幻のお菓子「ミッシェルバッハ」の夙川クッキーローゼ！予約や魅力について調査！

芦屋マダムもお気に入りの洋菓子店ミッシェルバッハは、兵庫県西宮市にあります。兵庫県内でもおいしいスイーツがひしめき合うこのエリアで不動の人気を誇るこのお店の看板商品はなんといっても「夙川クッキーローゼ」です。幻のクッキーと言われるほどの商品を生み出したミッシェルバッハとはいったいどんなお店なのでしょう？

ミッシェルバッハは1982年の創業。現在は2代目の須波宏晋さんがシェフパティシエをされています。須波さんはフランス菓子の名店「サダハルアオキ・パリ」で修行を積まれて、先代であるお父様の跡を継ぎました。確かな技術と、フランス菓子の要素を取り入れた独自の感性を生かしたドイツ菓子が人気となっています。

ミッシェルバッハは兵庫県西宮市にあります。阪急夙川駅から徒歩4分ほどの、閑静な住宅街にあるこじんまりとしたお店です。夙川は芦屋からも近く、関西屈指の高級住宅街で街の雰囲気も落ち着いていて素敵です。駐車場もあり、3軒ほど先のパーキングに3台完備しています。

住所:兵庫県西宮市久出ケ谷町2-28
電話番号:0798-74-3789

ミッシェルバッハの営業時間は10時～19時です。大人気のクッキーローゼについては、当日販売分は開店前に売り切れになってしまうと思って良いでしょう。他の商品も夕方には品薄になったり完売にもなってしまいますので、出来る限り早めに訪れることをおすすめします。定休日は、月曜日、火曜日で不定休となっています。

ミッシェルバッハには残念ながらホームページはありません。しかし、Facebookのページがありますので、公式の情報はこちらから知ることができます。定休日の情報や季節の新商品のお知らせなども配信されていて、見た目にもおいしいスイーツの写真もたくさん載っています。Facebookからの商品の予約はできません。

購入したスイーツをすぐに食べたいという方もいらっしゃると思います。残念ながらミッシェルバッハはとてもこじんまりとしたお店なので、イートインのカフェスペースはありません。しかし、天気の良い日やお花見の季節などは、夙川沿いをお散歩しながら外でスイーツをいただくというのも楽しいものです。

ミッシェルバッハの大人気看板商品がこの「クッキーローゼ」です。バターの風味豊かなサクサクのサブレクッキーの生地と、中のミルクショコラ、そしてアプリコットジャムとのバランスが最高！一度食べたら本当にくせになってしまうおいしさなんです。死ぬまでに一度は食べてみたいという声も聞く程ですが、決して大げさではありません！

クッキーローゼは、3種類の箱入りで販売されています。小が18枚入りで1450円、中は40枚入り3000円、大は50枚入り3550円です。それぞれチョコとアプリコットが半分ずつ入っています。日によっては当日販売される大きさが限定されることもありますので、希望のサイズが購入できないこともあります。

ホームページが無い為、電話かお店に直接訪れての予約は可能です。しかし、現時点では予約できるのは7～8か月後で日にちの指定はできません。昨年の場合は、4月の時点で年内予約はいっぱいになってしまいました。それでも待つ！という方は、予約をすれば確実に購入できます。配送は不可なのでお店に取りに行くことになります。

お店の開店は10時ですが、早い人ですとなんと朝6時から並び始めるそうです。ある程度人が並んでいる状態になったら整理券を配り始めます。最近は開店1時間前～30分前頃には整理券の配布も終わってしまうとの事なので、どうしても入手したい場合は2時間前頃までには並び始めるほうが良さそうです。

クッキーローゼがここまで貴重なのには理由があります。大量に販売できないのは、すべて手作りで製造に3日もかかるからなんです。生地を丸めて寝かせるのに1日、型を抜いてからまた寝かせるのに1日、3日目にやっと焼き上げています。これだけ手間ひまかけて作られているクッキーローゼなので、販売個数に制限がでるのです。

