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甲山森林公園でハイキングや展望台からの景色を楽しもう!駐車場情報も紹介

甲山森林公園でハイキングや展望台からの景色を楽しもう!駐車場情報も紹介
投稿日: 2018年6月22日最終更新日: 2020年10月8日

兵庫県西宮市にある甲山森林公園は気軽に登山やハイキングを楽しめるスポットです。花見や紅葉狩りもできて、野鳥の観察もできる甲山森林公園のアクセス情報や駐車場情報、ハイキングコースや展望台からの景色などについてお届けします。

甲山森林公園へハイキングに行ってみたい!見出し

Photo by jodowakayama

兵庫県西宮市の都会に近い場所に自然がいっぱいの「甲山森林公園」があります。西宮市のシンボルとも言える甲山の麓に広がる公園で、ハイキングや森林浴、花見などが楽しめます。遠足に利用されることも多く、子供から高齢の方まで、自然の中でゆったりと時間を過ごすことができます。そこで、四季それぞれの楽しみ方ができる甲山森林公園について、いろいろな情報をお届けします。

甲山森林公園ってどんなところ?見出し

兵庫県西宮市にある兵庫県立甲山森林公園は、六甲山に東にある標高309.4mの甲山とその麓に広がる森林公園です。全体の約90%が森林になっていて、都会に近い場所でありながら本格的な森林浴やハイキングが楽しめます。標高が低いので、子供でも登山ができます。犬を連れて遊びに行くにも最適です。春の桜、秋の紅葉はもちろん、一年中いろいろな植物を楽しむことができます。

野鳥も多く、一年中多くの種類の鳥たちを見ることができてバードウォッチングに訪れる人も多いです。昭和59年に「兵庫森林浴50選」に、平成元年には「日本の都市公園百選」、平成11年に「阪神・淡路百名所」に選定されています。展望台からは大阪平野までも眺めることができ、夜には美しい夜景も見どころになっています。入園料は無料です。

住所:兵庫県西宮市甲山43
電話番号:0798-73-4600

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震災後の再開発も一巡し近年さらに魅力的な街になった西宮。交通の便が良い事から近隣県からの観光客はもちろん、全国的に人気の旅行先に成長しつつあります。かねてより文教都市として発展した穏やかな気風の西宮を観光すれば、瞬く間にこの地に魅せられる事でしょう。

甲山森林公園がある西宮市とは?見出し

Photo by inunami

甲山森林公園がある兵庫県西宮市は関西の中でも特に住んでみたい街として人気があります。神戸と大阪の真ん中に位置していて、神戸と大阪のどちらに通勤・通学するにもアクセスが良いです。鉄道はJRと阪急、阪神の3つが走っていて、「西宮」という名の駅は阪神とJRにあります。西宮市の中心となっている駅は阪急の西宮北口駅、阪神甲子園駅です。阪急西宮北口駅周辺には多くのショッピング施設や文化施設があります。

Photo by kubotake

西宮市の観光スポットは阪神甲子園球場、ららぽーと甲子園、西宮戎、門戸厄神、阪急西宮ガーデンズなどがあり、交通アクセスも良いので県外からでも多くの人が訪れます。特にデパートや映画館が入った阪急西宮ガーデンズは西日本最大級のショッピングセンターとして有名です。また西宮市は「涼宮ハルヒシリーズ」、「火垂るの墓」、「白い巨塔」、「細雪」など多くの小説やアニメの舞台になっています。

甲山森林公園へのアクセス見出し

Photo by yousukezan

甲山森林公園へのアクセス方法を電車と徒歩、または電車とバスで説明します。最寄りの駅は阪神西宮駅、阪急甲陽園駅、阪急仁川駅、阪急甲東園駅です。阪神西宮駅からは阪神バス鷲林寺線に乗車して「県立甲山森林公園前」で下車してすぐです。阪神西宮駅からのもう一つのアクセスは、阪神バスの西宮山手線に乗車して「大師道」で下車して15分程徒歩でアクセスする方法です。

阪急甲陽園からは阪神バスの西宮山手線に西回りに乗車して「大師道」で下車して徒歩15分程で甲山森林公園に到着します。また阪急甲陽園駅からはバスを使わず約25分、1.7kmの道のりを徒歩でアクセスする方法もあります。阪急仁川駅と阪急甲東園駅からはバスの便がありませんので、徒歩でアクセスするしかありません。仁川駅からは3kmで約45分、甲東園駅からは3.5kmで約50分です。

甲山森林公園の駐車場見出し

Photo by papatomom

甲山森林公園へのアクセスは自家用車が便利ですが、駐車場が狭く止められる台数が限られていることを覚悟しておく必要があります。時期的に混雑して止められないこともあるので、できるだけ朝早く行くのがおすすめです。甲山森林公園の駐車場は正面入り口に近い場所に2ヶ所あります。この駐車場は展望台に行くときには便利な駐車場です。

