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種子島空港(コスモポート種子島)での楽しみ方は?バスやレンタカー情報も!

種子島空港(コスモポート種子島)での楽しみ方は?バスやレンタカー情報も!
投稿日: 2019年10月17日最終更新日: 2020年10月8日

鹿児島県南部に位置する種子島は、ロケットを打ち上げる島としても知られています。中種子町の市街の北側に位置する種子島空港はコスモポート種子島という名称で親しまれています。種子島空港では、展望デッキからの眺めが良く、宇宙ロケット打ち上げについても学べます。

種子島空港を楽しもう!見出し

Photo by Osamu Iwasaki

鹿児島県南部の種子島は、宇宙ロケットの打ち上げが行われ、「日本で最も宇宙に近い島」と言われています。中心街の北に位置する種子島空港は、種子島でただ1つの空の玄関で、コスモポート種子島という名称で親しまれています。

ここではそんな種子島空港について、アクセス方法や、バス、レンタカーの申し込み方法、展望デッキ、お土産などの情報を交えて紹介します。

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九州の鹿児島県にある島の一つが「種子島」です。種子島は宇宙ロケットの打ち上げ射場があったり、鉄砲が伝来した場所として知られています。この「種子島」へ観光へ行く場合、どのような観光スポットがあるのか、行き方やグルメなどのおすすめ観光情報を紹介します。

種子島空港とは?見出し

Photo by Osamu Iwasaki

種子島空港は、種子島・中央部付近の町・中種子町(なかたねちょう)にあり、1962年7月に旧空港が開港し、2006年3月、旧空港から北東約8キロメートルの場所に新空港が開港しました。愛称のコスモポート種子島は、種子島宇宙センター由来の宇宙を意味する「コスモ」と港を意味する「ポート」の造語です。

種子島空港では、展望デッキからの眺めが素晴らしい上に、コスモポートギャラリーでは宇宙ロケットの打ち上げについても学習することができます。

また、スカイショップ銀河では地元こだわりのお土産が購入でき、だいだいの木と呼ばれるレストランでは美味しいグルメが楽しめます。

種子島空港は種子島中種子町にある空港

Photo by Osamu Iwasaki

種子島は鹿児島県の南方約40キロメートルの海上に位置する細長い島で、種子島空港は中種子町市街の北側に位置しています。空港の滑走路は、小型ジェットがランディングできる2000メートルの距離を有し、2006年3月に、県の離島空港の中では、徳之島、奄美に次ぐジェット空港としてオープンしています。

種子島空港はコスモポート種子島と表記されている

Photo by Osamu Iwasaki

種子島空港ビルの滑走路側上部にはこの空港の愛称である「コスモポート種子島」が大きな字で表示されています。

このコスモポート種子島にはボーディングブリッジが無いため、搭乗客は待合室から飛行機まで、歩いて搭乗しなくてはなりません。

種子島空港への定期便は?

Photo by Osamu Iwasaki

コスモポート種子島と呼ばれる種子島空港への定期便は、JALグループの日本エアコミューター(JAC)が、鹿児島空港との間で、1日4往復運航しています。また、夏季と年末年始には、伊丹空港との間で臨時運航便が飛ぶことがあります。更に、ロケット打ち上げ時には、チャーター便やVIPを乗せたプライベートジェットが飛び交うこともあります。

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種子島空港の歴史見出し

Photo by Osamu Iwasaki

種子島空港が最初に建設されたのは、1962年7月で、その時期の空港は中種子町の市街地に隣接する場所に建設され、1100メートルの滑走路が使用されました。その後、滑走路の延長や、点検整備などのために航空機を駐機させるエプロンの拡張工事が行われ、滑走路は1500メートルに伸びました。

そして現在の新空港は、2006年3月に、旧空港から8キロメートルほど北の位置に建設され、小型ジェット機が就航できるという2000メートルの滑走路を持つ空港に生まれ変わっています。

種子島空港の楽しみ方(1)コスモポートギャラリー見出し

Photo by ftomiz

コスモポート種子島の1階到着ロビーのそばにコスモポートギャラリーがあります。このギャラリーには、JAXAから提供された日本の宇宙開発に関する多数の資料が展示されているため、ここで多くの情報を仕入れてから種子島宇宙センターを訪れると、より一層楽しく充実した旅行が味わえること間違いなしです。

