雲南市の道の駅でグルメを満喫！おすすめ観光スポットをご紹介！

島根県東部に位置する雲南市は、松江市と出雲市に隣接する自然豊かな町です。滝をはじめ自然を楽しめるスポットも多く、春には雲南市にある桜の名所に県内外から多くの観光客が集まります。

出雲神話の舞台としても知られており、歴史や伝統芸能にふれられる施設やイベントも人気です。雲南市の観光には車での移動が便利で、4つの道の駅では美味しいご当地グルメを堪能したり、お土産の買い物を楽しんだりして雲南市の魅力を満喫できます。


自然豊かな場所にある温泉施設も充実しているので、観光の合間に立ち寄って名湯と自然の絶景に癒されてはいかがでしょうか。

島根県のご当地グルメといえば、出雲市の出雲そばや松江市のむし寿司などが有名ですが、雲南市の名物グルメも外せません。雲南市で是非食べておきたいグルメのひとつが市民のソウルフード「焼きさば」です。

さばを丸ごと串焼きにしたもので、焦げ目がつくほどしっかりと焼き上げるのが特徴。さばの旨味がギュッと凝縮され、身がふっくらジューシーに仕上がります。

焼きさばはそのまま醤油でいただくのも美味しいですが、「焼きさば寿司」にして食べるという方も多いです。さばの身をほぐしてちらし寿司に混ぜ込んだもので、さばの風味が良いアクセントになります。

海のない雲南市でさばが名物なのは不思議と感じる方もいるでしょう。かつて出雲方面の漁港から雲南市まで生魚を運ぶのが難しかった時代に、ある商人の思いつきでより長く保存が可能な「焼きさば」が生まれたそうです。

雲南市で焼きさばを販売しているのは、藤原鮮魚店や石田魚店、道の駅 さくらの里きすきなどです。お土産として買って帰り、家で温めて醤油をかけてお楽しみください。


焼きさば寿司は「お食事処 おくい」という老舗店でいただけます（要予約）。お酒好きな方は、ここでしか味わえない限定生酒「大蛇（おろち）もごぼじ」も要チェックです。あまり時間がない場合は「焼きさば寿司弁当（要予約）」を注文してはいかがでしょうか。

雲南市は出雲神話の舞台であり、出雲神楽という伝統芸能が伝わる古い歴史と文化が息づく地域です。市内には現在15もの神楽社中があり、出雲神楽は地域の郷土芸能として大切に受け継がれています。

出雲神楽に関する資料を展示する施設や神楽を上演する劇場もあり、観光客にも人気です。以下にご紹介する施設では定期上演やイベントなどもあるので、興味のある方は是非日程をチェックしてみてください。

「古代鉄歌謡館」は、神楽面をはじめ神楽に関する資料を展示するスペースと劇場がある文化施設です。毎月第2土曜日の夜には『神楽の夕べ』の定期上演が行われています。


「神楽の宿」は茅葺屋根の建物で、古くから伝わる出雲神楽舞いを鑑賞できる施設です。団体で予約することで、約30分の迫力ある神楽を楽しむことができます（入場料、神楽上演料が必要です）。

雲南市には桜の手入れを専門に行う桜守（さくらもり）という方がいます。桜守が年間を通じて桜を手入れすることで、春には美しい桜が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。

2月下旬からは濃いピンク色の「河津桜」、3月下旬から4月上旬には「ソメイヨシノ」、4月中旬からは緑色の桜「御衣黄（ぎょいこう）」などが開花リレーをし、次々と見頃を迎えます。

雲南市のなかでも特におすすめの花見スポットを2つご紹介するので、是非春のおでかけ計画の参考にしてください。

「斐伊川堤防桜並木」はソメイヨシノが多く咲き誇る人気の花見スポットで、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。見どころは桜のトンネルで、桜まつりのイベント期間には夜のライトアップもされるので、夜桜鑑賞も可能です。

三刀屋川沿いの「三刀屋川河川敷公園」では、約1,000本の桜がつくり出す圧巻の桜並木を見ることができます。ソメイヨシノの他、全国的にも珍しい緑色の桜「御衣黄」も植えられているので、4月上旬と中旬の二度、この場所に花見に訪れる方も多いです。

いかがでしたでしょうか？雲南市は自然豊かで、歴史や伝統文化が大切に受け継がれている魅力的な町です。温泉施設も複数あるので、観光だけでなく温泉を楽しみに訪れるのもおすすめです。

グルメではここでご紹介した焼きさば以外にも、奥出雲ワインや木次パスチャライズ牛乳（低温殺菌牛乳）、日本酒など美味しいものがたくさんあります。

島根県にお越しの際は、是非雲南市で名物グルメや温泉、自然の絶景などをお楽しみください。雲南市のより詳しい観光情報は以下のボタンからチェックできます。