奄美大島を観光!美しい海や地元グルメに珍しい食べ物を満喫!冬の見所は?

2017年5月31日 (2020年9月6日最終更新)

近年奄美大島観光がスポットを浴びています。LCCの乗り入れなどで旅客運賃が下がったこともありますが、やはり古代から残る「手つかずの自然」をもって世界自然遺産登録を目指している島であることも大きいでしょう。今回は地元グルメを含めた奄美大島観光をご紹介いたします。

目次

  1. 奄美大島観光の入り口
  2. 奄美大島観光を満喫するために
  3. 奄美大島観光:北部の見どころ
  4. 奄美大島観光:中部の見どころ
  5. 奄美大島観光:西部の見どころ
  6. 奄美大島観光:南部の見どころ
  7. 奄美大島観光:離島の見どころ
  8. 奄美大島観光:季節の見どころ
  9. 奄美大島観光:冬の見どころ
  10. 奄美大島観光グルメ:お食事
  11. 奄美大島観光グルメ:お酒
  12. 奄美大島観光グルメ:果物
  13. 奄美大島観光グルメ:お菓子
  14. 奄美大島観光:危険生物
  15. 季節を問わず奄美大島へGO!

奄美大島観光の入り口

空の玄関「奄美空港」(笠利)

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LCCのバニラエアが、2014年から成田、2017年から関空と2本の直行便を就航させ、奄美大島観光がとても身近になりました。世界自然遺産登録を目指している奄美大島の空の玄関は奄美大島北部、笠利町に位置しています。奄美大島観光をスムーズに紹介するために、なるべく北部から南部にかけて順に紹介していこうと思います。

海の玄関「名瀬港」(名瀬)

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鹿児島か阪神地区からならばフェリーでの来島も可能です。のんびり船旅を楽しみたい旅行者はこちらでもいいのですが、元々の到着時間が早朝なのと、海上の状態に左右されやすいのであまりおすすめできません。

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東京から直線距離で約1300㎞の奄美大島。夏の旅行シーズンには何度か検討された方もおられるで...

奄美大島観光を満喫するために

レンタカーは必須アイテム(空港周辺)

公共交通機関の発達していない奄美大島ではレンタカーは必須アイテムです。空港周辺に沢山のレンタカー会社がありますが、あらかじめ予約をしておけば空港まで送迎があります。奄美大島の観光を最大限に楽しむために、ぜひ利用して下さい。細い道の多い奄美の道は軽がおすすめです。24時間3000円前後で借りられます。

奄美大島観光:北部の見どころ

奄美パーク・田中一村記念美術館(笠利)

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空港を降りて左折し、南へ10分ほど走ると右手に情報発信基地、奄美パークのドームが見えてきます。その中に孤高の画家、日本のゴーギャンといわれた田中一村の作品を多数展示している「田中一村記念美術館」があります。年4回の絵画入れ替えを楽しみに訪れる方もおられます。奄美に着いたらまずは奄美パークへ。

奄美十景の一つ「あやまる岬」(笠利)

こちらは空港を出て右折します。15分ほどのドライブで絶景が楽しめます。こんもりと盛り上がった岬の形が「綾毬(綾織の毬)」に似ていることから「あやまる岬」と名付けられました。太平洋に向かって「ごめんなさい!」と叫ぶ場所ではありません。

あやまる岬を潜ってみる

あやまる岬自体がリーフ(サンゴ礁)の広がったダイビングポイントになっています。地元のダイバーは昔からカメの集まるポイントを知っていましたが、最近は内外でも結構有名になってしまいました。

奄美大島観光:中部の見どころ

金作原原生林(住用)

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ヒカゲヘゴの森の中に亜熱帯の動植物がときおり顔を出す「金作原原生林」。奄美大島が「東洋のガラパゴス」と呼ばれている理由が一番解る場所です。菌類の宝庫と呼ばれている奄美大島らしく珍しいキノコや、美しいさえずりで旅行者を楽しませてくれるクッカルなどの野鳥が優しく迎えてくれます。

