神宮球場へのアクセス方法まとめ！車や電車での行き方や料金は？

神宮球場は、六大学野球の聖地でもあり、ヤクルトスワローズのホームでもある魅力的な球場です。さらに野球だけでなく、さまざまなイベントが行われている神宮球場。神宮外苑という場所にあるので、神宮球場の周辺を散策するだけでも楽しめます。そんな神宮球場のアクセス方法と料金や、周辺施設についてご紹介します。

神宮球場とは明治神宮野球場のことです。東京都新宿区にあります。ヤクルトスワローズの本拠地ですが、、プロだけではなくアマの試合も多数開催されている球場です。明治神宮野球大会や六大学野球の開催地にもなっており、学生の野球を盛り上げている側面もあり、野球をする学生たちの憧れの地にもなっています。

神宮球場は野球だけではなくコンサートや花火大会なども開催されており、野球ファンのみならずさまざまな人が訪れる機会がある野球場です。

神宮球場は大都会にある球場ですが、最寄り駅はどこでしょうか。神宮球場は最寄り駅がいくつかあり、電車でのアクセスがとてもしやすい場所にあります。複数の路線からアクセスが可能ですので、まずはそれぞれの最寄り駅からどれくらいの時間で神宮球場にアクセスできるのかを見ていきましょう。

東京メトロ銀座線「外苑前」駅が、電車で神宮球場にアクセスする場合にはもっとも近いです。「外苑前」駅の3番出口から徒歩5分で神宮球場に到着します。

「外苑前」駅から神宮球場までのルートは、まず3番出口から地上に出ます。すると「外苑前」という交差点に出るので、その交差点を背にしてそのまま道なりに進むとすぐ右手に正門が見えてきます。電車でアクセスする際には、非常にわかりやすくシンプルなアクセス方法でおすすめです。

電車でアクセスする場合、2番目に近い駅がJR総武線「信濃町」駅で、徒歩12分で到着できます。まず信濃町駅を出て、目の前の横断歩道を渡り、都道414号線をまっすぐ歩いて線路の上にかかる橋を渡ります。この橋を渡るとすでに目の前は神宮外苑が広がっています。

ここからは外苑の敷地内を歩いていきます。一番近いルートは、「外苑にこにこパーク」沿いの道路を歩き、「外苑にこにこパーク」の入口の向かいの「絵画館」の入口を入り、「絵画館広場」を通り抜け、「明治神宮外苑バッティングドーム」や「ヤクルトスワローズオフィシャルショップ」がある交差点を左折して到着するというルートです。

同じく徒歩12分でアクセスできるのが、都営大江戸線「国立競技場」駅です。A2出口を出るとすぐ右手に「神宮外苑」の入口が現れます。神宮球場は国立競技場の近くなので、都道414号線を国立競技場の方向に進みます。スケートリンクを通り過ぎ、国立競技場に沿ってそのまま道なりに歩き続けます。

国立競技場を通り過ぎると交差点に出ます。その交差点をそのまま直進します。そしてそのまま道なりに歩き続けると、神宮球場の外野席側に到着します。このルートは駅の構内から道案内の看板が出ているので、非常にアクセスしやすいルートです。

JR総武線「千駄ヶ谷」駅からは徒歩15分でアクセスできます。「千駄ヶ谷」駅を出て、横断歩道を渡り、津田塾大学と東京体育館の間の道をまっすぐ進みます。「東京体育館前」という丁字路に着いたらそこを左に曲がります。そして再び道なりに進みます。

「外苑西通り」に出たら右に曲がり、また道なりに進みます。そして「仙寿院」という交差点に出たら、左折し道なりにまっすぐ進みます。「日本青年館前」という丁字路に突き当たったら、右に曲がります。「神宮第二球場」を通り過ぎると神宮球場の正門にたどり着きます。

徒歩15分と電車利用の場合はもっとも長いルートですが、国立競技場の案内が出ているのでそれに従っていけば決して難しいルートではありません。町並みも楽しいので散歩気分で歩けてしまいます。

