山口市観光地おすすめランキングTOP15！歴史を感じる人気スポットも紹介！

山口県山口市には、人気のおすすめ観光スポットが沢山あります。風情豊かな山口市には、歴史を感じられるような人気観光スポットが点在しているため、時間をかけて山口市内をゆっくり巡るのもおすすめです。また、あまり知名度は高くなくても、実は歴史上重要な観光スポットなども多く、穴場スポットも少なくありません。そんな山口市の歴史的な観光スポットを中心に、ランキング形式でご紹介していきます。

山口大神宮は、室町時代の周防（現在の山口県）の戦国大名である大内氏第30代当主、大内義興によって創建、「西のお伊勢様」と呼ばれ、平成32年（2020年）に御鎮座500年を迎えます。「西のお伊勢様」とは、当時、伊勢までは遠く、お参りすることが困難な西の地方の人々が、山口大神宮をお参りし栄えたことに由来します。

山口きらら博記念公園は、子どもからお年寄りまで老若男女問わず、誰もが楽しみながらスポーツに親しみ、レクリエーションを通してくつろげる場所になっています。山口県山口市の自然に囲まれた広大な敷地で、スポーツを楽しむことはもちろん、山口市歴史スポット探索のあいまに、子どもとリフレッシュや、休憩場所として利用されてみてはいかがでしょうか。

長門峡は、1920年（大正8年）に画家高島北海によって命名された、県立自然公園です。国および県から、「名勝および天然記念物」にしてされており、四季を通して絶景を観ることが出来る観光スポットです。中でも、紅葉の美しい秋がおすすめで、多くの観光客が訪れています。また、道の駅「長門峡」には、地元の食材を使った料理が出されており、地元食材を使った加工品なども買うことができます。

開湯は約600年前に、足を怪我した白狐が毎日足の治療で村のお寺の池に来ていました。それを見た和尚が池の水を確認すると、ほんのり温かく、掘ると大量の湯が出てきたそうです。湯田温泉は、山口市の中心街にあり、道後温泉、甲府温泉、松江宍道湖温泉、鳥取温泉と並び県庁所在地の中心市街地に湧き出る温泉です。また、高杉晋作や伊藤博文、坂本竜馬らが何度も訪問し、彼らが入浴した浴槽も残されており、「維新の湯」と呼ばれています。

凌雲寺は、1507年頃大内氏30代当主である大内義興によって山口市に創設されたといわれています。現在は、長さ約60m、高さ約3m、幅約2mの大きな石垣が残っているだけですが、廃寺となったとされる大内氏滅亡時から、現在に至るまで調査がほとんど行われてこなかったことから、詳細不明な部分が多く、「幻の寺」と呼ばれています。石垣は、その構えから寺院としてだけの役割ではなく、有事の折には、城郭としても機能していたと推測されています。

山口県政資料館（旧本庁舎）は、大正2年に起工されて、大正5年に完成した旧県議会議事堂なんです。西洋の建築様式と伝統的な和洋式が融合された貴重な建築物として、なんと国の重要文化財に指定されている重要な建築物です。旧山口県庁舎、旧山口県議会議事堂の2棟で構成さており、どちらも煉瓦造り2階建ての建物となっています。

萩往還とは、1604年に毛利氏が参勤交代の際に通る「御成道」として作られました。山口県の萩市から、防府市までをほぼ直線で結ばれた約53kmの道のりです。萩往還には、人馬の往来には必要となる一里塚や茶屋の跡や、通行人を取り締まるための口屋跡などが残っています。最近では、萩往還を保存し、未来に残すための整備が進んでいます。観光客やウォーキング愛好家には、「一度は歩いてみたい道」にランキングされるなど、人気のある道です。

山口藩庁門は、1864年に藩主の毛利敬親が、藩政の拠点を萩から山口へ移転するために建築された、山口政事堂の表門といわれています。1864年といえば、幕末の動乱期であり、有事の際には高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文等の維新の志士が門前に集まったとされています。山口県の重要文化財としても有名です。

