宝塚観光人気スポットランキング！おすすめのお土産情報もあり！

人口約23万人になる宝塚市は、『歌劇の街』として全国的に有名です。かつては阪急電鉄経営の宝塚ファミリーランド（現：宝塚ガーデンフィールズ）、東宝映画の源流の1つである宝塚映画製作所などを有して、阪急東宝の文化拠点としてのイメージが強い都市でした。現在は仁川・逆瀬川・雲雀丘などの閑静な高級住宅街を有する都市です。

特に有名なのが宝塚歌劇団の本拠地である宝塚大劇場ですが、他にも温泉・宿泊・お食事処・歴史など宝塚には有名な観光スポットがまだまだあります。そこで今回は、様々な方向から宝塚の有名な観光スポットを紹介していきます。アクセス方法や料金など、役に立ちそうな情報も併せて紹介するので、是非旅行の参考にしてくださいね。

新幹線・電車による新大阪駅から宝塚駅へのアクセス方法について紹介します。東海道本線にて新大阪駅まで乗り、電車にて宝塚駅まで乗り繋ぐ方法は2つあります。1つ目は、大阪駅にて乗り換えた後JR福知山線（宝塚線）に乗って、宝塚駅にて下車する方法です。所要時間は40分から45分ほどで、料金は330円です。

2つ目は、地下鉄で行く方法です。まず大阪市営地下鉄御堂筋線「なかもず行」などで梅田駅まで乗ったら阪急電鉄宝塚線「宝塚行」に乗り換えます。宝塚駅に着いたらそこで下車します。所要時間は35分から40分で、料金は280円です。時間は変わらないものの手順がやや複雑なので、電車で行った方が良いのかもしれません。

また他のアクセス方法として、阪急電車という方法もあります。阪急電鉄宝塚線または阪急電鉄神戸線に乗り換えた後、宝塚駅にて下車します。所要時間は共に35分から40分です。ちなみに阪急電車は画像の手塚治虫作品などキャラクター物とのコラボも行っており、ホームに入ると可愛いラッピング電車がお出迎えしてくれる事があります。

宝塚を語る上で欠かす事の出来ない、宝塚のシンボルそのものとも言うべき大劇場です。競争率20倍以上の難関を駆け抜けてきたトップスター、彼女達を活かすべく華やかな演出、常に新しい題材に挑む姿勢、一度の観劇でお芝居とレビューのどちらも楽しめる構成など、宝塚歌劇は様々な魅力に溢れています。

1993年の改装を機に宝塚大劇場は、より大きく、美しく、豪華に生まれ変わりました。席を千鳥配列にする事や上階を支える柱を撤去した事でより観劇がしやすい構造になったり、3階席を設けず座席空間を広く扱った事など、より観客が楽しめる為の努力がいくつもなされました。より広く快適になった席で大迫力のステージをご覧ください。

ちなみに宝塚大劇場はアクセス環境も良く、近くにある宝塚ホテルや手塚治虫記念館にそのまま寄る事が出来ます。実際に大劇場から手塚治虫記念館へ直行する人も多く、宝塚観光という事で1日でこれらの名所全てを巡ってしまう事も可能です。金銭に余裕のある人は試してみてはいかがでしょうか？

聖徳太子が創建したと伝えられる、日本最初の観音霊場です。アクセス方法は、阪急電鉄宝塚線で行くのがオススメです。中山観音駅で下車後、北へ徒歩1分で行けます。古来より中山寺の鐘の尾をヘソの緒に見立て、女性の大役である出産の無事安泰を祈る霊跡として深く信仰されています。毎年安産を祈る人々が全国から訪れています。

中山寺では、良い子宝と安産に恵まれるように9時から16時にかけて子授祈祷・安産祈祷の儀式を行っています。妊婦の代わりにお札を10日間祈祷する事で、無事子宝や安産に恵まれるようにします。安産祈祷では、祈祷の後で身代わりに使ったお札の他にお守りや腹帯を郵送でお届けする形になります。実際ご利益があると評判のようです。

マンガの神様・手塚治虫にちなんだマンガ・アニメミュージアムです。手塚先生は5歳から24歳までの約24年間を故郷であるこの宝塚で過ごし、戦争を通して社会の矛盾や理不尽さ、絶望も体験しました。館内は手塚先生が生前提唱していた「自然への愛と生命の尊さ」をテーマとし、そうした未来への願いが展示品という形で再現されています。