神宮球場に電車で遠方からくる場合は、主要駅で乗り換えることが多いです。神宮球場は最寄り駅がいくつかある上乗り換えルートもいくつかあるパターンが多いです。そこで、各主要駅からもっともアクセスしやすいルートとその料金をご紹介します。それぞれの主要駅からはご自宅からはどの乗り換えルートがもっとも早くて安いのかをチェックしましょう。

渋谷駅からは銀座線に乗り換えて3分で「外苑前」駅に到着します。「外苑前」駅からは徒歩5分で神宮球場に到着するので、主要駅の中ではもっともシンプルにアクセスできる方法です。

渋谷駅は「東急東横線」や「東急田園都市線」などの電車が乗り入れているため、神奈川方面から来る方におすすめ。「JR湘南新宿ライン」も通っているので、大宮、高崎、宇都宮方面からもアクセス良好。渋谷駅から銀座線利用で料金は170円です。

新宿駅からのアクセス方法は、JR総武線で5分で「信濃町」駅に到着します。1つ手前で「千駄ヶ谷」駅も通りますが、「信濃町」駅から歩いたほうがやや近いので、「信濃町」駅まで行ってしまう方がおすすめです。

新宿駅から信濃町までの所要時間はおよそ5分で、料金は140円です。「信濃町」駅の手前が「千駄ヶ谷」駅ですが、「千駄ヶ谷」駅で降りても料金は変わらず140円で、乗車時間も1分しか変わりません。「信濃町」駅で電車を降りて、歩く時間を短縮する方がおすすめです。

新宿駅で乗り換えるルートは、新宿駅を通る埼京線を利用する埼玉方面の方や、小田急線、京王線ユーザーの方におすすめです。新宿駅には大江戸線も通っているため、大江戸線を利用して「国立競技場」駅で下車するパターンもありますが、都営大江戸線の乗り場が遠いので、総武線利用のほうが乗り換えがしやすくおすすめです。

新幹線を利用してアクセスする方は必見の、東京駅からのアクセス方法をご紹介します。神宮球場の最寄り駅まで東京駅から直通で行ける電車がないため、必ず乗り換えが必要です。

もっとも乗り換え回数が少ないルートは、東京メトロ丸ノ内線に乗り「赤坂見附」駅で下車し、銀座線に乗り換えて「外苑前」駅にて下車するルートです。この場合、乗り換えは1回のみです。乗車時間は15分程度。乗車料金は170円です。

乗り換え回数が2回になりますが、山手線を利用して新橋や神田から銀座線に乗り、外苑前にて下車するルートもあります。所要時間は銀座線利用とあまり変わりませんが、この場合の料金は300円を超えるので、少しでも手間と時間を節約できるように、丸ノ内線を利用するルートがベストです。

池袋駅からも神宮球場最寄り駅までの直通の電車がないため、最低1回乗り換える必要があります。複数の電車乗り換えパターンがありますが、一番わかりやすいのが、山手線で新宿駅に行き、総武線に乗り換えて「千駄ヶ谷」駅もしくは「信濃町」駅にて下車するというパターンです。この場合の乗車時間は16分程度で、料金は170円です。

もう一つのわかりやすい乗り換えパターンは、山手線もしくは副都心線に乗り渋谷駅に行き、銀座線に乗り換えて「外苑前」駅で下車するルートです。乗車時間は14分です。池袋から渋谷まで山手線を利用した場合は330円。副都心線を利用した場合の電車の料金は200円です。

神宮球場の周辺はイベントがある土日祝日は混雑するので、なるべく電車でアクセスすることをおすすめします。しかし、荷物が多くなりそうな場合や、時間を気にせず向かいたい方、小さなお子様連れの方など、どうしても車で向かわなければならない時もあります。そんな方のために、車でのアクセス方法と、近隣の駐車場の情報をお届けします。