ナイトツアーではアマミノクロウサギも

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やはり同じ「金作原原生林」なのですがこちらは夜の部です。昼間とはまったく様相が変わりますが、一つ気を付けて頂きたいのが「ハブ」の存在です。アマミノクロウサギ同様ハブも夜行性です。夜の探検ツアーは宿などで紹介してもらい、できればガイド付きで行って下さい。

黒潮の森(住用)

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国道58号線の道の駅「奄美」が隣接されているマングローブの森は、58号線から眺めるだけでも圧倒される規模のヒルギ群生林です。奄美といえば「海」のイメージが強いですが、原始の森の息吹きにもぜひ触れてみて下さい。

マングローブカヌー

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マングローブの森を直接感じられるのがカヌーツアーです。受け付けは先ほどの道の駅でしていますから、現地に着いてお天気や潮の様子をみて申し込んで下さい。ガイド付きで1名1時間2000円です。ちなみに可動範囲が広がる満潮時がおすすめです。

奄美大島観光:西部の見どころ

奄美最高峰・湯湾岳(宇検)

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奄美群島で一番高い山が奄美大島西部の宇検村と大和村の間にそびえる「湯湾岳」です。標高694mのこの山は、奄美を造ったとされる神様が祀られています。登山と考えるとちょっとユル過ぎますが、観光と考えればとても「のぼりで」のある山です。奄美固有種や希少種の動植物が迎えてくれます。

冬を告げるユワンツチトリモチ

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「湯湾」の名を冠したツチトリモチです。こう見えてキノコの仲間ではありません。寄生性の植物で、開花時期は冬、12月頃です。踏みつけで数の減ってしまった植物です。探す時には慎重にお願いいたします。

癒しスポット・マテリヤの滝(大和村)

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その昔ここを訪れた旅人が「太陽がいつも照らして美しい滝だ」と口をそろえて言ったというマテリヤの滝。湯湾岳の麓、「奄美フォレストポリス公園」内なので駐車場から3分で滝に到着します。住所の大和村福本は昔は宿場町で、南北に長い奄美大島の中間地点として飛脚などの休憩宿がありました。

水量たっぷり

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自然信仰、自然崇拝の感が強かった奄美において、特に聖地としてあがめられた滝が今では車ですぐ近くまで乗り入れられます。観光客(旅人)としてこの地に訪れて昔の旅人のように癒されて下さい。ちなみに現地では「マテリャーヌクムリ」と発音します。水量が多く冷たい滝の水に触れて頂きたいと思います。

奄美大島観光:南部の見どころ

水中観光船せと(瀬戸内)

奄美南部の瀬戸内町古仁屋には「水中観光船」が就航しています。上部デッキが海面に出ている「半潜水艇」ですから海風を感じながらポイントまで航行でき、奄美の海の魅力を全て感じられます。大人1名2500円でしばしの海中散歩を楽しんで下さい。

カラフルなサンゴとカラフルな魚

気象や波の状態で左右される部分はありますが、一応年中無休で1日7便の就航になっています。ただ瀬戸内町の海は「大島海峡」という海峡にあります。ここは国際避難港に指定されているほど海は穏やかで、しかも遊覧場所は3か所ありますので、よほどの事が無い限り欠航はありません。

自然の造る不思議海岸(瀬戸内)

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瀬戸内町の東の端に「ホノホシ海岸」はあります。絶え間なく太平洋から打ちつけられる荒波は、「丸石」だけの海岸を創り上げました。広い緑地公園が隣接していますから、ご家族などでおいでの際には何か食べ物などを持っておこしになるといいでしょう。近くにコンビニや商店はありません。

丸石越しに見る夕日

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神秘的な丸い石の海岸は常に「ガラゴロガラゴロ」と音を立てています。ずっと聞いていると鳥肌が立ってきます。夕日越しに丸石を眺めているとここがパワースポットと呼ばれている意味を実感します。ただ、この海岸の丸石は持ち帰ると祟ると言われていますから、来島の際は「取るのは(撮るのは)写真だけ」にしておいて下さい。

