大阪でお食い初めプランがあるホテル&レストラン特集！個室のあるお店も！

赤ちゃんの健やかな健康を祈って行うお食い初め。一生に一度のことなので、ぜひしっかりとお祝いしてあげたいでしょう。昔は自宅で行っていたお食い初めですが、現在ではお食い初めプランが用意されている飲食店も多数あります。そこで、大阪でお食い初めができるおすすめのお店をご紹介していきます。

赤ちゃんが生まれて100日前後で行う「お食い初め」ですが、一体どのような儀式なのでしょう。名前は聞いたことがあっても、いざ自分が行うとなると具体的にどのようにしたらいいのか戸惑ってしまうという方も多いです。そこで、簡単にお食い初めについてご紹介します。

お食い初めは日本の伝統儀式です。その歴史は古く平安時代から行われていたといわれています。平安時代には生後100日前後に赤ちゃんのお餅を食べさせる「百日（ももか）」という儀式があり、その流れでお餅が尾頭付きの魚に変わり、現代でも生後100日前後にお食い初めを行っているのです。

生後100日前後で行うということもあり、お食い初めのことを「百日祝い（ももか祝い）」と呼ぶこともあります。

お食い初めでは赤ちゃんに料理を食べさせる真似をしますが、その料理の献立には決まりがあります。「一汁三菜」がお食い初めでの献立であり、尾頭付きの魚・赤飯・お吸い物・煮物・香の物の5品です。尾頭付きの魚として最も多く使われているのが鯛です。日本全国、地域によって風習は違いますが主にこの5品が一般的だといわれています。

お食い初めでは、使用する食器が決まっています。使われるお椀は「食い初め椀」と呼ばれており、漆器や素焼きのものです。男の子は全て朱塗り、女の子は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものを使用するのが良いといわれています。

また、石のように強くて丈夫な歯が生えてきますように、という願いを込めて「歯固めの石」も用意する必要があります。歯固めの石はお宮参りの際など神社からもらっておくようにしましょう。手元にないという場合には、通販で購入したり近隣の河原で拾ってきたものでも可能です。しっかりと洗って使います。

それでは、実際にお食い初めを行う場合の流れをご紹介します。生後100日前後で行われるお食い初めですが、一体何から初めたらいいのか？と不安に思われる新米パパやママも多数いらっしゃるでしょう。お食い初めは家庭によってやり方も様々です。流れに沿って自分たちの思う通りに行いましょう。

お食い初めを行う場合、まず最初に日程と場所を決めるのが先決です。両親二人と赤ちゃんの三人だけで行う場合には都合もつけやすいですが、両祖父母も招いて行うという場合には、全員の都合の良い日程を決めなくてはなりません。そのため、お食い初めは生後100日前後で行うことが一般的ですが、多少前後しても問題ありません。

日程が決まると次は場所です。ホテルなどのお店で行うのか、それとも自宅で行うのかによって準備するものも変わります。連休などになると希望の日程は満席で予約できないということもあります。そのため、早めの準備が必要です。

お食い初めの際には一体どのような服装にするのか迷ってしまうという方も多いでしょう。お食い初めを行うときには写真撮影やビデオを回すという家庭がほとんどではないでしょうか。そのため、普段よりも少しきっちりとした服装をするのがおすすめです。

パパはスーツで行くと間違いありません。ママは授乳しやすいきれい目な恰好がおすすめです。気にならないという方は普段着でも問題はありません。

お食い初めでは赤ちゃんに食べさせる真似をしますが、その食べさせる役はその場にいる年長者が行うようにしましょう。食べさせる役をする方は「養い親」と呼ばれますが、養い親は、赤ちゃんと同姓の年長者がなることが一般的です。例えば、祖父母と両親・女の赤ちゃんでお食い初めをするのであれば、おばあちゃんが食べさせる役となります。

お食い初めでは食べさせる真似をしますが、その食べさせるものにも順番が決まっています。まずは「ご飯・汁物・ご飯・魚（煮物）・ご飯」と行い、これを3回繰り返していきます。食べさせる真似ということで、口元に近づけるだけで実際には食べさせることはありません。お食い初めの儀式が終わったら、その料理はみんなで分けあって食べましょう。

