立石公園で「君の名は」の世界に浸る！諏訪湖の夜景はおすすめ！

皆さんは、映画君の名は。でお馴染みのシーンを、日本で体験できることをご存知でしょうか？物語に出てくる糸守湖は架空の湖ではありますが、ファンの間で糸守湖を見下ろす風景は、立石公園から諏訪湖を見下ろす風景とよく似ていると、話題になっています。本記事では君の名は。の世界観に浸ることができる、立石公園についてご紹介します。

皆さんは、2016年の夏に公開され、世界中で話題となった人気映画、君の名は。はご覧になったでしょうか？映画そのものはもちろん、主題歌の前前前世をはじめとした、RADWINMPSの手掛ける楽曲が、映画中に使用されていたことも注目を集めました。

本記事では、君の名は。のファンの聖地として知られている、諏訪湖と立石公園をご紹介します。諏訪湖や立石公園へのアクセスの方法、君の名は。のシーンを体験できる、おすすめ展望スポットを一気にご紹介します。また、立石公園は、夜景の美しさも魅力的です。君の名は。好きだけど、まだ立石公園へは行ったことがない、といった方は必見です。

映画、君の名は。とは、2016年の8月に公開された、日本のアニメーション映画です。興行収入は日本で250億円を超えるとともに、世界各国で放映され話題を呼びました。君の名は。は、新海誠監督によって手掛けられ、君の名は。の原作となった同監督作の小説が、映画公開前に発売されています。

東京で暮らしていた男子高校生の立花瀧と、岐阜に住む女子高校生の宮水三葉の人生が、ひょんなことから交わり始めることで物語はスタートします。時空を越えた二人の感動のラブストーリーが、洗練されたRADWIMPSの音楽を背景に、美しく紡がれています。

映画の中には、様々な場面で糸守湖が登場します。その中でも、物語の終盤に、要となるシーンとして、糸守湖を背景に映した立花瀧と宮水三葉、二人のシーンがあります。このシーンを、立石公園にて疑似体験することができます。ネタバレになってしまうので、シーンについてピンと来ない方は、ぜひ皆さん自身の目で、君の名は。の映画をご覧になって、確かめてみてください。

先ほど、君の名は。の重要なシーンが、立石公園で疑似体験できると記載しました。このシーンは、かたわれ時の二人を描いています。ところで皆さんは、かたわれ時とは、どの時間帯を指すかご存知でしょうか？折角、君の名は。の世界に浸るのなら、かたわれ時の立石公園からの景色を楽しむことをおすすめします。

かたわれ時について、君の名は。内では、黄昏の説明から派生して触れられています。黄昏時は、日没直後の夕日の赤みを残した時間帯を指します。また、黄昏は「誰そ彼」とも言い換えることができます。すなわち、夕暮れ時の中でも、辺りが暗くなり、見ても相手が誰か判別することができない時間帯を黄昏時といいます。また、かたわれ時は、「彼は誰」から変化した言葉であると映画内で説明がされています。

かたわれ時とは、まさにタイトル通り、相手の名前を問う時間帯であるとも言えます。本来、彼は誰時は明け方の時間帯のことを言います。しかし、かたわれ時は、昼でも夜でもない、その間の時間、すなわち、黄昏時に近い時間帯を指します。かたわれ時を味わうことはもちろん、そのまま夜景を楽しむ展望スポットとしても立石公園はおすすめです。

次に立石公園へのアクセス方法をご紹介します。立石公園は、上諏訪駅より車で10分から15分ほどの場所にあります。立石公園へのおすすめのアクセス方法は2種類あります。一つ目のおすすめのアクセス方法は、タクシーや自家用車などの車で向かう方法です。時間帯や日によって、混雑する場合はありますが、立石公園には無料駐車場があるため、車によるアクセスが可能です。

もう一つのおすすめのアクセス方法は、バスと徒歩で立石公園へと向かう方法です。諏訪市が運行している、かりんちゃんバスに乗り、立石町のバス停で下車後、10分程上り坂を歩けば、立石公園に到着することができます。また、上諏訪駅から立石公園までは徒歩で30分ほどの距離であるため、徒歩で向かうことも可能です。