奄美大島観光:離島の見どころ

古仁屋から加計呂麻島へ

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瀬戸内町の古仁屋港から向かい側の島へ1日6便のフェリーが出ています。その島の名は「加計呂麻(かけろま)島」。島の西側の「瀬相港」と東側の「生間港」に3便づつの航行になります。かけろま側で宿泊をしない限り、レンタカーなどを渡した場合この船以外帰る方法がありませんので、お気を付け下さい。

旧司令部跡・安脚場

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東の生間港から上陸し、港から出る十字路を左折して真っ直ぐ行く(道はこの道のみ)と「安脚場」集落に着きます。集落の入り口に「東郷元帥上陸の碑」がありますのでそれはそれで見学されるといいでしょう。そのまま真っ直ぐ走りますと安脚場戦跡公園に入ります。上り坂の左右に沢山の先の大戦の跡が残されています。

安脚場砲台跡展望台

米軍のグラマンや大島海峡に侵入してくる敵艦船、潜水艦などを攻撃するために見晴らしのいい場所に建てられた砲台でしたが、その場所の良さから現在では太平洋を望む展望台になっています。この辺りはいよいよ商店などありません。ご来島の際には食べ物や飲み物を用意して来てください。

奄美大島観光:季節の見どころ

5月から6月・デイゴ並木(加計呂麻)

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生間港の十字路を直進すると「諸鈍」集落に至ります。諸鈍長浜と呼ばれる美しい海岸線に隣接して「デイゴ並木」があります。このデイゴは毎年梅雨頃(奄美の梅雨は5月から6月)に赤く色付き見頃を迎えます。奄美ではデイゴの花の開花具合で台風の来襲を占う風習がありますが、今年は真っ赤で、台風が心配されています。

旧暦9月9日・諸鈍シバヤ(加計呂麻)

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旧暦の9月9日に諸鈍集落では「諸鈍シバヤ」が開催されます。これは国の重要無形民族文化財に指定されている古式ゆかしい「芝居」です。カビデラと呼ばれる面を付けて、平家の落ち武者に習ったという踊りを披露します。旅行社によってはこのシバヤ見学ツアーを組んでいるところもありますから興味のある方は探してみて下さい。

旧暦8月の初丙・ショチョガマ(龍郷)

こちらは奄美大島の北、龍郷町に400年伝わる農作物の吉凶を占う祭りです。アラセツと呼ばれる旧暦8月の初丙午の日、朝の行事として行われます。山から切り出してきた竹や木で組んだ櫓に男衆が乗り、「ヨラ、メラ」の掛け声とともに櫓が倒れるまで揺すります。午後の「平瀬マンカイ」とともに見学しておきたい行事です。

奄美大島観光:冬の見どころ

冬の寒さと勇壮さに鳥肌が立ちます

奄美大島の冬の風物詩といえば「ホエールウォッチング」です。亜熱帯といえど冬はあるわけで、その島の冬を目がけてクジラが奄美近海にやってきます。見頃は1月から4月で、ポイントは点在しています。1名5000円ほどの料金設定が多いようですが、自然相手ですので空振りもあります。遭遇した時の感動は一生忘れられません。

奄美大島観光グルメ:お食事

奄美のおもてなし料理・鶏飯

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奄美グルメの筆頭にくるのはやはり「鶏飯」です。人をもてなす食べ物の少なかった奄美大島の人々が、薩摩の役人をもてなすために開発した食べ物です。各種メディアで取り上げられ、内地のグルメの舌もうならせる食べ物になりました。鶏としいたけの濃厚だしで食べる高級茶づけとでもいう食べ物です。

奄美のソウルフード・油ゾーメン

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ソーメンではなく「ゾーメン」と濁ります。お隣さんの沖縄でも「ソーミンチャンプルー」として親しまれていますが、奄美では豚肉とフル(にんにくの芽)が入るものが定番です。ほとんどの居酒屋さんやお食事処で食べられますから奄美大島観光の際はぜひ試してみて下さい。食欲の無い時でもするすると食べられますよ。

奄美大島観光グルメ:お酒

奄美群島のみの生産・黒糖焼酎

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焼酎の中には製造場所が限定されているものがあります。奄美群島の「黒糖焼酎」がそれです。一時の焼酎ブームで銘柄が急激に増え、また味も様々なものが開発されました。昔ながらのクセの強いものから、最近のどんな食べ物にも合うようなスッキリしたものまで奄美大島観光の際には飲み比べて帰って下さい。

