川崎の工場夜景スポット特集！ドライブやクルーズも人気でおすすめ！

全国で工場夜景ブームの先駆けとなった「川崎」。2011年には工場夜景サミットが川崎で開催され、「日本五大工場夜景」にも制定されています。工場といえば男性のイメージがありますが、工場で見ることのできる夜景は非日常で近未来的な景色を見ることもでき、デートや女性にも人気があります。そんな川崎の工場夜景スポットをご紹介します。

東京湾、大師運河、末広運河に囲まれた「浮島町・小島町エリア」は、川崎三大工場夜景スポットの一つ。このエリアは道路沿いから見ることができ、川崎でもトップレベルの夜景スポットとして知られています。道路の両脇が工場になっているのでドライブデートには人気の場所です。クルーズツアー・タクシーツアーなどのツアーも人気です。

浮島町エリアは川崎工場夜景スポットの中で北東の端にある、路上鑑賞型スポットです。このエリアはバスか自家用車でしか行けないのでとっても穴場です。工場夜景が好きな女性とならデートにもおすすめです。ただし、このエリアは私道による立ち入り禁止区域や駐車禁止の場所があるので注意してください。

浮島貨物ヤードは夜景Navi認定「川崎三大工場夜景」です。プラチナやオレンジに光る照明は、まるで映画の中に入ってしまったような気分を味わえます。撮影がしやすく、また幻想的な写真も撮れ、アクセスも良いので、工場夜景初心者の方や撮影目的の方にも人気のスポットです。羽田空港が一番近いこともあり、空港の夜景も楽しむことができます。

大師運河、京浜運河、千鳥運河、塩浜運河と四方を運河に囲まれた「千鳥町・夜光エリア」は、川崎三大工場夜景スポットの一つで、デートや川崎工場夜景の撮影スポットとしては一番人気です。千鳥町は貨物ヤードとプラントを同時に見ることができ、迫力のある夜景を楽しめます。線路内と埠頭構内は立入禁止ですので注意してください。

夜光地区と千鳥町地区を結ぶ「千鳥橋」。気付かないうちに通り過ぎてしまうこともありますが、夜光地区・水江町地区の工場プラントを見ることができます。工場は運河の先にあるので迫力は物足りなく感じますが、写真なら望遠レンズを使うと臨場感のある写真を撮ることができます。この場所は橋の上なので路上駐車には十分注意してください。

千鳥貨物ヤードは夜景Navi認定「川崎三大工場夜景」です。川崎工場夜景スポットの中でも間近で眺めることのできる配管やプラントは迫力もありドライブなどでも人気の場所です。線路沿いや道路沿いにはたくさんのプラントを眺めることができますが、線路内は立ち入り禁止です。この場所は非日常的な光景が広がり、訪れる人を魅了しています。

塩浜運河、水江運河、入江崎運河、池上運河、京浜運河に囲まれた「水江町・池上町・夜光3丁目エリア」。水江町の南西半分はJFEスチール東日本製鉄所が占有していて、道路沿いには樹木が植栽されていて見えないので、北東半分の夜景がメインとなるエリアです。このエリアはクルーズツアーやタクシーツアー、バスツアーなどがおすすめです。

夜光3丁目エリアは夜景Navi認定「川崎三大工場夜景」です。陸から見ることのできる川崎工場夜景スポットの中で、工場夜景の全てが見られる唯一の場所が「夜光3丁目」です。車は埠頭の手前に数台分のみ駐車スペースがあります。激しく吹き上がる水蒸気、プラチナやオレンジに光るプラント、緑色に光る石油タンクなどで綺麗に彩られています。

池上運河、田辺運河、浅野運河、南渡田運河、京浜運河に囲まれた「扇町・浅野町・南渡田町エリア」。扇町にはJR鶴見線が走っているので、電車でのアクセスにも便利です。また、このエリアは駐車場もあるので、車で来てもゆっくり工場夜景を楽しむことができます。扇橋の上から眺める「昭和電工」の夜景がおすすめです。

道路沿いから工場の夜景は見える場所もありますが、このエリアの象徴的な夜景を楽しむにはクルーズツアーがおすすめです。川崎天然ガス発電所の2つのタワーの白色光がとても綺麗に見ることができます。このエリアはクルーズツアーを利用する人が多いので穴場ですが、付近の道路は車幅が狭いため注意が必要です。

