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柳井の観光なら白壁の町並み!金魚ちょうちんが名物!周辺の観光スポットも!

柳井の観光なら白壁の町並み!金魚ちょうちんが名物!周辺の観光スポットも!
投稿日: 2017年4月28日最終更新日: 2020年10月7日

山口県南東部の柳井市は瀬戸内海に面した町です。立地と気候が良く、古くから商業や交易で栄えていました。そんな歴史的背景から、柳井には「白壁の町並み」と呼ばれる地区を中心に観光スポットや特産品が多くあります。今回は柳井の白壁の町並みと観光スポットをまとめました!

山口県柳井市はどんなところ?見出し

山口県柳井市は山口県の南東部、瀬戸内海につき出した場所にある町です。おすすめの観光スポットは、主にJR柳井駅の北側にある白壁の町並みを中心としたエリアに集中しています。白壁の町並みは重要伝統的建造物群保存地区になっており、それぞれの建物も県や国の文化財として登録されています。今回はそんな古い町並みを残す柳井のおすすめ観光スポットを紹介します!

柳井観光に行こう!アクセスは?見出し

車の場合は、山陽自動車道玖珂ICを降りて、国道437号線で大畠へ(約30分)。大畠から国道188号線で柳井へ(約20分)。電車の場合はJR山陽本線柳井駅が最寄り駅で、柳井駅からは徒歩5分で白壁の町並みへ行く事が出来ます。柳井駅までは広島からの所要時間は約1時間30分、岩国からの所要時間は約35分です。また、四国松山からは柳井港まで定期フェリーが運航されています。

観光バス等で来た場合は、白壁の町並みの西の端、観光案内所(白壁ふれあい広場)が起点になります。駐車場もこの近くに多いので、車で来た場合も同様になると思います。電車でJR柳井駅に来た場合は、駅の北から伸びる「麗都路通り(れとろどおり)」をまっすぐ歩いて行くと、「町並み資料館」と呼ばれる旧・周防銀行本店の建物が見えてきます。この町並み資料館がある交差点から西に伸びる通りが、白壁の町並みです。

観光の前に!柳井の歴史見出し

柳井市は古くから瀬戸内海海上の交通の要所だった上に気候も温暖。江戸時代、白壁の町並みがあるあたりは岩国吉川家の領地として「岩国吉川領の御納戸」とも呼ばれ、急速に発展しました。明治時代に入ってからも商業都市として繁栄、製造業も発展しました。戦後は山陽新幹線や山陽自動車道が柳井を経由しなかった為に開発が進まなかった面もありますが、その反面明治時代の建造物や町並みが多く残る町になりました。

柳井白壁の町並みを観光しよう!見出し

まずはメインの通りを歩いてみましょう!白壁の町並みの西側からスタートする人は「町並み資料館」を目指して、町並み資料館からスタートする人は「白壁ふれあい広場」を目指すと良いと思います。白壁ふれあい広場と町並み資料館の間は約200mと、歩くのもそう苦にならない距離です。まずは端から端まで歩いて、白壁の建物を外側から堪能して下さい。

外壁だけじゃない!観光で入れる柳井の建物見出し

むろやの園

江戸時代、西日本有数の油商であった小田家の住居で、山口県指定有形民俗文化財として登録されています。小田家の屋号が「室屋(むろや)」であった事からこの名前が付けられました。敷地は東西に約20m、南北に119mもあり、日本に現存する町屋としては最大規模と言われています。今は資料館として公開されており、小田家が代々使用してきた生活用具や文書などが展示されています。

国森家住宅

国森家は江戸中期の豪商で、この住宅は18世紀後半に建てられた物です。江戸時代の典型的な商家として国の重要指定文化財に登録されています。細部まで往時のまま保存されており、一般でも内部の見学が可能となっています。また、この建物の奥には住民が暮らしており建物の維持管理をされています。

買い物して学んで!観光できる柳井醤油蔵見出し

やない西蔵

メインの通りから北、国森家住宅の向かいの道をに入った先にあります。大正時代末期の建物で、昭和55年頃までは醤油蔵として使用されていました。現在は改修されて、ギャラリーや体験工房として活用されています。金魚ちょうちん製作体験や、柳井縞製作体験ができるおすすめスポットです。

佐川醤油蔵(甘露醤油資料館)

柳井を代表する名産品「甘露醤油」を昔ながらの製法で今も製造している醤油蔵です。醤油蔵の一部を「甘露醤油資料館」として公開しており、甘露醤油の製造工程や、製造に使われる杉桶を始め様々な道具を見学する事ができるスポットです。

白壁から少し足を伸ばして!ワンワン寺とは見出し

町並み資料館から北東の方角へ徒歩10分ほど足を伸ばすと、「光台寺」というお寺があります。中国明朝様式で作られた変わった外観をした桜門が特徴で、この下で手を叩くと「ワンワン」と反響する事から「ワンワン寺」という愛称で地元の人に親しまれています。

桜門の右側には「国木田独歩曽遊の地」と書かれた石碑が建っています。この光台寺から南に歩くと、国木田独歩が22歳から24歳まで住んでいた「国木田独歩旧宅」へも行く事が出来ます。興味がある方はぜひここまで足を伸ばしてくださいね。

