「南浦洞」は釜山最大の繁華街！グルメやカフェなど人気スポット21選！

韓国は日本から距離が近く、時間もお金もあまりかからないことから旅行先として非常に人気があります。ちなみに一言で韓国といっても首都のソウルをはじめとしていろいろな地域があり、どこを目的地にすればいいのかで迷ってしまう人も多いでしょう。もちろん、それぞれのエリアに魅力があるわけですが、そのなかでも特におすすめなのが釜山の南浦洞です。

釜山は朝鮮半島の南端に位置するエリアで、韓国のなかでもっとも日本から近いエリアのひとつです。例えば、日本から海外へ旅行する場合には飛行機を使うのが一般的ですが、韓国の釜山へはフェリーを使って行くことも可能です。九州から定期便がほぼ毎日出ており、パスポートさえあれば隣町まで遊びに行くような感覚で釜山までふらっと出かけて行けます。

また釜山は韓国のなかでもソウルと並ぶほど人気の観光地です。その理由は釜山の人たちがとってもアットホームで気持ちよく観光ができ、さらに韓国のなかでも物価が安いため買い物をしたい人にもってこいの地域だからです。もちろん、焼肉やキムチといった韓国の名産が食べられる美味しいグルメスポットが充実しているのも釜山の特徴です。

そういった特徴を考えると初めて韓国に行く人はソウルよりもむしろ釜山の方がおすすめです。最近では日本人観光客の増加から日本語で対応してくれるタクシーやお店なども多いので安心して買い物ができます。実際、韓国旅行をした人の多くが「釜山が一番楽しかった」と思うほどで、リピーターとなりまた買い物等に出かける人までいます。

釜山最大の観光地として人気なのが南浦洞です。南浦洞は『ナンポドン』と読みます。買い物をするためのショッピングストリートや美味しいものが食べられるグルメエリアが軒を連ねており、南浦洞に行けば観光に必要なものがすべてそろうといっても過言ではありません。釜山のどのエリアで買い物や観光をしようかで迷ったらぜひ南浦洞をおすすめします。

南浦洞は地下鉄1号線の南浦（ナンポ）駅周辺のことを指します。南浦駅から出るとすぐに買い物やグルメを楽しめる繁華街が広がっており、地図を持っていない人でも安心して観光できる地域となっています。ちなみに南浦駅とお隣のチャガルチ駅とを結ぶ大きな幹線道路がメインストリートとなっており、ここにカフェ等がずらりと集中しています。

ちなみにメインストリートを少しそれると国際市場のクッチェシジャンがあります。こちらの方は先ほどと打って変わって小さな道が入り組んでおり、地図なしで入り込んでしまうと迷ってしまう可能性が高いです。ただ、その分だけ地元の人が買い物をするようなお店が多いのもこのエリアの特徴で、少しディープな南浦洞を満喫したいならおすすめです。

南浦洞にある『蟾津江シジミスープ専門店』は文字通り美味しいシジミのスープが食べられるお店で、観光客だけでなく地元の人からも人気があります。ちなみにここ『蟾津江シジミスープ専門店』は朝の7時からやっており、朝食を食べる場所としてもおすすめです。実際、南浦洞へ来ている多くの日本人観光客が朝食を食べるために朝になるとやってきます。

『新昌トースト』は南浦洞の国際市場エリアにある人気のカフェで、30年以上の伝統を誇る老舗のお店となっています。海外旅行に行くと「どんな食べ物が出てくるか不安」と感じてなかなか地元のお店に入れない人もいるでしょうが、ここ『新昌トースト』で食べられるのは非常にシンプルなトーストなのでそういった人でも安心して来店できるカフェです。

釜山へ買い物に来た人でにぎわう南浦洞のなかで非常に高い人気を誇るのが『巨人トンタッ』です。この『巨人トンタッ』は日本で言うところのフライドチキンが看板メニューのお店となっており、おやつとして来店する人も多いです。ここのフライドチキンは約1.5kgととてもボリューミーですが、衣がサクサクで美味しいのですぐに平らげられます。

南浦洞で一杯飲みたい人におすすめなのが『多財チョッパル』です。ここ『多財チョッパル』の名物は豚足で、アミの塩辛と豚足をサンチュで包んで食べるおつまみはお酒とよくあいます。また、豚足にはコラーゲンがたっぷり含まれているため女性にもおすすめのお店です。『多財チョッパル』は駅からすぐで帰りの足を気にせず飲めるのも嬉しいです。

