名古屋駅・地下街の歩き方！ランチやグルメもマップを見れば迷わない！

再開発が進む名古屋駅の地下街は9つもあり、それぞれ出来た時期や特徴が異なります。一つの地下街からいつのまにか別の地下街に出ていたりして、どこをどう進めば良いのか慣れないうちは戸惑います。そこでまずマップを片手に。これは忘れないでください。ここでは名古屋駅地下街の解説付きでおすすめのランチ、グルメを営業時間付きでご紹介していきます。

新幹線の改札からすぐの太閤通口を出れば、そこがもうエスカの入り口です。長いエスカレーターで地下街に降りると、名古屋の味としておなじみのおすすめのグルメスポットやお土産物屋さんがずらり。時間のない時にも迷わずに効率よく名古屋の味を満喫できて大変便利な地下街です。

エスカは全部で80店舗あり、そのうち33店舗が喫茶、フードのお店になります。大きなマップが壁にありますので、比較的わかりやすい地下街の一つです。エスカレーターを降りて、左右の端へ行くとそれぞれ喫茶やフードのお店が固まっています。その中でもおすすめのお店をご紹介します。

名古屋といえばエビフライというほど代名詞的存在。その特大エビフライが食べられるのがこの「海老どて食堂」なんです。長さなんと35センチ。それをどて味噌につけて食べることができます。どて煮は名古屋名物の豆味噌を甘辛くして煮込んだ料理のことで、こっくりしていて味わい深いですよ。お持ち帰りの海老太巻寿司、海老かつサンドなどもあります。

きしめんも名古屋名物として外せないものの一つ。ここエスカでは小泉元首相が来店されたり、岸朝子さんのご著書でも紹介された、各界著名人にも愛されている吉田製麺のきしめんを味わうことができます。保存料などを一切使わず、小麦粉と塩のみで打ち上げられる麺に、旨味たっぷりの出汁。各界のきしめん通にも愛されています。

住所：名古屋市中村区椿町6−9 エスカ地下街 電話：052-452-2875 営業時間：11:00～21:30

最近は関東や関西にも進出しているコメダ珈琲店もエスカにあります。小倉トーストはトーストにバターと小倉あんが付いてくる名古屋グルメの定番。開店から朝11時までドリンクメニューにつく、コメダ珈琲店のモーニングサービスも楽しめます。トーストにゆで卵が王道ですが、ゆで玉子の代わりに「手作りたまごペースト」「名古屋名物 おぐらあん」が選べます。

住所：名古屋市中村区椿町6−9 エスカ地下街 電話：052-454-3883 営業時間：07:00〜22:00

メイチカはゲートウォーク（旧名テルミナ）とユニモール、ダイナードを繋ぐ場所に位置する地下街になります。分かりにくいとされる名古屋駅の地下街の中で一番分かりにくいのがこのメイチカかもしれません。マップを見てもわかりづらいかも。通り抜けの通路のような感じで特に入り口などはありません。天井も低く、入っている店舗も老舗ばかり。レトロがお好きな方はぜひこちらへ。

メイチカのお店はどこも小さくてこじんまりしています。一昔前のサイズ感が地下街のレトロ。コンパルは名古屋市内に9店舗を構える名古屋サンドイッチの老舗で名古屋グルメには外せません。テイクアウトはあらかじめ電話予約しておくとスムーズです。お持ち帰りのランチにもぴったりでおすすめですよ。

コンパルの名物は「エビフライサンド」。今でこそエビを使ったパンメニューはたくさんありますが、元祖はここなのではないかと思います。他にもコーチン卵サンド、定番のカツサンドやミックスサンドももちろんあります。あとトースト類も豊富で、小倉あんトーストはたっぷりのあんがトーストにのってきます。コーヒー付きのランチメニューもありますよ。

こちらは名古屋の老舗純喫茶。モーニングをはじめとして、あんかけスパ、鉄板にのったイタリアンスパゲッティ、味噌カツ定食、小倉サンドなど定番名古屋めしがほとんど網羅されています。各路線からも近いので、手っ取り早く名古屋の味を知りたい場合はおすすめのお店です。ランチメニューもあります。

古き良き純喫茶という趣の店内、店員さん、そしてメニュー。しかもお値打ちでないと認めないという名古屋気質もそのまま健在で、どのメニューもやや安めで、その点でも懐かしさ満載のお店です。うっかりすると見過ごして通り過ぎそうなお店なので、マップ片手に探してみてください。