Photo by sekido

正面入り口近くの駐車場は止められる台数が少ないので、もし満車のようなら西入口に近い場所にも1ヶ所駐車場があります。この駐車場は梅林やクスノキ並木に近く、展望台へ行くのにも便利です。登山道へ行きたい場合は、この3ヶ所の駐車場より神呪寺前の駐車場か北山貯水場近くの駐車場のほうがアクセスが便利です。ここで紹介した駐車場はいずれも無料です。

甲山森林公園のシンボルゾーン見出し

甲山森林公園の記念碑広場には、公園のシンボルとも言える愛の像と笠形噴水があります。見どころの一つでもある愛の像は地上8.6mもある記念碑です。国内では珍しい白大理石製の彫刻です。台座の部分はポルトガル産の赤御影石です。台座には「愛」という文字が入っていますが、この部分は山口産の白大理石です。周囲がミストになっているため虹が出ることもあり、虹に囲まれた愛の像も見どころです。

中央休憩広場にある噴水は傘のように見えることから笠形噴水と呼ばれています。この辺りは休憩広場になっていて広いので、ここでお弁当を広げる人たちも多いです。休憩広場からは甲山もよく見えて眺めも良いので、ピクニックには最適です。小さい子供と一緒にピクニックやペットの散歩にもおすすめです。

甲山森林公園のクスノキ並木と梅林見出し

甲山森林公園のシンボルゾーンの南西に梅林があります。梅の花の季節になると、きれいな花を咲かせますので梅の花見にはピッタリです。梅林にある子供と犬の「愛情の像」も和みます。「愛情の像」は東北芸術工科大学の峯田義郎教授が制作したもので、平成5年に建立されました。

入口付近には県の木である「クスノキ」が植えられた「クスノキ並木」があります。「クスノキ並木」と梅林は比較的入口に近いところにあるので、ハイキングコースや登山路に入ることなく緑豊かなクスノキと色鮮やかな梅の花で自然を満喫できます。歩くのか苦手な人や、小さい子供が一緒の場合でも森林浴をすることができます。

甲山森林公園のハイキングコース見出し

甲山森林公園内には園内を散策できる主要園路とともに、子供や登山が苦手な人でも登山を楽しめる軽登山路が整備されています。登山路は標高が300mほどで険しくないので、森林浴をしながら山頂を目指して行くことができます。公園は東側と西側に分かれていて、西側が軽登山路、東側が展望台につながるハイキングコースです。

公園の東側と西側、どちらのハイキングコースも十分楽しめますので、その時の体調や気候に応じて、どのコースに行くのかを決めてもいいでしょう。園内には休憩所やベンチが設けられているので、ゆっくりと自分のペースでハイキングを楽しむことができます。途中で季節の植物を楽しむこともできますし、園路沿いにある石碑などで甲山森林公園の歴史を知ることができます。

甲山森林公園の展望台見出し

甲山森林公園の展望台からは、遠くは大阪湾までの大パノラマを楽しむことができ、一番の見どころとなっています。展望台はハイキングコースの東展望広場にあります。大パノラマが望める園内随一の見どころですので、初めて甲山森林公園を訪れたら、まず展望台を目指してみましょう。展望台にはベンチもありますので、お弁当を食べることもできます。大パノラマを望みながら食べるお弁当も格別です。

展望台の周りには景色を遮る木などが少ないので、天気が良ければ、大阪の伊丹空港や大阪湾、生駒山などが確認できます。展望台にはとの方向に何があるのかが図になっていますので、それを見ながら確認してみると、なお楽しめます。関西の人なら自宅の方向を確認してみるのも興味深いです。

甲山森林公園登山口にある神呪寺とは?見出し

神呪寺(かんのうじ)は別名甲山大師とも呼ばれるお寺で、甲山の麓にあります。甲山森林公園のすぐ近くにあるために、公園に行く人は神呪寺にも立ち寄るという人が多いです。甲山森林公園の駐車場にも神呪寺方面への案内がありますので、案内に従って歩いていくことができます。

神呪寺からの風景も甲山森林公園の展望台からの風景に負けず劣らず素晴らしいパノラマが広がっています。あまり混雑することはありませんので、のんびりと風景を楽しむことができます。神呪寺の展望台も、甲山森林公園の展望台と同じく夜景を楽しむことができる穴場スポットになっています。

甲山森林公園の四季の植物見出し

甲山森林公園では四季それぞれの植物も見どころの一つです。春の桜の時期には花見客が大勢訪れますが、春には桜以外にもツツジも目を楽しませてくれます。花だけでなく、新緑など木々もいっぱいなので、都会ではあまり経験できない緑と自然に囲まれて時間を過ごすことができます。
 