大阪を中心として、関西地区ではお食い初めにタコを使うことがあります。歯固めの石の代わりに用いられることがありますが、この理由には諸説あります。

タコはなかなか噛み切れないですが、そのタコを噛み切れるほど歯が強くなるようにという願いがこめられていること、もしくは「たくさんの幸せイコール」「多幸」イコール「たこ」、もしくは「食べることに困らないように」の頭文字を取って「たこ」など様々です。

もちろんタコを使わないという家庭も多いです。それぞれの地域によってお食い初めの風習が違いますので祖父母に尋ねてみるのもおすすめです。

それでは、ここからは大阪でお食い初めのプランがあるホテルについてご紹介していきましょう。お食い初めを家ではなく外で行おうというときに、便利なのがホテル内にあるレストランです。特に親を呼んで一緒に行うといった場合には準備をする必要がないためママの負担も非常に軽くなるでしょう。

まずは、大阪市北区にある「ホテルモントレ大阪」です。JR大阪駅からは徒歩で約5分、梅田駅からは徒歩で10分ほどと大阪の中心地に位置するホテルです。そのため、遠方からも一緒に集まるというときには便利でおすすめです。宿泊はもちろん、結婚式やウエディング・宴会など様々な用途に使えるホテルです。

ホテルモントレ大阪でお食い初めができるのが8階にある日本料理「隨縁亭」です。お食い初めは2日前までの要予約、お食い初め膳は4000円です。大人の会席は別料金、5名以上で個室を利用する場合には会席（7000円から）の予約が必須となります。ランチでもディナーでも利用が可能です。

ホテルモントレ大阪の隨縁亭は、ランチが11時から13時までと14時から16時までの二部制、ディナーは17時から21時半までとなっています。定休日はホテルモントレ大阪のHPにて確認可能です。

アクセス方法は、JR「大阪駅」の桜橋出口から徒歩で5分ほど、大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」から徒歩で5分ほど、阪神「大阪梅田駅」から徒歩で5分ほどです。

続いては、「ホテルグランヴィア大阪」です。JR大阪駅に直結しているのでアクセスも抜群、ビジネスや旅行など様々なシーンで利用できるホテルです。ホテル内にレストランも多数あり、デートや記念日、ちょっとしたお食事会などで利用されています。宿泊ではなくお食事で利用される方も多いです。

ホテルグランヴィア大阪でお食い初めができるのが19階にある日本料理「大阪 浮橋」です。お食い初めプランは、大人1名12000円・子供1名6000円です。お食い初め膳は男の子用と女の子用2種類用意されており、4名からの利用です。5日前までの20日までに予約が必要です。

ホテルグランヴィア大阪の日本料理「大阪 浮橋」は、平日のランチが11時から15時まで、土日祝のランチが11時から15時半までです。ディナーは17時から22時まです。

アクセス方法は、JR「大阪駅」中央口からすぐの場所にあります。駅から直結しているので非常に利便性が良いホテルです。

続いては、大阪駅から徒歩で7分の場所にある新梅田シティの中にある「ウェスティンホテル大阪」です。全ての客室が41平米以上と広々としており、様々なレストランが入っているため宿泊やお食事などで多くの方が利用しています。その他にウエディングや宴会・フィットネスなど様々なシーンで利用されています。

日本料理「はなの」でいただけるお食い初めプランは3種類あり、大人2人分の会席とお食い初め膳・ワンドリンク・個室料が入っています。幸は27000円・夢は32000円・宝は37000円です。幸はランチタイムは飲み注文が可能です。

個室はテーブル席となっています。特別室である「さくらの間」と使用する場合には、通常の個室料金は40000円ですが、20000円で利用ができます。

ウェスティンホテル大阪の日本料理「はなの」の営業時間は、ランチタイムは11時半から15時まで、ディナータイムは17時半から22時までです。定休日はなく年中無休で営業しています。

