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アメリカ文化と日本文化の違いは?
「アメリカに行って夢を叶えたい」「アメリカ暮らしがしてみたい」という方も多いと思います。海外で暮らすとカルチャーショックを経験することがあるかもしれませんが、アメリカと日本ではどんな生活習慣の違いがあるのでしょうか。生活習慣や文化の驚きの違いをご紹介していきましょう。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い1「挨拶」
コミュニケーションの基本は、まず挨拶から。日本では、見ず知らずの人にいきなり「こんにちは」とはなかなか言えませんよね。でもアメリカでは、道ですれ違った人や、お店やレジの店員さんにも気軽に"Hi(こんにちは)"と言える風土があります。最初は気恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出して"Hi"と声を掛けてみましょう。気持ちよく返事を返してくれるはずです。
アメリカの生活習慣では、ハグは挨拶です。初対面の人でも気軽にハグをしますので、タイミングを見て気持ちよく応じましょう。
ハグをすることで、お互いに気持ちが少し近くなったことを感じることができます。日本人は恥ずかしがり屋なので、最初は慣れないかもしれませんが、次第に慣れてきます。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い2「赤信号でも右折OK」
アメリカの車両は、日本とは逆で右側通行です。日本では、信号が赤の時は、どんなことがあっても発車することはできませんが、アメリカでは、赤であってもタイミングを見計らって大丈夫であれば、右折はOKになっています。右折できるのにしないと、後ろの車にクラクションを鳴らされることがありますので注意しましょう。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い3「映画館でも喜怒哀楽は自分らしく」
日本の映画館は、とても静かですよね。日本人は、周囲に迷惑を掛けない、という生活習慣が身に付いています。
携帯電話はマナーモードにして、お喋りしたり笑ったりしている人はいません。ポップコーンをカサコソ言わせようものなら、周囲から睨みの一撃を食らうことも。
でもアメリカの映画館では、面白いシーンでは、みんな一緒になって笑ったり、かわいそうな場面では"Oh"と悲しんだり、お家で映画を見ているかのように喜怒哀楽を表現します。さすが自由の国アメリカ!驚きのこのスタイルに慣れてくると、その方が映画を何倍も楽しめた気がします。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い4「喫煙」
アメリカは喫煙者にとって厳しい国です。多くの公共施設の中では、喫煙は禁止されています。最近では嫌煙傾向がさらに強まり、喫煙者は就職が難しかったり、解雇されたりといった事例が出てきているそう。逆に、ノンスモーカーにとっては、過ごしやすい場所が多く、アメリカは空気がきれいだったと感じることも多々あります。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い5「くしゃみ」
Fun Fact Friday! Sneezes travel 30 to 60 miles an hour, and can fly 30 feet through the air pic.twitter.com/RRRvtD5gEV
— The ENT Institute (@ENTInstitute) June 9, 2017
アメリカでは、くしゃみをすると、周りにいる誰かが"Bless you"と言ってくれることがあります。Bless youとは、本来は「神のご加護がありますように」といった意味ですが、くしゃみの時にはそこまで深い意味はなく、実際には相手を思いやる気持ちから出ている言葉と言えるでしょう。"Bless you"と言ってくれたときには、"Thank you"と返しましょう。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い6「靴のまま生活する」
模擬講義みたいなので古い建物にきたけど土足厳禁でなんも考えないで歩いてたらこのザマ
— はま(失敗作) (@synthe9029) June 18, 2017
おっちゃんおばちゃん達に「忙しい中悪いねぇ」って… pic.twitter.com/HpjSTUGNo7
基本的にアメリカは土足文化。日本人からしてみると、ちょっと不衛生に感じてしまうこともあるでしょう。この違いは、畳の上で寝る日本とベッドで寝るアメリカの違いからきているよう。日本人にとって、畳の上はベッドと同じ。だから日本人は家に上がるときは靴を脱ぐ、アメリカ人はベッドに入る時に靴を脱ぐ、という生活習慣の違いができたようです。
最近では、裸足生活の心地良さを知り、家では靴を脱ぐというアメリカ人もいます。でも玄関と家の中の境界線が明確にはないので、だいたいこの辺からが家の中、というようなアバウトな感じが多いようです。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い7「現金を持ち歩かない」
アメリカでは現金を持ち歩かない人が多いです。なぜなら、アメリカはカードや小切手の文化が発達しているから。日本で普段の買い物をするときに小切手を使うことは滅多にないと思いますが、アメリカではcheckbookという小切手帳があり、日常の簡単な買い物でも小切手に名前をササッと書いて支払うなんてことが多々あります。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い8「レストランでは食べ残しを持って帰る」
日本では、レストランで食べ残してしまったものを持ち帰り用に詰めてもらうなんて、恥ずかしくてなかなかできないという人も多いのではないでしょうか。アメリカでは、"doggy bag"といって、食べ残しを持ち帰るための容器が用意されているレストランがほとんどです。
Humans were too ill to make it out but they still got their @pankodiner fix. Bring on the #DoggieBag pic.twitter.com/wdmEE0Lm85
