フィリピンの治安2017年最新情報！ドゥテルテ大統領就任後は悪化？

今回はフィリピンの治安の2017年最新情報をご紹介していこうと思います。フィリピンは日本人がリゾート地で知るようにセブ島などもあり、観光地になっていますが、2016年に大統領に就任したドゥテルテ氏による改革による影響で、よくなっているという意見や悪化しているという意見がありました。今回はそんなことをふまえた最新の治安情報をご紹介していこうと思います。

フィリピンは今も昔も治安が悪いということで知られている国で、外務省の情報を見ても、場所により治安が悪いという情報があります。過激派の行動や、テロ、強盗、誘拐が多発しており、日本人が行けば、ターゲットにされてしまうということも多々あるようで、非常に危険な国として知られていますが、ドゥテルテ大統領が就任してからの最新の情報はどうなのか?

個人的な見解としてはドゥテルテ大統領の過激な改革により、逆に悪化してしまっている傾向が大きいと思います。その改革によって、過激派の組織との戦いが終結すれば良くなるのかもしれませんが、現在は悪化しています。街中での銃撃戦の末に死傷者が出ているということもあり、非常に危険な状態だと思います。

そういった過激派の反発的な動きには観光地のボホール島の現地の村を襲撃するなどもあり、日本人が観光で行くようなセブ島、ボホール島も危ないので、現在の最新情報による限り、あまりおすすめできないということになっています。今年の夏にセブ島に行こうと考えている方は悪化が進まなければいいですが、常に最新情報を取得する必要がありそうです。

まず、2017年最新のフィリピンの治安の注意点としては、殺人事件に巻き込まれる可能性がある、ということです。ドゥテルテ大統領が就任してから治安が悪化しているということをご説明しましたが、2017年6月現在、フィリピンの南部にあるミンダナオ島ではドゥテルテ大統領率いる政府軍対イスラム系のISという武装集団が激しい戦闘を起こしています。

それによって、ミンダナオ島近隣の人たちは非難するしかなく、30万人以上が収容施設に身を置いています。あまり日本では報道されていないので状態がわからないと思いますが、かなり悲惨な画像がネット上に上がっています。日本人がよくバカンスにいくセブ島は位置関係でいうとミンダナオ島に非常に近いため、戦闘に巻き込まれる可能性があると思います。

さらにフィリピンは銃に対する規制がゆるゆるなので、銃による流れ弾被害も避けられないと思います。フィリピンの首都であるマニラはミンダナオ島から離れていますが、ライフルを乱射して、放火という事件も起きており、非常に危険な状態です。変に観光に行って、殺人事件に巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。

一番に殺人事件に巻き込まれる可能性があるとご紹介したので、ちょっと優しく聞こえるかもしれませんが、スリや強盗も非常に多発しています。フィリピンに行った観光客が一番、やられやすいのスリや強盗で、スリや置き引きならものを取られるだけなので、まだいいですが、強盗となれば、傷つけられる可能性があります。

もともと治安の悪い国なので、日本人留学生や観光客はターゲットにされやすく、その発生件数は日本の13倍もあるんです。そういったことを避けるためにも、自分が日本人だとか日本語をたやすくしゃべらないことも対策の一つになるそうです。相手が日本人だとわかれば、銃を持っていないし、危機感が弱いと思われているからです。

基本的に街を歩くときは金目の物を持って歩かないことで、一番取られやすいのはスマホみたいです。それも相手にとってはお金になるからで、あまりそういうものをチラチラ見せないことが必要です。もし、強盗やスリでトラブルになったとしても、抵抗してはいけません。すぐにお金を渡そうとして、ポケットに手を突っ込んだら、銃を持っていると勘違いされることがあるそうです。

フィリピンの治安上の問題でさらに多いのが詐欺で、東南アジアの国々ではよくあります。勝てるといわれて、ギャンブルに誘われていったら、ただのグルでカモにされたなんてことがあります。よく聞くのはトランプ詐欺でこういった類で勝てるといわれて、ギャンブルに誘われたら、怒るのではなく、冷静に対処して断ることが大事になります。

また、男性の場合であれば、フィリピンのセブ島で風俗に行かれることがあるかもしれませんが、それにも注意が必要です。日本でいうボーイにいい子を紹介するといわれて、連れていかれ、結局、監禁され、暴行されたり、お金を取られたりということがあります。女性もあまり一人で出歩かないほうが良いといわれています。

フィリピンでは街中を歩いていたら、急に話しかけられ、麻薬を買わされるということがあるそうです。そういったことを撲滅するためにドゥテルテ大統領が武力行使で戦いを始めたわけですが、ここまで大きな問題になるということは相当な流通率だったといえます。実際に、押し売りされて、持っていたことで日本人が警察に捕まるという事件も起きています。

日本人であれば、国中でドラッグはダメだということになっており、それが根付いているので手を出すことは少ないと思いますが、くれぐれも興味本位で手を出してはいけないものだとフィリピンにもし行くのであれば、肝に銘じておく必要があります。ドラッグ系の犯罪に巻き込まれないようにくれぐれも注意してください。

お次のフィリピンの治安の最新情報でミンダナオ島で行われている武装戦争もイスラム系のテロによるものです。フィリピンの首都でもテロによる犯行で危険な状態が続いています。先ほどの、銃の乱射もテロによるもので、放火もしたおかげで、100人以上の死傷者が出たということがあります。

フィリピンではいくつかのイスラム系の組織があり、その中の過激派がテロを起こしているようです。現在のフィリピンはまだ日本人をターゲットにしたテロは行われていませんが、近隣のバングラデシュでは日本人が殺害されたテロも起きています。テロはいつ起きるかわからないので、難しいですが、最新の情報に耳を向けて、安全な場所にいることが大事になってきます。

日本人をターゲットにしたテロはまだ起きていないものの、ミンダナオ島では戦争が起きており、無差別爆破テロだったり、マニラではバスが爆破されたり、手りゅう弾が爆破したり、非常に危険な状態になっています。かなり悲惨な最新情報を知って個人的には、今はフィリピンには行かないほうがいいと思いました。

テロや戦争のことからすると、今は衛生面や感染症と言っている場合ではないですが、一応ご紹介しておきます。フィリピンは水は飲むことはできませんが、意外ときれいな施設もあるので、そこはダイジョブかなと思います。感染症に関しては虫の対策は必須で、虫よけ等の準備は必要になってきます。

現在、フィリピンでの危険な地域ですが、まずは戦争中のミンダナオ島が一番。他は、フィリピンの首都であるマニラ近辺とバカンスのイメージが強いですが、セブ島も実はトラブルが多く危険な場所です。観光地とあって、警備がしっかりとされていますが、それでもトラブルがあるので、まず第一に、フィリピンは治安が悪いものなんだと頭に入れておく必要があります。

2017年6月現在フィリピンの治安は悪化の傾向にあるので、もし夏にフィリピンに行こうと考えている方は常に最新情報を持っておく必要があると思います。ネットでのニュースを見るか、外務省のホームページを見ると良いと思います。ただ、ちょっと外務省の危険レベルが若干控えめになっている気がするので、外務省のホームページではテロの情報を見るといいかなと思います。

以上で2017年の最新のフィリピン治安情報でしたがわかりましたか?ドゥテルテ大統領が就任してから、よく使用とはしているけれど、現在は悪化という形になっているので非常に注意が必要だと思います。今回、紹介したミンダナオ島は非常に悲惨な状況になっているので、フィリピンに行こうと考えている方は少し状況が変わるのを待つのがおすすめです。