観光客に大人気!柳井の金魚ちょうちん見出し

金魚ちょうちんは、柳井が誇る郷土民芸品です。幕末の頃、柳井で商売を営む熊谷林三郎氏という人が、柳井の伝統的な物産である柳井縞の染料等を利用して作ったのが始まりだと言われています。青森のねぶた祭りがヒントだそうですよ。金魚ちょうちんは柳井の夏の風物詩となっており、特に「金魚ちょうちんまつり」では白壁の町並みや町の各所に金魚ちょうちんが飾られます。

夏の風物詩の金魚ちょうちんですが、柳井では一年中、体験製作やお土産として購入できます。まんまるの身体に、目と口を大きく開けた金魚の姿はとても愛らしく、老若男女を問わずお土産におすすめ!ぜひ柳井の金魚ちょうちんを持って帰って下さいね。

柳井でお食事するならこれに決まり!見出し

般若御膳

名前のインパクト大!柳井の地名発祥の地である「湘江庵」にある柳と井戸にまつわる「般若姫伝説」にちなんで名付けられた、柳井の郷土料理です。店によってアレンジされていますが、柳井で獲れた瀬戸貝と野菜を甘露醤油で味付けした炊き込みご飯、柳井名産の自然薯を使ったとろろそばをセットにした御膳が基本です。

白壁海鮮丼

言わずもがな、白壁の町並みにちなんで名づけられた海鮮丼です。店によってアレンジされていますが、柳井沖で獲れた新鮮な魚介類と、柳井名産の自然薯を使った海鮮とろろ丼が基本です。海の幸と山の幸を一緒に食べられるなんて贅沢の極み!柳井に来たらおすすめの一品。

奇祭もあり!観光したい柳井のおまつり見出し

柳井天神春まつり(4月下旬)

菅原道真公をまつるおまつりで、毎年道真公の命日の4月25日直前の日曜に開催されます。まつり中は様々なイベントが開催されますが、最大のおすすめイベントは江戸時代の参勤交代に扮した一行が町中を練り歩く大名行列!白壁の町並みを大名行列が通行する様はまるで江戸時代のよう。

柳井金魚ちょうちんまつり(お盆頃)

町おこしの一環として毎年開催されるようになった、金魚ちょうちんをモチーフにした夏まつりです。この時期は町中の軒先に金魚ちょうちんが飾られ、夜にはとても幻想的な雰囲気になります。イベントは毎年工夫を凝らされて変化しており、近年のおすすめイベントは「金魚ねぶた」や「金魚ちょうちん踊り」です。

俄まつり(9月~10月)

柳井市の大畠地区で開かれる豊漁を祈願する祭りで、西日本有数の奇祭としても知られています。鳴門神社の男御輿、海原神社の女御輿を左右に荒々しく倒しながら町内を練り歩き、夕方潮が満ちるころに神輿ごと海に入ります。

柳井まつり(11月23日)

毎年11月23日に、秋の収穫を祝って開催されるまつりです。柳井市体育館周辺では市が催され、「鯛めし」や「タコおこわ」など地元の特産品を使った料理を食べる事ができます。また、白壁の町並みでは矢場や射的などの「白壁江戸祭」といったイベントも開催されます。最大のおすすめイベントは麗都路通りで行われる「花傘おどり」です。

観光の後はお土産!柳井の名産品紹介見出し

金魚ちょうちん

いわずもがなの金魚ちょうちん!柳井を観光した後はきっと金魚ちょうちんがほしくなっているはず!大きさも見た目も様々な金魚ちょうちん、ぜひ贈る人の顔を思い浮かべながら選んでくださいね。

甘露醤油

甘露醤油は、200年以上続いている伝統的な製法で作られた醤油です。2年間かけて熟成された生醤油に、再度大豆と小麦の麹を混ぜ、更に2年~3年ほどかけて醸造する、とても手間のかかった製法(二重仕込み)で現在も製造されています。手作りで塩分控えめのまろやかな味が特徴です。

やなぎ漬け

柳井で採れる「そうめんうり」を粕漬けにしたもの。シャキシャキとしたそうめんうりの食感が特徴で、食べるときは繊維に沿って細くほぐしながら食べるのだとか。柳井の地元の人による手作りの味わいが魅力です。

柳井縞

柳井を中心に発達した日本の伝統織物です。江戸時代、岩国藩が織物の検印制度を取り入れた事から柳井縞の品質が認められ、江戸中期には日本全国に広まるまでになりました。明治時代後半に織物業は一度衰退してしまいましたが近年その価値が見直され、柳井縞の名が徐々に広まりつつあります。

橘香酢

摘果ミカン(青ミカン)を活用した果実酢です。従来はもぎ捨てられていた摘果ミカンをなんとか活用できないかと農家の女性たちが研究して作りました。完熟ミカンよりもクエン酸やビタミンが多く含まれており、1瓶に約25~30個分の青ミカンを使用しています。

柳井の観光は白壁の町並みを楽しもう!見出し

以上、柳井の白壁の町並みを中心としたおすすめスポット紹介でした!伝統が色濃く残る町、柳井の魅力は伝わりましたか?柳井に来たら、見て歩いて食べて買って、思いっきり楽しんで下さいね。

さらに山口県柳井市周辺を楽しみたい方はこちら!

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投稿日: 2017年4月28日最終更新日: 2020年10月7日

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