南浦洞の『ケミチッ東光店』はナッコプセポックムで有名なお店です。ちなみにポックムとは韓国語で『炒める』という意味ですが、このナッコプセポックムは炒めるというよりもむしろ上記の食材を蒸した鍋料理に近いです。少しピリ辛の鍋ですが味付け具合が絶妙で、疲れや暑さ等で食欲がない人でもペロリと食べられるおすすめのお店のひとつです。

南浦洞の『ハルメカヤミルミョン』は釜山の郷土料理であるミルミョンを食べられるお店です。ここハルメカヤミルミョンは店内に200席もある非常に大きなお店ですが、これが満席になって行列ができることも珍しくない人気店です。ミルミョンは小麦粉の麺と牛骨で出汁を取ったスープを合わせた冷麺で、さっぱりとしているので女性にもおすすめです。

南浦洞で朝食をとるのなら『浦項食堂』がおすすめです。ここ『浦項食堂』は町の小さな定食屋さんで、美味しい朝食を気軽に食べられるのが魅力です。朝食のメニューが非常に充実しているのも『浦項食堂』の嬉しいポイントで、旅行期間中ずっと朝食を食べに行ったとしても決して飽きることがありません。朝食をどこでとろうかで迷った際にはおすすめです。

南浦洞でヘルシーな朝食を取りたい時におすすめなのが『潭陽食堂』です。『潭陽食堂』で提供される朝食は雑穀米を使っており、辛さなども適度に抑えられているため朝食にはもってこいのお店となっています。さらに、ここ『潭陽食堂』の朝食は行くたびにメニューが変わっているのも特徴で、それ故に新しい発見を求めてリピーターが多いお店でもあります。

『漢陽チョッパル』は南浦洞のチョッパル横丁のなかにある飲食店で、週末の夜にもなると観光客と地元の人とでごったかえすかなりの人気店です。ここ漢陽チョッパルの名物は韓方を使ってじっくりと煮込んだ豚足で、この豚足にさまざまな味付けをした料理が並んでいます。豚足でありながら臭みがほとんどなく、スライスされていて非常に食べやすいです。

釜山で最大規模を誇る水産市場・チャガルチ市場のなかでも特に人でにぎわっているのが『焼き魚通り』で、そのなかでもおすすめなのが『慶北大邱フェッチッ』です。ここ『慶北大邱フェッチッ』のおすすめメニューは丸一日かけて塩漬けにした魚を油を敷いた鉄板で豪快に焼く『モドゥムクイ』です。ちなみに朝6時からオープンしているため朝食にもぴったりのお店です。

釜山の南浦洞にある『クンチッ』は美味しいカンジャンケジャンが食べられるお店です。一般的なカンジャンケジャンというと少し臭みが強いイメージですが、ここ『クンチッ』のものは臭みがほとんどないためとても食べやすいです。また、片言ではありますが店員さんが日本語を話せるため、きちんとコミュニケーションを取れるのも安心して入れる理由です。

南浦洞にはチョッパル（豚足）の食べられるお店がたくさんありますが隠れた人気店なのが『元祖釜山チョッパル』です。ここ『元祖釜山チョッパル』の魅力は絶品の豚足が食べられることに加え、お店が比較的空いているため安心して食事をできる点でしょう。チョッパルの味付けは少しピリ辛で、ビールなどのお酒にもよく合うため一杯やるのもおすすめです。

1953年創業の『元山麺屋』は南浦洞にある冷麺の専門店で、自家製麺と美味しいスープが自慢です。スープは牛・豚・鶏に加えて10種類以上の野菜を数時間以上煮込んで作っており、これが自家製の麺とよく絡んで絶品です。釜山で古くから地元の人に愛され続けている名店で、買い物などを終えた際にはぜひ立ち寄っておきたいグルメスポットのひとつです。

国際市場のアリラン通りにあるのが『山海カルビ』で、周辺にあるほかのお店に比べるとかなり内装が綺麗で女性にも安心なお店です。ここ『山海カルビ』の売りは味付け豚カルビや生カルビで南浦洞のなかでは珍しく1人前から注文することができます。ですから、少しずついろんな種類を食べたい人やひとりで焼肉を食べたい人には特におすすめです。