バレンタインとホワイトデーの時期には、限定バージョンのクッキーローゼが発売されます。チョコの部分がストロベリーチョコになり、アプリコットジャムの代わりにホワイトチョコが入ります。見た目も可愛らしく、このバージョンももちろんおいしい！でも、限定だけあってさらに入手困難な代物なのです。

ファンからの差し入れで全国のおいしいものが溢れている宝塚の楽屋でも、このクッキーローゼだけは誰もが喜ぶ差し入れなのだそうです。兵庫の中でも宝塚と夙川は近いですし、この希少価値は差し入れには持ってこいの逸品です。東京公演中の差し入れにすれば、さらに喜ばれることは間違いなしです！

クッキーローゼが食べたいけれどなかなか入手できない、という事でクッキーローゼを再現して自作する方もいらっしゃるようです。材料はシンプルなので、ご家庭でも似たものを作ることは可能なんだそうです。お店の味とまではいかなくても、自分で作れたらいつでも楽しめます。レシピサイトに乗せている方もいらっしゃいます。

ミッシェルバッハはクッキーローゼ以外にももちろんおいしいスイーツがたくさんあります。様々なケーキは見た目にも美しく、味の素晴らしさは折り紙付き！もちろんバースデーケーキも人気なんです。この界隈のセレブたちのお誕生日には、ミッシェルバッハのケーキが定番！クリスマスや母の日に買い求める人も多いそうです。

クッキーローゼに次いで人気なのがエクレアです。ショコラ・抹茶・レモンクリーム・マロンクリームなど種類も豊富で、トッピングの可愛さも人気なんです。皮はしっかりめの生地で、たっぷり入っているクリームも濃厚です。こちらも午前中には売り切れてしまうこともあるので、早めに来店してゲットしましょう！

名前の通りピラミッド型のこちらは、なんとバウムクーヘンなんです。バウム生地に、ココア風味のバタークリームとチョコレートを何層にも重ねています。しっかりした生地なのに、くちどけはなめらかなのがさすがです。冷やして食べるのもまたおいしい！こちらは小さいサイズで840円です。

ふんわりと柔らかいマロンクリームの中には、生クリームとカシスジュレが隠れています。濃厚なカシスジュレは甘酸っぱさにもコクがあり、まったりとしたマロンクリームとのバランスが絶妙でおいしい。ワインにも合いそうな大人のスイーツです！お値段はひとつ457円です。

スイーツ女子の定番、マカロンもあります。ミッシェルバッハのマカロンはふわっと軽くて口に入れた瞬間に溶けてしまう繊細な食感が特徴です。中のチョコレートは甘すぎず上品で、まるで生チョコを食べているかのようななめらかさです。女優の田丸麻紀さんのインスタグラムにも登場していました。シックな包装が手土産にも最適です。

表面はサクッとしているのに、噛むとしっとりふんわりとした食感がおいしいダックワーズも人気商品のひとつです。口の中に広がるアーモンドの香りもおいしい要因です。生菓子より賞味期限は長く種類もたくさんあるので、手土産や差し入れにも喜ばれそうです。

兵庫在住でないとミッシェルバッハの味には出会えないのでしょうか？COREDO室町にある「箔座日本橋」で、ミッシェルバッハカフェが限定オープンしていました。2日間限定のカフェではありますが、東京でミッシェルバッハのスイーツが味わえるのは貴重な機会。これまでに4回開催されてきたので、またチャンスがあるかもしれません！

ミッシェルバッハでは、店舗の2階でお菓子教室が開催されることがあります。デモンストレーション形式で行なわれるワンデイレッスンで、キャンセル待ちも出るほどの人気だそうです。出来立ての味をいただけるのも人気ですが、シェフがイケメンということも人気の秘密のようです！

なかなか食べられないからこそ価値がある、一度は食べてみたい兵庫屈指の名店ミッシェルバッハの「夙川クッキーローゼ」。実際に味わえるのが何か月先になろうと予約をしてぜひ食べてみましょう！幻のクッキーとまで言われる理由がきっとわかるはずです！