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長円寺(長野)は紅葉が綺麗な観光スポット!御朱印やライトアップ情報も!

長円寺(長野)は紅葉が綺麗な観光スポット!御朱印やライトアップ情報も!
投稿日: 2019年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

長野県茅野市の名刹・長円寺(ちょうえんじ)が秋、目覚めるような錦秋に染まります。夜、紅葉のトンネルがライトアップされ、境内のカエデやイチョウと見事にコラボして訪れる人を魅了します。「紅葉三山めぐり」の限定御朱印もいただけます。長円寺の魅力をご紹介します。

長円寺は紅葉が綺麗な観光スポット!見出し

カエデの寺と慕われるこじんまりとしたお寺・長円寺。その重厚な本堂や、寺を取り囲む白い壁が11月上旬、真っ赤に染まります。

柔らかな夕日に続き、夜のライトアップに照らされて燃え上がる自然の美しさは幻想的で、すてきな観光スポットです。一度見たら忘れられない、とリピーターが絶えません。紅葉がおすすめの長円寺を詳しくご紹介します。

長野の人気リゾート地・蓼科エリアにあるお寺

長円寺は、緑と青空いっぱいの高原や風光明媚な湖を見ながら走るドライブルート「信州ビーナスライン」や蓼科温泉郷、別荘など長野の人気観光地の一つ、蓼科エリアの近くにあります。

八ヶ岳や蓼科山に囲まれた茅野市は、日本最古の国宝の土偶「縄文のビーナス」などの出土で知られる歴史あるまちです。

長円寺ってどんなお寺?見出し

長円寺は、今から370年前の江戸時代中期に建てられた由緒正しいお寺です。本堂には創建当時の三尊仏が祀られ、鐘楼門では鐘つきが体験できます。

観音池の周囲には100体の観音様、百体観音石仏が並びます。これは西国三十三・坂東三十三・秩父三十四観音霊場をすべてお参りすると100カ所になることから、100体の石仏が作られました。

長円寺のルーツ

長円寺は1649年(慶安2年)、諏訪藩の2代目藩主・諏訪忠恒公によって創建されました。ご本尊の金剛界大日如来が中央に、不動明王と愛染明王が脇仏に安置されています。

本堂は火災の度に再建され、現在の本堂は1981年(昭和56年)建造。本尊は火災のときも急いで運び出されて難を逃れ、三尊仏は創建当時のままといわれます。

長円寺の御朱印

長円寺の御朱印は通常、諏訪三十三観音霊場第五番と諏訪八十八カ所霊場第八十四番の御朱印(大日如来)がいただけます。御朱印納経料はそれぞれ300円。

秋の紅葉シーズン中は「諏訪紅葉三山めぐり」の限定御朱印が拝受できます。三山は藩主の参詣仏である諏訪三薬師の佛法紹隆寺と温泉寺、長円寺です。

長円寺のお守り

長円寺のお守りは、家内安全などのお守り(500円)のほか、車用お守り(1000円)、絵馬(300円)などがあります。紅葉のシーズンなどにはツアーで全国から観光客が訪れにぎわいます。

静かなオフシーズンに訪れ、のんびりと参拝や見学、散策を楽しむとまた違った素晴らしさに出合えるかもしれません。

長円寺の見どころ見出し

ライトアップされて浮き上がる朱色や黄色の美しさ。長円寺の見どころはなんといっても、シーズン中の夜、暗闇に照らし出される紅葉トンネルです。

さらに重厚な名刹の本堂や鐘つきのできる鐘楼門、ずらりと並ぶ石仏百体観音など魅力いっぱいです。それでは、見どころを順番にご紹介します。

「信州のもみじ寺」ともいわれる美しい紅葉

「信州のもみじ寺」ともいわれる長円寺の見どころは秋、寺一帯を真っ赤に染める紅葉です。ツアーで訪れるグループも、2人で訪れるカップルもその美しさには息をのみ、一生忘れられない、とまた訪れます。

信州の田舎にある、こじんまりしたお寺ですが、歴史ある名刹だけに品があり、参拝者を引き付けます。

見頃の時期はライトアップされた紅葉も楽しめる!

