歌舞伎座へのアクセス方法紹介！有楽町や東京駅など各駅からの行き方は？

東京には名所がたくさんありますが、年配の人を中心に絶大な人気を誇っているのが『歌舞伎座』です。特に近年は「日本の伝統芸能を楽しめる」とあって海外から『歌舞伎座』まで遊びにくる観光客も少なくありません。今回は東京駅や有楽町駅などの主要な駅から『歌舞伎座』までのアクセス方法や周辺の駐車場情報などをご紹介します。

『歌舞伎座』へアクセスする場合の最寄り駅は東銀座駅になります。ちなみにこの東銀座駅には東京メトロ日比谷線や都営地下鉄浅草線などが乗り入れています。ですから『歌舞伎座』までのアクセス方法にはいろいろな形がありますが、利便性を考えると電車が最も使い勝手がよくておすすめです。

電車で東銀座駅まで来て、ここから『歌舞伎座』までアクセスするならまず3番の出口を目指しましょう。東銀座駅の改札を出るとすぐに「3番」と書かれた看板が現れるのでその矢印に従って進むと迷うことなく到着できます。ここまで来れば目的地の『歌舞伎座』はすぐそこです。

数年前の『歌舞伎座』の改装に伴って東銀座駅と直通になりました。東銀座駅の木挽町広場から『歌舞伎座』の入り口まではエスカレーター1本で行くことができ、途中の通路はすべて屋根が付いているので雨などの悪天候でも関係なくアクセスできます。一度道を覚えてしまえばものの数分でアクセスできます。

もしかすると『歌舞伎座』が銀座にあるイメージから「最寄り駅は銀座」と思い込んでいる人も多いでしょう。正確に言うと最寄り駅は先ほど紹介した東銀座駅なのですが、この銀座駅から『歌舞伎座』までもそこそこ近いので十分に徒歩圏内と言えます。それこそ東京メトロ銀座線・丸の内線の電車をよく使う人なら銀座駅からもおすすめです。

『歌舞伎座』へアクセスするために銀座駅まで電車で来たらまずはA7番の出口を目指しましょう。このA7番出口から地上へあがったら晴海通りをひたすら南に向かって進みます。もし晴海通りがわからない場合には『銀座三越店』を左手に見ながら大通りを進んでいくと自然と『歌舞伎座』の方へ行けます。

ちなみに銀座駅から目的地の『歌舞伎座』までの距離はせいぜい400mほどです。数字にするとかなり近いですが実際にアクセスする場合には少し多めに所要時間を見積もっておいたいいでしょう。何故かというと銀座駅の周辺には大きな交差点がいっぱいあり、信号待ちで時間をロスする可能性が高いです。

遠方から『歌舞伎座』へアクセスする場合、かなりの確率でJRの電車を使うことになるでしょう。そんなJR系列の駅のなかで最も『歌舞伎座』まで近いのは有楽町駅です。ですから遠くから『歌舞伎座』へ遊びに行く場合にはとりあえずJRの有楽町駅を目標にするといいでしょう。

有楽町駅に着いたら次は晴海通りを目指します。アクセスしたい『歌舞伎座』は晴海通り沿いにあるので有楽町駅から行く場合もここを通るのがおすすめです。ちなみに有楽町駅から『歌舞伎座』までの距離は約700mほどです。ただ先ほどの銀座駅と同じで有楽町駅からアクセスすると途中で信号に引っかかるので思っている以上に時間がかかります。

天気が良ければ有楽町駅から『歌舞伎座』までは気持ちよく歩いて行けますが、逆に悪天候の日は濡れてしまうのであまりおすすめしません。その場合には有楽町駅から電車に乗って最寄りの東銀座駅まで行くといいでしょう。ちなみに有楽町駅から東銀座まで行ける路線はありません。

しかし有楽町駅の構内には東京メトロ日比谷線の日比谷駅があり、こちら東銀座駅まで乗り換えなしで電車で行けます。有楽町駅と日比谷駅は同じ建物でつながっているので天候は関係ないですし、ルートを知らない人がゆっくり歩いても5分ほどでホームからホームまで移動できるでしょう。

東京駅から『歌舞伎座』は距離が1500mくらいなので決して歩いて行けない距離ではありません。時間にすると30分ほどかかりますが、東京駅から『歌舞伎座』までの間の道のりには東京の名所がたくさんあるので時間的または体力的に余裕があるのであればかなりおすすめのアクセス方法です。

ここからはより多くの人が経由するであろう東京駅から『歌舞伎座』までのアクセス方法を具体的にご紹介します。ちなみに東京駅から『歌舞伎座』までは電車以外にもタクシーやバスでアクセスする方法もありますが、これらは到着までにかかる時間が計算しづらいので今回は電車に絞ります。

