石垣島(南ぬ島)空港からバスで離島ターミナルへ行くには？乗り場や料金など！

石垣島は美しい海と白浜、広大な自然、ゆったりと時間が流れ沖縄の中でも随一の観光地です。その魅力もさることながら、石垣島周辺には沢山の離島が存在しフェリーで簡単に行くことができます。どこの離島に行くにも、まずは石垣空港が拠点となります。石垣空港から離島ターミナルへバスで行く方法、乗り場や料金など紹介していきます。

石垣空港から離島ターミナルは距離にしておよそ１５キロほどです。離島ターミナルへの移動はレンタカーやタクシーなども使えますが、移動手段はバスがおすすめです。石垣空港から離島へ行くバスのターミナルはすぐそばにあり、空港自体とてもシンプルな空港なので、バス乗り場探しでも迷うことなく利用することができます。

こちらの東運輸株式会社のバスは「系統４ 平得・大浜・白保経由空港線」と「系統１０ アートホテル・ＡＮＡインターコンチネンタル経由空港線」の２つの路線で離島ターミナルまで行くことができます。合計で１時間に４本走っているので、待つことなくターミナルまで向かうことができます。石垣空港からの所要時間は約４０～４５分です。

東運輸株式会社のバス料金は「石垣空港」から離島ターミナルの最寄停留所「石垣港離島ターミナル」まで、大人５４０円、子供２７０円で乗ることができます。またバスも石垣空港から約１５分置きに運行されているのでそれほど待たずに乗れ、タクシーで行くと約３０００円かかる距離を、この値段で移動できるのはとてもありがたいです。

こちらのバスの乗り降りはすべて前扉からになります。運賃の支払いは整理券式の後払いなので、運賃表にて料金を確認するシステムです。石垣空港から離島ターミナルへは５４０円なので、降車する際に整理券と一緒に運賃箱に入れてください。１０００円札のみ両替も可能とのことです。

こちらのカリー観光のバスは１時間に２本の運行ですが、すべて石垣空港から離島ターミナルへの直行便となります。ノンストップのバスなので、所要時間は短く約３０分ほどです。多少バス停で待つことも考えられますが、所要時間が短いのでそれほど差がなく離島ターミナルまで到着することが可能です。

カリー観光のバスはリーズナブルで大人５００円、子供２５０円で乗車することができます。また往復ですとチケット料金も大人９００円、子供４５０円になるのでさらにお得に利用することが可能です。石垣空港から離島ターミナル往復でバス利用を予定されている方には、とてもおすすめのバス会社です。

ノンストップのバスなので、乗車料金も一律です。そのためその場で直接運転手さんに払って乗車すれば、あとは離島ターミナルまで到着してくれるのでとても安心です。運転手さんから紙のチケットを渡されるので、往復利用の際はそちらのチケットが再度必要になるので、忘れずに保管しておいてください。

バス乗り場への行き方はとても簡単です！空港中央出入口を出て、その後左折し５０メートルほどのところにあるので、迷うこともありません。東運輸株式会社、カリー観光ともほぼ同じ位置にバス乗り場があり、同じ並びの一番奥のバスがカリー観光、手前２つが東運輸株式会社のバス乗り場となっています。

離島ターミナル最寄りの停留所は「石垣港離島ターミナル」です。どちらのバスもこの停留所に停車しますが、東運輸のバスの終点は一つ先の「石垣バスターミナル」なので、注意してください。万が一間違って終点まで行ってしまっても、徒歩約１６０ｍの距離なので歩いて移動することも可能です。

石垣空港から離島ターミナルへ移動し、いざ離島へ出発！では一体、石垣島からはどのような離島に行くことができるのでしょうか。石垣島周辺の八重山諸島のそれぞれの見どころと魅力あふれる特色、また石垣島からフェリーで行く際の所要時間など、以下で紹介します。

沖縄ならではの魅力にあふれる島が竹富島です。島全体の道は白い砂浜で覆われ、街全体にはハイビスカスが咲き誇っています。島の家々からは時折三線の音色が聞こえ、ゆったりとした時間の流れを大自然の中感じることができます。石垣島からも約１５分ととても近いので、日帰りでも十分満喫することができます。

