ルソン島観光スポットまとめ！おすすめの穴場もあり！地元でも人気！

フィリピン諸島の中でも一番大きな島で、首都圏メトロ・マニラもルソン島に属しています。大きな山脈やビーチなどの自然が魅力的で、多くの観光名所があり、毎年多くの旅行者が訪れています。また、スペイン統治時代の建物も多く残っており、今では観光客が訪れる名所にもなっています。そこで、ルソン島でおすすめしたい観光スポットをまとめてみました。

「マニラ大聖堂」は、フィリピンの首都マニラにあるカトリック教会の大聖堂です。建築されたのは1581年で、以来何度も再建を繰り返してきました。また、現在のマニラ大聖堂は、1958年に再建された際のものです。

聖堂内には、アジア最大級のパイプオルガンがあり、迫力満点です。また、フィリピンの歴史を描いた美しいステンドグラスの数々や祭壇など見どころがたくさんです。あと、マニラには治安があまり良くない地域もあるので、観光の際は危険な場所には近づかないのがベストです。

ルソン島のマカティに位置している「アヤラ博物館」は、6階建ての大きな建物で1階から4階までが博物館となっています。観光客から地元民まで愛されている博物館で、フィリピンの歴史が凝縮されています。民俗学や文化、芸術品などを多数取り扱っています。

フィリピンの歴史を詳しく知りたいなら、この博物館はまさにうってつけです。2階はジオラマ展示のフロアになっており、わかりやすく歴史を表現してあるので、子供連れにおすすめです。

「タール火山」は、標高約700mしかない世界でも最小級の火山です。有名な観光名所で多くの旅行者が足を運んでいます。このタール火山はタール湖に浮かんでおり、ボートで火山まで渡り、そこから馬に乗って火山口まで登っていくコースを体験できます。ルソン島はビーチだけでなく山なども魅力的で人気があります。

火口付近は、地面の温度が上がり蒸気が出ており、自然の偉大さを実感できます。タール火山は遠くから見ても、近くから見ても神秘的で魅力があります。ルソン島に訪れたら、是非一度行ってみるのをおすすめします。

「グリーンベルトパーク」は、マカティの街中にあるオアシスのような大きな公園です。本当に街中に突如オアシスが出現したかのようであり、かなり不思議な感じになります。ベンチがあったりして、待ち合わせ場所などにも人気があります。

周りには、カフェやレストランなどが入ったショッピングモールがあり、食事や買い物を楽しめます。レストランは、美味しいハンバーガーをいただけるお店や、日本人に人気のフィリピン料理屋など様々です。また、日本とは治安が異なるので、人が多いところではスリなどに気をつけましょう。

ユネスコ世界遺産に指定されている古都ビガンにある、石畳通り「Calle Crisologo」。約200mあるこの石畳通りには、スペイン植民地時代の16世紀に建てられた古い街並みが広がっています。フィリピンにいながらヨーロッパの街並みが現れるので、かなり神秘的です。

ここの通りは馬車以外の乗り物が禁止になっており、観光の際は徒歩か馬車の2つの楽しみ方があります。また、日本人観光客が少なく結構穴場なスポットになっています。しかし、昼間には日本人以外の観光客が多く、記念撮影で馬車が渋滞になっていることもあります。

「Sumaguing Cave」は、ルソン島のマウンテン州のザガダの秘境にある洞窟です。地元でも人気の穴場の観光名所で、ザガダ駅付近にある観光案内所で申し込みができます。ここはガイドさんがいないと洞窟内に入れないので、注意が必要です。

洞窟内は真っ暗で明かりがないので、ガイドさんのライトだけが頼みの綱です。足場が不安定なところを登ったり下ったりするので、なかなかハードなアドベンチャーです。ライトで照らされた洞窟内は、とても言葉が出ないほど神秘的で非常に美しいです。開放感あふれるビーチも良いですが、なかなか味わうことがない洞窟探検も魅力的です。

