人気の萩グルメ厳選20選！海鮮もおいしい有名店も紹介します！

歴史的な名所で有名な萩は日本海に面した海産物の宝庫としても有名です。しかし中には一般的には知られていなくても、知る人ぞ知る通なグルメもあります。そんな萩の隠れたおいしい希少グルメから、おすすめのお店までご紹介します。

萩の名産と言えば鮮魚や夏みかんが有名ですが、豊かな土地を利用した畜産物もあります。他の県では食べられない貴重な特産品や萩ならではの味をご紹介します。

萩には赤身が自慢の無角牛というグルメがあります。大正時代、効率よく赤身肉がとれる無角牛という品種の改良に成功しました。角が付いていない珍しい牛として萩の一大ブランドになり、萩で味わえるグルメ肉として名を馳せました。その赤身肉には旨味が凝縮され柔らかく、取り寄せて食べるほど人気の牛肉です。低カロリー、さらに高たんぱくな赤身はダイエットにもおすすめです。

一夜干しで流通しているのどぐろ。海鮮料理界では高級魚として知られ、全身がトロと言われるほどの旨味と脂がのった魚です。萩では鮮魚として販売されるため、煮つけやムニエル以外でもおいしいお刺身で食べることができます。

萩はウニやサザエが新鮮なまま食べれることで有名です。ミョウバンを使っていないウニはえぐみがなくとろける甘さです。ウニが苦手な人も食べた瞬間に虜になります。萩の海鮮丼では定番のウニです。

萩は豊富な漁業資源だけでなく、広大な土地があります。広い農地で育てられたむつみ豚はとろりとした脂と甘さ、ジューシーさが自慢のブランド豚で人気があります。限られた山口県内のスーパーで買ったり、萩のご当地グルメや特産品を扱っている飲食店で食べることができます。

日露戦争時代、萩沖でロシア船を見た萩の人々が「蒸気船なんか焼いて食べてしまえ！」と言ったことから生まれた蒸気まんじゅうは蒸気船まんじゅうとも呼ばれます。その名の通り蒸気船の形をした鋳型に小麦粉を薄く流し込み、甘さ控えめの粒あんをたっぷり詰めて焼き上げる萩のご当地グルメです。ゲタ部分を残して真四角の状態で売っていることが多く、萩の道の駅で購入できます。ゲタはパリパリ、小豆部分はもっちり。独特の形と独特の生地は萩だけで味わえる味です。

山口県が夏みかん色のガードレールがあることは全国の珍スポットとして有名なほど、夏みかんは萩の特産品です。丸ごとお菓子にしたり、皮を料理に使ったり、果肉をゼリーにしたり、その万能っぷりはご家庭からお土産にできるほど。ご当地グルメの夏みかんソフトクリームも夏には大人気。冬はジャムをホットドリンクにして年中おいしく食べれます。

鮮度抜群のイカは身が柔らかく、透き通り、甘みを感じます。萩ブランドの須佐男命(すさみこと)イカは向こう側が透けて見えるほど透明。さらに甘く、お刺身で食べる身はコリコリとし、熱を通せば柔らかく弾力があるおいしいイカとして有名です。その味はイカに対してのイメージが180度変わるほど。萩だけでなく山口県内の海鮮料理屋でも人気です。

一般的なあじは沖合を泳ぐものですが、萩の瀬付きあじは萩近郊の瀬と呼ばれる岩礁に留まり育ちます。餌も豊富な瀬で育ったあじの身はふっくらしていて脂もたっぷりのり、絶品の味になります。

瀬付きあじは一般家庭でも安くおいしい魚として重宝しています。猟師さんの選ぶおいしい魚、プライドフィッシュとして萩の名を背負っている鮮魚。お刺身から煮つけ、骨ごと食べる南蛮漬けとして愛されます。

漁場が近いため萩のあまだいは市場に並ぶもののなかで一番新鮮。鮮度が悪いものは出回らないと言われます。尼さんのような頭の形をしていたことから尼鯛がなまってあまだいになったと言う説と、鯛以上の旨味と甘みからあまだいと呼ばれたという説二種類ありますが、まずは食べてみてください。萩のあまだいはその名の通り、旨味と甘みは一級品です。

下関のトラフグは有名ですが、萩の真ふぐはふぐの女王と呼ばれるほどの味。萩地元の人だけのご馳走でしたが、今は山口グルメとしてトラフグに匹敵する人気です。高たんぱく低カロリーの栄養旨味、そしてトラフグをしのぐ甘さをぜひ堪能してください。