どんなシチュエーションでも

ビーチで飲むビールやカクテルは美味しいですが、奄美のビーチには黒糖焼酎の水割りが良く似合います。日の落ちる時間の遅い奄美では泳いだ後に夕日を眺めながら一杯。そのまま宴会(ユエ)に突入なんてこともよくあります。くれぐれも飲み過ぎにはご注意ください。

奄美大島観光グルメ:果物

奄美ナンバーワンの果物「タンカン」

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奄美の冬の定番フルーツは甘い甘いタンカンです。最近では都会の自然食品のお店などでも手に入るようになりましたがちょっとお高い感があります。地元では小さいものは自家消費に回すことが多く、冬場は安く手に入ります。冬に絞って冷凍しておき、夏にフレッシュジュースとして飲むのがおすすめ。冬の奄美観光の際はぜひ箱買いで。

季節限定のスゥイーツも

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その時期にしか店頭に並ばないのが旬の果物を使ったグルメの特徴です。奄美のタンカンは2月から3月初旬までと特にその旬は短いので、冬の奄美を観光される際はケーキ屋さんなどのケースに目を光らせて下さい。おいしい食べ物との出会いは観光の醍醐味ですから。

年中楽しめる加工品

せっかくの奄美グルメも冬だけのものではもったいない。奄美大島は観光地らしく加工品の数も相当数あります。特にタンカン関係のものは画像のツイッター情報以外にも「ゼリー」や「濃縮ジュース」「アイス」「シャーベット」など枚挙に暇がありません。マンゴーやパッションフルーツと並ぶ奄美の果物グルメを堪能して下さい。

奄美大島観光グルメ:お菓子

共通する原材料は「黒糖」

落花生に黒砂糖をコーティングした奄美のお菓子で特に有名なのが「がじゃ豆」です。元々ソラマメや各種ナッツ類を黒砂糖絡めにしたものを「サタマムェ」と呼んでお茶請けの食べ物にしていましたが、その素朴な甘みが受けて今では奄美お土産の定番になりました。類似品は多いですが、どれを食べても一様に美味しいのが特徴です。

ことあるごとに「フティムチ」

「フティ」は「よもぎ」のこと。いわゆる「ヨモギ餅」のことですが、内地で売っているヨモギ餅を想像してはいけません。昔ながらの製法で作られるフティムチはよもぎの繊維がバリバリに入っていてよもぎが濃い。家でお祝い事があると必ず出される食べ物です。巻いてあるゲットウの葉も香りがよく絶品です。お土産品は温めてどうぞ。

リピーターの多い奄美グルメ「ごまざた」

ごまを飴状にした黒糖と混ぜてシートのように延ばしたパリパリな食べ物が「ごまざた」です。奄美では砂糖のことを「サタ」とか「ザタ」と呼びます。奄美グルメに黒砂糖はかかせません。その黒砂糖の魅力を最大限に引き出した食べ物が「ごまざた」です。薫り高い煎りごまとコクのある黒砂糖のコラボが口に運ぶ手を止めません。

奄美大島観光:危険生物

奄美の森の王者「ハブ」

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奄美大島観光でとにかく気を付けて頂きたいのが猛毒蛇の「ハブ」です。冬は比較的少ないですが、春と秋、夏の夜は要警戒です。奄美グルメや焼酎を堪能した帰り道、地元の方が道の真ん中を歩いている事に気が付くでしょう。「道路は端を歩く」は奄美では通用しません。ハブは道路の端にかたまりますから気を付けて下さいね。

季節を問わず奄美大島へGO!

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画像は近年発見された「アマミホシゾラフグ」の造ったミステリーサークルです。このように奄美にはまだまだ知られていない物や事が沢山あります。夏だけでなく冬にも見どころがある事がご紹介できただけでも幸せなのですが、できればこの記事で奄美大島観光に興味を持って頂けたら幸いです。ありがとうございました。

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この記事のライター
kuma10
バイクで日本中を駆け回る不良オヤジです。

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