山口市の阿知須地区は江戸時代か廻船業が盛んな地域でした。中でも中川家は、水軍の末裔として、江戸末期から明治にかけて、廻船業の中心となった家系です。茅葺や藁葺の家が多かったこの時代には、度々火事に悩まされていたため、廻船業の人たちは、漆喰で塗られた壁、泥戸など、防火に特化した建物、通称「いぐら造」といわれる建物を作りました。

全国で多く走っていた蒸気機関車は、昭和40年代から次第に廃止され、昭和48年には山口線からも姿を消しました。その後、多くのファンや地元の声に支えられ、昭和54年に山口線に復活することになります。現在では、新山口駅から津和野駅までの62.9kmを約2時間かけ走行しており、SL観光ランキングでは上位にランキングされています。

SLやまぐち号の運行は、3月中旬から11月上旬の土日・祝日となっており、首都圏から観光で訪れた場合でも、到着したその日に利用することが出来て、便利ですよね。「貴婦人」の愛称で人気の「C571」は、全国で活躍した近代蒸気機関車の傑作のひとつとされており、鉄道ファンならずとも、一度は観光しておきたい、おすすめの観光スポットです。お子様にも喜ばれそうですね。

中原中也の世界観を味わってもらうために建設されたのが、この中原中也記念館です。中原中也は、1907年（明治40年）4月29日に、現在の山口市湯田温泉に生を受けました。小学校高学年の時から短歌を制作し、雑誌や新聞に投稿を行っていたそうです。文学に熱中しすぎて中学を落第してしまいますが、その後京都の立命館中学へ転校するまで山口で過ごしました。この記念館は、中原中也の生家跡に建設され、数々の遺作や遺品が展示されています。

大村益次郎は現在の山口県山口市鋳銭司に生まれた、幕末の兵学者、医師で、維新の十傑の1人に上げられています。長州征伐、戊辰戦争で長州兵の先頭に立って指揮を行い、日本陸軍を創設した「日本陸軍の父」と呼ばれています。その大村益次郎が生まれた跡地がこの場所になります。コアな幕末ファンにとっては維新の歴史を感じることのできるおすすめの観光スポットです。

山口ザビエル記念聖堂は、昭和27年ザビエルが山口を訪れて400年を記念して建設されました。1度は焼失してしまったものの、その後再建され白く美しい新しい記念聖堂が平成10年に完成しています。

2本の高くそびえる塔をが象徴的で、「水」「光」「テント」をテーマして建設されています。フランシスコ・ザビエルは、大内義隆に庇護されて、山口で積極的に布教活動を行いました。山口市観光には、上位にランキングされる人気観光スポットです。

山口市にある常栄寺は、1563年に毛利元就が息子である毛利隆元の死を嘆き、現在の広島県安芸高田市に建設されました。（死因の詳細は不明。食中毒あるいは毒殺ともいわれています）

関ヶ原の戦い後、毛利氏が長州藩へ移った際に、山口にもともとあった国清寺を接収し、常栄寺としました。現在は、国の史跡、名勝に指定されている人気観光地です。おすすめは、日本庭園の代表作とされている美しい雪舟庭です。

瑠璃光寺五重塔は応仁の乱で戦死した大内義弘の霊の鎮魂のために、1442年弟である大内盛見が建築しました。京都の醍醐寺、奈良の法隆寺と並んで、日本3名塔のひとつに数えられ、五重塔の中では10番目に古く、美しさランキングはNo.1と言われています。

檜皮葺屋根造りの建物は瑠璃光寺の他には、奈良の室生寺と長谷寺、広島の厳島神社にもあります。国宝であり、大内文化の最高傑作とされています。山口市観光には外せないおすすめ人気スポットです。

いかがでしたでしょうか。山口市の観光地おすすめランキングTOP15を紹介しました。山口市内だけでも歴史を感じる多くの魅力的な観光スポットがたくさんあります。歴史好きの方には特におすすめです。