ルージュと呼ばれるフランス、イタリア料理の高級魚をご存知ですか？　萩の金太郎はルージュと近似魚としてその味も身もそっくり。ジャパンルージュとして高級フランス店でもとりあげられるほど。海鮮料理でも人気ですが、家庭でも使いやすいオイルサーディンがお土産としても使いやすく人気です。

萩にある見島の見島牛とホルスタイン種の牛を掛け合わせてつくられた見蘭牛は霜降りが自慢の牛です。見島は本州から離れていたため、見島牛は海外牛との交配を避け、日本古来から活きる和牛として天然記念物に指定されました。そのため見蘭牛は和牛独特のきめ細かな霜降りと、濃厚な赤身の肉質を持って生まれました。山口県内にしか流通できないほどの希少グルメ牛肉はそこでしか食べれない絶品です。

萩で生まれたうどん屋、「どんどん」。それは子供から大人まで人気のうどん店です。萩のご当地グルメとして大人気のうどん屋、萩の人が他県の人に紹介したいうどん屋として定番のお店です。観光地のうどんというのは総じて高いものが多いのですが、どんどんはどこで食べてもワンコインで食べられるうどんです。濃厚な汁ともちもち自家製麺は何度でも食べたくなる病みつきのうどんです。

住所：山口県萩市唐樋町30-1 電話番号: 0838-22-0761

日本全国の道の駅はここから始まりました。阿武にある道の駅にはご当地グルメが食べる、買える場所として観光客にも地元の人にも大人気です。むつみ豚の豚カツや無角牛のステーキ、瀬付きアジのお刺身やのどぐろの煮つけ、ぜひご堪能ください。

住所：山口県阿武郡阿武町奈古2249 道の駅阿武町 電話番号：08388-2-2483

道の駅、萩しーまーと内にあるお店です。ぷりぷりのケンサキイカの天ぷらやウニ等海鮮が盛りだくさん乗ったどんぶりも。『魚が食べたい！』をキャッチフレーズに掲げ、萩の旬魚を提供します。うに・いくらをメインに、8種類の魚が乗りに乗った海鮮丼は『来萩スペシャル』は、自家製タレで食べるお店おすすめの味です。アジやのどぐろ、萩のブランド魚を堪能できます。

住所：山口県萩市椿東北前小畑4160-61 萩しーまーと内 電話番号：0838-24-4939

「浜料理がんがん」は萩しーまーと内にある飲食店ですが、そこのおすすめメニューはお客さん自身が作る勝手御前です。あまだい、須佐男命イカ、真ふぐ等々、隣の販売所で買った萩グルメ鮮魚を好きなだけ、調理をお願いすると出てきます。人気の海鮮を自分の好きなように食べられるおすすめのお店です。

住所：山口県萩市椿東北前小畑4160-61 萩しーまーと内 電話番号：0838-25-3452

萩でウニを食べようと思ったら「季節料理　いすず」がおすすめです。その盛に盛られたウニはお皿やシャリからはみ出すほど。ウニ好きな人にはたまらないお店です。萩でたっぷりウニを堪能したいときに外せないお店です。

住所：山口県萩市今古萩町8 電話番号： 0838-22-5196

「萩八景 雁嶋別荘」は萩の街並みや海を眺めながら食事ができるお店として有名です。その人気は時期によっては部屋がとれないことも。萩自慢の地魚や冷凍ものを使用しない鮮魚を活かした日本料理を味わうために、遠方から訪れる人が多いお店です。

住所：山口県萩市堀内210 電話番号：0838-22-7521

ステーキやハンバーグで見蘭牛が味わえるお店、「見蘭牛ダイニング 玄」は想像以上のハンバーグを提供してくるお店として有名です。肉汁溢れ、甘みと歯ごたえを感じるその味は今まで食べたハンバーグのイメージが変わります。この味が味わえるのは「見蘭牛ダイニング　玄」だけです。

住所：山口県萩市大字椿字鹿背ケ坂1258 道の駅萩往還内 電話番号：0838-25-1113

萩市街から少し離れたところにあるお店ですが地元の人でいつも賑っています。「どうらく」は日本各地に萩の魚を卸しているため、アワビやサザエ等高級海鮮が低価格で食べれます。目の前で肉厚なアワビをバター焼きに、新鮮な活きたイカをお刺身に、萩ならではの新鮮な魚介類をリーズナブルに味わえるおすすめのお店です。

住所：山口県萩市大字椿東越ケ浜4区1189-193 電話番号：0838-22-2291

いかがでしたでしょうか？　萩市のイメージは海鮮と夏みかんが有名ですが、萩はその広大な土地を余すことなく活用し、古くから畜産にも力を入れてきました。有名なのどぐろから、地元で人気の無角牛まで、おいしいものが盛りだくさんの萩。萩でグルメを味わう際には参考にしていただけると嬉しいです。