シェムリアップ観光名所おすすめは？人気のレストランも紹介！治安の状況は？

カンボジアのシェムリアップとは、世界遺産として有名な「アンコール・ワット」などの遺跡を観光するにあたって拠点となる町。そのため、世界中からたくさんの観光客が訪れ、遺跡だけでなくマーケットやレストランなど、なんでも揃っている魅力的な場所です。基本的な注意さえしていれば、治安もけっこう良いのです。そこでここでは、この町でおすすめの観光名所をご紹介します。

遺跡観光の拠点の町であるカンボジア・シェムリアップで、もっとも有名な観光地「アンコール・ワット」。この世界遺産にも登録されている遺跡群には、世界中からたくさんの観光客が訪れています。そのスケールや世界観は壮大で、何度も足を運ぶ人もいるくらい人気のある観光スポット。

その人気のほどは、大手の旅行口コミサイトが発表した「行ってよかった海外観光スポットのトップ50」で、なんと1位を獲得したこともあるほど。シェムリアップはこの遺跡を観光するうえでの拠点となっている場所。この遺跡を見るためにこの町を訪れる人も多いです。

東南アジアにある数多くの湖のなかでも、もっとも巨大な湖「トンレサップ湖」。この湖は豊かな水源となっていて漁業も盛ん。この地域に住んでいるカンボジアの人びとの生活を支える水がめのような存在です。そのことから「カンボジアの心臓」と呼ばれているとか。シェムリアップは、この湖への観光の拠点にもなっている町です。

その水量は莫大なもので、雨季にはなんと滋賀県の琵琶湖の10倍ほどの水を湛えているのだとか。この湖では、多くの人びとが水上で日常生活を営んでおり、その様子を眺めることができるのも魅力のひとつとなっています。岸辺には高床式の建物が無数に並んでいて圧巻です。のんびりしていて、治安がいいのも特徴です。

数多くの遺跡を観光するにあたって、拠点となっている町・シェムリアップ。そして、この町随一の繁華街が「パブストリート」です。その名前のとおり、たくさんのパブが立ち並んでいるストリートで、現地の人びとの繁華街というよりは、どちらかというと観光客たちに向けた繁華街となっています。

夜のご飯を食べたりお酒を飲みたいときにもぴったりの観光スポット。また、マッサージを受けたりお土産ものを買うこともできますよ。カンボジアは他のタイなどよりも治安の状況が気になる場所ではありますが、この場所には数多くの警察官が待機しているので、その点でも安全といえる場所です。

シェムリアップで市場といえば、まず最初に挙げられるのが、この「オールドマーケット」。観光スポットとして魅力的な場所となっています。お土産ものがリーズナブルに手に入ったり、地元の人びとの生活を垣間見ることもできる場所となっています。

魚や野菜など、シェムリアップで一般的に食べられている食材が売られていたり、貴金属の類や服や鞄などを売っているお店など、ほとんどのものがここに取り揃えられています。それらを見て歩くだけでも楽しくなってくる、そんな素敵な観光スポットなのです。

大人気の遺跡群「アンコール・ワット」から東に約40kmほど離れた場所にある遺跡「ベンメリア遺跡」。この遺跡も、多くの観光客たちを魅了する人気の観光スポットとなっています。深い森に囲まれた場所にあり、とても神秘的な雰囲気を醸し出している、規模の大きな遺跡です。もちろん、治安の良さもばっちり。

この「ベンメリア」という名前は、「花が咲き乱れる池」を意味しているのだとか。また、あのスタジオジブリの人気アニメ作品『天空の城ラピュタ』のモデルにもなった場所だともいわれいるのだとか。これは、ファンならぜひ足を運んでみたいところですね。遺跡観光の拠点の町・シェムリアップを訪れたのならば、ぜひとも足を運びたい観光名所。

シェムリアップはたくさんの遺跡の拠点となっているだけではありません。カンボジアという国は、その歴史のなかでさまざまな負の歴史も持っている国。そしてそのひとつが「地雷」の問題についてです。そんなカンボジアの「地雷」事情を知るためには、シェムリアップの「地雷博物館」を訪れるのがおすすめ。

