武雄温泉の家族風呂があるおすすめ施設を紹介！アクセスや料金情報も！

日本には数多くの火山が分布しており、それに伴って温泉が湧き出ている場所も少なくありません。そんな地域には必ずと言っていいほど温泉街があり、日本人の身も心も癒してくれる最高のスポットとなっています。そんな日本にある温泉街のなかでいま注目を集めているのが武雄温泉です。今回はそんな武雄温泉で家族風呂のあるおすすめ施設をご紹介します。

武雄温泉とは佐賀県の南西部に位置する武雄市にある温泉のことを言います。ここ武雄市は蓬莱山の南東にあるエリアで、湧き出ている温泉の多くが単純温泉や炭酸水素塩泉です。佐賀県の中心地である探しからほど近い場所にあるため非常にアクセスが良好で、宿泊しにくるに人いますが日帰りで武雄温泉までやって来て楽しんでいく人も少なくありません。

実は武雄温泉の歴史は非常に古いです。武雄温泉が開湯したのは何と1200年も前と言われています。言い伝えによるの時の神功天皇が凱旋していた際、太刀の柄の部分で岩を一突きしたところたちどころにお湯が沸き出てきたとされています。この伝説があったことから昔は武雄温泉を「柄崎温泉」と呼んでいました。また武雄温泉は豊臣秀吉とも縁があります。

豊臣秀吉が朝鮮に出兵したことは日本史を勉強していた人ならご存知でしょうが、その時に負傷した兵士たちの傷を癒す場所として武雄温泉は利用されたそうです。数ある温泉地のなかで豊臣秀吉はあえてこの武雄温泉を湯治場として選んだわけです。こういった事実からもいかに佐賀県の武雄温泉が私たちの身体に良い効果をもたらしてくれるのかがわかります。

また江戸時代以降、武雄温泉は温泉のある宿場町として大きく栄えました。ちなみにここ武雄温泉は長崎県からもほど近い場所にあります。江戸時代の長崎県と聞いて真っ先に思い浮かべるものと言えば、そう『鎖国』です。当時の長崎県にはポルトガルなどから数多くの外国人が来日しており、それに伴って距離的に近い武雄温泉にも多くの来訪がありました。

例えば、日本史の教科書にも登場するシーボルトもここ武雄温泉で入浴したと言われています。ほかにも伊達政宗・宮本武蔵・吉田松陰といった名だた著名人たちが佐賀県の武雄温泉で疲れを癒したと言われています。このように非常に歴史ある温泉街であるため近年行ってみたい場所として武雄温泉はメディアなどで取り上げられることも増えてきました。

佐賀県の武雄温泉には家族風呂のある施設がいくつかありますが、そのなかでも特におすすめなのが『北方温泉四季の里・七彩の湯』です。この『北方温泉四季の里・七彩の湯』は1000m以上もの地下深くから湧き出ている天然温泉につかれる施設になります。お湯のなかには硫黄が含まれており、お肌がすべすべになり皮膚病・神経痛などにも効果ありです。

そんな佐賀県・武雄温泉の『北方温泉四季の里・七彩の湯』にはファミリーに嬉しい家族風呂もあります。家族風呂なら大浴場と違って周りに一般のお客さんがいませんから迷惑をかける心配もなく、その意味では本当の意味で羽根を伸ばせる環境だと言えます。また『北方温泉四季の里・七彩の湯』の家族風呂には岩風呂やひょうたん風呂など種類も豊富です。

ただし、武雄温泉にある『北方温泉四季の里・七彩の湯』の家族風呂は数が限られるため事前に予約するのをおすすめします。この『北方温泉四季の里・七彩の湯』の家族風呂は土日祝日のみの営業で、営業時間は午前10時から午後22時となっています。。料金は1時間当たりの室料が1200円から1750円で、そこに人数分の入浴料金が加算されるシステムです。

佐賀県は武雄温泉にある『北方温泉四季の里・七彩の湯』へ自動車でアクセスする場合には長崎自動車道の"武雄北方IC"から降りるとスムーズです。国道34号線や県道331号線を進んでいくと目的地の『北方温泉四季の里・七彩の湯』へアクセスできます。また電車でアクセスするなら最寄り駅はJR佐世保線の"武雄温泉駅"で、ここからはタクシーで約10分です。

