香嵐渓の駐車場情報まとめ！料金の相場やおすすめの安い所などご紹介！

豊田市香嵐渓は愛知県豊田市足助町(あすけちょう)にある、矢作川支流の巴川が造る渓谷で、渓谷沿いでは四季折々の花々や紅葉が見られます。春には、かたくりの花やニリンソウなどの山野草が次々と咲き、11月の紅葉の時期には4000本もの楓が赤、橙、黄色と様々なカラーに色づきます。ここでは、そんな香嵐渓について、料金の安い駐車場や時間帯、おすすめのスポット等を交えて紹介します。

豊田市香嵐渓へバスでアクセスする場合は、名鉄名古屋駅または岐阜駅から東岡崎駅まで乗車し、東岡崎駅から名鉄バス足助行きに1時間10分ほど乗り、バス亭香嵐渓下車後徒歩約3分で行けます。あるいは、名鉄浄水駅から、とよたおいでんバス百年草行きに1時間ほど乗車し、バス停香嵐渓で下車する方法もあります。

香嵐渓へ車でアクセスする場合は、豊田JCTから東海環状自動車道に入り、豊田勘八インターで下車後、国道153号線を飯田方面へ13キロ、約20分ほど走ったところとなります。あるいは、猿投グリーンロード、力石インターから国道153号線を飯田方面へ9キロ、約16分ほど走っても行くことができます。

豊田市香嵐渓はハイシーズンには大変混み合いますが、迂回ルートを知っていれば比較的混雑が少なく時間を稼ぐことができます。まず国道153号の平戸橋西交差点で県道11号に入り、下川口交差点を右折し、県道33号を進みます。その後豊丘交差点を右折して国道153号に戻ります。富岡町西洞交差点を右折して、再度県道33号に入り、今朝平交差点を右折し、県道366号に入り香嵐渓に到着します。

ややこしいようですが、ドライブの途中に標識や案内板がありますので、わかり易いはずです。従来の行き方とは逆で北東から到着する形になりますので、多くの駐車場にも左折して入れるため、スムーズな駐車ができます。というのも、混雑時に通常のルートから右折するのはかなりむずかしく、時間を要するからです。

香積寺(こうしゃくじ)は香嵐渓の中にある曹洞宗のお寺で、山号を飯盛山(はんせいざん)と言います。このお寺の急な階段を上り、その先の山門をくぐったあたりに広がる紅葉は、大変美しく見応えがあります。裏手には高さ254メートルの飯盛山があり、絶景の紅葉を楽しみながら20分ほど歩けば山頂に行けます。また、竹を切り抜きろうそくに火を灯す竹灯りの香積寺としても有名です。

足助橋をはさんだところにある、宿場町を思わせる古い街道を散策するのもおすすめです。かたくりの花が満開になる3月中旬から4月初旬の時期には、三州足助屋敷でクラフトフェアーが開催されます。クラフト作家による、手作りの温かみあるオリジナル作品が多数展示される他、体験ブースも用意されています。

香嵐渓もみじまつりは、例年11月1日から30日までの紅葉のシーズンに香嵐渓広場で行われます。この広場で、お茶会や和太鼓、猿回しなど、種々の催しが開催されます。屋台も多数並び多くの観光客で賑わいを見せます。また、巴川にかかる香嵐渓のシンボルとも言える赤色の待月橋は、後方に位置する飯盛山の紅葉とのコントラストが大変美しいおすすめの名所です。

豊田市香嵐渓は、11月の紅葉のシーズンには、夕暮れ時に樹木の中から空を仰ぐと、日に紅葉が透けて空一面が紅く染まり、美しい光景を見ることができます。また、巴橋付近を中心に日没から午後9時にかけてライトアップが行われます。ライトアップされた香嵐渓では、日中とは違う幻想的な紅葉の景色が浮かび上がります。

香嵐渓では、ハイシーズンには多くの屋台が設けられます。中でもおすすめは、中国菜館の刀削麺です。中国南京市から来日した本場の料理人たちが作る刀削麺は4種類ほどあり、価格は600円から700円と安い値段で食べられます。また、炭火焼きで焼いた五平餅は、炊いたうるち米を平らな棒の串に刺し、甘味噌だれをつけて焼きあげたものでおすすめす。猪や鹿のフランクフルトもおいしく頂けます。