『トルゴレスンドゥブ』は日本人にも人気の韓国料理・スンドゥブを食べられるお店です。ここ『トルゴレスンドゥブ』は早朝からオープンしており、さらにここのスンドゥブはボリュームが多すぎず少なすぎずの適量なので朝食にはぴったりのお店となっています。また、かなりリーズナブルにスンドゥブを食べられるのも『トルゴレスンドゥブ』の良さです。

『ナイスクリームシティー』は釜山の女の子たちから絶大な支持を集めているカフェで、看板メニューはティラミスです。ここ『ナイスクリームシティー』のティラミスはかなり量があるのですが最初見た時はかなりびっくりしますが、食べてみると甘さがとても控えめです。そのため『ナイスクリームシティー』は甘いものが苦手な人でも大丈夫なカフェです。

『エンジェルインアスコーヒー釜山中央店』は韓国では知らない人がいないほど有名なカフェです。韓国国内に300店舗以上あるチェーン店だけに味はもちろん接客などのサービスもしっかりしており、安心して足を運べるカフェとなっています。ちなみにこのお店は早朝からオープンしているカフェなので朝食をとる場所にももってこいでしょう。

南浦洞にある『ゴンチャ光復店』は台湾からやってきたカフェで、本場のバブルティーが楽しめる専門店となっています。ちなみにバブルティーとはタピオカ入りのお茶のことで、釜山に上陸するや否や瞬く間に人気のカフェとなりました。ここ『ゴンチャ光復店』のバブルティーは4時間ごとに新しいお茶を淹れなおすため常に新鮮で香り高い一杯を楽しめます。

南浦洞で焼肉、特にホルモンが食べたい人におすすめなのが『トンウンヤンコプチャン』です。韓国の釜山と日本の福岡の間には毎日フェリーの定期便があって多くの博多っ子がやってくるわけですが、そのモツ鍋等で下の肥えた博多っ子をもうならせるのがここ『トンウンヤンコプチャン』です。臭みが少なく脂も甘いため、一度食べ出したら止まらなります。

韓国のお酒と言えばマッコリが有名ですが、南浦洞にある『発酵酒房』ではそれをアレンジしたシャンパンマッコリを楽しむことができます。シャンパンマッコリは少し甘酸っぱくなっており、普段お酒を飲まない人でも飲みやすい味付けとなっています。また『発酵酒房』はおつまみも充実していて、特に海鮮チヂミはシャンパンマッコリとの相性が抜群です。

『ソウルカットゥギ』は南浦洞にある美味しいソンロンタンが食べられるお店です。ソンロンタンとは牛骨を長時間煮込んで作ったスープのことで、韓国の代表的な料理のひとつとしても人気です。ここ『ソウルカットゥギ』のソンロンタンは牛骨のコクをしっかりと感じられる一方であっさりもしているため、焼肉等で疲れた胃をいやすのにはもってこいです。

南浦洞があるのは釜山市内のちょうど龍頭山公園や釜山タワーのあるあたりです。南浦洞にアクセスする方法はいろいろとありますが、例えば釜山まで飛行機で行く場合には金海国際空港からリムジンバスが出ているためそれを利用するのが簡単です。ただ、南浦洞が南浦駅周辺にある繁華街であることを考えると電車を使っていくのが一番楽でしょう。

海外旅行で買い物やグルメを満喫できる時間は限られているわけですが、電車を使って南浦洞まで行ってしまえば駅の出口を出てすぐに観光をスタートできます。時間のロスが大幅に減らせるため数あるアクセス方法のなかでも特にコストパフォーマンスがいいと言えます。また、車等と違って地図を調べる必要がないためその意味でも楽なアクセス方法でしょう。

韓国の釜山は日本からのアクセスも簡単で、買い物やグルメを楽しめるお店もたくさんあるため非常におすすめの地域です。特に釜山の中心地である南浦洞にはおしゃれなカフェなどもどんどんと増えており、再び遊びに行くと新しい発見があるのも魅力のひとつでしょう。ぜひ韓国へ旅行をする際にはこの南浦洞をプランのなかに入れてみてください。