日本最南端の有人島、波照間島は石垣島からフェリーで約１時間と少々遠い位置にはありますが、その海の美しさに感動すること間違いなしです。ハテルマブルーと呼ばれる「ニシ浜」は日本で一番美しいビーチとも称されるほどです。夜は南十字星がみられる日本でも数少ない場所なので、天体観測もおすすめです。

沖縄の中でも、特に手つかずの自然を満喫できるのがこの西表島です。壮大な自然や希少な動植物たちは、どこか亜熱帯の他の国にいるような錯覚までおこさせます。アウトドア好き、冒険好きな方には特におすすめの島です。石垣島からは約４５分の所要時間で行くことができます。

この由布島へはフェリーに乗ることなく、西表島から移動することができます。また移動手段も沖縄ならではの水牛に乗っての移動となります。この移動こそが由布島でしか味わうことのできない魅力あふれる観光スポットになっています。島の中にも植物園などもあるので、自然を肌で感じるのにはもってこいの場所です。

あたり一面のサトウキビ畑やのどかな牛の放牧地、そんなゆったりとした優しい時間が流れるのが小浜島です。石垣島からは約３０分ほどの距離にあります。ドラマ「ちゅらさん」の舞台ともなった離島なので、一度は見たことのある沖縄の風景を目にすることができます。

島の周囲が国内最大級のサンゴ礁で覆われているのがこの黒島です。シュノーケリング目当てで来る観光客も多区、その海の美しさは太鼓判です。また上空から見ると、島の形がハート形になっているロマンティックな島でもあり人気の離島のひとつです。石垣島からも約３０分とアクセスも良好です。

観光地沖縄の中で、この鳩間島は観光地化が進んでいない沖縄の素朴な姿を楽しむことができます。石垣島からはおよそ４５分ほどの距離にあり、島自体も小さく徒歩１時間ほどで回れる広さなので、日帰り観光におすすめです。沖縄本来の離島をゆったり散歩するのにぴったりの場所です。

離島ターミナルからさまざまな離島めぐりをしたい方には、各フェリー会社で購入することができるフリーパスが断然お得です。一回利用ごとにチケットを購入するよりお得にフェリーを利用できるので、是非活用しましょう！各フェリー会社で取り扱っているフリーパスを以下にまとめました。

波照間島は距離的に遠くフリーパスには含まれておりませんが、唯一フリーパスで波照間島にもアクセスできるのがこちらの「アイランドホッピングパス」です。波照間島に行く予定がある方には、おすすめのフリーパスです。またフリーパスの種類も６種類とフェリー会社の中で一番多く、目的に合わせてお得に選ぶことができます。

こちらの「かりゆし周遊券」は３日間と４日間の２種類のフリーパスがあります。更に石垣島の主要な宿泊施設から離島ターミナルへ、無料で送迎バスも利用可能です。初めての石垣島、初めての離島めぐりでも迷うことなく、かつリーズナブルに楽しむことができます。フリーパスの予約もインターネットで簡単にできるのも魅力の一つです。

こちらの「ドリームパス」は３種類のフリーパスがあります。他のフェリー会社よりは割高になりますが、２日間でもフリーパスが使えるのはドリーム観光のみとなります。またフリーパスを利用される方には、得点で各離島で使える割引クーポンなどももらえるので、お得に離島めぐりができます。

離島に行く際のフェリー利用で最も注意したいのが、天気です。フェリーは天候に左右されることがとてもおおいので、その日その時によってはフェリーが欠航してしまうということも考えられます。特に遠い島に行く際は、往路のフェリーは就航したのに復路が欠航になるということもあるので、石垣島を出発する前に天気をみて判断しましょう。

石垣島空港から離島へのアクセスは、初めての方でも簡単に行くことができます。バスを利用すればお得に移動もでき、迷うこともありません。また各フェリー会社のフリーパスを使えば、リーズナブルに離島めぐりを楽しむこともできます。石垣空港から簡単にアクセスできる八重山諸島の魅力を、是非一度直接肌で感じてみてください。