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ベンメリアはラピュタのモデル?観光のポイントをご紹介!密林の中の別世界!

ベンメリアはラピュタのモデル?観光のポイントをご紹介!密林の中の別世界!
投稿日: 2017年6月22日最終更新日: 2020年10月7日

ラピュタのモデルの地「ベンメリア」の観光ポイントを紹介!アンコール遺跡群の1つとして世界遺産に登録されていますが、崩壊度が半端じゃないんです。密林に隠されたベンメリア。未だに崩壊が進行中のラピュタの地ベンメリアのおすすめ情報をまとめました。

密林地帯に隠れる「ベンメリア遺跡」へ行こう見出し

世界遺産に登録されているカンボジアのアンコール遺跡群の1つとして知られるベンメリア。遺跡群の中でも崩壊度はトップクラスで修復しようにもできない状況が続いています。広大な規模の遺跡群は映画ラピュタにも例えられることが多く、密林に隠されていますが、全貌を明らかにすればアンコールワットを凌ぐ規模だと言われています。

ベンメリア遺跡「入場料」見出し

アンコール遺跡群の1つとして知られるラピュタの地ベンメリア遺跡ですが、中を見て回るにはアンコール遺跡群の見学チケットとは別に入場料を支払う必要があります。入場料は一人5ドルです。朝6:00〜17:00の間で見学することができます。修復不可能な密林地帯の世界へ足を踏み入れましょう。登山シューズがおすすめです。

ベンメリア遺跡「水分を忘れずに」

中に入る前に入り口付近で地元のフルーツやドリンクを販売している場所がありますので、水分を購入しておきましょう。カンボジアは日本の夏のような気温が続くので、密林地帯と言えども、熱中症になるリスクがあります。空腹の方は、地元で採れたバナナなどを食べてからいくと気持ちよく見学できるでしょう。現地の水と氷には注意してください。

ベンメリア遺跡「蛇神ナーガ」見出し

巨大規模のベンメリア遺跡の入り口には、蛇神ナーガが鎮座しています。この時点でラピュタの世界に迷い込んでしまったような錯覚すら覚えます。蛇神ナーガは、釈迦が悟りを開く際に守護したとされ、仏法の守護神として知られています。崩壊が進む遺跡の中で蛇神ナーガは綺麗です。ベンメリア遺跡のナーガの頭の数は5つに統一されているようです。

広大な規模の遺跡を散策していると、所々で蛇神ナーガを見かけます。天気を左右する神様として知られている蛇神ナーガは怒ると旱魃を起こし、なだめると雨が降るという言い伝えがあります。見学の最中は雨が降ってほしくはないですが、怒らせるのも気が引けてしまう不思議な神様です。何かを見守っているような表情をしています。

ベンメリア遺跡「侵食する樹木」見出し

密林地帯に位置するベンメリア遺跡にはガジュマルをはじめ、巨大樹木が沢山生えています。巨大規模の樹木は、遺跡を時に崩壊に導き、時に支える役目を果たしています。まるでマグマが固まったかのような巨木の根の動きは不気味です。ガタガタな石の隙間から絡み合って大きな身体を支えている様子は、自然の偉大さを心のそこから感じることができます。

今にも完全に崩壊しそうな遺跡を時には細い根までフル活用して支えているかのような巨大な樹木たち。ラピュタの中でも自然と共存する大切さが説かれていましたが、まさにそのメッセージを感じることができます。見る角度によっては遺跡を守っているようにすら見える樹木。これでは修復が中々進まないのも納得です。

ベンメリア遺跡「崩壊の凄まじさ」見出し

ベンメリア遺跡内には修復不可能なほど崩壊が進んでしまった場所もあります。崩壊規模の大きさもさることながら、一つ一つの石の大きさにも驚かされます。恐らく元の状態を見れることはないと思いますが、現在ではこういった「崩壊ポイント」が観光客の格好のシャッタースポットになっており人気を保っています。貴重な瞬間をカメラに収めましょう。

ここまでの規模で遺跡が崩壊している理由のほとんどが内戦が原因で、その他には巨木の侵食、アリが地下に巣を作ってしまい地盤が沈下して崩れたが原因のようです。発見当初からの状態を保っており、修復はほとんどされていないと言います。確かに自然災害ではここまでボコボコになるわけがありませんね。ちなみに地雷も沢山埋められていたようです。

