大阪天満宮のご利益・御朱印は？参拝時間は何時まで？駐車場情報あり！

「てんじんさん」と親しみのある名で呼ばれ、長い間この地をお守りしている「大阪天満宮」です。商店街から入ってすぐの場所にある大きな神社で、雰囲気は長い歴史を感じさせます。都会の中にあるので、アクセスも良くて、参拝に訪れる方が多い神社であります。

大阪天満宮にお祀りされている神様は、「菅原道真公（すがわらのみちざねこう）」で、「学問の神様」として、大変よく知られている神様がいらっしゃいます。菅原道真公は、代々続く学者の家に生まれ、幼い時からその才能を発揮したと言われています。出世も早かったと言われており、ご利益を授かりたい方が参拝に訪れます。

漢詩人・学者・政治家として才能を発揮していた菅原道真公は、のちに学問の神様としてお祀りされることになったので、学業成就を祈願される方が多く訪れる神社です。資格試験を控えている方など、たくさんの方が参拝され、とても賑わっています。

学業成就を祈願するため、絵馬にしっかりと学業向上をお願いする参拝者がいらっしゃいます。資格試験前にしっかりと勉強できるように、力を分けてもらいたい方が多く訪れます。学業成就のご利益があるので、勉学に向き合いたい方が真剣に祈願されています。

学業向上を祈願される方の他には「合格祈願」をされる方がメインとなり、受験シーズンになると参拝者が増え、受験をされる方や家族などが訪れます。落ち着いた静かな雰囲気とは違い、とても賑やかになります。受験時期の境内は、ものすごい人数の参拝者で溢れています。どうか、合格を勝ち取れますように！

合格祈願に行った後、お守りをご授与しますが、人気を集めているお守りがあります。「合格守」なのです。お守りはもちろん、絵馬、御神札がセットになっていて3000円です。一瞬だけ高く感じますが、中に入っている「通り抜けの入場券」が特に人気です。

大阪天満宮にあります、「登竜門」をくぐって本殿の中を通り抜けさせて頂いて参拝をすることができるのは、「通り抜けの入場券」をお持ちの方だけなのです。関門を通り抜けるということで、ゲンかつぎの意味合いがあり、受験生に人気のご利益スポットでもあります。注意しておきたいのが、「日にちが限定されている」のです。登竜門が開いている日を調べておきましょう。

志望校の門を通り抜けられるようにと願いが込められている「通り抜け鉛筆」が、受験生の人気を集めていて、心の支えにもなっています。星合橋近くで営業しているうどん屋「うどん双樹」さんの「すべらんうどん」も人気です。参拝時間に余裕を持って、祈願帰りにうどんも手に入れておきたいです。星合橋は大阪天満宮の門の外にあります。

参拝をした後に御朱印を頂きに行きます。御朱印は社務所でお願いすると書いてくれますので、巫女さんにお話してみてください。混んでいなければ数分程度の待ち時間で書いて頂けます。御朱印を書いて頂いている間は、静かにお待ちくださいね。イベントで混んでいたりする時は御朱印を書いて頂けるか社務所で聞いてみましょう。

書いて頂ける方によって、文字に味があるんですよね。しっかりした力強い感じの御朱印もありますし、動きのある御朱印を頂けるかもしれませんね。納める初穂料は300円ですので、すぐにお渡しできるように用意しておくとスムーズです。御朱印帳をお持ちの方は忘れなく。

大阪天満宮の御朱印帳です。菅原道真公が梅を好んでいたので、梅の花をモチーフにした春を感じさせる優しい色の御朱印帳です。優しい薄いグリーン色の生地に紅白の梅の花が咲いていてとても素敵です。全国天満宮梅風会で作った天満宮共通の御朱印帳で、入会している天満宮のみに授与されている特別な御朱印帳です。

こちらの御朱印帳も梅をモチーフにした御朱印帳です。黒地に鮮やかな梅の花が生えます。どちらの御朱印帳も素敵なので、ご授与に迷ってしまいますね。ご自分の好みで、好きな方を選んでくださいね。大阪天満宮の御朱印帳の初穂料は1000円です。

