出雲大社は縁結びのご利益が有名なパワースポット！効果や口コミを紹介！

出雲大社は縁結びの御利益があるパワースポットとして知らえている、島根県出雲市にある歴史と伝統がある神社になっています。馴染みの深い大黒様が祀られているということもあり毎年多くの観光客が訪れます。そんな出雲大社の、ご利益、おすすめの時期や口コミ、効果を高める参拝方法などについて紹介しますので参考にしてください。

縁結びの御利益があるパワースポットである出雲大社は、島根県の出雲大社にある神社です。「いずもたいしゃ」と呼ばれることもありますが、「いずもおおやしろ」が正式名称となっています。いたるところに鎮座しているオオクニヌシノオオガミを祀る神社の総本社となっており、毎年多くの観光客や参拝客が訪れます。

日本最古の歴史書である「日本書紀」に基づくと、この出雲大社は、出雲大社の主祭神であるオオクニヌシノオオガミが、アマテラスオオミカミに国を譲られたときに建設された場所がここの出雲大社であるという伝説が残っています。また出雲大社には、長さ13.5メートル、重さ4.4トンの巨大なしめ縄が印象的な神社となっています。

出雲大社に祀られて持ちいる神様について説明します。出雲大社に祀られている神様は「大国主大神（おおくにぬしのおおがみ）」です。この神様は、七福神の恵比寿様として知られている「コトシロヌシノカミ」の父親であり、豊作の女神として知られているミホツヒメの夫として知られています。大黒様と言われることもあります。

また、オオクニヌシノオオガミには、数多くの御神名があります。「大国主神」「八千矛神」「大国主命」「大己貴命」「大国玉神」「大国魂神」「顕国魂神」などがあります。これらはすべてオオクニヌシノオオガミを指しているため混乱しないようにしましょう。この7つの御神名の名残を見せる建造物が出雲大社には残されています。

またこの御神名の大差からも分かる通り、オオクニヌシノオオガミには数多くの妻がおり、子供もおおくいました。古事記や日本書紀などにその記述が残されています。そのため、そのオオクニヌシノオオガミが祀られている出雲大社は、縁結びのご利益があるパワースポットとしてよく知られるようになりました。

また、オオクニヌシノオオガミは心優しい神様としても知られています。それを象徴する代表的なエピソードが「因幡の白うさぎ」です。オオクニヌシノオオガミと兄弟の神様たちは、「因幡の国にヤカミヒメと呼ばれるたいそう美しい姫がいる」という噂を聞きつけ、兄弟揃って会いに行くことにきめたことから始まります。

しかしオオクニヌシノオオガミは、兄弟たちの荷物を背負うよう命じられ、一番後ろからゆっくりと着いていくことになりました。そのため他の兄弟から遅れを取り、一人で向かっていると、因幡の国にある気多の岬の付近で、体の皮を剥がされて泣いている一匹のうさぎがいました。先に行っていた兄弟たちに意地悪されていたそうです。

そのうさぎは、サメを出し抜こうとしてサメを怒らせてしまい体の皮を剥がされていたところに、兄弟たちに出会い「海水で身体を浸かってから身体を乾かすと良くなるよ」と言われ、信じてそのとおりにしたところ痛みが余計ひどくなってしまったとつぶやきました。それを悲しんだオオクニヌシノオオガミはうさぎを手厚く保護します。

体を真水で洗い、蒲の花を摘んできて底に寝転んでもらっていると、うさぎの体から毛が生え始め、もとの白うさぎの姿に戻ることができました。そのように手厚くうさぎを助けていたため、随分遅れて因幡の国に到着したオオクニヌシノガミでしたが、ヤカミヒメはすべてそれを見抜いており、彼女はオオクニヌシノガミの妻になりました。

このような心優しいオオクニヌシノオオガミは、ヤカミヒメと結ばれた逸話に加えて、優しい性格の持ち主であることから多くの妻に恵まれたことからも、オオクニヌシノオオガミを祀っている出雲大社は、「縁結び」のご利益があるパワースポットとして知られるようになりました。そのため毎年多くの観光客や参拝客が訪れます。

