ギラデリチョコレートはサンフランシスコ定番のお土産！種類や値段など紹介！

ギラデリチョコレートは1852年、イタリア人のドミンゴ・ギラデリによって設立されました。日本人にとっては、スクエアと呼ばれる四角いチョコレートが一番なじみ深いと思います。このスクエア型にはたくさんの種類があり選ぶ楽しさがあります。今やアメリカの代表的なチョコレートギラデリチョコレートについて詳しくご紹介していきます。

ギラデリチョコレートはカカオ豆の生産からはじまりチョコレート全般製造まで一貫管理している、アメリカでは数少ないメーカーのひとつです。それゆえ高品質で多くの種類がある大人気のチョコレートは、今やアメリカの代表的なお土産として日本人にも知れ渡るようになりました。日本では輸入食品店でたまに見かけることがあります。

日本で売られているのはほとんどがスクエアと言われている四角のチョコレートです。アメリカではスクエアに加えてクリスマスやイースター等のイベントに合わせた形のチョコレートやそれらのパッケージ、板チョコやブラウニーミックス、チョコレートパウダーにホールのチョコレートケーキ等もあり見ているだけで楽しくなります。

ギラデリスクエア(Ghirardelli Square)は、元はと言えばギラデリチョコレートの工場が建てられていた場所です。そこを改築して1895年に多くのレストランやブティックが入ったショッピングモールとなりサンフランシスコでも有数の巨大ショッピングエリアになりました。その後改装を繰り返し、今ではとてもスタイリッシュで美しいエリアになっています。

ギラデリスクエアはフィッシャーマンズワーフから徒歩で約10分程の所にあります。ケーブルカーのパウエルハイド線の乗り場も近くにありますのでアクセスは便利です。道路を渡った向かい側には緑多い公園が広がり遠目ではありますがゴールデンゲートブリッジも見えます。散歩をしたりベンチに腰掛けて佇むには絶好のロケーションです。

ギラデリスクエアでの一番のお目当ては、なんと言ってもギラデリチョコレートマーケットプレイスです。ギラデリチョコレートの魅力がたくさん詰まった大人気のお店です。連日、店の外まで長い列ができています。併設のカフェの種類豊富なスイーツ目当ての列と、お土産用のチョコレート購入の列は違いますのでご注意ください。

いざお店の中に入るとチョコレートの良い香りがします。それもそのはず、店内にはチョコレート工場さながらの機械がその場でチョコレートを製造しているのです。ガラス越しに見ることができます。空席を見つけるのは難しいくらい混雑していますが、意外に回転は早いです。おすすめは海側の席ですが人気席なので座れたらラッキーです。

まずはメニューを見てオーダーしましょう。お値段は大体10ドルから20ドルです。メニューの種類がとても多いので迷うところ。オーダーして料金を支払うと番号札をくれます。その番号札を座った席のテーブルに立てておくと、店員が持ってきてくれるというシステムです。混雑状況にもよりますが約15分から20分ほど待てばサンデーができてきます。

ホットファッジサンデーは人気おすすめサンデーでお値段は9.95ドルです。バニラアイスとチョコレートファッジが層になり、たっぷりのホイップクリームにアーモンドをまぶしチェリーが乗っています。迫力ある見た目ですがチョコレートファッジが意外にニガ甘なので食べてしまいます。プラス1ドルでチョコレートワッフルに替えられます。

ゴールデンゲイトという名のバナナスプリットのお値段は10.45ドルです。バナナの横にバニラ・チョコ・ストロベリーの3種類のアイス、その上にホイップクリームがたっぷり。アーモンドをまぶしチェリーが乗ったスイーツ好きにはたまらない一品ですが、ひとりではとても食べきれない量ですので、最初からシェアして食べるのがおすすめです。

クリッシーフィールドと名のついたクッキービッツサンデーは、バニラアイスクリームにホットチョコレートファッジ、砕かれたチョコチップクッキーをふんだんに乗せ、ホイップクリーム、ミルクチョコレートキャラメルフレーバーのギラデリスクエア型チョコレートがのっています。とっても甘くて濃厚なサンデーです。お値段は12.45ドルです。

