道北の観光ならココ！富良野や美瑛の人気スポットに絶景・グルメまで！

皆さんは北海道観光というとどこを思い浮かべますか？時計台、大通り公園、函館山など有名な観光スポットは沢山ありますが、今回ご紹介するのは北海道の中心地、札幌よりもはるか北の道北エリアです。

北海道らしい景色や美味しいグルメを堪能するにはぴったりのエリア道北。ちょっと違った刺激を求めて道北の旅へ出かけてみてはいかがでしょう。道北エリアを詳しくご紹介します。

日本の北の大地北海道のさらに北部にある地域は道北と呼ばれています。北海道では日常的に使われている北海道北部を指す言葉ですが、実際のエリアはどのあたりになるのでしょう。夏の観光にもおすすめの北海道らしさを満喫できるグルメも沢山の道北について詳しくご紹介します。

道北は北海道らしい美しい自然を堪能できる人気の観光エリアです。特に夏シーズンの景色は美しく、人気があります。

自然に加え、グルメも人気で、最北のエリアならではの美味しいグルメが堪能でき、観光には最適です。

道北に含まれる地域は上川、留萌、宗谷を含む地域になります。地図でいうと北海道の北の先端部分から中心部にかけてのエリアです。

エリアでは札幌のある道央の隣になりますが、札幌からのアクセスは特急を使っても3～5時間ほどかかります。

道北の人気観光スポットを3つご紹介しましょう。一言で道北と言っても、それぞれのスポットは距離的にはかなり離れていますが道北旅行では人気のあるスポットです。時間をかけてゆっくり観光して回る時にはぜひ全部のスポットに立ち寄ってみてはいかがでしょう。絶対に後悔しない楽しい経験ができるはずです。

道北の人気の観光スポットといえば、日本屈指の人気動物園旭山動物園です。動物たちの本来持っている生態や行動を引き出すユニークな展示方法は子供たちのハートを虜にします。1年を通してたくさんの観光客が訪れるスポットは子供連れならぜひ立ち寄っておきたいスポットです。

道北の旭山動物園の見どころは何と言っても大人気のホッキョクグマ館やあざらし館。ホッキョクグマが巨大プールの中でダイナミックに泳ぐ様子や筒状のガラスの柱を上下して泳いでいる愛くるしいアザラシの様子は子供だけでなく、大人も必見です。また4種類のペンギンを見ることができるのもおすすめ！

旭山動物園の営業時間は4月27日～10月15日までが9時半から17時15分、10月16日～11月3日までは9時半から16時半まで。冬期間は11月11日～4月7日は10時半から15時半までです。入園料金は高校生以上が820円、小人は無料です。旭川駅からのアクセスはバスで40分程です。

道北でおすすめの観光スポットに雲海を余すことなく楽しむことができる雲海テラスがあります。北海道の中心に位置するトマムの大自然が繰り広げる幻想的で神秘的な世界を満喫することができる人気のスポットです。期間限定の自然現象はぜひチェックして予定を合わせて出かけましょう。

雲海テラスは5月中旬～10月中旬まで観ることができます。自然の地形を生かしたベンチや船の舳先のように迫り出した展望デッキで大パノラマの雲海が堪能できます。まるで雲の上にいるようなシチュエーションで飲むコーヒーは至極の味わいです。北海道のダイナミックな自然を体中で満喫できるおすすめのスポットです。

雲海テラスの営業期間は5月11日～10月14日までで、雲海ゴンドラは日の出の時間に合わせて運行されます。雲海ゴンドラの料金は大人1900円、小学生1200円、ペット500円、未就学児無料です。夏でも冷え込む日は10℃を下回る中での見学になります。ダウンジャケットなどの防寒着が必要です。

道北の観光スポット、稚内市にある宗谷岬の先端には日本最北端の地の碑があります。夏はライダーなどがツーリングでこの地を目的に遠方から多く訪れる人気のスポットです。北極星の一稜をモチーフにしていて、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」を表しています。