ベンメリア遺跡「ラピュタの世界」見出し

ベンメリア遺跡を散策していると「ここって本当にラピュタの世界なんだろうな」と思うような場所を目にします。苔と樹木に覆われた彫刻が施された巨大な遺跡は初めてみたと言う感覚ではない不思議な感覚を覚えます。ただしベンメリア遺跡が一般公開されるよりも前に宮崎駿監督はラピュタを公開しているので直接的な関係はありません。

ラピュタが公開されたのは1986年で、遺跡が公開されたのは2001年なんです。ただこんなに近い感覚を持ってしまうのは本当に不思議です。映画の中の地上の世界と天空の世界が混ざったような雰囲気があります。巨大な遺跡の上に、その遺跡を小さく見せてしまうほど巨大な樹木が映える光景は実際に見れば、その迫力に驚くはずです。

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ベンメリア遺跡「全てが巨大」見出し

全てが巨大なベンメリア遺跡では、遺跡と樹木などの自然だけでは大きさが理解でいない方が多いでしょう。所謂テーマパークのように30分ほど見て回れば終わりで見どころもそれほどないなんて風に思う方もいるかもしれませんが、全てを明らかにすれば、その規模はアンコールワットを凌ぐと言われているほど巨大なんです。

「気楽に見て回れるでしょ」という気持ちで見学にいくと疲労感に参ってしまう方もいると思います。見学に行く際は沢山の人がアップしてくれている写真を参考にしましょう。「可愛いサイズ」なんてものはありません。全てが巨大なんです。一見、家のように見える建築物も実際に見たら塔と行った方がしっくりくるほどのサイズ感です。

ベンメリア遺跡「水との調和」見出し

遺跡を散策していると池のようなスポットが何箇所かあります。ほとんどの遺跡に苔が生えていることからも分かるように、湿気が強い環境で、植物が育つには良好な環境です。水草が茂っている様は「その下にも違う世界があるのでは?」と思わせてくれます。道なき道を進んで行く中でこういったポイントを見つけるのが楽しいです。

ラピュタの世界だけでなく、もののけ姫やトトロの世界に見える場所もあり、実写版ジブリと言えるスポットが続きます。朽ち果てた石に生い茂る緑が鮮やかなコントラストを生み出しています。本来は池にするために作られたわけではない場所も崩壊が進み、結果として水が大量に溜まっている姿は「こう作りたかったのかも」と思うほど神秘的で素敵です。

ベンメリア遺跡「古代彫刻」見出し

砂岩で作られた遺跡には所狭しと彫刻が施されています。当時の技術で何故こんなにも巨大で素晴らしい建物を作ることができたのでしょうか。彫刻にはそれぞれ意味があるようですが完全には解明されていません。尚、遺跡近くの「クーレン山」には、良質な石を産出する「石切り場」があり、そこの石で作られたとされています。

離れた山から遺跡の建築場所まで石を運ぶのは相当な重労働だったはず。一人で抱えられるサイズの石はほとんどありません。そんな巨大な石に彫刻を丁寧に施し積み上げることで更に大きな建築物として完成させたという事実は現代社会の機材や重機を駆使してもすぐには再現できないでしょう。しっかりと統一された仏像の表情も流石です。

ベンメリア遺跡「奇形樹」見出し

ベンメリア遺跡には絶対的な見どころスポットというものはありません。広大すぎる敷地の中で、修復もされずに木の板が敷かれただけの道をひたすら進むというのが基本的な観光スタイルです。ですので、観光のポイントは「いかに気付けるか」にかかっています。その中で変な形をした巨大樹木は格好のシャッターチャンスになるでしょう。

修復されることを拒んでいるかのような樹木。「ここは任せて」と言わんばかりに遺跡を支えています。ただしこの樹木たちが今後、更に成長していってしまうと遺跡が重みに絶えられず、朽ち果ててしまう時は来てしまうことでしょう。10年後には確実に同じ形ではないことだけは確かで、そういった意味ではいつ観光しても貴重な今を見せてくれていると言えます。

ここへは行っておきたい「ベンメリア遺跡」見出し

密林地帯に広大な規模で現れるベンメリア遺跡。修復をすることなく崩壊に向かって進んでいるアンコール遺跡群のきちょうな世界遺産の1つですが、すでにこの遺跡は「自然と共にあること」が見どころになっており、修復や崩壊を気にするものではないのかもしれません。行ったその時の雰囲気を十分に味わうことが何よりなんだと思います。是非、足を運んでみてください。

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投稿日: 2017年6月22日最終更新日: 2020年10月7日

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