豊田市香嵐渓には公営の駐車場があり、併せて670台ほどの車が停められます。また、11月の紅葉のシーズンの土日祝日には、学校のグラウンドなどを使用するる臨時駐車場が開設され、650台ほどの車を停めることができます。駐車場の中でも待月橋に近いメインの駐車場が宮町駐車場です。この駐車場は飯田街道の南側にある大きな駐車場で、200台の車が駐車できます。

香嵐渓の豊田市役所足助支所駐車場は飯田街道の北側に位置する駐車場で、近くに足助八幡宮があります。この駐車場には120台の車が駐車可能です。公営の駐車場は24時間営業しており、紅葉のシーズンの料金は1日1000円、オフシーズンには500円という安い価格で停められます。足助八幡神社は、古くから病気平癒、安産の神様として人々から崇められています。

足助八幡神社の創建は673年と云われており、室町時代の建築様式を持つ本殿は国の重要文化財に指定されています。その他にも、多くの文化財が残されており、中でも鉄砲的打図板額は県の文化財に指定されています。そして10月には、足助まつりと呼ばれる足助八幡宮の秋の例大祭が行われ、提灯で照らされた勇壮な山車が町を練り歩きます。

豊田市香嵐渓の西町第二駐車場は、香嵐渓の入口となる巴橋の横にある最も便利な駐車場です。70台が駐車でき、24時間営業で料金は1日1000円となっています。また、この場所から徒歩3分ほど奥に行ったところに500円という安さで駐車できる駐車場があります。朝早く行かないと空いていませんが、香嵐渓を過ぎてから250メートルほど行ったところの右側にこの駐車場があります。

この駐車場は、｢村定酒店専用駐車場｣と言い、名鉄バス停一の谷のそばにあり、古い酒店の向かい側に位置します。ほとんどの観光客は香嵐渓付近の駐車場に停めるため、その先の方にある駐車場にはなかなか気づきません。また、東方面からアクセスする車はあまり無いため、この安い駐車場は穴場的な駐車場となります。それでも、混雑時は朝7時前に行かないと駐車がむずかしいかも知れません。

香嵐渓の西町第2駐車場から420号線に沿って少し東方面に行ったところに西町第1駐車場があります。この駐車場には30台程度しか停められませんが、少し離れた場所にあるため、第2駐車場に停められない場合はトライしてみるとよいでしょう。第1駐車場がだめでも、その近くに個人の家の空き地を利用した駐車場がいくつかあり、料金は700円から800円と比較的安い価格で駐車できます。

香嵐渓にはその他にも、多少遠くなりますが3つほど公営駐車場があります。一つは香嵐渓の東方向にある足助中央駐車場で90台が駐車可能です。2つ目は香嵐渓の南側にある落部駐車場で60台が駐車できます。そして3つ目は、同じく南側の川沿いにある川見駐車場で100台の駐車が可能です。香嵐渓の公営駐車場は、ハイシーズンは一日1000円ですがそれを外せば500円という安い料金で駐車できます。

豊田市香嵐渓では、11月の紅葉の時期になると、学校のグラウンドなどを駐車場にして観光客がスムーズに楽しめるよう工夫されています。足助中学校もその一つで、その場所は、420号線から飯田街道に沿って東に7分ほど行ったところにあります。駐車可能台数は50台ほどで、料金は一般の公営駐車場と同じ1000円で1日停められます。

香嵐渓の臨時駐車場の2番目は足助小学校のグラウンドです。この場所は、足立中学校よりももう少し東側にあり、香嵐渓からは10分ほど歩いたところになります。紅葉の見頃の時期に合わせて、11月10日過ぎから11月末までの土日及び祝日に限り、グラウンドが開放され駐車場となります。この場所には200台の車が駐車できます。

香嵐渓の臨時駐車場の3番目は、足助グラウンドです。この場所は、香嵐渓から北東方向に6分ほど歩いたところにある川沿いのグラウンドで、豊田市スポーツ施設足助トレーニングセンターのグラウンドが11月のハイシーズンの時期のみ開放されるものです。この駐車場には400台もの車が駐車可能となります。臨時駐車場には、併せて650台もの車が駐車できるようになります。

豊田市香嵐渓は愛知県豊田市足助町にある有名な渓谷で、春には薄紫のかたくりの花や山野草が咲き、秋には一面に美しい紅葉が広がります。特に紅葉のシーズンには、このスポットは観光客で賑わい、一般の駐車場は混雑しますが、しっかり探せば安くて穴場的な駐車場もあります。。そんな香嵐渓の見どころと駐車場について、料金の安い駐車場やおすすめの時間帯などを含め説明してみました。