手塚治虫記念館は青少年の夢と希望を未来へと広げていく施設となっており、館内はマンガ・アニメに関する多くの資料で溢れています。所縁の品や作品を見るだけでなく、実際にアニメを作るコーナーまであります。この「アニメ工房」では、鉛筆と動画用紙を使って自分だけのイラストをアニメーションにするという貴重な体験が出来ます。

入場料金は700円となかなかリーズナブルであり、近くにある宝塚大劇場や宝塚ホテルへの直行も可能です。このように手塚治虫記念館の周辺には名所が多く、ホテルを経由して大劇場に行く事になっても5分から10分で行けます。宝塚へお越しの際は、是非これら全ての観光スポットを周ってみてください。行く価値はあると思いますよ。

自然や先人達の知恵に学ぶ事で人と自然の共生を目指す里地里山公園です。人が自然の自己再生をサポートし、その過程を人と自然が共有し、人の生活に活かしていく事をテーマとしています。アクセス方法は、電車やバスを使った方が楽です。JR武田尾駅で下車後、阪急田園バスで10分。「西谷の森公園口」で下車します。

園内は大きく分けて、西の谷・東の谷・展望台の3エリアに分かれています。西の谷では農業体験、東の谷では保与谷池周辺の自然観察、展望台では園内各所や神戸市北区、六甲山系が見渡せます。また園内では、田植え体験・収穫・料理教室など、様々なプログラムに参加出来るようになっています。興味のある人は是非申し込んでみましょう。

「きよしこうじん　せいちょうじ」と読みます。人々の暮らしに欠かせない万物を浄化する火を、火の神・台所の神「荒神さん」として信仰する荒神信仰の聖地です。火を扱うかまどは家庭・会社の中心で、かまど（台所）が賑わえば家庭・会社が繫栄するという考えから、家内安全などの現世利益をもたらす場所として信仰されています。

清荒神清澄寺には、家内安全・商売繫盛・厄除開運以外にもご利益があります。それは金運アップです。持ち帰ったお賽銭を財布に入れておくと金運がアップするとの事です。ただし倍のお賽銭をするのが条件だそうです。「お金に対する執着を手放せ」という神様からの教えかもしれませんね。

宝塚にある和食店です。季節の食材を使い、見た目でも楽しんでいただける食事処となっています。食べる人の事を思い薄味でバランスを整え、ひたすら手間をかけたご主人の料理は絶品です。料理は昼の御食事・夜の御食事に分かれており、お造りや天ぷらなど、和食中心のメニューになっています。

料金はそれぞれ、昼の御食事は1500円から3800円、夜の御食事は3500円から6500円となっています。料金は割高な感じがしますが、旬の食材など何かと手間をかけているので、滅多に食べられないものばかりです。静かな雰囲気でゆっくりと食べたい人にオススメです。お酒と一緒に食事を楽しんでください。

宝塚駅南口前にある宝塚ホテルは、宝塚大劇場のオフィシャルホテルにも認定されている由緒ある宿泊施設です。北エントランスから入った所には、宝塚歌劇のスター達がの写真が展示されているホールがあるので、ファンなら必見です。他の場所へのアクセス条件も良く、宝塚大劇場や手塚治虫記念館にはホテルから徒歩5分で行けます。

宿泊プランには色々ありますが、普通に申し込むよりインターネットで予約した方が料金は安く済みます。一般料金で比較すると、当日利用だと15000円かかりますが、インターネットで予約すると7000円、更にメンバーズクラブに入会していると6000円で利用出来ます。ポイントを貯めて色々利用も出来るので、是非登録しましょう。

阪急宝塚駅前にある、約80のショッピング＆グルメ専門店から形成されるアメニティエリアです。食事処・アパレル・雑貨・サービスなど、あらゆる分野に富んでいます。一部の商品はお土産として持ち帰り可能な他に、宝塚大劇場のチケットプレゼントなども行っていますので、宝塚から帰る前に是非足を運んでみてください。

数あるお土産の中でも人気のたからづか牛乳のチーズケーキです。飼料や水は勿論、土壌や環境までこだわった牧場で育つ牛から搾った牛乳で作りました。白いチーズケーキがヨーグルト瓶型の容器に入っていて、可愛らしさと美味しさが共存した印象を与えます。無添加・無調整の本物の生きた味を、持ち帰ってご家庭でもお確かめください。

歌劇の街・宝塚について紹介しましたが、いかがだったでしょうか？宝塚大劇場や手塚治虫記念館など、エンターテイメント感の強い観光スポットが多いので、その筋のファンにとっては聖地とも言うべき場所です。演劇に浸り、マンガやアニメの世界をどっぷりと体験出来るので、きっと楽しい旅行になりますよ。