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なが餅は笹井屋が元祖の四日市名物!購入できる場所やお値段は?

なが餅は笹井屋が元祖の四日市名物!購入できる場所やお値段は?
投稿日: 2018年7月10日最終更新日: 2020年10月8日

三重県の四日市には、なが餅というおすすめのお土産があります。戦国時代からある定番の和菓子のお土産で、笹井屋という老舗和菓子店が元祖です。さて、なが餅とは実際にどういうものなのでしょうか。どこで購入することができるのでしょうか。

四日市名物のなが餅見出し

Photo by matsudon,giraffe

四日市の土産のおすすめとして挙げることができるのがなが餅です。戦国時代から伊勢土産として親しまれて来た和菓子です。全国的な知名度は同じ伊勢土産の赤福ほどではないですが、根強いファンが多いのも、このなが餅の特長です。少し変わった形をしているのが特長です。今回は、このなが餅について、販売されている老舗和菓子店や、その他の販売店の情報もあわせてお届けします。

なが餅の街・三重県四日市とは見出し

Photo by : : Ys [waiz] : :

なが餅が生まれた街、三重県四日市市は、三重県の北部にある三重県最大の都市です。県庁所在地のある津市よりも、商業も栄え、人口も多い街です。東海地方屈指の都市と言っても過言ではないでしょう。そんな四日市市は、古墳時代から栄えていた街で、天然の良港があり、古くから交通の要衝としても栄えていました。現在も、近鉄四日市駅を中心に、鉄道でも四日市は交通の要衝となっています。

四日市市への車でのアクセス

Photo by xangriffin

車での四日市までのアクセスについてです。東名高速道路を4時間弱走ると、名古屋ICにつきます。そこから東名阪を使い、40分ほどで四日市ICにたどり着くことができます。市街地まではICから20分ほどです。大阪方面から来る場合は、阪神高速道路で松原ICに、松原ICから西名阪で天理IC、天理ICから名阪国道を行き、東名阪で四日市ICまで行きます。大阪からの所要時間は3時間ほどです。

四日市までの電車でのアクセス

Photo by eitarov

四日市までは、東京方面からも大阪方面からも電車でアクセスすることができます。東京方面からは、新幹線で名古屋まで来ます。名古屋からは、JR快速みえでJR四日市駅まで来るか、近鉄特急で近鉄四日市まで来ることができます。大阪方面からは、近鉄特急1本で近鉄四日市まで出ることができます。車でのアクセスよりは、短時間で済みます。

四日市土産のなが餅とはどういうもの?見出し

Photo byqimono

四日市の銘産、お土産としても人気の高いなが餅とは、何なのでしょうか。これは、四日市市にある老舗和菓子店の笹井屋が製造している、細長い餅の和菓子のことです。餅で餡を包み、それを細長く伸ばした形状をしています。そして両面、軽く焼いたのが、四日市名物のなが餅です。日永地区で作られたので、なが餅と呼ばれるようになりました。かつては、砥石の形に似ているので砥餅、牛の舌の形に似ているので牛の舌餅とも呼ばれていました。

老舗和菓子店笹井屋のなが餅

なが餅は、老舗和菓子店笹井屋で製造販売をされています。笹井屋は、創業は天文19年です。永きに渡り、日永の街の銘産の名物を作り続け、守り続けてきました。なが餅という名で呼ぶことができるのは、この老舗和菓子店笹井屋で作られ、販売されているもののみです。丁寧に手作りで作られている、昔から変わらない味が人々から支持されています。

なが餅は歴史ある土産物品見出し

Photo by norio_nomura

実は、三重県内の旧伊勢街道や旧東海道周辺には、なが餅以外にもたくさんの餅の和菓子があり、今でも老舗和菓子店が製造しています。太閤出世餅や赤福、志ら玉などはとても有名な餅の和菓子ですが、それらはすべて三重県内の名産品です。その中の一つに、老舗和菓子店の笹井屋のなが餅も含まれています。さて、どうして三重県内の旧伊勢街道や旧東海道周辺で餅の和菓子が多くあるのでしょう?

お伊勢参りのルートは餅街道

Photo by Kentaro Ohno

なが餅をはじめとした、三重県内の餅和菓子がある場所は、実はある場所に向かうルートと重なります。それは、伊勢神宮です。特に江戸時代頃から盛んになったお伊勢参り、その際に道中、手早く食べられ、かつお腹に貯まる餅の和菓子は、伊勢参りの人々に多く支持されてきました。伊勢参りのルートに餅和菓子が多くあることから、餅街道とも呼ばれるようになりました。

なが餅の販売の最古の店は老舗和菓子店笹井屋

三重県四日市市のおすすめのおみやげとして有名ななが餅。そのなが餅を製造販売しているのが、老舗和菓子店の笹井屋です。なが餅は、笹井屋の登録商標とされており、なが餅という名で販売できるのは、笹井屋だけです。笹井屋は、この形状の餅和菓子を製造している店の中で、最古の店と言われています。創業は天文19年、西暦で言うと1550年です。戦国時代に生まれた和菓子です。

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三重県お土産ランキング!おすすめ&人気の商品で喜ばれること間違いなし! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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四日市おすすめ土産なが餅の値段見出し

Photo by june29

さて、戦国時代から続くという、老舗の味である笹井屋のなが餅は、一体いくらなのでしょうか?老舗の味ということもあり、値段が高くてもおかしくないと考える方もおられるかもしれません。しかし、安心してください。笹井屋のなが餅は、今でも気軽にお土産として購入することができる価格として、販売され続けています。さて、その額とは一体いくらなのでしょうか?