アクセス方法は、JR「大阪駅」から徒歩で7分ほどです。JR大阪駅とウェスティンホテル大阪の間は15分間隔で無料のシャトルバスも運行していますのでご利用ください。

JR新大阪駅から徒歩で5分ほどの場所にあるのが「ホテル メルパルク」です。宿泊はもちろんのこと、ウェディングやレストラン・イベントホールなどがあり多くの方が利用しています。ホテルメルパルクの中でお食い初めプランがあるのはレストラン「カトレア」で、日本料理や中華料理・フランス料理が楽しめます。個室の利用も可能です。

レストラン「カトレア」でのお食い初めプランは、基本料金が14300円です。このお食い初めプランの中には、衣装のレンタルやスタジオ写真、お子様用のお食い初め膳が入っています。衣装や写真が必要ないという方は、お食い初め膳だけの3000円のプランもありますのでご検討ください。

レストラン「カトレア」の営業時間は、朝食は全日7時から9時半まで、平日のランチは11時半から14時半まで、ディナーは17時半から21時半までです。土日祝は完全予約制となっており、2日前までの要予約です。アクセス方法は、JR「新大阪駅」の北口から徒歩で5分ほどで到着します。

大阪でお食い初めができるホテル、最後にご紹介するのは「シェラトン都ホテル大阪」です。近鉄大阪上本町駅に直結しているホテルで非常にアクセスが良い便利なホテルです。レストランの種類も豊富で、中華料理や日本料理、ビュッフェなど様々ありますが、お食い初めができるのは日本料理「うえまち」です。

日本料理「うえまち」でのお食い初めは、お食い初め膳が3306円から、焼鯛が4793円からとなっています。お食い初め膳の漆器は用意されていますが、持参したものに盛り付けてもらうことも可能です。大人4名様以上だと個室料金が無料となり、子ども用のベッドやチェアも用意してもらえます。

日本料理「うえまち」の営業時間は、朝食が7時から10時まで、ランチタイムが11時半から14時半、ディナータイムは17時から21時までです。定休日はなく年中無休で営業しています。

アクセス方法は、近鉄大阪「上本町駅」に直結しています。また、直通バスで伊丹空港から30分ほどで到着します。

続いては大阪でお食い初めのプランと個室があるレストランについてご紹介します。お食い初めは周りの目を気にすることなくゆっくりとやりたいという方も多いでしょう。そこで、大阪でお食い初めができるおすすめのレストランをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

まずは、豆腐料理専門店である「梅の花」梅田店です。様々な慶弔で利用されることが多いお店ですが、お食い初めのプランも用意されています。焼き鯛付きのお食い初め膳の値段は3800円、事前に要予約となっています。完全個室も完備されていますので、利用される際には予約時にお伝えください。個室はテーブル席となっています。

梅の花梅田店の営業時間は、ランチタイムが11時から16時まで（ラストオーダーは15時）・ディナータイムは17時から22時まで（ラストオーダーは21時）です。定休日は不定休で、12月31日と1月1日は休みです。アクセス方法は、阪急線「大阪梅田駅」が最も近くて徒歩1分ほど、他にも梅田駅やJR大阪駅からもほど近い場所にあります。

「木曽路」心斎橋店でもお食い初めのプランが設定されています。木曽路のお食い初め膳は祝い焼き鯛もついて2500円とリーズナブルな価格設定になっています。お食い初め膳は3日前までの予約となりますのでご注意ください。個室の種類も豊富で、掘りごたつ個室・座敷個室・テーブル個室と揃っています。

木曽路心斎橋店の営業時間は平日と土曜のランチタイムは11時半から15時まで、ディナータイムは17時から22時までです。日祝のランチタイムは11時半から15時まで、ディナータイムは15時から21時半までです。年中無休で営業しています。

アクセス方法は、地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」の7番出口から徒歩で5分ほどとなっています。

続いては、住之江区にある「一平」です。お食い初め膳は3000円で注文が可能です。大人用には様々な会席料理があり、優雅な気分でいただけます。座敷の個室が完備されており、赤ちゃん用のベッドの貸し出しも可能となっており、ゆっくりと落ち着いてお食事を楽しむことがができます。

一平の営業時間は、平日のランチタイムは11時半から24時まで、ディナータイムは17時から22時までです。日曜・祝前日・祝日は11時から22時までです。日曜と祝日は完全予約制となっています。定休日は不定休です。アクセス方法は、南海本線「住吉大社駅」から徒歩で5分となります。

