和田峠は有名なヒルクライムスポット！中山道一険しい山道を走ってみよう！

長野にある和田峠は、八王子や神奈川方面からもアクセスしやすい中山道沿いにある峠です。長野やツーリング好きには大変有名なスポットで、和田峠には茶屋や駐車場などもあるため、とても人気があります。

そんな長野の有名ヒルクライムスポットである和田峠とは、どんな場所なのでしょうか。また中山道一険しい山道はどんな道なのか、ご紹介していきましょう。

長野県と神奈川県を跨いで通っている中山道沿いにある和田峠は、ヒルクライムの有名スポットです。どちら側からもアクセスできるため、和田峠を目指してくる方は多いのですが、勾配の激しい道が続くため、泣く泣く断念する方も後を絶ちません。

またこの和田峠には、どちらの県からアクセスするのかによって、表和田もしくは裏和田と呼ばれることもあり、両方の県から中山道を通って和田峠を制覇したい！という方も多い用です。

八王子方面からアクセスする場合は、表和田と呼ばれるルートになります。陣場街道を西に進んでいくと、陣馬高原下のバス停の先にY字路があります。ここが和田峠の起点になりますので、見過ごさないようにしましょう。

この周辺には、休憩が可能なベンチや自動販売機などもありますし、おいしいと人気のお蕎麦やさんなどもあるため、和田峠のヒルクライムを成功させるためにも、ここで準備を整えてから出発するのがおすすめです。

また初心者の方には、1番おすすめなコースにもなっていますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

八王子側の和田峠を過ぎてから、甲州街道と国道20号線、そして追分交差点の西側から分岐点にあたる場所にあるのが、陣馬街道になっています。神奈川県相模原市緑区までの道を陣馬街道が通っている感じで、山梨県と神奈川県の県道、そして東京都八王子の一部分にちょうど当てはまっています。

陣馬街道は、その昔は、甲州裏街道などと呼ばれていたり、甲州脇街道と言われていることもありました。

和田峠に近づいてくると、山道はどんどん険しくなってきて、今までの道とは全く様子が様変わりします。

比較的穏やかだった道のりから、いよいよ険しい山道となり、ヒルクライムの極地とも言われている、和田峠に入っていきます。和田峠の平均勾配は、10%から18%となっているので、斜度もかなりあります。それは想像を絶するような坂道で、距離にして約3.7kmほど続きます。

初心者の方には、和田峠のヒルクライムは、気力と体力と自分との闘いになると、有名な場所です。

では、そこまで急な坂道が続く険しい山道を超えて辿りつける和田峠とは、どんな場所なのでしょうか。

なぜそこまで多くの人を魅了しているのか、和田峠についてもご紹介していきましょう。初心者の方から上級所の方まで、和田峠にチャレンジし続ける方が非常に多いのには、ちゃんと理由がありました。

和田峠は、最大標高が1531mもある、大変険しい峠になっています。しかしながら、東京都の八王子側からもアクセスしやすいため、自転車やロードバイクを使用して気軽にヒルクライムを楽しむ方が多くいらっしゃいます。

また和田峠は、神奈川県の相模方面からアクセスする場合、本来は八王子側の案下峠と言うというような説もあります。ただし現在では、神奈川県相模方面の和田峠ということで、定着してきています。

和田峠は、東京都八王子側と長野県小県郡長和町から諏訪郡下諏訪町一体に広がっている峠となっています。八王子側の和田峠は、標高が690mほどある山梨県と神奈川県と東京都の上野原間にある峠です。ロードバイクや自転車で登山をする人たちが気軽に楽しめるヒルクライムコースとしても有名です。

距離は、3.7kmと短いですが、平均的な勾配が10%以上あるので、かなりハードな坂道が立て続けにやってきます。表和田を制覇したら、次は裏和田を制覇と言う感じで、色々なアプローチで和田峠を制覇する人が多い用です。

では、次に和田峠の見どころもご紹介していきましょう。せっかく和田峠にアクセスしたなら、観光もゆっくりと楽しみたいところ。

和田峠は標高が高いところにありますので、道中から絶景を楽しむこともできます。中には、駐車場も完備されているため、まずは車でドライブを楽しみ、駐車場を利用して和田峠周辺を観光される方もいるようです。

東京の高尾駅方面から登るのは「表和田」と呼ばれており、逆に藤野方面から登るルートは「裏和田」と呼ばれています。

難易度が高いのは表和田ですが、裏和田方面から登ると、見どころが沢山あったり、より難易度が高い場所もあるので、上級者には裏和田ルートは大変人気があります。

勾配がなんと30%を超えるほど傾斜が激しい坂道があるのが、このラピュタ坂です。平均斜度は18%前後になっており、最大斜度が30%超という場所です。

この通称ラピュタ坂は、全長が約800mほどの短い坂道ではありますが、初めての方はそのきつさに度肝を抜かれるようです。

ラピュタ坂は、熊野神社から始まり、ラピュタ坂のゴール場所は、三国山・生藤山の登山口までです。

陣馬山までは、和田峠から階段か山道を使うアクセス方法になります。階段を使う場合は、和田峠から茶屋横の登山口階段を上りましょう。約15分から20分で陣馬山につきます。

階段は険しくなく、山道では約25分～30分はかかります。陣馬山からは絶景が楽しめ、富士山や奥多摩、丹沢を望むことができ、絶景スポットとしても人気です。

陣馬山まで車で行きたい場合は、登山口に駐車場がありますので、そちらの駐車場に車を止めて、あとは歩いてアクセスすることになります。

和田峠には、峠の茶屋があります。こちらには、駐車場も完備されていますし、憩いの場となっています。

峠の茶屋には、飲み物だけでなく、おでんやカップラーメンなどの販売もあります。和田峠を起点にして、登山する方たちには使い勝手の良い茶屋です。

では、和田峠までのアクセス方法もチェックしていきましょう。公共交通機関を利用するのか、車でのアクセスなのかによって、時間は大幅に違います。

サイクリングなどを楽しむ場合は、どこを起点とするかでも難易度が変わりますので、下調べは重要です。

まずは、公共機関でのアクセス方法ですが、和田峠にいくには、バスでアクセスすることが可能です。

ただし、和田峠まで直接行く路線バスはないため、東山麓にある陣馬高原下まで路線バスで目指しましょう。そこからは、約1時間ほどの車道歩きをして、和田峠を目指すようになります。

車の場合は、中央道の相模湖インターチェンジを利用し、国道20号線を上野原方面へ右折します。

藤野総合事務所前の交差点を神奈川県道522号線へ右折したら、つき当たりを県道521号線の和田峠方面へ右折して道なりに進んでいくようになります。

駐車場は峠の茶屋にあり、こちらの駐車場は比較的広く、50台ほど停めることができます。

神奈川と長野県にまたがるように広がっている和田峠は、ヒルクライムを楽しむのには絶好の場所でした。

車でもアクセスが可能な場所ですので、ぜひ絶景が楽しめる和田峠や陣馬山へ一度アクセスしてみて下さい。