長円寺を彩る紅葉は、「一行寺楓(いちぎょうじかえで)」と呼ばれる種類のカエデです。明治初期に京都から取り寄せた木が、参道や鐘楼門の周りに十数本。

100年以上の歳月を経た今、大きく成長して毎年、燃え上がるような絶景を見せてくれます。紅葉の季節には日没から夜9時頃までライトアップされ、ひときわ幻想的な美が楽しめます。

長円寺の紅葉の見頃

見ごろは例年11月上旬の3日から10日頃。ただ、年によって前後しますので、お寺に問い合わせるなど確認をおすすめします。

ライトアップのほかにもう一つの見頃は、夕日の時間です。紅葉トンネルは寺の西側にあり、夕日に照らされる15時30分から16時頃、今までとはまったく違った彩りを見せます。

全国の観音様を巡礼できる!石仏百体観音

境内には石仏百体観音があります。以前は現在、カエデが植えてある参道にありました。それが明治時代、現在のように睡蓮池のほとりに移されました。

全国各地のお寺に代わり、それぞれの観音様を長円寺に置くことで、善男善女が全国巡礼をしなくても、この百体観音にお参りすることで全国をお参りしたの同じ、といわれます。

鐘つきも体験できる!鐘楼門

約200年前に造られた鐘楼門の2階は鐘つき堂になっています。鐘があっても、ついてはいけないお寺もありますが、長円寺は法要の最中でなければ誰でも鐘をつくことができます。

思い出づくりに鐘をつくことをおすすめします。撞木の綱を後ろに引いて鐘を鳴らすと、きれいな音で鐘を鳴らすことができるといいます。

長円寺周辺のおすすめグルメ見出し

味噌蔵を改装した趣のあるお店がこちら「麺屋 蔵人 豆の詩」(めんや くろうど まめのうた)です。ラーメン、つけ麺、餃子が有名で、1番人気は「蔵人焼き味噌らーめん」(750円)。コシのある太麺が、味噌味の効いたスープとよく合います。

そば、和食、定食なら、八ヶ岳の絶景が楽しめるお蕎麦屋さん「はなぶさ本店」があります。もりそば大盛りが900円などリーズナブルな料金設定で、歯ごたえのいいそばが楽しめます。

長円寺へのアクセス見出し

長野県茅野市の長円寺は御柱道とも言われる県道196号線沿いに建つ寺で、アクセス方法は2つ。1つは最寄駅のJR茅野駅まで電車を使い、バスかタクシーを利用する方法。

もう1つは中央自動車道諏訪ICを出て長円寺に向かう方法です。では長円寺の所在地、問い合わせ先、アクセス、駐車場をご紹介します。

所在地

長円寺の所在地は長野県茅野市玉川穴山11373です。長円寺の前を走る県道196号線は、茅野駅と八ヶ岳を結ぶルートで、御柱道とも呼ばれています。

御柱道は、諏訪大社上社の御柱を同市安国寺にある御柱屋敷へ曳く際に使われます。7年に一度の御柱祭のために重要な役割を果たす神聖な道路といえます。

問合せ先

長野県にある長円寺に関する問い合わせ先は、電話番号が0266-79-3720、長円寺へとなります。真っ赤な紅葉が彩る長円寺には、季節になると紅葉を見るため多くの観光客が訪れます。

紅葉の色づきや、休園日の情報など、事前に確認しておきたいことは、こちらの電話番号へ問い合わせることができます。

電車でのアクセス

長野県にある長円寺へ電車を利用してアクセスする場合は、 JR中央本線「茅野駅」で下車後、路線バスに乗換えます。

路線バス「美濃戸口」行きに20分ほど乗車、「長円寺下」で下車、歩いて1分ほどで長円寺に到着します。このほか、茅野駅からタクシーに15分ほど乗車して長円寺にアクセスする方法もあります。

車でのアクセス

長野県にある長円寺へ車を利用してアクセスする場合は、諏訪ICから約15分となります。中央自動車道「諏訪IC」を出たあと、蓼科白樺湖方面へ進みます。

陸橋を渡り、中河原北、茅野、宮川、宮川小学校下、長峰の交差点をそれぞれ通過し、玉小入口交差点から1kmほどで長円寺に到着。無料の専用駐車場にとめられます。

駐車場

長野県にある長円寺へ車を利用してアクセスする場合は、長円寺の専用駐車場を利用することができます。専用駐車場の駐車料金は無料、年中無休です。

長円寺の専用駐車場は、普通車が10台分収容できますが、紅葉などの観光シーズンには混雑も予想されますので、早めのお出かけをおすすめします。  

長野の紅葉スポット2019年版!見頃の時期やおすすめの名所をご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
長野の紅葉スポット2019年版!見頃の時期やおすすめの名所をご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本は四季の変化に富んでおり、秋の紅葉シーズンには各地の紅葉の名所に多くの観光客が訪れます。その中でも長野は紅葉の名所が多く、またアクセスもしやすいと人気です。長野の紅葉のおすすめスポットについて、見頃や見どころ、アクセスなどを紹介します。

長円寺は秋におすすめの紅葉スポット!見出し

長野県茅野市の観光スポット・長円寺はいかがでしたか?境内を彩る紅葉は、見事なばかりの真紅のトンネルで、訪れる観光客を魅了し続けます。

長円寺は日差しを浴びて輝く紅葉、ライトアップされ幻想的な雰囲気となる紅葉のほか御朱印もいただけるなど、おすすめの観光スポットです。ぜひ長円寺にお出かけください。

投稿日: 2019年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

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