「バナウェの棚田群」は、世界遺産に登録されている世界的に有名な観光名所です。その美しさは天国へ昇る階段とも称されています。この棚田は非常に大規模で、最大級の棚田と言われています。

上から眺める棚田の壮大さはハンパないです。ヨーロッパの方の観光客が多く見られ、皆さんカメラでこの絶景を写真に収めています。マニラからのアクセス方法はバスのみになっており、移動時間がかなり長いのでなかなかの忍耐力が必要になりそうです。

「サンオーガスティン教会」は、マニラにある協会で、マニラで唯一の世界遺産に登録されている建築物です。また、フィリピン諸島で最古の石造り教会でもあり、観光に訪れた際には是非足を運びたい名所です。歴史ある協会だが、建築当時の様相を残しており、非常に保存状態が良い教会です。

教会内には、様々な展示があり見ごたえがあります。一番の見どころは2階にある壮大なパイプオルガンです。それ以外にも、協会の大きな鐘など目を引く展示物が多数あります。また、週末には結婚式が開かれることもあり、お祝い事にもうってつけの教会です。

「マタブンカイビーチ」は、地元フィリピンでは有名なビーチで家族連れなどに人気のビーチです。日本での知名度はかなり低いので、まさに地元民のみが知る穴場的スポットです。日本人に超有名な名所ではないからこそ、行ってみる価値アリです!

昼間は、シュノーケリングや海水浴を楽しんで、その後にバーベキューをしてガッツリ肉を食べるのも楽しみ方の一つです。ビーチなので街中よりは治安は悪くないですが、貴重品などはしっかり保管しておきましょう。海外は自らが思っているよりもずっと日本とは治安が異なります。

「サンチャゴ要塞」は、マニラにある有名な観光名所で、太平洋戦争の時に大きくダメージを受けましたが、後に修復されました。要塞内には、フィリピンの英雄として語られている、ホセ・リーサルの記念館があり、彼が手がけた芸術作品や書物などが展示してあります。

フィリピンの近代史を学びたいなら、是非こちらを訪れてみるのをおすすめします。当時のマニラの治安なども知ることができるので、得るものは大きいと思います。華やかな観光名所を巡るのも魅力的ですが、こういった戦争の歴史を学べる名所も現代に生きる我々には貴重でしょう。

「ズービック動物園」は、スービックで人気のある動物園で、日本ではあまり知られていない穴場スポットです。この動物園の最大の見どころは、タイガー・サファリです。鉄格子がついたジープに乗ってトラが放し飼いのエリアに入っていくのですが、飼育係が車から餌を差し出すと、トラが手を伸ばせば触れるくらいの距離までやってきて、スリル満点です。

また、ワニへの餌やりも人気で、釣竿に鶏肉を引っ掛けて餌をやります。一斉にたくさんのワニが餌に食いついてくるので迫力が凄いです。あと、動物園があるスービックは治安が良いことで有名です。ゲートでの監視がしっかりしており、フィリピン随一の治安を誇っています。また、マニラなどに比べて圧倒的に日本人観光客が少ないので、かなり穴場な地域です。

マニラにある「カーサ・マニラ博物館」は、スペイン統治時代の貴族の邸宅を観覧することができ、当時の生活空間を垣間見ることができます。いかにも高級そうな家具や骨董品の数々が展示されています。

また、敷地内にはホテルやレストラン、カフェがあるので、博物館見学が終わったらランチを楽しむのもおすすめです。また、こちらの博物館は、屋外での撮影は出来ますが、屋内での撮影は禁止となっています。あと、世界遺産のサンオーガスティン協会の向かいに位置しているので、せっかくなら両方に足を運んでみてください。

ここまでルソン島のおすすめ観光スポットをたくさん紹介してきましたが、いかがでしたか?メジャーな観光スポットから、日本ではあまり知られていない穴場スポットまで、魅力あふれる名所が数多く存在します。ルソン島に旅行に訪れる際に、これを参考にして観光を満喫していただけたら嬉しいです。最後に、海外旅行の際に現地の治安には十分に注意してください。