縁結びのパワースポットとして知られている出雲大社ですが、他にも様々なご利益や硬貨があるとされています。また「縁結び」と聞くと、素敵な異性と巡り会えるというような印象を抱きがちですが、恋愛面だけでなく、素敵な仕事仲間や親友や友達なども含まれますので、恋愛関連に限らず参拝することをおすすめします。

また主祭神であるオオクニヌシノオオガミがたくさんの子宝に恵まれたことから、出雲大社は安産の効果は非常に高いと言われています。またその逸話から、子どもたちの無病息災にもご利益があると言われており、安産祈願だけでなく、お子さんが産まれた参拝客の方も健やかな成長を願うために祈願に向かう口コミもあります。

また、多くの神様と良縁を結んだことにより、「縁結び」だけでなく「夫婦和合」や「良縁」などの効果もあると言われています。もちろん結婚されている方にもご利益があり、夫婦の絆をより強く深いものにしてくれます。そのため、婚姻前から婚姻後までもいつ訪れてもご利益があるため、長年参拝に訪れる方もいらっしゃいます。

出雲大社の参拝方法について説明します。出雲大社の参拝方法は、他の神社と異なる作法を通してお祈りします。お祈りの作法を間違えたからと言って、ご利益を得られないというようなことはありませんが、作法をきちんと守っていると、ご利益の効果が高まると言われています。そこで、出雲大社の参拝方法について紹介します。

まず、出雲大社の本殿へ行くための道である「参道」についての参拝方法です。「参道の真ん中は通るべからず」という格言があるように、参道の中心は通ることは避けることが大切と言われています。というのも、参道の真ん中は「神様の通り道」として知られており、神様が出雲大社に向かう時にご利用される場所であるからです。

そのため出雲大社に訪れて、参道を歩くときは、真ん中を神様のためにご用意しておき、参拝するときは道の端を通るようにしましょう。特に混雑しているときなど、真ん中が空いていることに違和感を覚えるかもしれませんが、ご利益の効果を高めるためにも、しっかりと参道の真ん中を開けて参拝するようににしましょう。

出雲大社では、他の神社と異なり、2例4拍手1礼の参拝方法となっています。他の神社では拍手の回数が2回になるなど様々ですが、出雲大社に至っては4回ですので注意が必要です。この参拝方法も、きちんと守るとご利益の効果が高まるという口コミがありますので、面倒に考えずにしっかりと4拍手を行い参拝するようにしましょう。

まず、お賽銭を奉納し、本殿に設置されている鈴を鳴らします。このとき鈴は激しく鳴らすのではなく静かに音が鳴るだけで大丈夫ですので、数回揺らすだけにとどめておきましょう。その後、深く2回礼を行い、手のひらを打ち付けて4回、拍手を行います。このときは連続で打ち付けるのではなく1拍手ごとに丁寧に行いましょう。

4回拍手を行った後は、お祈りを行います。お祈りするときに、自分の氏名と、住所を伝えると神様が参拝した人を認識するため、ご利益の効果が高まると言われています。その後、お祈りが終わると、最後に深く1度礼をすると、参拝が終了です。帰り道も参道は、中央を通るのではなく神様の通り道は開けておくようにしましょう。

また、なぜ出雲大社だけが、他の神社と異なり4拍手になるのかですが、本来、出雲大社の祭典である例祭では、8拍手を行い参拝しています。これは、8という数字が昔から、無限の数を意味している数字となっており、神様を限りなく讃えていることを示しているそうです。しかし、普段はその半分でも問題ないため4拍手となっています。

また、出雲大社では、本殿だけでなく参拝できる場所ではすべてこの参拝方法でお祈りします。慣れないうちは見よう見まねでも構いませんので、しっかりと方法を覚えて参拝できるようにしましょう。また、お賽銭は、出雲大社の本殿のしめ縄に投げつけるのではなく、しっかりとお賽銭箱に入れるようにしましょう。

出雲大社の境内は広いため、どの場所から参拝していいのか悩んでしまうという口コミが見られました。確かに、初めて訪れた場合は、どこからどのような参拝するのが正しいのか混乱してしまいます。正しい参拝方法でお参りすると効果が高まると言われています。そこで、出雲大社にお参りするときの参拝ルートについて紹介します。