シーソルトキャラメルサンデーは、バニラアイスクリームに濃厚なチョコレートファッジ、甘じょっぱいキャラメルソースにホイップたっぷり。シーソルトキャラメルフレーバーのスクエアチョコが乗っています。シーソルトキャラメルの甘じょっぱさで飽きずに食べられますが、甘さの方が口に残る感じです。お値段は11.95ドルです。

ストロベリーホットファッジサンデーはシーズンものですが、バニラアイスクリームとチョコレートファッジ、ストロベリーソースが層になり、たっぷりとホイップクリームをかけた上にストロベリーが乗っています。お値段は11.95ドルです。チョコレートファッジとストロベリーソースが絶妙なバランスで、ペロリと食べられてしまいます。

ギラデリチョコレートは、市内のスーパーで格安で売られていますが、お世話になっている大事な友人等へのお土産は併設されているショップでの購入をおすすめします。種類が豊富ですしショップ限定品が多くあり、何よりパッケージがかわいいのです。例えばスクエア型のチョコレートが80個入っているこちらのセットのお値段は29ドルです。

併設されているショップへ入ると、その日のオススメフレーバー、スクエア型のチョコレートを試食で1枚いただけます。それを味わいながら周りを見渡しましょう。あまりの可愛さに何もかも欲しくなってしまいます。サンフランシスコらしいパッケージや、クリスマスやイースター等、その時期のイベントに合わせてパッケージも変わります。

ギラデリチョコレートのスクエア型のチョコレートにはフレーバーが20種類ほどあります。大人気のフレーバーは「ミルクチョコレートキャラメル」です。割ってみると、トロリとしたキャラメルソースがあふれ出てきます。食べる際には一口で一気にいかないと、タラリと唇からこぼれ落ちることになりますのでご注意ください。

「シーソルトキャラメル」も人気です。こちらはダークチョコレートベースなのでチョコレートは少し苦め、塩キャラメルのため、少ししょっぱさも感じるキャラメルソースがあふれ出ます。おすすめの食べ方は冷蔵庫で冷やしてから食べることです。冷やすことでキャラメルが固まりこぼれ落ちることはなくなりますので食べやすくなります。

「ダークチョコレート60％カカオ」は、フレーバーソースが入っていませんので食べやすいです。濃厚なダークチョコレートの味がします。アメリカのチョコレート独特の甘すぎるチョコレートではなく、程よい甘さでとてもおいしいです。カカオ60％の苦みもそれほど感じず日本人にとっては一番食べやすい味かもしれません。

「ダークチョコレートラズベリー」は女性に人気のフレーバーです。チョコレートを割ってみると甘酸っぱいラズベリーソースがドロッと出てきます。ラズベリーソースは濃厚でとても美味しいです。ラズベリーの粒感も少し感じられます。ダークチョコレートの苦みとうまくマッチした味ですので、ぜひ味わってみてください。

「ペパーミントバーク」は日本ではほとんど見られないスクエアです。クリスマス限定商品でこのカラフルなカラーに魅かれて購入してしまいます。パッケージにはゴールドのリボンがついていてプレゼントにも最適です。ペパーミントというと日本人は、歯磨き粉を連想して敬遠しがちですが、「ペパーミントバーク」は本当においしいです。

ホワイトチョコとミルクチョコが2層になっていてホワイトチョコの中に細かく砕かれたミントキャンディが混ざっています。ホワイトチョコとミルクチョコが同時に味わえ、かつミントキャンディの食感とスーっと鼻に抜ける感覚、爽やかさのバランスがとても絶妙です。おすすめの一品ですので、ぜひ味わってみてください。

いかがでしたでしょうか。ギラデリチョコレートについてご紹介しました。アメリカの代表的な老舗チョコレートブランドのギラデリチョコレートは今やアメリカ旅行の定番お土産になりつつあります。お値段も手頃、日本人好みの甘さでとっても食べやすいチョコレートです。アメリカ旅行の際にはぜひお土産のひとつに加えてみませんか。