この博物館では、地雷をだた展示しているだけでなく、いまでもカンボジア国内にたくさん埋まったままだという地雷の現状を伝えてくれています。ただ楽しいだけはない観光というものをお求めの人なら、ぜひとも足を運んでみてほしい場所となっています。ここへの観光もシェムリアップが拠点の町です。

「バプーオン遺跡」の人気の遺跡。これはアンコール・トムのなかにある寺院で、急な階段のあるピラミッドのようなかたちをした遺跡となっています。下から眺めたときも、その荘厳な姿を楽しむことができますが、上から眺める風景も絶景だと評判です。

この遺跡はどこを切り取っても、とてもフォトジェニックな風景が広がっています。そのため、カメラでの撮影が好きな人にとっては、たまらない観光スポットとなっているのです。また、他の有名な遺跡に比べると観光客の数が少なめなので、多くの人たちに紛れた観光に疲れたときにはぴったりです。

カンボジアで必見の遺跡のひとつ「バコン寺院」。こちらも見逃せない魅力のある観光スポットとなっています。この遺跡は、数あるアンコール遺跡群のなかでも、かなり古い時代に属するもの。なんと、あの「アンコール・ワット」よりも古い遺跡なのだとか。

その壮大なスケールが人気の秘密。遺跡のうえに登ってみると、そこには絶景が広がっています。その光景は一度見たら忘れられなくなると評判。つくりりは「アンコール・ワット」よりもシンプルにできています。そのため、繊細な装飾に驚くことはあまりないですが、そのぶん、力強さを感じることができる遺跡となっています。

「アンコール国立博物館」は、シェムリアップの町から「アンコール・ワット」へと向かう道の途中にあります。この博物館は、テーマや年代によって、8つのギャラリーに分けられています。ここでは、カンボジアの王朝や民族などの歴史について展示されていて、見応えも抜群。こういう場所では治安について気にする必要がないのも嬉しいところ。

この博物館では、さまざまな観点からカンボジアについての理解を深めることが可能になっています。そのため、カンボジアを観光する際には、ぜひとも足を運んでおきたいところです。理解が深まると、観光もより一層実りの多いものになりますよ。ひととおり、見て回るには1時間30分くらい。ぜひゆっくり見てみてください。

さてお次は、おすすめレストラン「スープドラゴン」です。このお店は、シェムリアップの老舗レストラン。観光客で賑わうパブ・ストリートのなかにある、3階建ての建物のなかに入っています。この地方の伝統的な料理を堪能できるレストランです。

その数あるメニューのなかでも一番の人気なのがカンボジア料理「チュンナンダイ」。これはこの地方の名物鍋となっています。また、クメール料理以外にもベトナムやタイなど、その他の東南アジアの料理の数々を味わうこともできる欲張りなレストランとなっています。

「クメールキッチン」は、観光客の集まる繁華街「パブ・ストリート」にあります。近くに2号店もオープンしたほどの人気店で、こちらも老舗のお店となっています。シンプルで家庭的なクメール料理がリーズナブルに楽しめるお店です。

このお店でのおすすめメニューは、ココナッツ風味のクメールカレーやアモックなど。何を食べても安くて美味しいと評判のお店です。ここの料理には、化学調味料を使用していないのだとか。また、料理が盛られている器の可愛らしいので、そこにも注目してみてください。

シェムリアップでクメール料理を楽しむ際に、その代表的なお店として挙げられる「クーレンⅡ」。また、このレストランでは、アンコール時代の伝統芸能「アプサラダンス・ショー」を鑑賞することができます。

600人も収容することができる大きな会場で、なんと50種類ともいわれている料理をビュッフェスタイルで味わうことができます。また、ダンスショーの終わりには、出演していた踊り子さんたちと記念撮影をすることができるのも魅力のひとつ。

いかがでしたか？アンコール・ワットなど様々な遺跡観光の拠点となっているカンボジア・シェムリアップのおすすめ観光名所の数々。遺跡だけでなく、レストランやマーケットなど、魅力がいっぱい詰まった場所です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。きっと充実した観光旅行になりますよ。気になる治安も良いのもうれしいポイントです。