エクチュアからほり「蔵」本店のチョコレートが絶品！おすすめメニューは？

エクチュアのオーナーショコラティエ、植松氏はヨーロッパでは古い歴史のあるチョコレート文化を、日本の風土、気候に合った、日本ならではのチョコレート文化として根付かせるために、1986年の大阪･心斎橋での創業当時からチョコレート作りに励んでこられました。そのエクチュアのカフェコーナーもある、からほり｢蔵｣本店についてご紹介します。

大阪･心斎橋にある、からほり地区。その昔、豊臣秀吉が大阪城の外堀の一部を水を入れない空堀(からほり)にしたことから由来になった名前とのことです。そのからほり地区にある、お屋敷再生複合ショップ｢錬｣。第二次世界大戦での戦火を受けなかったこの建物は築約200年。母屋、表門、蔵からなる建物はそれぞれが、国の有形文化財に登録されています。

 

その中の一つである蔵を改装して、エクチュアからほり｢蔵｣本店が2003年にオープンされました。ちなみに、からほり地区には昔の建物を再生して複合施設にしている場所があと2箇所あります。その名も｢惣(そう)｣と｢萌(ほう)｣。3つ合わせて｢ほうれんそう｣なのです。どちらもカフェやレストランの店舗、また記念館として、今、大阪で人気のエリアです。

エクチュアの看板パフェとも言えるディアブルパフェ。チョコアイスの上にチョコケーキとチョコレートづくしのパフェです。中にはチョコゼリーも入ってますが、いずれのチョコも甘さ加減が違うので、これだけのボリュームとチョコのオンパレードでも全然飽きないのです。さらに、プリンも入っているので、食べる時に味わい比べてみてはいかがでしょうか?

銀の入れ物がとっても雰囲気のあるパフェです。中にはたくさんのフルーツ。そして、冷たいアイスの上にあったかいチョコレートをかけて出来上がり!そのチョコレートがアイスですぐに固まってしまうので、固まる前に一口、食べていただきたいと、店員さんが走って持って来られます。嬉しい対応です!

エクチュアで一番人気のテオブロマケーキ。オーソドックスなケーキですが、ケーキ自体の密度が濃く、クリーム、スポンジともに、しっかりした口当たりです。けれど、口溶けは、なめらかでチョコレートの風味が余韻を残しながら口の中に溶けていきます。ほんのり苦味のあるクラシカルなケーキ。まずは定番のテオブロマケーキからというのもおすすめです。

ディアブルパフェの上にものっているケーキです。見た目はしっとりとした感じに見えますが、かめばポロリと崩れるような食感です。甘さは控えめ、また、カカオの香りがほんのりとし、バターの風味も味わえるボリューム感のあるケーキです。ガトーショコラ好きの方に、おすすめする一品です。

温かいチョコケーキの中にトロ～リとしたチョコソースが入っているケーキ。また、お隣のバニラアイスの冷たさとのコラボがなんとも言えない味わいを醸し出しています。その隣に控えめにのっているラズベリーと生クリームのソースも良いアクセントになっています。ちなみに、とろりとしたチョコソースは本店のカフェでしか味わえないとのことです。

しっとり濃厚なチョコレートの生地にバナナの果汁が練り込まれているケーキです。さらに、下の方にはバナナそのものが入っていて、バナナとチョコと生クリームの最強のトライアングルのケーキです。それなのに、甘すぎず、チョコレートドリンクとのセットでもペロリと食べられます。ぜひ、バナナ好きにはおすすめしたいケーキです。

フレーバーティーであるショコラティは、チョコレートの香りはするけれども、味は普通の紅茶という、ちょっと不思議なティーです。そのティスティからエクチュアのどのケーキともぴったりくるお飲み物です。ショコラティとケーキは、優雅なアフターヌーンティーを過ごすのにおすすめの組み合わせです。

寒い冬に飲むと身も心もホッとする、ホットチョコレート。エクチュアのチョコレートドリンクは、チョコレートは食べず、チョコレートドリンクを飲むためだけにやってくる人もいるというぐらい、人気のメニューです。お味も、ミルク、スイート、ダークと3種類あり、日を分けて、飲み比べてみるのもおすすめです。もちろん、アイスもあります。

