藤子・F・不二雄ミュージアム特集！チケットの入手方法にカフェや見所までご紹介

川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムは、子供から大人まで楽しめる博物館。人気作品「ドラえもん」をはじめ、懐かしい「キテレツ大百科」や「パーマン」など、子供より大人の方が藤子・F・不二雄の世界へのめり込んでしまうかもしれません。大人にもおすすめできる藤子・F・不二雄ミュージアムのチケット購入・アクセス方法から、人気のおすすめカフェメニュー、混雑情報までご紹介して参ります。

2011年9月にオープンした藤子・F・不二雄ミュージアムは、神奈川県川崎市にあります。藤子・F・不二雄先生の出身地は富山県高岡市ですが、晩年までを過ごした川崎市に建てられました。遊び心が散りばめられた館内は、子供はもちろん、大人も童心にかえって一緒に遊ぶ事ができるおすすめのスポットです。

長期休みの時期はもちろんですが、土日は混雑していてなかなかチケットも取れない人気ぶり。入れたとしても大人気のカフェは数時間待ちという混雑状況です。もしできることならば平日にのんびり行かれるのがおすすめです。じっくりと館内を見ることができますし、カフェでもゆっくりする事ができます。

藤子・F・不二雄ミュージアムのチケットは、ネット・電話・ローソンのロッピーと3つの方法で購入できます。1日の入館人数が決まっていて、10時・12時・14時・16時と1日4回の入館時間から希望時間のチケットを事前購入します。入れ替え制ではなく、入ったら閉館時間まで居られるため10時のチケットが一番人気です。

全ての購入方法で前日まではチケットが残っていれば購入できますが、当日チケットはローソンロッピーのみとなります。また、川崎市民は入館料は変わりませんが入館チケットの優先販売が行われています。川崎市内のJTB店舗又は、ネットではHPにアクセスし川崎市民向け優先チケット申し込みをして下さい。

入館料は大人・大学生1000円、高校・中学生700円、4歳以上の子ども500円、3歳以下は無料です。混雑する土日や長期休みも関係なくこの価格で、団体割引やクーポンなどもありません。また人気のカフェだけに入りたいという事はできないので、館内に入る場合には必ず事前チケット購入が必要です。

通常ですと、毎月30日に翌々月分のチケットが発売開始されます。混雑が予想される日程でご予定の場合には早めにローソンのロッピー、またはHPへのアクセスがおすすめ。しつこくなりますが、このように藤子・F・不二雄ミュージアム入場チケットは「完全日時指定制」となっていて、ミュージアムでは購入できませんのでくれぐれもご注意下さい。

藤子・F・不二雄ミュージアムの一番人気の場所は「カフェ」ではないでしょうか。中でもドラえもんファンとしては絶対に行っておきたいおすすめのカフェ!いつも混雑していますが、ミュージアムへ行ったなら是非立ち寄って下さい。全てのメニューがとても可愛いのでインスタ映え間違いなし!季節イベントによってメニューが変わるのがリピーターにも人気の理由です。

ミュージアム内で一番並ぶ場所「ミュージアムカフェ」を利用する際におすすめなのは、まずミュージアムに入ったら最初にカフェへ行き整理券をもらう事です。皆さんカフェが混雑する事が分かっているいるので真っ先に整理券をもらいに行く方も多いはず。貰ったカフェの整理券についているQRコードから登録をすると、あと何分で入れるかが分かるシステムになっているので、その間に展示物を楽しめます。

混雑を回避する為真っ先に3Fのカフェ整理券を貰いに行く場合には、入館時に借りられる音声ガイド「おはなしデンワ」は借りられません。展示室の外へ「おはなしデンワ」を持って行くことは出来ないので、先に庭園やカフェで遊んだり写真を撮ったりして満喫します。その後に「おはなしデンワ」を借りに戻って、展示物を見るのがおすすめです。

カフェはミュージアムの3階にあり、営業時間は10時から18時で17半がラストオーダーとなっています。11時頃から14時は非常に混雑するので、10時のチケットで入られる方はすぐにカフェへ入るのがおすすめ。またそれ以降のチケットの方は上記の様にカフェ整理券のゲットが必須でしょう。