大阪駅前第3ビルの33階にある日本料理「河久梅田店」でもお食い初めができます。どの席からも梅田の夜景を眺めることが出来ると人気が高く、掘りごたつ式の完全個室も完備しています。お食い初め用特別御膳も用意することが出来、個室なので周りの目を気にすることなくゆっくりと過ごすことができます。

河久梅田店の営業時間は、平日と祝前日は11時半から23時まで、日曜と祝日は11時半から22時までです。定休日は毎週月曜日です。アクセス方法は、JR東西線「北新地駅」から徒歩で2分ほど、大阪駅前第3ビルの33階に店舗があります。サービス料が10％かかりますのでご了承ください。

うどんすきで有名な「美々卯箕面店」でもお食い初めのお祝いを行えます。お食い初め膳は2000円、鯛の塩焼きは2500円です。大人のお食事は慶事・法事等で利用できる松花堂を3600円からご希望の額で注文が可能です。その他にも、様々なメニューがありますので予算に応じて選んでください。掘りごたつやテーブルの個室もあります。

美々卯箕面店の営業時間は、11時から22時まで（ラストオーダーは21時）です。定休日は第1と第3火曜日です。アクセス方法は、阪急箕面線「牧落駅」から徒歩で14分・阪急箕面線「桜井駅」から徒歩21分ほどです。車で行かれる場合には無料駐車場も40台分完備していますのでご安心ください。

ホテルやレストランでのお食い初めもいいけれど、赤ちゃんを連れて外出するというのも着替えや荷物などの用意が大変で気疲れしてしまうという方もいらっしゃるでしょう。そういった場合には、自宅でお食い初めができるケータリングがおすすめです。大阪でおすすめのケータリングをご紹介します。

まずは「仕出し割烹 しげよし」です。お食い初めに必要なものが全て揃っており、値段は5184円とリーズナブルです。自宅まで持ってきてもらえるので自分で用意する必要がないのは非常に便利です。大人用にも箱御膳会席（3456円）や祝い会席御膳（9396円）などもあり、自宅にいながらにして豪華な料理をいただくことができます。

しげよしは全国に店舗があり、大阪府内だけでも30軒弱の店舗があります。そのためHPにて最寄りの店舗をご確認ください。申し込みは電話もしくはネットとなります。お料理を配膳してもらいたいという場合には、注文時にお伝えください。ただし、できない場合もありますのでご了承ください。使用した器は後程回収となります。

創業48年、仕出し弁当として長年大阪で愛されているのが「懐石料理 徳」です。お食い初め膳は10000円と他と比較すると少々高めにはなりますが、使用した器は記念としてそのまま持っておくことができます。また、懐石料理 徳でのお食い初め膳は鯛ではなく伊勢海老というのも特徴です。

懐石料理 徳での配達区域は、大阪市24区内・堺市・守口市・東大阪市・八尾市・松原市・高石市です。予約は電話もしくはネット・FAXとなります。総額20000円以上の場合配達が可能で、お食い初め膳を注文される場合には、2日前の正午までに予約となります。店頭での引き取りも可能で、10000円以上の場合は10%引きです。

お食い初め膳を自分で用意するとなると、かなりお金がかかってしまいます。しかし、「会席のふる川」でお食い初め膳を注文すると非常にリーズナブルな価格で用意ができるのです。お食い初め膳のみは1620円、鯛付きになると3240円です。値段はリーズナブルですが、自宅まで配送してくれて味ももちろん美味しいです。

会席のふる川では、値段や曜日によって配達できるエリアがかわります。そのため、自分が住んでいるエリアはどうなのか知りたいという方はHPにてご確認ください。予約は電話もしくはネット・FAXで、2か月前から注文が可能です。お食い初めで使用した器は後程回収となります。

大阪でお食い初めができるホテルやレストランについてご紹介しました。赤ちゃんにとって一緒に一度のお食い初め。今後一生食べることに困らないようにしっかりと行って揚げたいと思うのが親心でしょう。どのお店も非常に丁寧にしっかりと対応してもらえます。ぜひお食い初めで迷ったら参考にしてください。