東扇島で釣りのススメ！駐車場有り・餌の自販機完備も人気のポイント！

神奈川県の川崎市にある人工の島である東扇島は穴場のレジャースポットです。休日になると多くの人たちがおとずれますが、中でもおすすめなのが釣りです。こちらでは東扇島での釣りのポイントや駐車場、どんな釣果があるかなどの情報をまとめていきます。

東扇島は川崎市にある人工島で川崎港の一部です。こ東扇島は立地条件が良いため、物流や食品関係の倉庫が立ち並び、神奈川県の物流の最大の拠点にもなっています。また東扇島の中には東扇島西公園、東扇島中公園、東扇島東公園という3つの公園があり、人々のレジャースポットとなっています。

東扇島の3つの公園の中で海釣りが楽しめるのは西公園です。東扇島西公園は釣りができるポイントの他、約4.5万平方メートルもある広々とした敷地や木製のボートデッキなどがあり、休日になると家族連れやカップルなど多くの人が訪れて賑わいを見せます。

東扇島西公園での釣果はシーズンによって異なりますが、スズキなどは年間を通して釣ることができ、そのほか季節によって、クロダイ、ウミタナゴ、イワシ、アイナメ、シリヤケイカ、マゴチ、メジナ、シロギス、カサゴ、カレイと様々な魚の釣果が見込まれます。旬の魚を自分で釣ることができるのは釣りの醍醐味です。

もちろん釣った魚は無料で持ち帰ることができます。都心からのアクセスも便利で、釣果も良く、釣れる魚の種類も豊富なので釣り好きの人には人気の場所です。この釣り場は護岸ですので、手前の推進は数メートルほど、少し沖に行くと6から9メートルの水深になります。

釣り場は東扇島西公園の護岸の一部(約600ｍ)が整備された場所を使うことができるのですが、釣り場のポイントにより釣れる魚が違い、入口から奥の方の方は水深が深いのでイワシやアジをはじめサバなどの大物が釣れるため、いつも混んでいて中々場所を確保することができません。

東大島西公園の釣り場ではルアー釣り、サビキ釣り、ウキ釣り、投げ釣り、泳がせ釣り、ヘチ釣り、フカセ釣り、エビ撒き釣り、遠投カゴ釣りなど様々な仕掛けが使われています。釣りの初心者から上級者まで楽しむことができるのも東大島西公園の釣り場のおすすめポイントです。

穴場は手前のとテトラポットが設置されているような水深が浅い場所です。この穴場ポイントではメジナやクロダイの釣果の報告があります。手前でクロダイやメジナを狙うのであればテトラの切れ目あたりが穴場です。釣り場のポイントによってしかけや釣れる魚が変わりますので面白いです。

東扇島西公園ではレジャースポットとしてとても人気がある場所ですので、特に土日祝日などには多くの人が来園します。トイレもきれいで安心です。ルールを守ってより多くの人が釣りを楽しめるようにマナーとルールを守りましょう。

せっかく釣りに来たのだから沢山の釣果を望みたいところですが、欲張ってはいけません、釣り竿は1人2本までです。また釣り場の感覚の目安のため、利用者が多い場所には2メートル間隔の目印を付けてありますので、その間隔に従って釣り場を確保するようにしてください。

また、こちらでは時間制限こそありませんが、東扇島西公園の海釣り場には上級者ばかりでなく、初心者や小さな子供も釣りをしにやってきますので、釣り場は譲り合って利用しましょう。釣り竿や釣り具を放置したまま長時間場所を離れるのもルール違反です。

釣りをしているそばで走り回って騒いだり、大声を出したりしないようにすることは基本的なルールですが、基本的なマナーとして釣りが終わったら次の人がその釣り場を気持ちよく使えるようにきれいに掃除をしましょう。また、釣りをしながら食べたものやペットボトルなどのゴミは忘れずに持ち帰りましょう。

東扇島西公園は都心に近く釣果の良い海釣りポイントとしていつも混雑していますが、穴場は夜釣りです。昼間は人が多くてなかなか場所を摂ることができない釣り場の奥の方のポイントも夜であれば取りやすく、静かに釣りができます。夜釣りはデートの場所としても穴場ですし、夜の海は強い日差しもなく海風を感じながらの夜釣りはゆっくり考え事をするにも穴場スポットです。

