カンボジア観光おすすめスポットランキング！見逃せない世界遺産は？

カンボジアは、世界中から多くの観光客が集まる、見どころいっぱいの国です。過去の辛い歴史を経験し、平和な今を我々観光客にも伝えています。たくさんの有名観光スポットや世界遺産、地元の人々でにぎわうマーケットなどなど、訪れる場所は多くあります。カンボジアのおすすめスポットを、ランキングでご紹介します。どうぞ旅の参考にしてみてください。

観光客に人気高いリゾートスパですが、こちらでは、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されているカンボジアの古典舞踊「アプサラダンス」を見ることができます。世界遺産のダンスだけに、その女性らしいしなやかな動きとゴージャスな衣装に、ほれぼれと見とれてしまう人も多いのです。

この古典舞踊「アプサラダンス」は、観光名所である世界遺産のアンコールワット遺跡にも多く掘られています。せっかくのカンボジア旅行ですので、世界遺産である「アプサラダンス」も観賞できる、「アンコールビレッジリゾート&スパ」も計画に入れてみることをおすすめします。

このホテルは、世界遺産の遺跡「アンコールワット」の入り口付近に位置しますので、移動にも便利です。美しい自然のある庭園を、250mに渡り流れるプールもあります。各お部屋には、四柱式ベッドやプライベートバルコニーがあり、豪華なバカンスといった印象です。

住所:PhumTreangVillage855 電話番号:63-963-561

カンボジアと言えば、現地の人々や観光客に人気なマーケットが多くあります。こちらは、シェムリアップを代表する、見どころいっぱい「オールドマーケット」。食品から衣類、雑貨などなど、生活必需品から、観光客のお土産にも最適なものまで、何でもそろうマーケットです。

日本ではなかなか見ないような食材も多く扱い、見ているだけでも、カンボジアを満喫できるでしょう。お店の人々と交流したり、値段交渉をしたり、雰囲気を味わったりと、とても楽しい場所です。さまざまな商品が山積みになっており、似たようなお店も多いので、自分がどこにいるのか迷ってしまうほど。

スイーツや軽食が売られている売店も多くあります。八百屋や魚屋は、ローカルの人々が多く利用しているようです。また、ミシンでせわしなく作業をしている店員さんがいたりと、わくわくが止まらないのもこのマーケットです。カンボジアのお土産に迷ったら、ぜひマーケットで選んでみるのもいいでしょう。

住所:PsarChaaRoad,SiemReap 電話番号:96-536-2222

建物全体が赤い岩石で、そこに掘られた無数の彫刻は大変美しく、訪れる者を魅了します。この「バンテアイスレイ」は、ヒンドゥー教の寺院跡としてよく知られています。彫刻などの美術好きさんは、絶対に訪れて頂きたい魅力いっぱいの場所です。「アンコール美術の至宝」とも言われ、多くの人々を感動させています。

歴史の中で、アンコール朝衰退と共に忘れ去られていたものの、1914年に再発見されたという奇跡の場所。カンボジアの国が安定し始めて、現代では、有名で人気の観光スポットのひとつとなりました。「女の砦」という意味の「バンテアイスレイ」は、規模としては小さいものの、精巧で女性を思わせるような美しさがあります。

住所:BanteaySrei

カンボジアの人気スポットであるトンレサップ川。川沿いには、観光客が行きたくなるような、さまざまなレストランやカフェ、ホテルなどが建ち並んでいます。このカンボジアらしい川を見ながら、美味しい料理や飲み物を頂きたくなるものです。夕方に涼しくなるころ、川沿いを散歩する人々でにぎわいます。

「トンレサップ川」は、カンボジアの中心を流れていて、川幅がとても広いのも特徴です。トンレサップ湖とメコン河をつなぐ川でもあります。こちらでは、クルーズもリーズナブルにできることから人気があります。雨季と乾季では、川の流れが逆方向になるのも面白いですね。