北海道道北のおすすめ観光スポット、日本最北端の地の碑へのアクセスは稚内駅からバスで約50分、宗谷岬で下車後徒歩10分程です。

札幌から車でアクセスする場合は約350kmほどです。車の場合は道央自動車道を経由して留萌方面に抜けるルートがおすすめで、約5時間半で到着します。

道北には北海道の絶景が観られる観光スポットが沢山あります。紅葉、夕焼け、池とどれもここでしか見られない景色が広がります。どのスポットも美しく、外国人からも人気があります。北海道の雄大な景色を存分に堪能するならぜひ夏に道北の人気の観光スポットに足を延ばしてみてください。

上川町にある道北の人気観光スポット、黒岳は日本一早い紅葉が楽しめる人気絶景スポットです。黒だけロープウェイとペアリフトを利用して気軽に絶景スポットまで行くことができるのでぜひおすすめ。自然観察はもちろん、登山や冬はスキーなどを楽しむことが出来ます。

黒岳の紅葉は例年8月末頃から始まり、10月下旬まで楽しむことが出来ます。時期によって緑とのコントラストが楽しめたり、一面にカラフルな絨毯が広がっている様子をロープウェイから楽しむこともできます。また、登山では美しい高山植物を愛でることもできます。麓には温泉もあるのでぜひおすすめです。

黒岳ロープウェイは片道7分程で20分間隔で運行していて、早朝の澄んだ空気の中、絶景黒岳を楽しむこともできます。運賃は中学生以上が往復券2400円、片道1400円。小学生が往復1200円、片道券700円です。

黒岳リフトは黒だけ5合目と7合目を運行しているリフトで所要時間は15分間です。営業時間は時期によって違いますが紅葉の時期は6時半から運行しています。往復料金は大人600円、小学生400円です。

道北の人気観光スポット、青い池は美瑛町にある神秘的なスポットです。立ち枯れたカラ松と青い湖が幻想的な雰囲気を醸しだし、iphoneの壁紙にも採用されるなど世界的にも有名です。池が青くなる理由は太陽光線の散乱によるもので、数日間天気が続いた後の晴れた日が絶好の青日和です。

青い池の幻想的な風景を楽しむには晴れた日の早朝もしくは午前中がおすすめです。周辺を散策しながらのんびりと綺麗な青色を楽しむことができるでしょう。カメラでのベストショットを狙うなら午後一番が断然おすすめです。週末はいつも混雑しているのでできるだけ平日がおすすめです。

道北のおすすめ観光スポット、美瑛の青い池へのアクセスはJR富良野線美瑛駅より白金温泉行きバス20分、白金青い池入口下車徒歩約10分ほどです。

青い池周辺には24時間利用可能な無料の駐車場があります。100台ほど駐車が可能ですが、夏の観光シーズンには満車になる可能性もあります。

道北のおすすめの観光スポット、サロマ湖はオホーツク海と繋がる道北最大の湖です。北海道北東の海岸線に位置し、北見市、佐呂間町、湧別町の3町にまたがっています。周囲は約90kmで面積は152平方キロメートルで滋賀県の琵琶湖、茨城の霞ケ浦についで3番目に大きな湖になります。

サロマ湖の見どころは何と言っても夕暮れにオレンジ色に輝く絶景です。広大な湖は昼間と夕暮れ時では全く違った表情を見せてくれるので見ごたえ十分。数千年前に現在の湖の形になったサロマ湖はオホーツク海と繋がっている為海水が侵入する汽水湖としても有名で、塩辛い湖を体感することもできます。

サロマ湖へのアクセスは最寄りの網走駅や遠軽駅からバスを利用し、近くのワッカ原生花園まで行くことが出来ますが、その後各展望地まではタクシーを利用することになります。サロマ湖の展望地近くには無料の駐車場があるので車でのアクセスが便利でおすすめです。

道北エリアの観光スポットには有名なラベンダー畑も含まれます。北海道と言えばラベンダーを連想する人も多いほど、定着している人気のスポットで、夏に観光に訪れる時にはぜひおすすめです。ラベンダーの爽やかな香りを活かしたスイーツなどもあるのでグルメも楽しめます。

道北の人気観光スポット、ファーム富田は富良野の夏の風物詩にもなっている有名なラベンダー畑です。広大なラベンダー畑から降り注ぐようなアロマのシャワーは空想空間にいるかのような美しさです。車でドライブも良いですが、天気の良い日は自転車でまわるのもおすすめです。

