港屋は行列が絶えない立ち食いスタイルの人気店！肉そばなどおすすめメニューは？

立ち食いそばといえば急いでいるときにサッと食べることができるというイメージですが、東京都港区虎ノ門にある港屋は常に多くの方が行列を作っているほどの人気のお蕎麦屋さんです。開店前から行列ができており、リピーターも非常に多い港屋とは一体どのようなお店なのでしょうか。港屋について紹介していきます。

それでは、港屋とは一体どのようなお店なのか紹介します。港屋は、平日のみの営業であり営業時間開始前から行列ができているほどの人気店です。並んでいるお客さんも、男性のみならず若い女性やカップルなど老若男女問わず多くの方がいらっしゃいます。様々な年代に人気が高いのが港屋の魅力です。

2002年にオープンして以来、例外なく常に行列ができているのが港屋です。虎ノ門ヒルズからすぐの場所にあるので観光客も多く訪れています。

「社長・島耕作」という漫画をご存知でしょうか。弘兼憲史氏が書いた島耕作シリーズは累計4000万部以上を誇る非常に人気の漫画であり、サラリーマンである島耕作が出世していく話です。非常にファンも多いこの島耕作シリーズですが、その中でも「社長・島耕作」の8巻にも港屋は登場しており、多忙な島耕作が食べたお店ということで有名です。

店内に入るとさりげなく壁には島耕作の漫画原稿やイラストが飾ってあります。待ち時間にこういったものを見るのもおすすめです。島耕作ファンで港屋に訪れるというファンも多いとのことです。

港屋は立ち食いスタイルとなっていますが、外観や内装ともに非常におしゃれで、何も知らない方はまさか立ち食いスタイルだとは思われないでしょう。2002年にオープン当初は外壁は真っ黒だったのですが、現在は白に塗り替えられています。

真っ白の壁に、港屋の看板は非常に小さく出ています。初めて行かれる方は港屋だと気づかないかと心配ですが、連日行列ができているので遠目からみてもすぐにわかります。

連日行列ができる港屋ですが、一体その人気の理由とは何なのでしょうか。基本的に昼間は50人から60人ほどの行列ができており、雨が降っていてもその数は変わりません。そこまで並んででも食べたくなるほどの港屋の人気の秘密を紹介します。

港屋のおそばは全てつけ麺スタイルです。また、おそばにつけるつゆが日本そば屋さんとは全く違うため、一度食べるとやみつきになってしまいます。というのも、港屋で提供されるそばつゆにはなんとラー油が入って居るんです。

そばにラー油が効いた甘めのつゆがからまると、今までに食べたことがない新鮮な美味しさを楽しむことができるんです。一度食べると癖になる美味しさでリピーターが非常に多いです。

また、港屋のテーブルには生卵と天かすが置いてあり、好きにトッピングして食べることができます。生卵を入れることによってラー油がきいたピリ辛のタレがマイルドになり味が変わるため最後まで美味しくいただくことができると好評です。

天かすもサクサクとした歯ごたえがアクセントになります。また、卓上には蕎麦湯も置いてあり、残ったつゆは蕎麦湯を入れて最後まで美味しくいただくことができます。

それでは、港屋のおすすめメニューとその値段を紹介します。港屋のメニューは全部で6種類のみと非常にシンプルなものとなっています。麺はいずれもプラス100円で大盛りが可能です。

6種類のメニューの中にはシンプルなもりそばもあり、値段は600円です。一番高いものでも870円であり大盛りにしても値段は1000円以下でいただくことができます。リーズナブルな値段で食べられるのも港屋の人気の理由の一つです。そんな港屋のメニューの中でも特に人気が高いおすすめのメニューとは何なのでしょうか。

港屋での一番人気が高いメニューといえば「冷たい肉そば」です。初めて行かれるという方の多くが注文しているという人気メニューであり、値段は870円と6種類あるメニューの中でも一番高い値段となっています。

港屋のおそばは全てつけそばとなっています。冷たい肉そばももちろんつけそばであり、おそばのうえにお肉、ネギ、ごま、刻みのりがいずれもたっぷりとのっています。

そばは太目で非常にコシがあり、食べごたえも抜群です。甘めのつゆにラー油がたっぷり入っており、つゆにおそばとお肉、薬味を一緒につけていただきます。ラー油の辛味がアクセントになっており、食べ進めていくごとに薬味でつゆの味わいも少しずつ変化していきます。

続いておすすめのメニューは「温かい鶏そば」です。こちらは一番人気の冷たい肉そばと人気を二分しているメニューであり、唯一の温かいメニューなので寒い日には特に人気があります。値段は冷たい肉そばの値段と同様の870円です。

「温かい鶏そば」の場合は、温かいつけ汁の中にたっぷりの鶏肉と薬味のネギが入っています。おそばの上にはゴマと刻みのりがおそばが見えないほどの量かかっています。

つけつゆの中にはぶつ切りになった鶏肉がごろごろと入っており、食べごたえも抜群です。肉そばを食べたら次は温かい鶏そばもおすすめです。

冷たい肉そばや温かい鶏そばもおすすめですが、ツウの方が注文されるのは「海苔胡麻もり」です。海苔胡麻もりの値段は800円です。こちらはおそばの上にたっぷりの白いりごまと刻みのりがのっています。

つけ汁はラー油が入ったピリ辛のものであり、こちらにはネギがはいっています。お肉は食べずにおそばを堪能したいという場合には海苔胡麻もりもおすすめです。

それでは、港屋の基本情報について紹介します。港屋に初めて行かれるという場合はぜひ参考にしてください。ちなみに港屋は立ち食いスタイルになっているため店内に椅子はありません。16席程の店内はおしゃれで品もあり、おそばということで回転もそう遅くないため行列ができていても想像よりも早く入店することができます。