近隣の県からならば一般道でもアクセス可能です。例えば横浜や船橋からは、一般道を利用して1時間15分でアクセスできます。この場合もちろん料金はガソリン代しかかかりません。

しかし交通規制や渋滞は加味されていないので、車で行くなら高速道路を利用するのがおすすめです。首都高速4号新宿線「外苑」出口が最寄りの出口。「外苑」出口から出れば、神宮球場はすぐです。

神宮球場に専用駐車場はありませんが、「絵画館駐車場」という駐車場があります。396台駐車可能の大規模な駐車場で、営業時間は5時から21時までです。しかし、ナイターがある時は1時間延長しています。「絵画館駐車場」の料金は1日1550円で利用可能です。

神宮球場周辺には、一般駐車場もあります。おすすめは、「アキッパ」という駐車場予約サイトを利用して駐車場を予約しておくことです。14日から30日前には予約ができるので、予定があらかじめ決まっている場合は早めに予約することをおすすめします。

アキッパで予約できる駐車場でおすすめなのは、「明治記念館」の駐車場です。神宮球場までは徒歩9分で行くことができます。「絵画館駐車場」は早い者勝ちの駐車場なので、確実に駐車場を利用したい方は「明治記念館」の駐車場を予約することをおすすめします。駐車できる台数は「絵画館駐車場」よりやや少ないので、予約したい方はお早めに。

神宮球場の周辺である神宮外苑には、体を動かして遊べるスポットや文化に親しめるスポットがたくさんあります。神宮球場がある神宮外苑は、もともと体力の向上や文化の普及に利用されるためにできたもの。だからスポーツを楽しむ施設が充実しているのです。神宮球場と合わせて立ち寄りたい周辺情報をご紹介します。

近年は少なくなってきているバッティングセンターですが、神宮球場の近くにある神宮バッティングドームは元気に営業しています。10人のプロ野球選手とバーチャルでバッティングができるマシンがあり、非常に臨場感があります。広くてドーム状になっているので、打てた時の爽快感がとても気持ちの良いバッティングセンターです。

神宮バッティングドームには、バッティングマシンのほかに小さなゲームセンターやヤクルトショップが併設されています。野球好きな大人から子どもまでみんなで楽しめる貴重な施設となっています。ナイターの前に立ち寄ったり、野球観戦後、野球をやりたくなったりしたらぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

神宮バッティングドームの料金は、1プレー20球で410円です。3プレー、11プレー、20プレーもあります。やればやるほどお得になるので、たくさん打ちたい方にはおすすめです。パーフェクト9やパーフェクトピンポンもあります。パーフェクト9は1プレー15球300円、パーフェクトピンポンは1プレー60球で200円です。

神宮バッティングドームの営業時間は、4月から10月は9時から22時まで。ピッチングコーナーは21時20分まで営業しています。11月から3月は平日11時から21時まで。土日祝日は9時から21時までです。ピッチングコーナーは20時20分までと、冬季はやや短い営業時間になっています。

神宮バッティングドームは、神宮球場からすぐ近くにあります。神宮球場の外野中央側の出入り口を出て、ゴルフショップやゴルフの練習場の前を左に曲がり、道なりに歩いて行くと右手にある白い建物が神宮バッティングドームです。神宮球場からはおよそ徒歩でおよそ6分です。

神宮バッティングドームの最寄駅は、神宮球場とほぼ同じです。もっとも近い駅は、JR総武線「信濃町」から徒歩5分、もしくは都営大江戸線「国立競技場」駅から徒歩5分です。東京メトロ銀座線「外苑前」駅からは徒歩8分、都営大江戸線や銀座線を利用する方なら「青山一丁目」駅からも徒歩10分でアクセスできます。

明治神宮外苑アイススケート場は、オールシーズン年中無休で営業しているアイススケート場です。子どもから大人まで、レジャーとして一般利用したり、スケートの選手が技を磨くために使ったりすることができます。