初夏は新緑が鮮やかな季節ですが、梅雨の時期の紫陽花も鮮やかで、梅雨の時期のうっとうしさを吹き飛ばしてくれます。甲山森林公園にも梅雨の時期には色鮮やかな紫陽花が咲き誇っています。雨が降っている日にはハイキングには不向きですが、小雨程度であればゆっくりと紫陽花や新緑を楽しみながら散策するのも一つの楽しみ方です。

秋の紅葉も見どころで、ハイキングの途中にも色鮮やかな紅葉をあちこちで目にすることができます。秋以降はどんぐり拾いもすることができますので、小さい子供たちも楽しむことができます。梅の季節には40本もの梅が見どころですので、梅林にぜひ足を運んでみましょう。

甲山森林公園でバードウォッチング見出し

甲山森林公園は、敷地のほとんどが森林であるために野鳥も多く訪れ、絶好のバードウォッチングスポットともなっています。四季を通して、いろいろな野鳥が訪れるために野鳥ファンがカメラに収めるために公園を訪れることも多いです。木に止まっている姿を見るだけでも愛らしい鳥たちが多いです。その姿と鳴き声で気分も癒されることでしょう。

甲山森林公園で見ることができる野鳥の種類は非常に多く、野鳥が好きな人だけでなく野鳥のことをあまり知らなくても楽しむことができる見どころの一つです。ウグイス、メジロ、ホオジロ、シジュウガラ、ツグミ、ルリビタキ、カワセミ、モズ、コゲラ、シロハラ、ジョウビタキなど、他にももっといろいろな野鳥を見ることができますが、これだけの野鳥を自然の中で見ることができるのは素晴らしいです。

甲山森林公園の池の風景見出し

甲山森林公園をハイキングしていると、途中でいくつかの池がありますが、この池の風景も公園の見どころの一つになっています。公園には「みくるま池」、「甲山なかよし池」、「甲山自然観察池」があります。「みくるま池」は公園内を散歩しているときに出会う池で、周辺に休憩所や芝生広場があります。カモにも出会うことがあります。

「甲山自然観察池」は水辺に棲む植物や動物のために整備された池です。水鳥観察台もあるので、池に生息する鳥たちや植物を観察することができます。「甲山なかよし池」にもたくさんの水棲生物たちがいて、観察路やデッキが整備されているので、じっくりと自然観察をすることができます。

甲山森林公園からの夜景見出し

甲山森林公園は夜景の美しさも見どころです。昼間とは全く違った風景を見るために、カップルを中心に訪れる人が多いです。展望台までは森林なので暗いことが多く、安全のために懐中電灯を持って行くと安心です。展望台まで車で行くことはできないので少し歩かなくてはいけませんが、ナイトハイキングを楽しむこともできて昼の公園とは違った見どころとなっています。

展望台からは伊丹市、西宮市を中心にした開放感がある夜景が見どころです。ベンチがあるので、ゆっくりと座って夜景を楽しむことができるのも、この公園の展望台ならではです。展望台からの昼間の風景を見慣れた人でも、一度夜景を見てみてはいかがでしょうか。また違った魅力を発見することができるでしょう。

仁川百合野町地すべり資料館に立ち寄ってみよう見出し

仁川百合野町地すべり資料館は平成7年に起こった阪神・淡路大震災をきっかけにして平成9年に開館しました。地震による土砂災害をはじめとした自然の恐ろしさを映像や模型などで伝えてくれます。震災が起きてから20年が経った平成27年に、展示内容などを更新・改装してリニューアルオープンしました。

仁川百合野町地すべり資料館では地震のしくみや怖さを伝えるだけでなく、地震の予兆や避難方法などの知識も学ぶことができます。甲山森林公園にも近く、無料なので一度立ち寄ってみるのもいいでしょう。震災時に地すべりの被害に遭った場所には芝桜が植えられていますので、春には花見に訪れる人もいます。

住所:兵庫県西宮市仁川百合野町10-1
電話番号:0798-51-5904

甲山森林公園で自然と親しんでみよう!見出し

Photo by kagawa_ymg

甲山森林公園は気軽にハイキングを楽しめる都会に近い場所にある自然がいっぱいの公園です。交通アクセスはそれほど便利とは言い難いですが、ハイキングを兼ねて最寄りの駅から徒歩でアクセスしてみるのもおすすめです。野鳥も観察することができるのでバードウォッチングにも最適です。普段は都会で生活している人も、たまには甲山森林公園で自然に親しんでみましょう。

投稿日: 2018年6月22日最終更新日: 2020年10月8日

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