笹井屋のなが餅の値段について

四日市おすすめ笹井屋のなが餅は、実は気軽な値段で買うことができます。7個入は竹皮風袋が648円、箱入りが750円です。竹皮風袋入は7個入りのみです。箱入りの11個入りは1080円、17個入は1620円、22個入りは2160円、33個入りは3240円です。木箱入りのものもあり、39個入りが4320円、51個入りが5400円とされています。すべて税別です。少数から大入りまで、バリエーションも豊かです。

素材にこだわる老舗和菓子店笹井屋のなが餅見出し

天文19年創業の老舗和菓子店笹井屋。永きに渡り、人々にその味と形状が愛されてきました。今でも四日市のおすすめ土産として、重宝されています。そんな笹井屋のなが餅は、ただ単に長く作り続けてきたわけではありません。素材にも十分こだわり抜いています。1つ1つ個包装にされており、こだわりの素材で作り上げられた風味が落ちないように配慮されています。

なが餅笹井屋のこだわり食材

Photo bywuzefe

笹井屋のなが餅の材料は、主に小豆ともち米です。そのどちらもこだわりのものを仕入れ、使っています。もち米は国産のものを使っています。国産のもち米を丹念につき上げています。小豆に関しては、北海道産のものを使用しています。その北海道産の小豆を、丁寧に炊いていきます。そして独自の製法で餅で餡を包み、香ばしく焼き上げています。素朴な味わいながら、素材の良さを感じさせます。

紅白タイプや期間限定の味のなが餅見出し

伊勢のおすすめのお土産、四日市笹井屋のなが餅には、ノーマルの白いタイプのものだけではなく、実は特別なカラーやフレーバーが存在しています。特別なカラーは、紅白のタイプです。白はノーマルのタイプですが、赤い方が普段は店頭ではありません。電話や店頭などで予約をすると、作ってもらえます。お祝い事などに配られることが多いです。紅白のなが餅は、縁起が良いと評判です。

期間限定風味の笹井屋のなが餅

四日市名物のなが餅は、ノーマルなものだけではなく、味も期間限定のものがあります。普段の味わいとはまた違い、新鮮な風味なのでとてもおすすめです。例えば、桜なが餅は、中の餡は白あんです。その白あんに塩漬けした桜の葉を入れ、香り豊かにしています。この桜なが餅は、春先に人気のある商品です。その他に、本かぶせ茶味のものなども販売されていました。

四日市周辺のなが餅に似た銘産品見出し

四日市おすすめ土産のなが餅は、形状はその名の通り、長くて平べったいです。砥石のような形なので砥餅、牛の舌のようなので牛の舌餅などとも呼ばれる変わった形です。この変わった形の餅の和菓子は、なが餅として名乗れるのは、商標登録をしている笹井屋だけです。しかし、この形の餅和菓子は、四日市周辺さらに餅街道周辺には多くあります。

四日市市内や桑名市・鈴鹿市でも

同じような形状の餅の和菓子でも、場所によって呼び方は異なります。四日市市内の別の店舗では、なが餅を太白永餅と呼んでいます。桑名市では、この細長い餅和菓子を、安永餅と呼んでいます。こちらも桑名名物とされています。鈴鹿市では、立石餅と呼ばれています。この立石餅も鈴鹿では長く愛されている餅の和菓子です。旅人にとって気軽に食べられる形状なのが、この形なのでしょう。

四日市市内でなが餅の買える店見出し

四日市の名物のなが餅は、実は様々な場所で購入することができます。元祖のお店ももちろんそうですが、もともとこの形状の餅の和菓子が多くある地域です。市内にも名の違う、同形状の和菓子を販売している店があります。食べ比べるために両方購入する人もいます。なが餅の元祖の笹井屋の他にはどのような店があるのでしょうか?

なが餅と言えば笹井屋

四日市市内でなが餅を買おうとした場合、笹井屋で購入することが可能です。笹井屋は、北町にある本店の他に、三ツ谷店があります。どちらの店舗でも、昔ながらのなが餅を購入することができます。本店も昔ながらの風格があり素敵な店ですが、三ツ谷店は、店舗の中が広々としているので、ゆったりと買い物をしたい人には、三ツ谷店をおすすめします。

太白永餅の金城軒

慶応4年創業の金城軒でも、太白永餅としてなが餅が販売されています。金城軒も、老舗和菓子店として有名なお店です。金城軒の太白永餅は、笹井屋のものと比べると、少し大きく、そして焼き目が優しいのが特長です。値段は9個入り1096円から販売しています。慶弔用カラーのものや、木箱入りのものなどもあるので、用途に合わせて購入できます。