チョコレートショップのエクチュアですが、チョコレート以外のメニューもありました。それもオトクなランチメニューです。BLTサンドイッチにポテトサラダ、ピクルス、野菜スープにデザート、さらにドリンクまでついている、とってもオトクなランチです。デザートはランチの添え物とは思えないくらいのボリュームで、味、量ともに満足出来るランチです。

どれも目移りして、何から食べたらいいのか分からない!という方には、アソートセットがおすすめです。日替わりのハーフサイズのケーキ3種類に生チョコ5個(ミルク、ホワイト、きなこ、エスプレッソ、抹茶)に加えて、アイス(チョコ、バニラ、抹茶の3種類からチョイス)のセットです。エクチュアへの舌慣らしとして食べてみられるのはいかがでしょうか?

この帽子のような形のチョコの下にはなんと、いちじくが入っているんです。ドライいちじくをホワイトとミルクの2種類のチョコレートコーティングでおめかし。いちじく独特の優しい甘さと酸味がチョコレートによく合うんです。いちじく好きな方には一度、食べてみてほしい、おすすめの｢いちじくチョコレート｣です。

｢塩ミルクチョコチップアイス｣は、ジェラートのようなさっぱりとした食感に上品な甘さが特徴のアイスクリームです。上品なチョコの味がアイスを大人の味にしてくれました。店舗で召し上がるのもいいですが、テイクアウトして、からほり地区の古き良き大阪の町並みを歩きながらいただくのも、美味しそうです。

｢エクチュアオリジナルチョコレートドリンクアイリッシュ｣は、スィートチョコレートドリンクにアイリッシュウィスキーを加えたチョコレートドリンクです。口当たりがまろやかで、一味違うチョコレートドリンクを飲みたい時にはおすすめです。エクチュアでは他にも、リキュールを加えたチョコレートドリンクを提供されています。

ホットチョコレートも捨てがたいけれど、暑い時にはやはり冷たい飲み物。そんな時には｢チョコレートフロート｣を注文されてはいかがでしょうか?冷たーいチョコレートドリンクの上にチョコレートアイス。チョコの2段重ねですが、不思議とくどくない甘さなんです。暑い時のビールも最高ですが、こんな組み合わせも、夏ならではの美味しさが味わえます。

こちらのチョコレートは売り物ではありません。エクチュアからほり｢蔵｣本店の席に着くと、お冷やと一緒にチョコが付いてきます。チョコのお通しです。それだけでも、こちらへ来た甲斐があったというものです。チョコをつまみながら、メニューに目を通すのは至福のひとときです。

友達へのお持たせや、お家でもエクチュアのチョコレートを食べたい方、また、大阪のお土産として購入されたい方は、1階のショップでお買い求めください。人気の生チョコレートやプラリネ、また季節限定商品など、どれを買うのか迷ってしまうところですが。さらに、本店限定の商品などもあるので、ぜひ、立ち寄ってみてください。

一粒チョコの意味でも言われるプラリネ。ベルギー産クーベルチュールとさまざまな種類の素材との組み合わせが、エクチュア独自の技ですてきなチョコレートに出来上がりました。嬉しいのは、季節によって限定品があり、いろんな味が楽しめること。ぜひ、食べ比べてみてください。

実は、大阪で初めて生チョコレートを売り出したのが、エクチュアです。こちらもベルギー産クーベルチュールと厳選された生クリームで、丁寧に丁寧に、作り上げられました。一口サイズの｢ブルージュの石畳｣はミルク、ホワイト、エスプレッソ、抹茶の4種類のアソートセットや単品のきなこなどもあります。

エクチュアの｢ショコラテリーヌ｣はチョコレートの生地にいちじくの果実が練り込まれているテリーヌです。いちじくの酸味とほのかな甘さが、とろけるようなチョコレート生地と重なり合って、大人の味を醸し出しています。落ち着いたところへのお持たせに、おすすめのスイーツです。