大阪天満宮の参拝時間は、9時～17時まで、拝観料は無料です。元旦ですと、0時～20時まで、2日と3日は6時～19時までと、参拝時間に若干の変動があります。普段は特に休日もなく無休ですので、いつでも拝観できます。

元旦が一番ピークに混み合います。大晦日の11時あたりから境内には長い行列ができ、初詣の参拝には数時間もかかることもあります。境内に入るまでが大変なのですが、それでも参拝したいと訪れる方がずっと列に並んでいるのです。長い時間を外で過ごすので、寒さ対策もしておくと良いです。

初詣も混み合いますが、てんま天神梅まつりや天神祭も混み合います。御祈禱をお願いしたい方や、ゆっくりと参拝時間を取りたい方は、平日をおすすめします。1月初旬の土日もまだ人が多いですよ。

大阪天満宮へのアクセスですが、最寄り駅で降りて徒歩で移動になります。地下鉄をご利用の場合は、地下鉄谷町線：境筋線[南森町駅]で下車します。DEF階段を下りて4番出入り口を出てすぐの天神橋商店街に右へ、二ツ辻目を左に進み左へ50mほど進みます。

JRをご利用のする場合のアクセスは、JR東西線[大阪天満宮駅]で下車します。JR東西線3番出入口を出てすぐに天神橋商店街に左へ、二ツ辻目を左に50mほど進んだ先にあります。お車でアクセスの場合は、高速道路・環状線北浜出口を左へ入り、高速道路守口線下を左、2つ目の信号を右へ交差点(信号)を過ぎて100mほど先にあります。

大阪天満宮の蛭子門（えびすもん）から入り、門をくぐった先に駐車場があります。狭い門なので少々入りにくい感じがありますが、30台ほどの車を止めることができます。カーナビを使用する場合は「大阪市北区天神橋1-18-19」と設定して下さい。初詣やお祭りの時は使用できなくなりますので、大阪天満宮付近の有料駐車場の利用をおすすめします。

大阪天満宮付近は、天神橋商店街や一方通行で路上駐車も難しいので、駐車場の利用は有料駐車場を利用するとよいです。周辺には有料駐車場がいくつもありますが、数台だけの駐車場もあり、すぐにいっぱいになってしまいます。もう少し先にある台数の止められる駐車場に止めた方がよさそうです。300m以上歩くと、格安駐車場もあります。

GSパーキング大阪天満宮駐車場は大阪府大阪市北区天神橋2-1。24時間営業で収容台数は15台です。大阪天満宮まで100mほどあり、大阪天満宮の北側にありますので、分かりやすいかと思います。一番近い有料駐車場なので、すぐにいっぱいになってしまいます。GSパーキング天神橋3丁目駐車場は大阪府大阪市北区天神橋3-1-6。24時間営業で収容台数は12台です。大阪天満宮までの距離は200メートルほどです。どちらも近くの駐車場でおすすめです！

GSパーキング南森町1丁目駐車場は大阪府大阪市北区南森町1-3-13。[月～土]8時～22時：40分200円・当日最大1300円。[日・祝]8時～22時：40分200円・当日最大800円。[全日]22時～8時：60分100円。24時間営業で収容台数は11台です。大阪天満宮までの距離は270mほどあります。

大晦日やお正月の三が日は交通規制もありますし、境内にある駐車場は使えなくなってしまいますし、周辺の有料駐車場もいっぱいになってしまうことが予想されます。電車ですと、大晦日から元旦（早朝）にかけて、特別時間帯で電車も動いているので、深夜から早朝にかけて電車でアクセスできます。車でのアクセスが難しい時は、電車も考えてみてはいかがでしょうか。

都心にある大阪天満宮は、車でのアクセスもよく、電車でもアクセスできるので、参拝するのに不便は感じない場所です。2月には梅も見頃で、境内には梅の香りが漂います。てんま天神梅まつりや天神祭など、イベントもありますので、合格祈願で訪れた際に参拝時間をお祭りに合わせて祈願後に鑑賞してもいいですよ。