港屋の所在地は「東京都港区西新橋3-1-10」です。虎ノ門ヒルズのはす向かいにお店はあるので、虎ノ門ヒルズで働いている方の他にも観光の際に訪れるというお客さんも多いです。車で行かれる場合は専用の駐車場はありませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。

続いて港屋の営業時間です。ランチタイムの営業時間は11時半から17時まで、ディナータイムは17時半から20時までとなっています。ただし、ディナータイムは材料がなくなり次第終了となりまでのご了承ください。ディナータイムでいただく場合は早めの時間の訪問をおすすめします。

最後に、港屋の定休日についてです。港屋の定休日は土曜・日曜・祝日となっています。つまり港屋は平日のみの営業です。そのため、週末などに虎ノ門に行くので港屋に寄ろうとお考えの方は定休日となっていますのでご注意ください。

それでは、港屋のアクセスについて紹介します。港屋は虎ノ門ヒルズのはす向かいという非常に利便性が良い場所にあります。そのため、様々なアクセス方法がありますので都内のいずれの場所からでも便利に行くことができます。それぞれのアクセス方法について紹介します。

港屋への利便性が一番高いのが東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅を利用した場合です。虎ノ門駅の1番出口から出ると徒歩6分ほどの場所に港屋はあります。

虎ノ門駅を出て、西新橋一丁目の交差点を右折して3つ目の信号を渡った左手に港屋はあります。虎ノ門ヒルズがある方向へ行き、虎ノ門ヒルズは通り越した場所に港屋は見えてきます。

続いて、東京メトロ日比谷線を利用される方は「神谷町駅」で下車し3番出口から徒歩10分ほどで港屋に到着します。

1号線を北上し、虎ノ門三丁目の交差点を右折します。信号1つ目の愛宕一丁目の交差点を右折すると左手に港屋はあります。

続いて、都営三田線を利用される場合のアクセス方法です。都営三田線では「御成門」駅と「内幸町」駅のだいたい中間地点に港屋はあります。どちらでもお好きな駅で降りてください。御成門駅を利用される場合には、A5出口から徒歩7分ほどの場所に港屋はあります。

最後に都営三田線「内幸町」駅を利用される場合です。上で紹介したように、都営三田線をご利用の場合には、御成門駅も内幸町駅もそう距離は変わりません。内幸駅の場合には、A3出口から出てこちらも徒歩7分ほどで港屋に到着します。

港屋は「つけそば界の二郎」とも言われており、それをインスパイアしたといわれる港屋インスパイア系そば屋も多くあります。いずれのお店にもそれぞれの特徴があり、各店舗ごとにファンがいるほど非常に人気が高いお店です。そこで、港屋インスパイア系そば屋を紹介します。

まずは池袋にある「壬生 なぜ蕎麦にラー油を入れるのか」です。一度聞いたら忘れられないほどインパクトがある店名です。壬生 なぜ蕎麦にラー油を入れるのかでは、肉そばと鶏そばがメインであり、その他にも黒カレーそばやえび天そばなどの様々なメニューがあります。

小盛りと中盛り、大盛りがありいずれも同じ値段で提供されます。港屋インスパイア系のお店では非常にボリュームがあるところが多いので、小盛りを選ぶことができるのは女性にも嬉しいポイントです。

続いては銀座にある「俺のそば GINZA5」です。こちらは人気チェーンである「俺の」シリーズのお店であり、銀座にありながらもリーズナブルな値段で食べることができるとオープンして以来常に人気が高いです。

一番人気の「俺の肉そば」の値段はなんと500円です。銀座という立地にありながらもワンコインでいただけるということで非常に人気です。もりそばの場合はなんと300円という破格の値段です。

もちろんタレにはラー油がたっぷり入っており、濃い目の味付けでコシがあるそばにぴったりです。また、こちらのお店も生卵は食べ放題という嬉しいサービスがあります。

最後は麹町にある「SOBASTAND そばうさ」です。通常の冷そばなどのメニューの他に、こちらのお店でおすすめなのが「バジル冷そば」です。つけ汁にたっぷりとバジルが使用されており、トッピングにはベーコンやスクランブルエッグ、レタスなどが使われている洋風のメニューです。

バジル冷そばはメディアでも取り上げられることが多く、特に女性のお客さんが多く注文しています。もちろんラー油が入ったつゆを使用したつけそばも人気です。

最後は、恵比寿駅から徒歩5分ほどの場所にある「EBISU蓮」です。和食居酒屋であるこちらのお店では、しゃぶしゃぶや鍋、お魚料理などを楽しむことができます。落ち着いた雰囲気のお店ですが、ランチタイムには肉つけそばを楽しむことができるんです。

もちろんラー油が効いたピリ辛の漬けダレに太目のそばをつけて食べるスタイルです。ゆっくりと落ち着ける和の雰囲気のお店の中でいただく肉つけそばは港屋とはまた違った感じがして楽しめます。

いかがでしたか。虎ノ門にある港屋について紹介しました。甘いつけつゆにラー油がたっぷり入った新感覚のつけそばは一度食べると虜になってしまうほどの美味しさです。港屋インスパイア系のお店も年々増えており、港屋の人気がうかがえます。ぜひ一度ラー油とおそばの奇跡のコラボが楽しめる港屋に足を運んでみてはいかがでしょうか。