蓼科の観光スポットおすすめ21選！ビーナスラインからグルメまで

蓼科高原は、長野県八ヶ岳の西麓、茅野(チノ)市の北部に位置する高原で、日本で最も標高の高いリゾート地であり自然豊かな場所です。その蓼科の数多くある観光スポットやグルメスポットの中からビーナスラインやメルヘン街道沿いのグルメを含む、おすすめ観光スポット21箇所をご紹介させていただきます。

ビーナスラインとは、7市町村にまたがり全長76kmにも及ぶ無料のドライブロードです。茅野市内から八ヶ岳中信高原国定公園の高原一帯抜け美ケ原高原まで通っており、平均標高は1400mとなり、最高地点の美ヶ原高原では1920mにもなるため、約200種類に及ぶ高山植物もあります。また、ビーナスライン沿いには観光スポットやグルメスポットが数多くあります。

中央道諏訪I.Cより車で約30分、ビーナスライン沿いの場所にある『みつ蔵』は、蓼科の自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で、厳選されたそば粉を丁寧に石臼で挽き打った豊かな風味とコシのある蕎麦のグルメスポットです。香りと喉ごしのよさに県内外から訪れる人々で開店前から行列ができるほどです。

人気メニューはせいろそばですが、季節折々の味を練りこんだ「桜」「ゆず」などの変わりそばは味と香りはもちろんのこと、目で見ても楽しめます。蕎麦職人の丁寧な仕事が生み出す蕎麦と優しい味わいの卵焼きが、おすすめです。定休日は水曜日ですが水曜日が祝日の場合は木曜日となり、営業時間は10時から15時です。

住所:長野県茅野市北山4035-228 電話番号:0266-78-2278

諏訪ICから13kmの場所に信濃十名所の一つとされる景勝地『杜鵑峡(トケンキョウ)』があります。高さ数十メートルに及ぶ溶岩の断崖があり、その断崖を滝が白糸のように流れ落ちていく様子は心が洗われるパワースポットです。人が少ない遊歩道は、大自然と季節を心ゆくまで満喫できます。遊歩道は急な箇所があるので、ファミリーで訪れる際も、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

住所:長野県茅野市北山 電話:0266-72-2637(茅野市観光案内所)

ビーナスラインを約25分ほど走った標高1100ｍの場所に『蓼科高原バラクライングリッシュガーデン』があります。イングリッシュガーデンと聞くとバラ園を思い浮かべますが、ここバラクラでは四季折々の植物が楽しめます。開園時間は4月から10月は9時から18時、11月から3月は9時30分から17時までで、年中無休です。

ペットは鞄やケージに入れておけば入場可能のため、ファミリーで楽しみことができます。入園料は季節やイベントによって異なりますが、大人一人が無料から1800円です。敷地約1万平方メートルの庭にはテーマガーデンやレストラン、カフェのグルメスポットもあるため、じっくりと散策して、ゆったりと寛ぐことができます。

住所:長野県茅野市北山栗平5047 電話:0266-77-2019

諏訪I.Cよりビーナスラインを約15分、蓼科湖から約5分の場所にあるグルメスポットは本格的イタリアンレストラン『蓼科リストランテイルポルト』です。イタリアンやフレンチのキャリアを積んだ本格派シェフの環境と食材のこだわりと技は幅広い層の方に支持されており、食事のためだけに都心から訪れる方もいます。

広い窓からゆっくり眺める蓼科の風景は時を忘れてしまいそうです。新鮮な魚介を取り寄せ、野菜やハーブを自家栽培するなどのこだわりを持った料理を味わえる営業時間はランチは11時30分から14時30分まで、ディナーは17時から21時までで、定休日は火曜日です。

住所:長野県茅野市北山栗平4035-68 電話:0266-71-5533

蓼科湖近くのビーナスラインから少し入った場所にある『蓼科山聖光寺タ(テシナヤマショウコウジ)』は交通安全の祈願、交通事故遭難者の慰霊、負傷者の早期快復の祈願寺ですが、桜が咲く5月頃に訪れると約300本のソメイヨシノが開花する景色を見ることができるおすすめのスポットです。標高が高いため遅めの桜を楽しむことができると人気です。

住所:長野県茅野市北山4035 電話:0266-67-2397

蓼科高原入口付近の標高1250mの場所にあり、静かな風景を楽しめる湖が『蓼科湖』です。蓼科湖は農業用温水ため池として誕生した人造湖で周囲は1100mあり、湖畔は白樺や落葉松の林に囲まれ、南岸に立てば蓼科山や横岳が湖面にくっきりと映し出され高原のすばらしい景色がみられます。4月から11月にかけては釣りやボート遊びがおすすめです。