阪急デパートの催事で出ていた、チョコミントソフトの上に乗っていた、ミントチョコレートの味が忘れられないと言うユーザーが多いそうです。そのためかどうか、ある時、｢蔵｣本店で、販売されていたようです。強めのミントがチョコミント好きにはたまらない一品です。今なら、7月限定メニューのミントチョコパフェの上にも、ちょこんと乗っています。

エクチュアからほり｢蔵｣本店には季節ごとの限定メニューがあります。季節に合った素材を使ってのオリジナルメニューです。毎月、毎月メニューを考えるだけでも大変なのに、コンスタントに1ヶ月に3品ずつのスイーツを創作されています。いつ行っても、新しい味をいただけるなんて、それだけで行く甲斐があるものです。月々の女子会にもおすすめです。

のんびりゆっくり過ごすのに、最適なからほり地区ですが、仕事帰りにエクチュアのチョコが食べたくなった。また、手土産にエクチュアのチョコを持って行きたいけれど、からほりまではちょっと行けない。と、おっしゃる方には、便利なデパ地下の店舗や、これまでとはちょっと違ったエクチュアが見れる、工房付きの店舗などをご紹介します。

エクチュアからほり｢蔵｣本店以外に、本店からも近い大丸心斎橋店、北館地下2階、和洋菓子売り場にも店舗があります。地下2階、和菓子と洋菓子の境目あたり、グローサリーにも近い場所の店舗です。大丸でのお買い物のついでに、からほり本店まで足を伸ばさなくても買って行ける便利な場所です。

大丸以外のデパ地下店舗は、他にも大阪タカシマヤ店があります。南海線ご利用の方や、タカシマヤをよくご利用される方は、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?地階の食料品売り場内にあり、南海電車なんば駅2階中央改札口階段側の入口から入って右に曲がるとエクチュアのコーナーが見えてきます。

大阪の地下鉄やJRの森ノ宮駅からほど近い店舗です。こちらは工房ということで、工房で出来た、生チョコレート、プラリネなどの商品がすぐにいただけるのが嬉しいです。また、ガラス張りの工房なのでチョコ作りの現場を見られるのもチョコ好きにはたまりません。もりのみやキューズモール店舗限定のプレミアムソフトクリームもおすすめです。

エクチュアという、ちょっと聞き馴染みの無い名前の由来は、マヤ文明のチョコレートの神様からとったそうです。チョコレートの神様に守られているチョコは、チョコの本場、ベルギーの老舗であるカレボー社のクーベルチュールが使用されています。このクーベルチュールが日本の大阪、エクチュアで、日本人に合うチョコレートとして生まれ変わるのです。

エクチュアのオーナーショコラティエである植松氏は31歳で脱サラされ、縁あってチョコレートの世界にはまり、1986年に心斎橋大丸の向かいのビルで開業されたそうです。その時は店舗内約10坪。その後、からほり地区のことを知り、ご自分の信条である、和と洋の融合のチョコレートにピッタリの建物、地域に魅了され｢蔵｣に本店を移転されたそうです。

この狭い日本でも地域によって、料理やお菓子の味が違うのですから、海外のチョコレートが美味しいとはいえ、｢日本人の味に合ったもっと美味しいチョコレート作りを!｣という、エクチュアのモットーが私達、日本人に｢エクチュアのチョコレートはいつ食べても美味しい｣と、言わせることが出来るのだと思います。

地下鉄長堀鶴見緑地線の松屋町駅、3号出口から右手の石段を上がると複合施設｢錬｣が見えてきます。こちらから歩いて5分のところに、長屋再生複合ショップの｢惣｣、直木賞で有名な直木三十五の記念館の入っている｢萌｣も近くです。また、映画｢プリンセストヨトミ｣のロケ地となった空堀商店街もこの近くです。

住所:大阪府大阪市中央区谷町6-17-43錬
電話番号:06-4304-8077

古き良き大阪の名残が残っているからほり地区。大阪の大空襲からも免れたこの地域には、何かしらパワーのようなものがあるのかもしれません。そこが、訪れる人をどこかしら、ホッとさせる空気を醸し出しているのでしょうか?そんな場所にある、エクチュアからほり｢蔵｣本店で極上のエクチュアのチョコレートと癒やしのひとときを過ごしてみませんか?