東京駅まで新幹線等の電車を乗り継いでやって来たらまずは東京メトロの丸ノ内線に乗り換えましょう。東京駅にはかなりの数の路線が乗り入れているため初めての人だと少し戸惑ってしまうでしょうが、大きく赤い文字で「丸の内線」と書かれた看板があるのでそれを目印に歩いていきましょう。

そして東京メトロ丸の内線のホームに着いたら荻窪や新宿方面行の電車に乗ってください。ちなみに東京メトロ丸の内線の電車はすぐに乗り換えで降りるのでドアの前に立っていると次のアクションが楽です。数分電車に揺られているとすぐに銀座駅に到着するのでそこで降りてください。

銀座駅に到着したら今度は東京メトロの丸ノ内線から日比谷線に乗り換えます。ただここで少し注意点があります。東京メトロ日比谷線の銀座駅にはホームが2つあり、片方は『歌舞伎座』まで行きますがもう一方は正反対の方向へ走っていく電車なのでこれに乗ってしまうと大幅に時間をロスします。

5番線は日比谷・六本木・恵比寿・中目黒などへ行く電車なので『歌舞伎座』へアクセスしたい場合には乗ってはいけません。逆に6番線の電車は築地・八丁堀・秋葉原・上野・北千住などに行けます。この6番線がまさに『歌舞伎座』の最寄りである東銀座駅に行ける電車なのでこれに乗ります。

東銀座駅と直通していることから『歌舞伎座』というと電車というイメージが強いですが、実は自動車でアクセスする方法も意外と便利でおすすめです。意外と知られていませんが『歌舞伎座』にはすぐ近くに専用の駐車場があり、これを活用すればわざわざ周辺でパーキングを探す手間も省けます。

この『歌舞伎座』の専用駐車場へアクセスする際にはまず首都高速の銀座出口から昭和通りへ出ます。そして都道316号線を通って新橋方面に進むとだいたい5分くらいで「GINZA KABUKIZAパーキング」が見えてきます。また『歌舞伎座』の正面側からアクセスするなら「万年橋西」の交差点を左折です。

そしてそこから2つ目の交差点をさらに左折し、最後に「銀座東二丁目」の交差点を左に曲がると昭和通りへ出られます。ここまで来たらあとは先ほど紹介した方法で駐車場に入れます。もちろんこの『歌舞伎座』の駐車場は演劇を鑑賞する人以外でも利用でき、銀座周辺を観光する際などには大変便利です。

この『GINZA KABUKIZAパーキング』は24時間営業で、さらに有人なので好きなタイミングで利用できますし安心です。料金は基本的には30分当たり300円で、一応最大料金が設定されていて24時間以内ならどんなに利用しても1500円以上にはなりません。さらに『歌舞伎座』で鑑賞した人は割引サービスもあります。

前述した『GINZA KABUKIZAパーキング』は『歌舞伎座』の目と鼻の先にあるので時期によっては満車になることもあります。そんな時に次点としておすすめなのが『松竹スクエアパーキング』です。こちらの『松竹スクエアパーキング』も24時間営業で、さらに『歌舞伎座』から徒歩5分ほどの場所にあります。

収容可能な車の台数も100台をこえるため『松竹スクエアパーキング』は覚えておくと非常に使い勝手のいい駐車場と言えるでしょう。この『松竹スクエアパーキング』へアクセスする場合には首都高速の銀座ランプ出口から一般道へ出ましょう。そして左折をして晴海通りへ入りましょう。

ここまで来たらアクセスしたい『松竹スクエアパーキング』は目の前です。晴海通りを50mほど走れば左側に『松竹スクエアパーキング』の入り口が見えてきます。ちなみに『松竹スクエアパーキング』は30分当たりの値段が300円ですが『歌舞伎座』を利用した人向けの割引もあります。

リーズナブルに自動車をとめて『歌舞伎座』へアクセスしたいのであれば『タイムズ東劇ビル駐車場』も悪くありません。この『タイムズ東劇ビル駐車場』の最大の特徴はクレジットカードやプリペイドカードが使えるため、ポイントなどを貯めつつ支払いをするといった賢い支払い方法が選べます。

ちなみに『タイムズ東劇ビル駐車場』も24時間営業で好きな時に入ったり出たりでき、さらにタイムズ系の駐車場としてはキャパシティーが50台とかなり多いので満車になる心配も少ないです。ほかにも公式のホームページに行くと料金にシミュレーションが事前にできるので安心して利用できます。

東京は駅がたくさんあるので『歌舞伎座』へアクセスする方法はいろいろ考えられますが、最も使い勝手がいいのは改札から直通している東銀座駅です。また東銀座駅以外にも銀座駅や有楽町駅からも『歌舞伎座』は近く、東京駅からも方法がいっぱいあるのでぜひ一度行ってみてください。