種子島の自然や宇宙開発の情報を学べる施設

このコスモポートギャラリーには、過去にロケットを打ち上げた際の写真の多くが展示れているとともに、人工衛星の模型が2点展示されており、JAXAのパンフレットも用意されています。またその他にも、種子島で採れる貝の標本や、ホラ貝など、珍しい展示品もありますが、ホラ貝は展示されているだけで、残念ながらホラ貝を吹くことはできません。

種子島空港の楽しみ方(2)展望デッキ見出し

Photo by duke.yuin

コスモポート種子島には、離島ではあまり見ることのない展望デッキがあります。この展望デッキに行くには、空港ビル内の階段を上がるのではなく、ビル西側玄関付近に備わる、展望デッキへの階段を使用して、ビルの外側から展望デッキへアクセスします。展望デッキの滑走路側にはネットが張られていますが、写真撮影は十分可能です。

種子島空港滑走路や駐機場の飛行機撮影もOK

Photo by Osamu Iwasaki

コスモポート種子島にある展望デッキの滑走路側にはフェンスが張られているものの、フェンス上部の斜度のある部分と下部の垂直部分の間にカメラ撮影のできる隙間があるため、滑走路や駐機場にいる飛行機の撮影が可能となります。今にでも飛び立ちそうな迫力ある飛行機のテイクオフ時の姿を、展望デッキからカメラに収めてみてはいかがですか?

種子島空港の楽しみ方(3)だいだいの木見出し

Photo by Osamu Iwasaki

コスモポート種子島のカフェレストラン・だいだいの木は、種子島空港でただ1つの飲食店ですが、このお店は2012年に鹿児島百選うまい店に選ばれたほどの美味しい料理が自慢のレストランです。朝から麺類やご飯もの、パン、スイーツ、コーヒー等のドリンク類、アルコール、おつまみなどを楽しむことができます。

また、だいだいの木のお昼の時間帯には定食と丼物のメニューも追加されます。窓側の席に座れば、飛行場の景色を見ながら昼食を満喫することができます。この落ち着いたお店では、押し花アートが随所に飾られ、お店の雰囲気を盛り上げています。

種子島空港カフェレストランでグルメを楽しもう!

Photo by nekotank

だいだいの木の一押しメニューは安納芋肉みそラーメンです。このメニューは、甘さたっぷりの鹿児島名物・安納芋が入れられ、味噌と豚肉がからんだ加工味噌が使われているローカルラーメンです。安納芋肉味噌は、運営会社製造のもので、ほどよいピリ辛の味付けながらあっさり味のスープが堪能できます。営業時間は8時30分から17時30までとなっています。

電話番号 0997-27-5679

種子島空港の楽しみ方(4)スカイショップ銀河見出し

スカイショップ銀河は種子島空港唯一のお土産品店で、種子島のお土産のほとんどが並んでいます。お土産以外にも、ガイドブックやスナック、ドリンクなどが充実しています。

特に地元で採れる安納芋を使用したお土産品が多数並んでおり、どの商品も人気の高いお土産となっています。

種子島のお土産が揃う

おすすめのお土産は、スカイショップ銀河を運営する会社・種子島航空センター株式会社の製造による安納芋味噌です。安納芋味噌を作る工程は、安納芋の土を落とした後、皮を剥いて蒸し、麹菌で白くなった大豆や大麦、安納芋を混ぜ合わせ、長時間かけて熟成させれば完成となります。

おすすめのお土産の第2弾としては、種子島高校の生物生産科の生徒が造った味噌の入ったユニークな缶詰が挙げられます。「とんとん味噌」、「キラキラトッピー」の2種類があり、どちらも九州各県、愛媛、山口の各県に多数出荷されているほどの人気商品で、米麹味噌より塩分が少ない麦味噌の加工品となっています。

「キラキラトッピー」には飛び魚と調理酒が含まれており、米麹味噌より甘いと評判のお土産です。スカイショップ銀河の営業時間は、8時30分から17時30分までとなっています。

電話番号 0997-27-5678

種子島空港の基本情報見出し

Photo by Travel-Picture

では次に、種子島空港の基本情報について説明してみましょう。ここでは、種子島空港のオープンしている時間帯や問い合わせをする場合のコンタクト先、鹿児島空港や伊丹空港から種子島空港へアクセスする方法、レンタカーを借りる方法、バスの出る場所やバスの運行本数などの情報について説明します。