スケート靴はレンタルできるので、事前に用意するものは暖かくて動きやすい服装のみ。冬場なら着て行くこともできるので、手ぶらでもOK。館内には、軽食を販売しているショップや休憩スペースがあるので、休憩を挟みながら心ゆくまでスケートの練習が出来ます。

明治神宮外苑アイススケート場は、一般利用のほか、スケートリンクをレンタルすることもできます。スケート場がオープンする前の午前の時間帯はフィギュアスケート用として、クローズしてから深夜3時半頃までは、おもにアイスホッケーのチームが利用しています。

大人から子どもまでが対象のフィギュアスケート教室もあります。有名なコーチに教えてもらうことができるので、気になる方はぜひHPをチェックしてみてください。

明治神宮外苑アイススケート場の営業時間は、平日は13時から18時まで、土日祝日10時から18時までです。年末年始の12月25日から1月7日までの平日は12時から18時まで、土日と1月2日、3日は10時から18時までとやや長く営業しています。年末年始のこの期間は、利用料金は土日祝日料金となります。

神宮外苑アイススケート場は、「千駄ヶ谷」駅と「信濃町」駅の中間地点にあります。「国立競技場」駅ならA1出口を出てすぐの場所にあります。「千駄ヶ谷」駅や「信濃町」駅、もしくは「国立競技場駅」を利用する方は神宮球場にアクセスする際に前を通るので、家を出る予定を早めてスケートを楽しむのもよいでしょう。

明治神宮外苑アイススケート場からもっとも近い駅は、都営大江戸線「国立競技場」駅から徒歩1分です。JR中央総武線「千駄ヶ谷」駅「信濃町」駅からも近く、およそ徒歩5分で着きます。

神宮球場に行く前にスケート場を利用する場合は、国立競技場駅か千駄ヶ谷駅利用がおすすめ。アイススケート場は、神宮球場と場所が離れているので、「外苑前」駅からは遠いので注意してください。

TEPIA先端技術館は、神宮球場のすぐ隣にある施設です。日本のさまざまなテクノロジーを学び、体験することのできる場所です。実はここは、なんと無料で楽しめる穴場スポットでもあります。

プログラミングを体験したり、シアターで30分弱の映像を観たりすることができる。地下や3階には、ホールや貸し会議室などもあり、使い方は多種多様。ホールでは催し物が開かれていることもあります。無料なので、気軽に立ち寄ってみましょう。

TEPIA先端技術館の営業時間は、平日が10時から18時まで。土日祝日は10時から17時までと1時間短くなっています。バッティングドームなどのスポーツの施設と比べると閉館時間が早いので、ナイターの前に行くのがおすすめです。出発時間を少し早くして、ぜひ立ち寄ってみましょう。

TEPIA先端技術館は、神宮球場と秩父宮ラグビー場の間にあります。目と鼻の先にあるので、迷うことはありません。野球やラグビーなどのスポーツ観戦の前や、はたまたコンサートのついでにも立ち寄りやすい立地です。無料の施設でも満足度は高いので、別日に時間を取って訪れても良いでしょう。

東京メトロ銀座線「外苑前」駅から徒歩4分、JR総武線「千駄ヶ谷」駅または「信濃町」駅から徒歩14分、都営大江戸線「国立競技場」駅から徒歩11分、「青山一丁目」駅から徒歩9分です。大江戸線ユーザーの方は、国立競技場よりも「青山一丁目」駅の方が近いので、TEIPAに行く方は「青山一丁目」駅で下車がおすすめです。

さまざまな駅からアクセス抜群の神宮球場。高速のインターもすぐ近くで、どちらのアクセス方法でも利用しやすい立地です。野球ファンの方はもちろんですが、スポーツ施設や散策にぴったりのいちょう並木などもあり、野球ファン以外でも十分に楽しめる場所となっています。野球観戦以外でも、神宮球場に気軽にアクセスしてみてください。