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飛行機で荷物は預ける?重量制限あり!機内持ち込みに液体・スプレーなどは?

飛行機で荷物は預ける?重量制限あり!機内持ち込みに液体・スプレーなどは?
投稿日: 2017年11月16日最終更新日: 2020年10月8日

飛行機で旅行に行くとき、どのように荷物を預けるでしょうか。飛行機では、飛行機へ預ける荷物と自身で機内に持ち込む荷物の2種類があり、それぞれにルールや気をつけるべき注意点があります。今回は飛行機での荷物についてご紹介します。

旅行で必須の荷物管理見出し

旅行には荷物がつきものです。飛行機では荷物をカウンターで預かってもらう方法と機内に自分で持ち込む方法と2つのやり方があります。しかし正しく荷物をパッキングしないと最悪の場合荷物を載せることが出来なくなってしまいます。正しくルールや制限を知る事が大事です。今回は飛行機への荷物についてご紹介します。

飛行機への荷物は2種類見出し

預ける荷物=受託手荷物

飛行機への荷物は大きく2つに分けることが出来ます。1つ目は飛行機に預ける荷物です。搭乗手続きの際、空港の航空会社のカウンターで預ける荷物がこれにあたります。航空会社のホームページなどでは「受託手荷物」と表記されることが多いです。重量に制限などがあります。

持ち込む荷物=機内持ち込み

もう一つは自分で飛行機の機内に直接持ち込みをする荷物です。ハンカチやスマートフォンなど身の回りのものは、制限がありますが小さなバッグやキャリーケースなどで機内に持ち込みをすることが出来ます。航空会社のホームページなどでは「機内持ち込み」、「機内持ち込み手荷物」などと表記される場合があります。

ではそれぞれの荷物には一体どのような制限があるのでしょうか。どちらも重さはどれほどまで大丈夫で、スプレーなどの液体はどのような扱いになるのでしょうか。飛行機に預ける受託手荷物と、飛行機への機内持ち込みにそれぞれ分けて注意点をご紹介します。

飛行機に預ける荷物の注意点1:重量と大きさ見出し

重量や大きさ基準は航空会社でまちまち

まず飛行機に預ける荷物には重量制限があります。重量制限は2段階あり、一定の重さを越えると超過料金がかかる制限と、一定の重さを越えると預け入れること自体が不可能な制限があります。後者に関しては、1つでよほどの重い荷物を預けようとしない限りあまり関係することは無いでしょう。

では超過料金がかかる制限は何キロなのでしょうか。この重量は航空会社によって異なります。30キロまで無料なところもあれば、15キロまでのところもあります。全体的にみると格安航空会社であるLCCは重量が少ないところが多いです。また機内持ち込みと合わせての重さを表記しているところもあり注意が必要です。

また大きさにも制限があります。高さ、横、奥行きの3辺の長さの合計で制限がかけられています。さらに3辺それぞれの長さにも制限があるところが多いです。大きさはキャスターや取手を含めた総寸法ではかられることも頭に入れておきましょう。重量も大きさも詳しくは航空会社のホームページなどで確認しましょう。

もし重さを超えてしまったら

預ける荷物は無料の範囲を超えると有料になってしまいます。重さを減らす工夫としては、厚手の衣類などを荷物から出して着る、機内に持ち込めるものは機内持ち込みの方へ移すなどがあります。超過料金は1000円単位の航空会社がほとんどのため、重量はしっかりチェックしておきましょう。ホテルや空港には無料の秤などがあることが多いので、預ける前に測っておくと安心です。

飛行機に預ける荷物の注意点2:危険物など見出し

預ける物にはルールがあります

預ける荷物の制限は重さだけではありません。物によっては預けられないものもあります。預け入れができないものを入れていると、検査でひっかかり取り出さなければなりません。空港によっては自分の手から離れたあと荷物が検査されるところもあり、ひっかかると呼び出されることもあります。どのようなものは注意が必要なのか、大きく3つに分けてご紹介します。

預けることに条件があるもの

少し前まで機内持ち込みでないと不可であったリチウム電池内臓のノートパソコンなどは2017年7月より受託手荷物、つまりは預ける荷物に入れることが出来るようになりました。しかし預けるには条件があります。1つは完全電源オフ、2つ目は荷物の中で動かないようしっかり梱包することです。以上を守れば預け入れることができます。

預けること不可・持ち込み可なもの

リチウム電池内臓のスマートフォン用モバイルバッテリー、カメラの予備バッテリーなど予備電池は預け入れは不可で、持ち込みは可能です。またカメラなど貴重品、ライター、マッチも預け入れはできず持ち込みは可能です。ただし、ものによっては持ち込みでも数などが制限されることがあります。