ファーム富田ではドライフラワーや化粧水、アロマオイルなどラベンダー製品が沢山販売販売されていて、北海道のお土産にぴったりです。年間で100万人が訪れるという最大級のラベンダー畑は北海道屈指の人気スポットと言っても過言でないほど。24時間で炒り自由なので早い時間は観光客も少なく、ゆっくりとラベンダーを楽しむことが出来ます。

富良野で人気のファーム富田の営業時間は8時半から18時までですが、季節によっては変動があります。花人の舎以外の施設は11～4月閉まっています。

ファーム富田には500台分の無料の駐車場があるので車でのアクセスが便利です。電車の場合はJR富良野線の富良野駅またはJR函館本線の旭川駅などから乗車し、ラベンダー畑駅で下車します。ラベンダー畑駅からファーム富田までは徒歩7～8分程です。

道北の人気観光スポット、展望花畑 四季彩の丘は絵画のように美しい花畑が広がっている人気のスポットです。名前の通り、夏だけでなく、四季を通して美しい景色が広がり、色々なイベントもも開催されます。展望花畑 四季彩の丘はペンションがあり、北海道らしい体験ができるエンターテイメントガーデンです。

展望花畑 四季彩の丘は夏のグリーンシーズンは色鮮やかな花畑を、冬のウィンターシーズンは銀世界で迫力満点のアクティビティを楽しむことが出来ます。グリーンシーズンはトラクターバスのノロッコ号やバギーなどの乗り物が、冬はスノーラフティングやそり遊び、スノーモービルを楽しめます。また、可愛いアルパカもおすすめです！

展望花畑 四季彩の丘の営業時間は4～5と10月が9時から17時、6～9月が8時半から18時、11月が9時から16時半、12～2月が9時から16時、3月は9時から16時半までです。料金はそれぞれのアクティビティを楽しむ時にかかります。アクセスはJR富良野線の美馬牛駅から徒歩25分です。

道北の人気観光スポット、サロベツ原生花園は約百種の植物が咲く湿原です。湿原内を散策できる木道やレストハウスなどがあります。

北の大地ならではの珍しい植物など、湿原ならではの美しい景色を見ることができるのでぜひおすすめです。

サロベツ原生花園の玄関口にはさサロベツ湿原センターがあり、充実した展示が行われています。湿原の成り立ちやそこに生息する動物、花々、地域の人々の暮らしや産業などを写真やパネルで楽しむことが出来ます。センターから湿原へと延びる一周1kmの木道は車いすやベビーカーでも利用できます。

サロベツ原生花園の営業時間は5～10月は9時から17時、6～7月は8時半から17時半、11～4月は10時から16時までです。アクセスは札幌から280km、電車だと特急で約4時間20分です。最寄りのJR豊富駅からは約7kmです。駅からはレンタサイクル、もしくはタクシー、バスでアクセスします。

道北の人気観光スポットのグルメもご紹介しましょう。道北ならではの北海道の美味しグルメをたっぷりと堪能しましょう。

寒さでしっかりと身のしまった魚介類や滋養味溢れるジビエ料理など食べないで帰るのはもったいないグルメをたっぷりご紹介です。

オホーツク産の旨味が凝縮されたホタテ干貝柱のエキスがたっぷり入ったオホーツク干貝柱塩ラーメンはシンプルな塩味が絶品です。

オホーツク海の自然塩を使ったラーメンはファンも多く、磯の香りが最高です。値段もお手頃なので夏にぜひおすすめです。

道の駅 マリーンアイランド岡島はお土産品なども買える便利なスポットです。営業時間は4月下旬～6月と10月が9時から16時半、7～9月は9時から17時、10月下旬から4月下旬が10時から16時で冬期間は休業しています。駐車場あり、席数は全部で60席で和室もあります。

道北でおすすめのグルメ、南富良野エゾカツカレーは旅籠や・レストラン なんぷていで食べることが出来ます。

高たんぱく低カロリーでヘルシーな食材として注目を集めている鹿肉をカツレツで楽しむことが出来ます。

旅籠や・レストラン なんぷていの営業時間は11時半から20時までで定休日は日曜日と年末年始です。席数は70席ほどあります。南富良野エゾカツカレーの他にもトマトモツァレラ鳥塩チーズラーメンやプレミアムなんぷカレーなど魅力メニューも沢山ありおすすめです。夏だけでなく1年中営業しているのもポイントです。