田辺運河、京浜運河、白石運河、境運河に囲まれた「大川町・白石町・新田エリア」。このエリアは最も横浜に近い場所にあり、JR鶴見線も走っているのでアクセスにも便利です。工場夜景のメインは大川町にある「昭和電工」。このエリアはあまり人がいないので、静かに夜景を楽しみたい方やデートにはおすすめスポットです。

このエリアで夜景を見る場合は「大川緑地」がおすすめ。静かな場所で夜はほとんど人はいないので、超穴場スポットです。ただし、街灯がほとんどないので懐中電灯は必須です。大川緑地以外のエリアはほとんどが工場の敷地で、道路から夜景が見える程度なので、このエリアの工場夜景を楽しみたい方は、クルーズツアーを利用するのがおすすめです。

京浜運河、東京湾に囲まれた人口島の「東扇島・扇島エリア」。東扇島・扇島の上を首都高速湾岸線が走り、扇島インターチェンジがあるので、車でのアクセスには便利です。東扇島東公園からの眺めは石油コンビナート系の夜景、東扇島西公園からはオレンジ色の光が特徴的な製鉄所系の工場夜景が楽しめます。

このエリアのおすすめ工場夜景スポットは「東扇島東公園」「東扇島西公園」「川崎マリエン展望室」。公園は綺麗に整備され、ライトアップもされているので、デートにもぴったりです。展望室は地上51メートルの高さから360度見渡すことができます。夜9時まで営業しているのでゆっくり夜景を楽しむことができます。展望室の入場料は無料です。

車でのドライブは好きな所に好きな時に行けるのが魅力。おすすめは首都高速神奈川6号線の「浮島エリア」。川崎の工場夜景の中でも人気の高いスポットが多いので、ついつい目を奪われてしまいます。首都高速神奈川1号横羽線や首都高速湾岸線も綺麗な工場夜景が楽しめるのでおすすめです。ドライブで夜景を楽しむ際は運転に注意してください。

首都高速神奈川6号線の浮島インターチェンジから降りてすぐの「浮島エリア」では、浮島貨物ヤードが川崎三大工場夜景に認定されています。このエリアは、迫力満点な石油工場の夜景を楽しむことができます。おすすめは東燃ゼネラル石油のプラント群。デートや工場夜景目的、撮影目的などたくさんの方が訪れる人気スポットです。

千鳥町エリアには火力発電所があり、工場夜景スポットとしても人気の高いエリアです。ドライブ中は道路と併走する貨物専用路線付近の工場夜景が間近で見ることができます。このエリアでは「フレアスタック」という、ガスを燃焼する時に出る炎を見ることができ、この迫力も人気の秘密です。

自家用車がなくても間近で川崎の工場夜景を楽しみたい方は「バスツアー」がおすすめです。バスツアーではガイドが付いていたり、穴場スポットも行くことができます。バスツアーの中には普段は入れない、バスツアーに参加した人だけが見ることのできる工場夜景ツアーもあります。行き慣れている人でも普段とは違う景色が楽しめます。

車で周るツアーの中にはタクシーを利用するツアーもあります。バスツアーよりは割高になりますが、ドライバーさんの案内で各スポットの解説を聞きながら、案内してもえらえます。JR川崎駅発着で川崎三大工場夜景や首都高速道路からの工場夜景も楽しめるので、運転が不安な方や女性同士、初めて川崎の工場夜景を楽しみたい方にはおすすめです。

川崎の工場夜景の人気ツアー「クルーズツアー」は、普段見ることのできない船の上から工場夜景を楽しむことができます。川崎工場夜景屋形船クルーズはメインの6つの運河を2時間かけて巡るツアーもあり、工場夜景を隅から隅まで堪能できます。大人4,000円、小学生3,000円(小学生以下は残念ながら参加することができません)

海の上から見る工場夜景は水辺に光が反射してキラキラして見えるので、地上で見る夜景とはまた違う綺麗さが楽しめます。工場夜景クルーズの中には、横浜の工場夜景やみなとみらいの夜景とセットになったツアーもあるのでデートにもおすすめです。どのクルーズツアーも事前予約が必要です。

いかがでしたでしょうか？日本五大工場夜景の一つ「川崎エリア」。ドライブやクルージングツアーはデートや撮影などジャンルを問わず、どなたでも楽しむことができます。ビル群の夜景とはまた一味違う至近距離かつ大迫力な工場夜景。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？