また夜釣りにはおすすめする理由がたくさんあります。例えば魚たちは夜になると警戒心が薄れて大物の釣果が期待できます。特にイカなどは夜型なので夜に大物が獲れる可能性が高いです。また東扇島西公園は都心からのアクセスもよいので、会社帰りや仕事が終わった後などにも立ち寄ることができます。

また、夜釣りというと一般的には日が落ちてから次の日の朝までの間に行う釣りを指しますが、夜釣りの中でも穴場の時間があるのをご存知でしょうか？魚は早朝、夜空が白んで太陽が完全に顔を出すまでの間と夕方、太陽が落ちはじめ真っ暗になるまでの2回に分けて食事をします。その時間帯がねらい目です。是多くの釣果を狙いましょう。

東扇島西公園では様々な魚が獲れますが、釣ったら注意しなくてはならない魚がいます。それがこの「アイゴ」です。「アイゴ」は背びれや腹びれのトゲに毒があり、刺されると強烈な痛みが半日から長いと数週間も続きます。また、刺されたところは腫れてしびれたりする場合があります。症状があまり重い場合には病院に行きましょう。

もしアイゴに刺されてしまったら、まず患部を洗い流しできるだけ毒を絞り出します。次にお風呂より少し厚めのお湯45℃くらいのお湯に30分以上つけることで毒が不活化し、痛みが和らぎます。ヤケドをしないように注意しましょう。釣れたアイゴは東日本では食べる習慣がありませんので、手を触れずに糸を切るなどして直接触らないようにしましょう。

釣りの道具については上級者はこだわりがそれぞれおありかと思いますが、初心者は数千円程度の竿とリールのセット竿とクーラーボックス(発泡スチロール可)を準備しましょう。長さは男性なら4.5メートル前後、女性なら4メートル前後、子供なら3メートル前後であまり重たく感じない長さをおすすめします。

また、東扇島西公園には近くにお店やコンビニなどはありませんが、近隣の「勇竿釣具店」が黄色いトラックの出張所を営業しています。こちらでは釣りエサ、冷凍エサ、仕掛けなども置いてありますし、小腹がすいた時の軽食やスナックなども販売しています。人間の食べ物は少し高めですが、エサは通常の価格ですので、こちらで入手するのもおすすめです。

また、「勇竿釣具店」の移動販売では貸し竿もしています。1日1000円でエサや仕掛け代は別になりますが、手ぶらで釣りが楽しめるのはうれしいです。移動販売は春から秋は平日朝7時から午後5時まで、土日は朝6時から午後5時までで、1月から3月の冬の間は平日朝7時から午後4時半、土日は朝6時から午後4時までになります。

雨天の場合や「勇竿釣具店」の移動販売の営業時間外でも東扇島西公園の釣り場の脇には釣り餌の自動販売機があり、24時間青イソメを500円で購入することができます。ドライブのついでに思いついたら立ち寄れる気軽さも東扇島西公園の釣り場の魅力です。

東扇島西公園の駐車場は第一駐車場と第二駐車場の2か所あります。公園の釣り場はいつも混雑していますが、駐車場のスペースはたっぷりとあります。24時間利用することができますので、夜釣りの場合でも安心です。

駐車場の料金もリーズナブルで、3時間未満は200円、3時間以上5時間未満は400円、5時間以上8時間未満は600円、8時間以上は800円です。駐車場を利用できる車両の大きさは長さ5メートル未満、車幅1.9メートル未満、高さ2.5メートル未満の車です。

車高が15センチメートル以下の自動車や改造車は駐車できません。また、バギーやトライクなどの特殊な形式の車両も駐車不可です。自動二輪車、原動機付自転車、自転車は、駐車場内ににある駐輪場に駐車してください。駐輪場は料金はかかりません。

いかがでしたでしょうか。道具や餌を準備すれば24時間無料で楽しめる東扇島西公園は穴場のレジャースポットです。釣りの上級者の方はもちろん、初心者でも釣果があったという話をよく聞きますので、ぜひ今年は東扇島西公園で海釣りデビューをしてみてはいかがでしょうか。