— Pablo el Perro (@Pablothedoguk) October 21, 2016
食べ物が残ってしまったら、"Doggy bag, please"と言って持ち帰り用に詰めてもらいましょう。やはり食べ物を残すのはもったいない!日本人にはもったいない精神があります。日本でも、持ち帰ることが恥ずかしいことではなく、当たり前のことになるといいですね。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い9「バナナは必要な本数だけ購入可能」
What does yours look like? https://t.co/MHC5zgO041 #grocery #supermarket #shopping #healthy pic.twitter.com/678vDeY2T1
— Slim Birdy (@SlimBirdyTweets) June 14, 2017
日本では、バナナの房を食べ終わる頃には完熟バナナを通り越してしまっていたりと、バナナを食べきるのは難しかったりしますよね。アメリカでは、野菜の量り売りをしているスーパーがたくさんあり、バナナも必要な本数だけ切り取って、ビニールに入れてレジに持って行けばOKなのが驚きです。
青いバナナと熟したバナナを数本ずつ購入すれば、いつでも美味しいバナナを食べることができます。とても合理的なシステムだと思いませんか。日本にもこんなシステムがあったらいいですね。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い10「チーズバーガーを頼むともう1個ついてくる」
Man named ‘Cheeseburger’ jumps through hotel room window and beats man lying in bed https://t.co/E6hR2ob6x6 pic.twitter.com/yN8FS0PIZI
— viral news (@viral__news) June 14, 2017
アメリカでの生活は、驚きの連続。生活習慣や文化の違いを感じることも多いです。某ファストフード店では、チーズバーガーを頼むともれなく2個きてしまうので要注意。ドリンクはセルフサービスになっているファストフード店も多いです。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い11「チャレンジを応援してくれる」
アメリカ文化で素晴らしいことのひとつは、お互いがお互いを認め合い、応援し合うということ。チャレンジしたいことがあれば、積極的に応援してくれます。「そんなの無理に決まってる」なんて言う人はいません。多民族国家であるアメリカならではの特徴かもしれません。順調であれば、"I'm proud of you(私も嬉しいよ)"と言って、一緒に喜んでくれます。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い12「車が少しくらい壊れても気にしない」
アメリカでは、車のボディに凹みや傷があっても、気にしないで運転している人がほとんどです。ガラスが割れたところを、ガムテープで貼って走っている人も。逆に、車にたくさんの装飾をしている人もいます。広大なアメリカでは、車は移動の必須アイテム。ちょっとくらい壊れていても、不便がなければOKと考える人が多いようです。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い13「足を机の上に乗せてしまう」
コーヒーテーブルの上に足を乗せてテレビを観ているアメリカの家庭の風景を見たことはありませんか。土足文化のアメリカでは、「地面は汚い」という発想がそもそもないことを覚えておくと、それほどの驚きはないかもしれまんが、コーヒーテーブルの上に足を乗せたり、映画館で前の座席などに足を乗せたり、そういったことには度々遭遇したときに怪訝な顔をしないように注意しましょう。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い14「家族との時間を大切にする」
Thousands of Iraqis have fled Mosul, but this American family moved in https://t.co/tVHTddFciw pic.twitter.com/oufoVAsG1g
— David S. Martin (@Stories_Live) June 12, 2017
アメリカでは、定時きっかりに仕事を終えて帰宅する人がほとんどです。お店で、お客さんが閉店時間ギリギリまで商品を見ていると「あと5分で閉めるよ」と声を掛けられ、閉店時間ぴったりに閉めてしまうお店も。それだけ、家族との時間を大切にしているのです。残業に家族との時間を取られるのはもってのほかという考えの人が多いです。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い15「チップ」
アメリカでは、レストランやホテル、タクシーなど、サービスを受けた場合はチップを渡す習慣があることは、有名ですのでそれほどの驚きはないかもしれまんが、サービスが悪くてチップなんか渡したくないと思っても、チップなしというのはマナー違反。何か問題があった場合は、お店の責任者に話をするようにします。
アメリカ文化の特徴と日本文化との違い16「バレンタインデーは男性から女性に贈る」
日本では、バレンタインデーは女性から男性へチョコレートを贈るのが基本ですが、アメリカではまったく逆。バレンタインデーは男性から女性に贈り物をします。日本で言うホワイトデーは、アメリカにはありません。さすがレディーファーストの国ですね。
ポジティブシンキングなアメリカ文化
アメリカ文化と日本文化の驚きの違いをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。アメリカは、ポジティブシンキングの人が多く、さまざまなチャレンジを応援してくれる国です。お互いがお互いを認め、応援し合うという習慣は、多民族国家であるアメリカならではの、もっとも素晴らしい文化のひとつかもしれません。
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