預けることも持ち込みも不可なもの

可燃性のある炭やガスボンベ、「混ぜるな危険」と書かれていることの多い塩素系の液体物などは預けることも持ち込むこともできません。特殊なものも多いので、旅行の荷物としてはあまりひっかかることはないかもしれませんが、気になるものは航空会社や空港に問い合わせをしましょう。

気になるスプレー類は

最後に迷うことの多いスプレー類ですが、預け入れの場合は可能なものが多いようです。化粧品や医薬品の類となる制汗スプレー、ヘアスプレー、防臭スプレーなどは預け入れ可能です。また防水スプレーなど日用スプレーも預け入れ可能です。ただし、バルサンなどの殺虫スプレー、工業用スプレーは預け入れも持ち込みも不可です。

飛行機に預ける荷物の注意点3:個数見出し

預け入れることができる荷物の個数も航空会社により異なります。あるところでは複数個、クラスによってはより多くの荷物を預けることができるものもあります。一方LCCでは1個のところがほとんどです。しかし複数個のところも時々ルールが変わることがあるので事前の確認が大事です。

その他には荷物の総重量だけが決めてあり、個数には制限がない会社もあります。その場合は1個あたりの大きさを守れば複数個預けることができるためとても便利です。たくさんの荷物を持っていく、持って帰る必要があるときには、そのような会社を選ぶとよいでしょう。

飛行機へ持ち込む荷物の注意点1:重量と大きさ見出し

では機内へ持ち込む荷物の重量と大きさはどのような制限があるでしょうか。これも航空会社によってまちまちですが、大きさは荷物の3辺合計は100センチ未満であればだいたいのところは問題なさそうです。重量も会社により幅があります。10キロまでのところが一番多いですが、現時点で日本では春秋航空日本(スプリングジャパン)が一番厳しく5キロまでとなっています。

飛行機へ持ち込む荷物の注意点2:液体物見出し

国内線と国際線でルールが違います

機内持ち込みで注意すべきものは液体物です。飲みかけのお茶なども国内線では保安検査場で検査にかければ問題なく持ち込めるのですが、国際線では没収となってしまいます。国際線では液体物は一つあたり100ml以下の容器に入れ、ジップ付きの透明なプラスチックの袋にまとめなければいけません。大きさも縦横20センチ以下と決められており、とても厳しいのです。

意外なものも液体物扱いに

液体物として、化粧水や目薬などはわかりやすいですが意外なものにひっかかることがあります。ヘアワックスや歯磨き粉、シートマスク、そしてプリンなども液体物扱いです。ただし、薬や赤ちゃんのミルクなどは袋などに入れずとも持ち込むことができます。薬などは処方箋などがあるとスムーズでしょう。

液体物以外にも不可なものはあります

預け入れの荷物のところでも書いたように、スプレー類は持ち込みではなく預け入れになります。その他にもハサミやカッターといった刃物、先の尖ったものは持ち込み不可です。またゴルフクラブやハンマーなど凶器になりえるものも持ち込みはできません。全て預け入れでのみ可能です。

飛行機に持ち込む荷物の注意点3:個数見出し

機内持ち込みではだいたいの航空会社で3辺合計が100センチほどの荷物の他に、「身の回り品」を別に持ち込むことができます。身の回り品とは具体的には傘やカメラ、パスポートなど貴重品をまとめたハンドバッグなどコンパクトなものです。ただ航空会社によっては身の回り品も含め、機内持ち込みの重さをはかるところもあるので気をつけてください。

荷物の最終的な確認は各会社へ問合せを見出し

飛行機へ預ける荷物と持ち込む荷物について注意点をまとめましたが、一番確実なのは自分が搭乗する飛行機の航空会社のホームページを読んだり、実際に問い合わせたりすることです。また規定はしばしば改定されるため最新の情報を見るように気をつけましょう。航空チケットをとる際は安さももちろん大事ですが、このような荷物規定も見るとより旅を充実させることができそうです。

荷物を考え快適な飛行機の旅を!見出し

いかがでしたか。飛行機への荷物は預けるものと持ち込むものでルールが違うため、それぞれ考えてパッキングする必要があります。事前に注意する点などを調べておけば空港でもスムーズに荷物の預け入れをしたり、検査場を通ったりすることができます。皆さんも正しくパッキングして快適な飛行機の旅を楽しんでください。

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投稿日: 2017年11月16日最終更新日: 2020年10月8日

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