佐賀県の武雄温泉にある『殿様湯』もかなりおすすめの施設です。武雄温泉には数多くの施設が軒を連ねているわけですが、そのなかでも最も古いのがこの『殿様湯』です。さらに『殿様湯』のすごさはそれだけではありません。何と佐賀だけでなく日本においても現在残っている木造建築共同浴場のなかで『殿様湯』が最も古いものであると言われています。

ちなみに「武雄温泉」の文字がある日本最古の書物は"肥前風風土記"であると言われています。そしてこれが書かれたのがおおよそ1300年前です。この"肥前風土記"のなかには「郡の西の方に温泉の出る巌あり」という一節があり、それが佐賀県の武雄温泉だと考えられています。非常に由緒ある温泉で、古くはかの有名な神功皇后もここに入ったそうです。

この佐賀県にある『殿様湯』では施設の一部を貸切ることで家族風呂にすぐことができます。家族風呂として『殿様湯』を利用する場合には通常の入浴料金に加えて貸切り料金も支払う必要があります。料金は『殿様湯』は1室あたり3800円となっていますが、家族風呂として利用するのが平日なら割引サービスがあって料金が3300円となるのでお得です。

電車を使って佐賀県・武雄温泉の『殿様湯』へアクセスするならまずは最寄り駅の"武雄温泉駅"を目指しましょう。この"武雄温泉駅"から『殿様湯』までは距離にして1kmもないのでゆっくり歩いたとしても20分程度で着けるはずです。もしどちらへ向かって歩けばいいかわからない場合には桜山公園が目印です。武雄温泉楼門も近いので目印になります。

武雄温泉は非常に由緒ある歴史の長い温泉地ですが、それ故に施設等も年季の入った建物が多いです。そんななかで比較的最近にできた施設が『柄崎亭』です。この『柄崎亭』は建設されてからそこまで月日が経っていないのでなかの設備がとても綺麗です。そのため『柄崎亭』の浴室は非常に清潔感があり、安心安全なのを踏まえると家族風呂におすすめです。

さらに武雄温泉の『柄崎亭』は浴室だけでなく脱衣所も綺麗で、さらに広いです。脱衣所のスペースが広いため親御さんが子どもの服を脱がせてあげるのも簡単ですし、その意味で事故も起きづらい施設だと言えます。またシャンプーやボディーソープなどのアメニティーグッズが『柄崎亭』では備え付けられているので気軽に利用できるという点もグッドです。

ただし『柄崎亭』を利用する際にはいくつかの注意点もあります。まずお湯が流れ出ている蛇口の栓は止めてはいけません。これは注意書きもされています。さらに特に家族風呂として使うなら要注意ですが、ここ『柄崎亭』のお湯はかなり熱いです。そのため小さいお子さんと一緒に『柄崎亭』の温泉に入るなら事前に水で温度を下げてあげる必要があります。

最寄りの"武雄温泉駅"から『柄崎亭』まではそこそこ距離が近いので十分に徒歩でのアクセス圏内です。また100台ほど収容できる専用の駐車場も完備されているので自動車でのアクセスも難しくありません。この『柄崎亭』にある家族風呂は2300円くらいの料金を支払うと利用することができ、さらに営業時間は午前9時から午後22時までとなっています。

少し贅沢に佐賀県の武雄温泉を満喫したいのであれば『懐石宿・扇屋』をおすすめします。ここ『懐石宿・扇屋』の泉質は弱アルカリ単純泉です。非常に保湿効果が高いことから「美肌の湯」という呼び声も高く、お肌がすべすべになるので女性には特におすすめの施設となっています。また『懐石宿・扇屋』の浴室は石造りなど凝ったものが多いのも特徴です。