アンコール遺跡群中のひとつ「タプローム」という遺跡です。12世紀末に仏教寺院として建立され、その後ヒンドゥー教寺院となったと言われている場所です。この遺跡が他の場所と違うのは、ガジュマルによる遺跡の浸食が大変激しいこと。しかし、それが今では魅力のひとつにもなっていて、観光客が集まります。

タプロームの修復を担当しているインド政府は、その樹木の浸食があまりにもひどすぎると、修復を決めましたが、この巨大な樹木が遺跡を支えているのではという考えや、破戒しているのではという考えと共に議論を巻き起こしています。

しかし、どの浸食を見ても、ファンタジーや冒険小説のような世界にも見え、観光客を魅了します。映画の撮影にも使われたことがある、魅力的なスポットです。寺院の各所に残るはっきりとしたレリーフも見どころです。ぜひ、ひと味もふた味も違った物語のような世界に足を運んでみてください。

住所:TaProhm 電話番号:12-406-929

世界遺産で有名な「プレアヴィヒア寺院」は、カンボジアとタイの国境に位置するヒンドゥー教寺院です。「天空の遺跡」と呼ばれ、ダンレク山地の断崖の頂上にある、絶景の世界文化遺産の遺跡です。見どころのひとつは、標高500mから眺めるカンボジアとタイの大地。まさに感動そのものです。

この絶景を見てしまうと、心が洗われ、まさに「天空の遺跡」そのものです。世界遺産の迫力と荘厳さを感じるでしょう。世界遺産ではありますが、比較的他の観光スポットより観光客が少なめですので、ゆっくりと時間を過ごせるでしょう。

遺跡は、歴史を感じるような朽ち果てた部分もあり、周囲の絶景や青空とも素晴らしくマッチしています。崩れかかっているような箇所でも、独特のレリーフには見とれてしまいます。時が止まったような、神聖な世界遺産の遺跡を楽しんでください。

住所:PreahVihearTemple,PreahVihearProvince 電話番号:12-790-007

8世紀末から9世紀に繁栄した王都ハリハラーラヤが、アンコールエリアから15kmほど離れたところに位置するロリュオス遺跡群です。バコンやプリヤコーなどのいくつもの遺跡が集まっていて、一つはアンコール王朝最古の寺院です。アンコールワットやアンコールトムの原点ともなっているそうです。

古い遺跡であるためか、たたずむと時の流れをひしひしと感じられます。荘厳さと偉大さも感じられます。よく観察していると、大きなレリーフから、柱などには小さく可愛らしいレリーフまで、いろいろな発見があるでしょう。ここからみる夕陽も大変すばらしいので、時間のある方はぜひ夕方も楽しんでください。

住所:SiemReapProvince

「ワットプノン」は、1373年に建立されたシンボル的存在の寺院です。人気高い観光スポットであり、多くの観光客でにぎわいます。プノンペンで一番標高の高い位置にある寺院で、プノンペンの街を一望できます。この丘周辺には、散策スポットもあり、穏やかで平和な雰囲気をかもし出しています。

「ワットプノン」という名前は、プノンペンの街名の由来となったもの。この寺院の始まりは、その昔裕福な婦人ダウンペンが、4体の仏像を発見してここに祀ったことから。クメール暦の新年とお盆時期には、お祈りの中心的存在となっており、パワースポットとも言われ多くの人々が集まります。内部も異国情緒たっぷりです。

住所:NationalHighway5WatPhnom 電話番号:10-405-090

カンボジアの世界遺産であり、アンコール王朝時代の宗教都市である「アンコールトム」。王宮を中心とした一つの都市の名称です。アンコール遺跡群の素晴らしい技術を垣間見ることができます。広大な敷地にある遺跡の中でも、観光の見どころはやはりバイヨン寺院です。

バイヨン寺院は、空にそびえる高い54個の搭があります。そしてそこには、巨大な観世音菩薩が刻まれていて、一つひとつ違った表情を見ることができます。神秘的にほほ笑む「バイヨンの微笑」は、見どころです。世界遺産だけあり、その荘厳さは手に取るように感じます。

