吉祥寺「肉山」で極上肉を堪能！超人気店の予約や混雑具合・メニューを一挙紹介

東京・吉祥寺にある「肉山」は、極上の赤身肉をこれでもかと言うほど満喫できる名店中の名店。肉好きの間では全国区の知名度を誇り、完全予約制ながら、なかなか予約が取れないほどの人気ぶりです。今回は、そんな吉祥寺「肉山」の人気の秘密や気になるメニュー、予約方法などたっぷりとご紹介します。

美味しくて高級な肉といえば、立派な霜降り肉を思い浮かべるところですが、吉祥寺「肉山」は赤身肉の塊を豪快に焼くという独自のスタイルを確立しています。自分で焼く焼肉店とは違い、炭火で焼いた赤身肉を食べやすいようにスライスして提供してくれます。この独自スタイルが好評を博し、今やその人気は留まるところを知りません。

赤身の肉は一見するとレアのようで、火の通りが十分でない印象を受けるかもしれませんが、一口食べてみると、中までしっかり温かくジューシーな肉汁が風味豊かに広がります。それもそのはず、有名シェフから伝授してもらった焼き方をもとに、工夫をこらして中まで熱がいくように調整されているのです。これが赤身肉の美味しさの秘密です。

吉祥寺「肉山」のメニューは、5000円のお任せコースの1種類と非常にシンプル。そこに飲み放題をつけると10000円コースになります。値段だけ聞くと高く感じるかもしれませんが、コースの内容を知るとその価格がむしろ安く思えるほど充実しています。様々な肉を中心としたメニューに、野菜や〆のカレーなど飽きることなく最後まで楽しめます。

テーブルにはプチトマト、キムチ、粒マスタードやコチュジャンといった薬味3種がセッティングされており、お肉料理に好きに合わせてたべることができます。コースがスタートすると、豚のパテやソーセージといった、お酒がすすむ料理が運ばれ、さらに焼き加減が抜群の赤身肉がテーブルへ次々と運ばれてきます。

牛以外にも、馬、豚といった絶品の肉メニューが揃い、希少部位も惜しげなく出てきます。味覚に変化を与える新鮮な野菜を間にはさみつつ、最後はカレーか卵かけごはんで〆ます。お店の仕入れの関係で、毎日同じメニューが出てくるわけではありませんが、どれも秀逸なお肉ばかりなので、いつ行っても満足して帰ることができます。

お酒好きなら、おまかせコースに飲み放題をつけるのがおすすめです。喉ごし抜群のプレミアム・モルツをはじめ、ワイン、スパークリングワイン、各種ハイボール、日本酒まで何でも揃っています。珍しい銘柄や高級なお酒まであるので、この価格で飲み放題はかなりリーズナブルと言えます。

低温調理で80分じっくりとローストした、厚切りのジューシーなローストポーク。ピンク色が美しく、食べた瞬間にローストポークの良い香りが口いっぱいに広がります。比較的さっぱりとした味わいで、赤身肉とはまた違った美味しさを体験できる、お店の名物として人気が高いメニューです。

コース中のどのメニューも絶品でハズレ無しですが、熟成肉は格段に美味しいです。40日間じっくりと熟成された肉は、豊かな風味と熟成の旨味がたっぷりと詰まって、その美味しさに思わず唸ってしまうほど。このクオリティの高さと美味しさは、吉祥寺「肉山」でしか味わうことができません。

肉料理が続くコースの間で、箸休めに出てくる野菜がまた絶妙な組み合わせです。シャキッとした歯ごたえが美味しいエリンギや、みずみずしいきゅうりなどを食べると、口の中がさっぱりとします。野菜をはさまずに肉料理ばかりを食べ続けると、いくら美味しくてもお箸が進むペースが落ちてしまいます。ぜひ野菜も味わって食べましょう。

コースの最後を飾るのは、〆のご飯物です。カレーと卵かけごはんの2種類から選ぶことができ、どちらも美味しいのですが、やはりおすすめは特製カレーです。カレーの中にもホロホロになるまで煮込んだ肉が入っていますが、コースに出てきた赤身肉を少しとっておいて、最後にカレーに乗せて食べるのもツウの食べ方です。ぜひ特製カレーをご賞味あれ。