武雄温泉にある『懐石宿・扇屋』を家族風呂として使いたい場合には貸切り風呂のサービスと活用するといいでしょう。上質な浴室が人気の『懐石宿・扇屋』を家族風呂として貸切る場合、料金は50分当たり3000円となっています。家族風呂の浴室は総檜づくりとなっており、それがこの料金で利用できることを考えるとかなりコストパフォーマンスは高いです。

佐賀県は武雄温泉の『懐石宿・扇屋』は"武雄温泉駅"から歩いてすぐの場所にあるので徒歩でのアクセスも苦になりません。歩いて『懐石宿・扇屋』までアクセスする場合にはまず"武雄温泉駅"の北口から外へ出るといいでしょう。すると目の前に県道24号線があるのでそれを道の沿ってしばらく西に進みます。すると今度は県道253号線が見えてきます。

県道24号線と県道253号線がぶつかる交差点まで来たら今度はそこを右折です。あとは道なりに253号線を歩いているとすぐに『懐石宿・扇屋』が正面に出てくるはずです。もし迷わずにアクセスできるか不安な人はファミリーマートを目印に進むといいでしょう。ただ、武雄温泉のなかでも『懐石宿・扇屋』は大きな建物をしているので見落とすことはないです。

温泉街にある施設というと無意識のうちに純和風の造りの建物をイメージしてしまいがちです。しかし佐賀県の武雄温泉にはそんなイメージとは正反対の温泉施設があり、それが『ペンションピクニック』です。この『ペンションピクニック』はロッジ風の宿で、施設のなかに内風呂と露天風呂が付いています。湖の目の前にあるので眺望も素晴らしい施設です。

武雄温泉『ペンションピクニック』はお湯のpHが9.1前後と弱アルカリ性とおり、皮膚の表面にある古くなった角質等を落としてくれるのは入った後はお肌がツルツルになります。ちなみに『ペンションピクニック』は宿なので宿泊予約が基本ですが、お願いをすれば日帰りで温泉を楽しむこともできます。また貸切りにして家族風呂として活用するのもOKです。

ただし、仮に『ペンションピクニック』で日帰り家族風呂を使いたい場合にはいくつか覚えておきたい点もあります。まず家族風呂を利用する場合にはアクセス前に予約が必須である点です。ふらっと『ペンションピクニック』へ行っても温泉には入れません。また『ペンションピクニック』は宿泊がメインなのでそのお客さんが使う時間帯には予約できません。

もし自動車で武雄温泉の『ペンションピクニック』へアクセスするなら"武雄北方IC"を降りた後に宇宙科学館を目印に進むと良いでしょう。ナビがない人でもこれを目標にすれば迷うことなく『ペンションピクニック』に着きます。ちなみに電車で『ペンションピクニック』へアクセスする場合、出口は武雄温泉街のある北口ではなく南口なので注意しましょう。

温泉施設や宿の予約と言えば直接電話をかけて取るのが一般的です。もちろんその従来のやり方で武雄温泉の施設を予約することもできます。ただ、いまの時代ならインターネットから予約をした方が圧倒的に便利です。まずインターネットであれば自分の好きな時間やタイミングで予約できます。例えば、仕事が終わった後の夜遅くからであっても予約可能です。

これまでの電話で予約をする形だとどうしても施設の営業時間内にかける必要があったわけですが、インターネット予約だとこの煩わしさがなくなります。さらにインターネット予約であれば料金や空室の情報をリアルタイムで知ることができます。ほかにもインターネット予約をするウェブサイト上にはさまざまな情報が掲載されているのも見逃せません。

情報が少ないなかで施設を予約してしまうといざ行ってみた時に「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう恐れが当然あります。一方、どんな施設なのかだったりどういった料金体系なのかだったりを事前に確認しておけばかなりの確率で失敗を防げます。武雄温泉での時間をより良いものにするという意味でもインターネット予約はおすすめと言えます。

佐賀県にある武雄温泉はまだまだ全国的な知名度は高いと言えない地域ですが、日本最古の木造浴場があるなど非常に見どころが多い温泉街でもあります。温泉と言うとどうしても年配の人のイメージが強いですが、武雄温泉では家族風呂として利用できる施設も多いのでファミリーにもおすすめです。ぜひ武雄温泉で日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。