出雲大社の正門である「大鳥居」をくぐると、参道の右手に祓社（はらえのやしろ）と呼ばれる小さな社があります。ここは本殿に気を取られてしまい素通りしやすいのですが、訪問するまでに身についた穢れを祓い清めることができる場所となっています。ここに訪れて身も心も清らかにしておくと、より参拝の効果があります。

祓社でお清めを終えた後は、口と手を清めるために、手水舎に向かいます。ここでも清め方の作法があります。まず左手を清め、続いて右手を清めます。その後左手に水を受けて口を清めます。その後口をつけた左手を再度清めた後は、最後にひしゃくを立てて、柄の部分と右手を清めて、全身のお清めが完了しますので、参拝に向かいます。

その後、本殿に訪れ、先述した「2礼4拍手1礼」の参拝方法でお参りします。また、出雲大社の御神体は正面でなく左側を向いているため、本殿に参拝を終えた後は、社を左側に回り、拝殿横からも参拝すると、参拝の効果がより高まると言われています。そのため出雲大社に訪れたときには、2度参拝するようことがおすすめです。

その後、本殿の後方にある素鵞社（そがのやしろ）では、「御砂」をいただくことができます。ここに祀られている祭神は、オオクニヌシノオオガミに親神でもあり、ヤマタノオロチ伝説でも有名なスサノオノミコト。ここで受け取った御砂を自宅の敷地内に撒くと、土地が清められ神様の加護を受けられる効果があると言われています。

こちらの御砂をいただくのも効果があるのですが、更にご利益を頂けるために従来のご利益の方法を試してみるのもおすすめです。出雲大社よりおおよそ800メートル先にある浜辺に砂浜がありますので、その砂を採取し、参拝時に床縁下に置き、出雲大社にある御砂と交換する方法です、時間に余裕がありましたらこちらをおすすめします。

出雲大社には、金運があがると言われているオオクニヌシノオオガミの大黒様の像があります。像の数は7つで、この御神体の数は大黒様の有名な御神名から由来していると言われています。宇迦橋を渡ったところにある大鳥居の近くにあり、見逃しやすいのですが、金運が上がったという口コミがあるため、ぜひ参拝をおすすめします。

縁結びのご利益があるパワースポットである出雲大社ですが、毎年多くの観光客や参拝客が訪れますので、交通の便も発達しています。出雲市の中に高速道路や電車も発達していますので、基本的には、車か公共交通機関を利用する方法で訪れることができますので、その2種類の行き方について、詳しく紹介します。

出雲大社に車でアクセスする場合、基本的には九州地方や近畿地方からであれば高速道路がありますので、数時間かけてアクセスすることは可能です。特に近畿地方から訪れる場合は車で向かう人が多いという口コミもあります。どのようなエリアから訪れても、最終的には山陰自動車道の、出雲インターチェンジで国道に降りてください。

そこから国道431号線を進んでいくと出雲大社を見つけることができます。また、この道中で、「稲佐の浜」と呼ばれる浜を通過します。この場所は、国譲り神話の舞台となった土地で、旧暦の10月になると全国からいらっしゃる八百万の神をお迎えするための神事「神迎神事」が行われる場所です。車で行く場合はぜひ寄ってみてください。

また、出雲大社周辺には数多くの「無料駐車場」があります。有料のコインパーキングもたくさんありますが、まずは専用無料駐車場に空きがないかチェックしておくとお得にご利用できます。出雲古代歴史博物館の無料駐車場や、神門通り広場の無料駐車場があるので、参拝前後に観光を楽しむことができるためおすすめです。

公共交通機関で出雲大社にアクセスする場合は、電車とバスを組み合わせてアクセスする方法が一般的です。県外から行くときは岡山駅を経由して、JR出雲市駅に向かう方法になります。出雲大社がある島根県出雲市の主要駅であるJR出雲市駅からは、出雲大社行きのバスが運行していますので、そちらに乗車することをおすすめします。