道北のおすすめグルメの初山別天然真ふぐ照り焼き丼はレストランともしびで食べることが出来ます。

初山別村は知る人ぞ知る「天然真ふぐ」の産地で、北海道では珍しい天然真ふぐを使ったグルメが楽しめます。

レストランともしびの営業時間は4～10月は10時から21時まで、11～3月は10時から20時までで、定休日は火曜日と年末年始です。

美味しい道北グルメが堪能できるレストランともしびには40席ほどの席数とバーベキューコーナー45席があります。

道北のおすすめグルメのタコしゃぶは車屋源氏で食べることが出来ます。稚内沿岸ではとても柔らかいミズダコがとれる地域で、さっと湯がいて特製のタレをつけて味わうタコしゃぶは絶品です。コリっとした食感と新鮮なタコの甘みが堪能できます。〆の雑炊も絶品です。

車屋・源氏の営業時間は11時から14時まで、17時から22時までで定休日は不定休です。郷土料理のコースなどもあり、こちらもおすすめです。席数は全部で246席、宴会などに利用することもできます。お店には20台分収容可能な駐車場もあるので車でのアクセスが便利です。

道北の人気観光スポットの最後は日本最北にある2つの離島をご紹介しましょう。美しい景色、美味しいグルメを堪能しに船で渡ってみてはいかがでしょう。

利尻島、礼文島の2つの離島についてご紹介します。それぞれの島の楽しみ方や見所などぜひ参考にしてください。

利尻島は北海道の北部、日本海上に浮かぶほぼ円形の島です。面積は182平方キロメートル、日本の島では18番目に広い面積をしています。

島の総人口は5400人で、ヒグマがいないと言われていた利尻島に昨年ヒグマの足跡があることでも騒がれました。

利尻島は夢の浮島と言われる絶景の島です。夏から秋にかけての利尻島がおすすめで、姫沼、南浜湿原、オタトマリ沼などの観光スポットもあります。天気の良い日には北の富士と言われる利尻富士を眺めることもできます。姫沼では木道もしかれ、散策が楽しめます。

花の浮島とよばれる礼文島は、北海道の北部、稚内の西方60kmの日本海上にあります。利尻島よりもさらに北にある島で200種類以上の高山植物が咲き乱れる楽園です。人口は2500人ほど。北部は樹木がなく、笹原になっています。東西約7.9km、南北約25.8km、周囲約72kmの広さがあります。

礼文島の見どころとして、気軽に花の散策が楽しめる人気の桃岩展望台があります。高山植物の宝庫で礼文島に咲くほとんどの花を見ることができます。

澄海岬は透明度が高く、島で最も美しい海と言われ、エメラルドグリーンの絶景を楽しめます。さらに最北端にあるスコトン岬もおすすめです。

利尻島・礼文島のおすすめグルメはやはりタコです。タコしゃぶも良いですが、甘みの強いタコは串焼きすることでさらに美味しさが凝縮され、絶品です。ウニの旨味をぎゅっと詰め込んだウニ入りみそを塗ったタコ串はえも言われる美味しさでぜひおすすめです。礼文島の澄海岬展望台入口にたつ売店で購入できます。他にもウニいくら丼などもあります。

利尻島へのアクセスはフェリーもしくは飛行機があります。飛行機の場合は札幌から利尻まで約1時間、フェリーだと稚内から利尻まで約1時間40分です。

礼文島へは稚内からフェリーでアクセスします。稚内から礼文までは1時間55分程かかります。札幌から稚内までは特急で5時間半、バスで5時間50分、飛行機で約50分です。

いかがでしたでしょうか。道北は見どころや絶品グルメがいっぱいのおすすめ観光エリアです。夏のシーズンは澄んだ空気の中、さわやかな絶景がどこまでも広がり、心地の良い北海道を堪能できる場所。札幌からさらに足を延ばして最北の地を感じてみてはいかがでしょう。