カフェは屋上庭園を見渡せるので開放感たっぷり!そんな気持ちのいいロケーションと可愛いメニュー達で混雑するのは納得です。メニューは時期により変わるのでどんなメニューが気になる方はHPにアクセスしてみて下さい。藤子・F・不二雄ミュージアムのオリジナルメニューをダウンロードする事ができます。

とにかく全てが可愛いので、きっと急には決められない!という方は、事前に決めておくといいかもしれません。子供が楽しく食べられるメニューから、大人も満足できる物まで充実しています。またビールやワインなどのアルコールも売っているので、大人の休日としても嬉しいメニューです。

沢山あるドリンクメニューの中でも人気なのは、可愛いキャラクターの顔が楽しめるラテアート。カフェラテ、570円・イチゴミルク、510円・ココア、620円と子供でも飲めるラテアートはホットもアイスもあり人気メニューです。どのキャラクターのラテアートになるのかはその時のお楽しみ!お気に入りのキャラクターに当たるとラッキーです。

藤子不二雄ミュージアムならではのおすすめドリンクメニューは「ウソ8OO エイトオーオー」460円。「帰ってきたドラえもん」に出てきた道具で、物語ではこの飲み物のお陰で居なくなってしまったドラえもんが帰ってきます。赤い液体だったウソ8OOは、ミュージアムだと青いハーブティー。これには少し仕掛けがありますが、この先はミュージアムのカフェでお楽しみください。

沢山あるフードメニューの中でも人気なのは「期間限定メニュー」です。写真はクリスマスからお正月の期間だったので、お節料理をモチーフにし可愛らしい「ドラえもん御膳」2250円。可愛いこの御膳は期間限定である上、1日限定20食というレア度の高いメニューでした。混雑するカフェでラッキーな方しか味わう事の出来ない一品です。是非その時期の限定メニューを味わってみてはいかがでしょうか。

10時のチケットを持っている方のみ食べられる、朝11時まで限定の「先生の朝食」620円。藤子不二雄先生の定番だった朝食をイメージして作られたメニュー。食パンがメインの軽い朝食は10時にはちょうどいいボリュームなので、展示物を見る前におすすめです。

藤子不二雄ミュージアムならではのおすすめメニューは「レンチトーストdeアンキパン」660円。あの秘密道具、誰もがテスト前に1度は欲しいと思うアンキパンが、フレンチトーストとなって現実の世界へ!これを食べればパンに書いてある事が本当に暗記できるかどうか?実際に是非やってみて下さい。

入館時に借りられる音声ガイド「おはなしデンワ」は展示品の横にある数字の番号を押すと、その展示してある物の説明やエピソードが流れるという仕組みです。チケットを持っている方へのサービスとなっているので、入館料無料の三歳以下の子供には付いてきません。

おはなしデンワでの音声ガイドは日本語の大人用、子供用で別れているのも面白い遊び心。日本語の他にも英語、中国語、韓国語の音声ガイドが選べるので外国人の方でも同じ様に楽む事ができます。またHP上でも英語と中国語で見られるので是非アクセスしてみてください。また館内のショップとカフェではALIPAYのモバイル決済システムが導入されているので、中国の方は更に利用しやすいかと思います。

おはなしデンワは直接スピーカーから耳に当てて聞く様になっています。ミュージアムではイヤホンの準備はありませんが、ステレオミニジャックのものを持参をすれば自分のイヤホンで聞く事ができます。耳の不自由な方は音声ガイドの内容を文字で記した物が受付に用意されています。

藤子・F・不二雄ミュージアム内には授乳室もあり、おむつ替えスパースとおむつ用ごみ箱、ソファー、お湯サーバーと水道が完備されています。ミュージアム内は飲食物の持ち込みは出来ないとなっていますが、離乳食はカフェと授乳室にて飲食できます。小さなお子様連れでも安心して遊びに行ける場所です。