JR出雲市駅から出ているバスは、一畑バスという名前で「出雲大社・日御碕・宇竜行き」に乗車すると、およそ25分で出雲大社に到着します。祭事のときや、年末年始などは混雑されるので、バスに乗車できるか心配になるかもしれませんが、そのような混雑する時期には臨時バスや臨時列車が運行しますので、ご安心ください。

出雲大社の口コミについて紹介します。「平日であれば参拝客も少ないため、ゆったりと過ごすことができる」といったものや、「何時間でもいられるくらい素敵な場所で一度は訪れてほしい」というようなものなどゆっくりできるという口コミが多く寄せられていました。また、「酒樽がずいぶん多かった」という意見もあります。

これらの口コミからわかるように、出雲大社は、大きな祭事がある時期になると混雑してしまうのですが、平日や普段の土日であれば、ゆったりとパワースポットを満喫する余裕があるほど落ち着いた時間を過ごせるとスポットとなっています。「パワーを貰った」などの口コミも多くありますので、疲れたときは足を運んでみてください。

縁結びのご利益があるパワースポットの出雲大社のおすすめ時期について説明します。もっとも効果が高まるとされる人気の時期は、旧暦の10月になっています。旧暦ですので、現在だと11月末頃から12月にかけての期間なのですが、これは毎年少しずつ変化するため、旧暦の10月の時期に訪れたい人は事前にしっかりと調べておきましょう。

なぜ旧暦の10月がおすすめの時期かについてですが、もともと旧暦の10月の時期は、全ての神様が出雲に集結して全国の地域からいなくなるため、「神無月」と呼ばれていました。反対に、この時期になると出雲大社には全国各地から神様が訪れ、出雲大社には神様が集結します。そのためここでは10月の時期を「神在月」と呼びます。

この時期に全国から集まった神様たちは、人々の縁についての会議を行います。そのため特に縁結びの効果が高まっているという口コミもあります。この時期には、全国各地から集まる神様をお迎えする神迎祭や神在祭、そして集まった神様をお送りする神等去出祭などの祭事が開催され、年間で最も混雑する時期となっています。

出雲大社の開園時間について解説します。出雲大社の開園時間は時期によって異なっています。3月から10月にかけては、6:00から20:00で、11月から2月にかけては6:30から20:00までとなっています。定休日はなく、ご祈祷は8:30から16:30までとなっています。社務所が閉まるので。御朱印やを受け取りたい方は、注意しましょう。

美保神社とは、出雲大社のオオクニヌシノオオガミの妻であるミホツヒメと、息子であるコトシロヌシノカミが祀られている神社です。五穀豊穣や、安産、海上安全、商売繁盛などのご利益があります。出雲大社を参拝した後には、美保神社も合わせて参拝することで更に縁結びのパワーが強まると言われているので、合わせて参拝しましょう。

出雲大社にはオリジナルの御朱印を購入することができます。銅鳥居の奥にある社務所か、神楽殿でいただくことができますので覚えておきましょう。出雲大社は全国的にも有名なパワースポットであるため、多くの人が御朱印を受け取りに訪れます。土日祝日などは混雑が予想されますので、早めに訪れておくことをおすすめします。

出雲大社で受け取ることができる御朱印の初穂料について説明します。御朱印の初穂料は300円となっています。伝統に基づいたシンプルなデザインの御朱印となっています。またオリジナル御朱印帳も販売しております。こちらは1200円となっていますので、御朱印を集め始めようと思う方はぜひ購入することをおすすめします。

出雲大社には、数多くの御守りが販売されており、特に縁結びのご利益があるお守りが人気のようです。例えば、「縁結びの糸」は紅白の絹糸が束ねられており、男女の結びつきを願うお守りとなっています。また、「縁結守」は恋愛成就だけでなく、人間関係のあらゆるご縁に効果のあるお守りとなっており、人気が最も高いです。

今回は縁結びのご利益があるパワースポットである「出雲神社」について、ご利益や口コミなどを紹介しました。出雲神社は、大黒様として名の知られているオオクニヌシノオオガミが祀られている由緒正しき神社となっています。またオオクニヌシノオオガミの人間性や伝説から縁結びにも効果的です。ぜひ出雲大社に参拝してみてください。