桑名市内でなが餅の購入できる店見出し

Photo by tsuda

なが餅が銘産の四日市市の北側にある桑名市にも、なが餅を購入することができる老舗和菓子店があります。別の名前がついており、その名前に登録商標がついています。桑名市のなが餅も、名産品として広く知られています。桑名市内のなが餅を販売している店は、やはり伊勢参りの人々が通った道沿いにあるのが特長と言えるでしょう。

桑名での呼び名は安永餅

四日市市の北側にある桑名市では、なが餅は安永餅と呼ばれています。実は、この安永餅も登録商標です。登録商標としているのは、市内にある永餅屋老舗です。永餅屋老舗は、本店は桑名駅の東側、八間通交差点の角にあります。安永餅は、焼き目が薄く伸びが良いのが特長です。市内や高速PAでも販売されています。

鈴鹿市内でなが餅が購入可能な店見出し

なが餅で有名な四日市市の南側に隣接する鈴鹿市でも、なが餅を購入することが可能です。鈴鹿市におけるなが餅の名は、立石餅です。鈴鹿市にあった神戸宿の茶屋で作られていたなが餅です。その茶屋の直ぐ側に石の道標があったことから、立石餅と呼ばれることになりました。

立石餅はあま新からもち久へ

もともと立石餅は、あま新という元禄2年創業の老舗がずっと作り続けていました。鈴鹿名物として愛されてきましたが、諸般の事情から廃業することになります。この味を絶やしてはならないと、もち久という市内の和菓子製造会社が立ち上がり、あま新から技術や道具を譲り受け、立石餅の味を守り続けています。立石餅はゴツゴツとし、焼き目が強いのが特長です。

駅やサービスエリアでもなが餅は購入可能見出し

Photo by Kuruman

四日市市内や桑名市内、鈴鹿市内の各直営店で買うことができるこのなが餅。なが餅はお土産品としてもとても人気が高く、直営店以外でも購入することができます。特に安永餅に関しては、幅広い場所で販売されています。駅では、桑名駅の改札口にあるベルマートや、JR名古屋駅構内グランドキヨスクで購入することが可能です。名古屋でもなが餅を購入することができます。

高速SAや空港でもなが餅を購入できる

Photo by *Yaco*

なが餅の中でも特に安永餅は、空港や高速サービスエリアでも幅広く販売されています。中部国際空港では、お土産物売り場に安永餅があります。高速道路のサービスエリアでは、名神高速道路養老SA・東名高速道路守山PA・新東名高速道路岡崎PAなどで販売されています。その他、市内のイオンなどのスーパーマーケットでも安永餅の販売があります。

東京でも四日市土産のなが餅が買える店見出し

Photo by 斌&珮&璇&水滴

美味しい四日市名物のなが餅をお土産としてもらって、ぜひ自分でも購入したいと考える人も多くいるかと思われます。三重県内や名古屋周辺でも販売されていますが、東京では販売されているのでしょうか。数カ所ですがあります。例えば三越日本橋本店の菓遊庵では、曜日ごとに全国の銘菓を取り揃えています。その中に、笹井屋のなが餅もあります。曜日は問い合わせてみましょう。

日本橋の三重テラスでもなが餅を

日本橋には、三重県のアンテナショップがあります。その名も三重テラス。この三重テラスでは、三重県の名産品を多く扱っていて、とても人気のあるお店です。この三重テラスでも、四日市名物のなが餅を買うことができます。笹井屋のなが餅です。7個入りの竹皮包のものを購入することができます。他にも、餅街道の名産品が多くあるので、食べ比べるのも楽しいでしょう。

老舗の味なが餅をネット通販で見出し

Photo by pope_moisa

三重や名古屋、東京以外でもなが餅を食べたい、お土産で貰ったその味を忘れることができない、という人もいるでしょう。販売店はないかもしれないですが、通信販売で購入することが可能です。なが餅の元祖の笹井屋でもネット通販を完備しています。賞味期限は製造から3日ですので、到着したらすぐに食べましょう。

安永餅の永餅屋老舗でも通販可能

桑名市にあるなが餅の老舗、永餅屋老舗の安永餅も、公式ホームページからの通信販売が可能です。しかし、通信販売に対応していない期間があります。それは6月末から9月いっぱいまでの間です。安永餅は手作りでかつ保存料を使用していません。生菓子なので、夏季の期間での通信販売はしていないのです。秋から春にかけて利用しましょう。

四日市土産にはなが餅を見出し

Photo byRedMaiden

今回は、四日市市の名産品なが餅について紹介しました。三重は餅街道と呼ばれ、昔から赤福や太閤出世餅など、餅のお土産が豊富にあります。その中でもなが餅は、今でも老舗和菓子店の笹井屋などで作り続けられてきました。素朴な味わいとその形状は今も昔も変わりません。四日市のおすすめのお土産なが餅を食べながら、旅の土産話に花を咲かせましょう。

投稿日: 2018年7月10日最終更新日: 2020年10月8日

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