住所：愛知県名古屋市中村区名駅3−14−15 電話:052-586-2517 営業時間:7:30~20:30

ここの売りはモーニングバイキング（AM8:00～AM11:30）なのですが、11:30までに入店してオーダーすれば早めのランチにできます。ドリンク一杯とパンやゆで卵、サンドイッチが食べ放題というメニューの他、ケーキ一個付きにできたりもします。おすすめですよ。

住所：愛知県名古屋市中村区名駅3−14−15 電話:052-541-8774 営業時間:08:00～21:30

ハワイで大人気のモーニンググラスの創業者による全面サポートによって全国初登場のカフェです。コーヒーは「サードウェーブコーヒー」のスタイルで、「ブルーボトルコーヒー」の東京出店を機に、今まさにブームのスタイル。モーニンググラスで勤務した日本人スタッフが一杯ずつ丁寧にドリップします。コーヒー好きで知られる名古屋の喫茶文化に新しい風です。

ミッドランドスクエアはJR名古屋駅やツインタワーズと道一本を隔てた向かいにある、中部地方で最も高いビルです。日本国内では、第7位の高さで44Fは220m、最高階（46F）のデッキの高さは約230mです。ビルは商業棟とオフィス棟に分かれていて、商業棟の地下にも地上にも話題の飲食店が目白押しです。

チョコレートの名店です。店内では2Fにカフェも併設されていますが、1Fにもアイスクリームを食べられるスタンドがあります。ベルギーのショコラティエの技が遺憾なく発揮された品揃えで、スイーツ好き、チョコレート好きの方にはおすすめのお店です。

「堂島ロール」で有名なモンシェールによるカフェです。ランチメニューもあり、本格的なアフタヌーンティーもいただけます。ゆったりとした優雅なソファセットや調度品で彩られた店内には、つい長居をしてみたくなります。ビル内のシネマの前後にくつろぐのにおすすめのお店です。

住所：愛知県名古屋市中村区名駅4−7−1 電話：052-571-4499 営業時間：10:00～20:00

文字通りキリンが提供するビアレストランで、夜のみならずランチも充実しています。一番搾りスタウト（黒生）を使用している黒ビールカリー。 トマトたっぷり、赤ワイン仕込みのハヤシライス。 その他にもパスタやピザ、ハンバーグ、スープやサラダバーなど昼間からビールを飲みたくなるメニューが満載です。

住所：愛知県名古屋市中村区名駅4−9−8 電話：052-533-3731 営業時間11:30～22:00

風来坊の目玉メニューは鳥の手羽先ですが、手羽先も名古屋グルメの一翼を担うメニューです。風来坊では他に鶏皮餃子、天むす、どて煮も提供されていて、いかにもお酒のすすみそうな品揃え。お酒だけでなくしっかり食事をされたい方には食べ応えの面でもおすすめのお店です。

まるは食堂は知多半島豊浜漁港の食堂が元々の始まりというお店です。近年愛知県内にいくつも店舗を構えていて、特に新しくできた名古屋市の商業施設には続々オープンしています。こちらの売りはランチの「エビフライ丼」、それと数量限定の「大アサリ天丼」です。他の定食にもおすすめのエビフライは付いていて、昔からのファンに加えて新規のファンも獲得しています。

住所：名古屋市中村区名駅4-4-10 電話：052-414-6018 営業時間：11:00～23:00

その名の通り、名古屋グルメにはおなじみの名古屋コーチンを使った料理を出すお店。東京中目黒の名店「水炊きしみず」がプロデュースし、鶏肉は名古屋コーチン、ご飯は名古屋コーチンのお出汁で炊き、卵はもちろん名古屋コーチンの卵。最後に名古屋名物の八丁味噌を使用した特製味噌辛だれをお好みでかけます。極限までこだわりぬいた親子丼です。

住所：名古屋市中村区名駅3-28-12 電話番号 052-446-7085 営業時間11:00～23:00

伊勢は昔から伊勢神宮に奉納されてきた海の幸が豊富な土地です。その伊勢志摩・熊野灘直送の新鮮な食材を用いた海鮮料理の数々。そして、松阪牛は名門瀬古食品の牧場直送の品です。その他、三重の希少な日本酒や地ビールなど三重県の様々な食材やお酒も楽しめます。

既存の名古屋駅地下街に、新しく続々とオーブンするビル街の地下街。元からややこしいと言われてきた名古屋駅の地下街ですが、最近はますます複雑になってきています。マップなくては地元民でも迷うほど。しかし、利点も。それは雨に濡れたり夏の直射日光を浴びることなく、名古屋駅からかなりの距離を移動できるということ。マップ片手にどんどん新しい地下街を開拓して、グルメを楽しんでくださいね。