住所:長野県諏訪市上諏訪10399番地外

併せて、諏訪湖へのアクセス方法もご紹介します。諏訪湖は面積13.3平方キロメートル、湖周15.9キロメートルと、信州で一番大きい湖です。諏訪湖では、遊覧船が運航されており、湖上からの景色を楽しむことができます。また、湖畔で諏訪湖を眺めたり、諏訪湖周囲を散歩したり、諏訪湖の楽しみ方は多種多様です。

諏訪湖も立石公園同様、最寄駅は上諏訪駅となります。上諏訪駅から諏訪湖までは、徒歩で10分ほどの距離であるため、駅から気軽に歩いて向かうことができます。諏訪湖には、200台が駐車可能な、広々とした駐車スペースも用意されているため、車で向かうことも可能です。諏訪ICから諏訪湖までは、車で15分ほどの距離です。

かたわれ時とは？の章で、かたわれ時は黄昏時に近い時間帯を指すと説明しました。かたわれ時の撮影をするためにも、立石公園を訪れる前に、日の入り時間をチェックしておきましょう。夏は午後7時過ぎ、冬は5時前が日の入り時間となります。ベストショットをおさめるためにも、余裕を持って、立石公園を訪れるようにしましょう。また、かたわれ時の後に広がる、夜景を楽しむこともおすすめです。

立石公園には展望スポットが2箇所あります。1つ目の展望スポットは、駐車場から隣接された展望台です。展望台は、24時までライトアップがされています。2つ目の展望スポットは、駐車場から階段をおりた先にある、展望テラスです。展望スポットとしておすすめであるのは、夜景も含めて、より良い景色を楽しむことができる展望テラスです。

立石公園は、君の名は。の聖地として以外にも、夜景の展望スポットとしても知られています。立石公園から見る夜景は、上諏訪の街並みの灯りと夜の影を落とした諏訪湖が溶け合い綺麗だと評判です。かたわれ時と楽しんだ後、そのまま立石公園から見る夜景を楽しむこともできます。

かたわれ時を楽しむ前や楽しんだ後に訪れることができる、立石公園周辺のおすすめスポットをご紹介します。上諏訪駅には、午後21時まで無料で利用することができる足湯があります。タオルを持参する必要はありますが、気軽に足の疲れを癒すことができます。また、足湯内の「すあし」といったダジャレには、思わずほっこりします。

上諏訪駅から、立石公園に向かう途中にある、温泉寺も立石公園の周辺散策時に立ち寄るスポットとしておすすめです。温泉寺は、諏訪と結びつきの強いお寺です。落ち着いた境内では、神聖な気分を味わうことができるとともに、諏訪湖を景観として楽しむこともできます。

立石公園を訪れた方は、同時に諏訪湖に足を伸ばしてみても良いでしょう。立石公園同様、諏訪湖周辺のおすすめスポットもご紹介します。諏訪湖周辺のおすすめスポットの一つに、諏訪市湖畔公園を挙げることができます。諏訪市湖畔公園には、数多くの石像が並べられた石彫公園や、湖上からの景色を楽しむことが出来る、遊覧船乗り場があります。

また、諏訪市湖畔公園には、足湯や温泉たまご作りを楽しむことができる、諏訪湖間欠泉センターもあります。諏訪湖間欠泉センターは、無料で利用することができる施設であり、間欠泉の噴出する瞬間を楽しむことや、展示された資料を見学することもできます。

遊覧船は、天候や予約状況によって異なりますが、基本的に9時30分から、15時30分まで一時間おきに運行しています。諏訪湖間欠泉センターの営業時間は、4月から9月までは、9時から18時まで、10月から3月は9時から17時までと、シーズンで異なっているため注意が必要です。

本記事では、君の名は。の聖地として知られている、立石公園と諏訪湖についてご紹介しました。まだまだ人気の衰えることを知らない君の名は。は、人々を引きこむ幻想的な世界観が魅力的です。ぜひ皆さんも、かたわれ時を立石公園で体験して、君の名は。の世界観に浸ってみましょう。