しみたい人は宿泊して1時間釣り無料で楽しむのがおすすめです。

渓流釣り堀ぼん天は磐梯朝日国立公園の中にあり、地元で有名な隠れ釣り場として知られているところです。ここではニジマスやヤマメなどの魚が釣ることができます。釣って食べ物にするのはもちろん、小田養魚場と同様に持ち帰れます。清涼の空気で釣りをするにはかっこうの場所です。釣りだけではなく、バーベキュー場やキャンプ場で楽しめるのも一つの見所です。

秋山浜キャンプ場は猪苗代湖のほとりにあり、かつ無料で使えるところです。トイレは少し古いものですが清潔なのが利点です。他にも水場やバーベキューグリルなど基本的な設備は揃っています。土日も混まないほど静かなところですが、落ち着いてキャンプを楽しみたい人は一度行ってみたほうがいいでしょう。ただし、サイトと駐車場の間の道路は駐車が禁止されているので注意してください。

このキャンプ場は猪苗代湖の西岸に位置していて、夏の時期は海開きならぬ猪苗代湖開きが開催されます。トイレと炊事場が一つしかないのは難点ですが、コンビニが近くにあるのが良い点です。コンビニはここから3キロ離れていますが、車さえ使えばすぐにたどり着けます。開いているのは5月から9月限定なのできちんと計画を立てましょう。このキャンプ場も秋山浜キャンプ場と同様に無料です。

天神浜オートキャンプ場は猪苗代の松林の涼しい空気を味わえる場所です。ここでは水道施設やパウダールーム、ロッジなどキャンプに必要なものが整えれています。秋山浜キャンプ場や崎川浜キャンプ場と違ってお金がかかります。ただ、駅や高速道路からのアクセスが車で10分足らずと近いです。また、遊泳区域付きの水上バイクの使用も許可されています。

猪苗代湖キャンプ場で一番のアクティビティを楽しめるところ、それが「猪苗代湖モビレージ」です。猪苗代湖モビレージは猪苗代湖で泳ぐのはもちろん、カヌーやマウンテンバイクも楽しめます。キャンプのサイトは全部で100以上もあり、それぞれが違う景色を持っています。さらにこのキャンプ場を拠点として猪苗代湖をバイクで回ることも可能です。

ここまで猪苗代湖の観光スポットを紹介しました。グルメ、キャンプ場、ホテルと楽しめるジャンルは違えど、猪苗代湖の偉大な景色をバックに堪能できることに変わりはありません。猪苗代湖のような巨大な湖は日本国内においてはあまり見られないレアものです。国内旅行が好きな人は一度に一度でもいいから、猪苗代湖に行くべきです。