電話番号:95-353-634

常に多くの観光客が集まる、観光名所「トゥールスレン博物館」です。かつてのポルポト政権下に起こった、拷問や虐殺の悲劇を今に伝える博物館です。罪のない一般人を「政治犯」とし、次から次へと捕えていき、収容した暗い過去があります。人間として「命」を考える大切な場所ではないでしょうか。

拷問、監禁、虐殺に使われた建物が、そこには残っているのです。かなり辛い場所ではありますが、二度と繰り返してはいけない真実を学ぶことができます。元々学校であった建物を刑務所にした場所です。4棟ある建物は、尋問室や独房などに分かれています。

各部屋には、拷問の跡や収容者をつないだ鎖などが今でも残っていて、当時の残虐さが手に取るように分かります。現在のカンボジアの落ち着きと平和を喜びつつ、この過去の歴史に直面できる大切なスポットです。

住所:CornerOfStreet113&Street350,PhnomPenh 電話番号:93-388-988

カンボジアの悲劇の歴史を今に伝える、大変重要なスポット「キリングフィールド」です。ポルポト政権時代の大量虐殺が行われた場所「キリングフィールド」は、実際カンボジアには300か所以上あります。こちらの「キリングフィールド」はその一つです。

当時人口800万人の内、300万人が虐殺された苦しい過去があります。「反革命者」とされた教師や知識人や伝統文化継承者、宗教関係者たち多くが虐殺されました。そのすさまじさ、残虐さは、中に入るだけで一目瞭然です。人間として辛すぎる過去だけあって、目を背けてはいけないスポットのひとつではないでしょうか。

「トゥールスレン博物館」と同様に、この「キリングフィールド」も、カンボジアの辛く残酷な過去を象徴しています。博物館で知る詳細は、かなりショッキングな事実ばかりですが、現代そして未来に継承すべく、多くの観光客も足を運んで、静かにその歴史を感じています。

住所:SiemReap 電話番号:23-305-371

シェムリアップの南にある「トンレサップ湖」です。こちらはなんと、東南アジア最大の湖なのです。この湖では、多くの人々が漁業を営んでいますので、水上生活をしている様子はとてもカンボジアらしく、見どころでもあります。

この湖の面白いところは、乾季と雨季でその面積が、3万平方kmから12万平方kmに変化すること。また水位も最高14mまで上昇します。土地が水面下に浸ることで、多くのエサが魚を寄せ付けます。世界最大規模の水上生活者がいるそうです。その様子を見るだけでも、カンボジアらしい生活が見てとれます。

住所:TonleSapLake

カンボジアと聞いて誰もが思い浮かべるのが、世界遺産「アンコールワット」ではないでしょうか。この感動的スポットは、カンボジア観光のダントツ1位のおすすめスポットであり、見どころもいっぱいです。カンボジア北西部にあり、ユネスコ世界遺産のアンコール遺跡の一つです。

クメール建築の傑作と言われ、カンボジア国旗にも象徴として描かれています。この素晴らしいアンコールワットの、一番の見どころは、なんと言っても日の出と日の入りではないでしょうか。美しく深い輝きを放つその荘厳さは、人々を圧倒し魅力いっぱいです。

アンコールワットは、広大な敷地に多くの遺跡を持っています。全体を見て回るには、約3時間ほどが必要です。それぞれの遺跡は離れたところに位置していますので、たくさん歩くつもりで行くことをおすすめします。日の出を見るには、早朝5時に行くといいでしょう。夕暮れの水面に本堂が写る姿も圧巻です。

住所:SiemReap

カンボジアは、さまざまな時代を経て深い歴史を持つ、魅力的な国です。そして自然と共に独自の生活し、自国にはないような異国情緒たっぷりで見どころいっぱいの国でもあります。多くの観光客が魅了されるのもうなずけます。貴重な世界遺産も点在しますので、ぜひ様々な顔をもつカンボジアを満喫してみてください。