種子島空港の開館時間

Photo by Osamu Iwasaki

種子島空港は種子島空港ターミナルビル株式会社によって運営されており、種子島空港の開館時間は7時30分から18時30分となっています。問い合わせをする場合は、下記の種子島空港ターミナルビル株式会社にコンタクトします。

住所 鹿児島県熊毛郡中種子町増田2692-64
電話番号 0997-27-5151

種子島空港へのアクセス

Photo by Osamu Iwasaki

種子島空港へ車でアクセスする場合は、中種子町役場からだと約15分でアクセスできます。また西之表(にしのおもて)港からは約25分、南種子町役場からは約40分でアクセスできます。種子島空港の駐車場は空港ターミナルビル正面にあり、240台の車が駐車可能です。駐車場の利用時間は7時30分から18時30分となっています。

駐車場には身障者専用駐車場もあり、駐車場から飛行機まで車イスで移動することができます。西之表港、南種子町からは空港バスでもアクセス可能です。

種子島空港のレンタカーやバスの情報

Photo by Osamu Iwasaki

種子島空港でレンタカーを借りる場合は、ニッサンレンタカーやオリックスレンタカー、ニッポンレンタカーなどのレンタカー会社へアクセスします。ニッサンレンタカーは種子島空港ビル右正面50mの所に位置し、土日、平日ともに8時から18時までとなっており、年中無休で営業しています。

オリックスレンタカーは種子島空港到着ロビー内に位置し、やはり年間を通じて毎日8時から18時までオープンしています。

また、ニッポンレンタカー種子島西之表は、西之表港出口より南へ車で5分ほど行ったところにあり、年中無休で8時から19時まで営業しています。

Photo by Osamu Iwasaki

バスの場合は、空港バスでアクセスすることができます。高速船フェリー乗り場のある西之表港・桜が丘からは午前2便、午後2便のバスが運航しており約30分で、宇宙センターのある町・南種子町Aコープ前からも午前2便、午後2便のバスが運航しており、それぞれ約40分で種子島空港まで空港バスでアクセスできます。

種子島空港近郊の種子島宇宙センター見出し

Photo by Travel-Picture

種子島の東南端の海岸線に面する種子島宇宙センターは、総面積が約970万平米もの広さを誇る日本最大、且、世界で最も美しいと言われるロケット発進基地です。このセンター内には、大型ロケット発射場の他、衛星組立棟、衛星フェアリング組立棟などの施設が備わっています。

これらの施設で、人工衛星の採集チェック始め、ロケットへの搭載、ロケットの組み立てが行われる他、整備や点検、打ち上げ、打ち上げ後の追跡などの作業が行われており、日本の宇宙開発における人工衛星打ち上げの中心的な存在となっています。

Photo by Travel-Picture

それでは、各施設の役割について簡単に説明しましょう。大型ロケット発射場では、組み立ての終了したロケットを射点に移動させ、液体燃料の充填を行った上でロケットの打ち上げが行われます。この発射場では、第1射点、第2射点、2つの大型ロケット発射場が備わっています。

第2衛生組立棟は、大型ロケットによって打ち上げられる人工衛星の組み立て、整備、各種試験が行われる施設です。また、総合司令塔は、ロケット始め、衛星、地上設備、追尾局、気象など、打ち上げ作業に必要な指令・管制が行われる施設です。

Photo by spacex

そして大型ロケット組立棟は、工場から輸送されたロケットの各段を取り出し、大型移動発射台の上でロケットを組み立てる作業が行われる施設となります。

衛星フェアリング組立棟では、衛星推進系の高圧リーク試験、衛星への推進剤の充填、加圧作業、衛星系固体ロケットモーターの取り付け等がおこなわれ、最後に衛星をフェアリングに収納する作業が行われます。

住所 鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津
電話番号 0997-26-2111

種子島空港に関する情報をご紹介!見出し

Photo by Osamu Iwasaki

鹿児島県南部に浮かぶ種子島は、宇宙ロケットの打ち上げが行われれる島として知られています。この島の中央部にある種子島空港は種子島唯一の空港で、コスモポート種子島という愛称で親しまれています。

ここではそんな、種子島空港について、アクセスやバス、レンタカーを利用する方法、展望デッキやお土産などの情報を取り上げながら説明してみました。

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投稿日: 2019年10月17日最終更新日: 2020年10月8日

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