「肉山」というお店の名前から、お客の多くは肉山へ行くことを「登山」と呼び、SNSなどにもその投稿が多く見られます。初めての来店は「初登頂」、コースを最後まで満喫したら「下山」と呼ぶなど、独特の表現が広まっています。ボリュームがすごいため、途中の下山を余儀なくされることもあるので、登頂の際はお腹を空かせていきましょう。

人気店すぎて予約がなかなか取れない吉祥寺「肉山」。王道の予約方法は電話で、毎月1日に予約を開始しています。しかしながら、予約の電話が殺到するため電話も繋がりにくく、そのうちに予約受け付け終了となってしまいます。現在は、数ヶ月先まで予約が埋まってしまっているようで、しばらくの間電話受付けを行っていません。

そんな中、運良ければ当日や翌日の予約が取れる方法があります。吉祥寺「肉山」の公式Facebookページでは、随時キャンセル枠の募集が掲載されています。「お席の募集を致します」というアナウンスのもと、予約可能な日時と席数が提示されるので、こまめにチェックし、タイミングが合えばすぐに予約が取れる、とっておきの方法です。

完全予約制の吉祥寺「肉山」の営業時間は、平日は17時からと20時からの2部制になっており、土曜・日曜は12時、17時、20時からの3部制となっています。席数はカウンターとテーブル合わせて20席と多くなく、当然ですが毎回満席状態です。定休日はなく、年中無休で営業しています。

吉祥寺「肉山」へのアクセスは電車が便利です。JR吉祥寺駅から吉祥寺通りを北へ歩けば、10分ほどでお店へ到着します。店舗はビルの2階部分にあり、看板なども控えめなので、少しわかりにくくなっています。八幡宮交差点から２軒目のマンションの２階と覚えておきましょう。

住所:東京都武蔵野市吉祥寺北町1-1-20 藤野ビル2F 電話番号:0422-27-1635

お店の予約を取るのは至難の技ですが、実は吉祥寺「肉山」のお肉を食べられる場所は他にもあります。肉山プロデュースのお店として日本橋に誕生した「肉友」。カジュアルな雰囲気の吉祥寺「肉山」より落ち着いたシックな店内で、コースメニューは赤身肉を中心とした様々な料理が楽しめます。デートや女子会にも利用できます。

ディナーはコース料理のみになりますが、ランチには肉山特製ローストビーフ丼が登場します。抜群の焼き加減で仕上げられたローストビーフがたまらなく美味しい逸品です。このローストビーフ丼は肉友以外にも、「塩ホルモン＆赤身肉 太陽 -TAIYOU-」（沼袋）や「STEAKバル DAIGO」（銀座）などでも食べることができるので、要チェックです。

赤身専門店の吉祥寺「肉山」が、ビルの1階部分に新たな店をオープンしました。その名も「肉山の一階」という、見たまんまの名称ですが、こちらは赤身辛々鍋のお店となっています。メニューは「肉山」らしく、赤身辛々鍋おまかせコース6500円（飲放題付き）のみ。赤身のお肉と野菜がたっぷりと入った絶品鍋です。

辛すぎない絶妙のスープで、てんこ盛りの野菜とたっぷりの肉を煮込むと、あまりの美味しさにお箸が止まりません。どんどんと追加される赤身肉は、サーロインや豚バラなど種類も様々。最後の〆には、肉山特製麺と雑炊という鉄板メニューが待っています。吉祥寺「肉山」を楽しんだら、次は「肉山の一階」へどうぞ。

吉祥寺「肉山」は、確立した独自スタイルと人気を持って、今や全国展開しています。全国展開にあたって、2015年に名古屋にお店がオープンし、今や北は仙台、南は沖縄まで、10店舗以上にまで広がっています。東京でしか体験できなかった味を、近くで食べられるのは嬉しいポイントです。ぜひお近くの店舗へ行ってみてはいかがでしょか。

肉をたらふく食べるなら、吉祥寺「肉山」が断然おすすめです。人気店のため予約が困難になっていますが、こまめにFacebookの空席情報をチェックしてみてください。これだけの量のジューシーな赤身肉を楽しめるのは、吉祥寺「肉山」に行った者の特権です。ぜひ吉祥寺「肉山」への登頂を目指しましょう。