未就学児のみが入れるキッズスペースもあるので、小さなお子さんも思い切り楽しむ事ができます。また館内はバリアフリーにはなっていますが、ベビーカーを引くことができないのでベビーカー専用置場に預けないとなりません。途中で「抱っこ」になりそうな場合は、おんぶ紐があると良さそうです。

カフェから見える「はらっぱ」は、沢山のキャラクターやアイテムが現実の世界に登場します。気持ちのいい緑いっぱいのはらっぱは、絶好のフォトスポットとなっています。人気のフォトスポットは、のび太の隠れ家兼昼寝場所である「空き地のどかん」です。3本の土管はドラえもんではお馴染みの光景ですが、なかなか現実の公園では見られません。土管の上で昼寝ポーズをして写真を撮る方続出中です。

そしてドラえもんの道具欲しいものランキング1位の「どこでもドア」がここのはらっぱにあるのです。大人も子供も楽しそうに写真を撮っているのが印象的なこの場所。大人が「どこでもドア」を現実的に作るは可能か、不可能かという議論までされている愛されアイテム。「ハワイ専用どこでもドア」や「どこへでもドア」など、いつかは実現するのでしょうか?楽しみです。

そして見たら思わずあーっ!っと叫びたくなってしまうのは「きこりの泉」での「きれいなジャイアン」です。ここは作品をそのまま再現されている人気スポット。このきれいなジャイアンが登場する「きこりの泉」という作品を知らない方は、事前にお読みになるか、ミュージアム内にある漫画をご覧になった後に対面すると感動が増しますのでおすすめです。

子供と出かける時には雨でも遊べるかが大事なポイント!「はらっぱ」は雨の日に出られない事もありますが、室内でも十分楽しめます。漫画コーナーもあり、藤子・F・不二雄先生の作品を椅子に座って好きなだけみる事ができます。ここは大人の方が集中して読み込んでしまうかもしれません。

Fシアターは、このミュージアムでしか見られない作品が流れるので必見。違う漫画のキャラクターがここではコラボレーションしているというような面白い作品を200インチの大きなスクリーンで楽しむ事ができます。Fシアターのチケットは51種類もあり、どのキャラクターチケットになるかはお楽しみです。

ミュージアム内1F、出口手前にあるミュージアムショップは、ここでしか買う事のできない限定グッズも多くラインナップされています。ぬいぐるみやステーショナリーやキーホルダー。そしてお菓子が入った可愛い缶はお土産に喜ばれる事間違いなし!中でもきれいなジャイアンが缶になっているキャンディーは可愛くておすすめです。

ミュージアムの屋上にあるギフトコーナー「藤子屋」にもショップがあります。ここにはドラえもんと言ったら?の「どら焼き」がおすすめ商品。ドラえもんの顔が焼き印されているどら焼きは、有名老舗店が作った本格なお味を楽しむ事ができます。また「暗記パンラスク」など、ユーモアたっぷりなお土産なかりで見るもの全部欲しくなってしまいます。

休館日は毎週火曜日と年末年始で、臨時休刊日はHPにアクセスしてご確認下さい。開館時間は10時から18時となっています。ミュージアムには駐車場がありませんので、公共交通機関でのアクセスが便利です。また駐輪場はありますので、自転車は駐車可能です。

一番行きやすいアクセス方法は登戸駅より川崎市バスに乗り「藤子・F・不二雄ミュージアム生田緑地」に行くのが便利。バスは10分間隔で運行しており、ミュージアムへは約9分、大人210円で到着します。また、小田急線向ヶ丘遊園駅、JR南武線宿河原駅より徒歩約15分です。

住所：神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号

藤子・F・不二雄ミュージアムのアクセスやチケット購入方法、人気のおすすめカフェメニューやミュージアム混雑情報までご紹介して参りましたがいかがでしたでしょうか。公共の交通機関でのアクセスもいいですし、親子でのんびり楽しむにはおすすめのミュージアムです。今すぐチケットをゲットして、人気の藤子・F・不二雄ミュージアムへ足を運んでみませんか?