住所:長野県茅野市北山蓼科 電話:0266-67-2222(蓼科湖観光案内所)

諏訪I.Cから車で30分のビーナスライン沿いで蓼科湖近くにある『蓼科高原芸術の森彫刻公園』は、芝生の広場や森など約3万7千平方メートルの敷地に北村西望の作品を中心に約70点の作品が展示されており、入場は無料です。彫刻だけでなく綺麗に整備された花壇も楽しめます。

住所:長野県茅野市北山蓼科4035 電話:0266-67-2626(リゾートホテル蓼科)

諏訪I.Cから車でビーナスラインを登り、蓼科湖を通り過ぎた場所にある『無藝荘(ムゲイソウ)』は、映画監督の小津安二郎が東京物語をとり終えた以降の7作品のシナリオを生みだした場所です。無藝荘は、小津が昭和30年頃から仕事場や映画関係者などの接待に使用していた茅葺き屋根の建物です。

2003年の小津生誕100年を記念し、建物の保全の為、数100メートルはなれた現在の場所へと移築されました。 茅葺き屋根の風情と蓼科ならではの清らかな空気が感じられます。営業は5月下旬から11月下旬までで、時間は10時から16時まで、休業日は不定休ですので、事前の確認をおすすめします。

住所:長野県茅野市北山4035 電話:0266-67-2222(蓼科湖観光案内所)

ビーナスラインで蓼科湖を通り過ぎた所にある、八ヶ岳連峰の北のエリア(北八ヶ岳)にそびえる北横岳(キタヨコダケ)と縞枯山(シマガレヤマ)の間を標高1771mの山麓駅から標高2237mの山頂駅まで7分の空中散歩が楽しめるロープウェイが『八ヶ岳ロープウェイ』です。料金は大人往復で1900円、子供往復が950円で、営業時間は8時40分から17時までですが季節によって異なります。

山頂からは日本三大アルプスを見渡せ、山頂駅前には10万坪の自然が作り出した溶岩台地の坪庭自然園があり、30分から40分で気軽に散策ができます。自然園内には20種類以上の貴重な高山植物が群生し、例年6月下旬から8月上旬にかけて花が咲き乱れます。また登山の利用者も多くコースの拠点としても利用されております。 冬期は山頂駅から4ｋｍのダウンヒルができるスキー場になります。

住所:長野県茅野市北山4035-2541 電話:0266-67-2009(株式会社北八ヶ岳リゾート)

ペットも一緒に館内を回れるため、ペット連れの方もファミリー揃ってゆっくりご覧いただけます。ドッグラン入口の展望テラスからは日本アルプスを一望できる、おすすめスポットです。営業時間は平日が9時30分から17時で土日祝日が9時30分から17時30分で年中無休です。入館料は、大人1470円小学生840円幼児420円ペット300円となっています。

諏訪I.Cより35分のスキー場となりにある『蓼科アミューズメント水族館』は世界最高地で標高1750mの天空の水族館です。館内は7つのテーマゾーンで構成され、世界の淡水魚やアマゾンの魚、熱帯魚などが展示されています。巨大魚の餌やり体験は迫力満点です。

住所:長野県茅野市北山4035-2409 電話:0266-67-4880

諏訪I.Cより約35分の白樺湖畔にある、世界各国から11000体のテディベア達が集まった美術館が『蓼科テディベア美術館』です。日本で初めてできた世界最大規模を誇るテディベアの美術館は平和への願いをこめた18か国の展示ブースに分かれており館内は撮影可能です。入館料は大人が1400円で子供は800円幼児は300円です。営業時間は4月から10月は9時から18時、それ以外は9時30分から17時までで、定休日は火曜日です。

住所:長野県北佐久郡立科町芦田八ヶ野1522 電話:0267-55-7755

諏訪I.Cより40分の白樺湖畔にある家族3世代で楽しめる遊園地が『白樺リゾート池の平ファミリーランド』です。自然を感じながらファミリ―で遊べるアトラクションが数多くあるうえ、雨でも遊べるお子様エリア『キッズストリート』もあり人気のスポットです。園内はテーマを持ったエリアに分かれており一日中楽しめます。

駐車料金は平日は無料ですが週末や一部の期間は1000円です。入園時間は通常10時から17時ですが季節によって異なります。入園料は大人は1200円で子供は800円ですが、入園料を含みアトラクション(一部除外)に何種類、何回でも使用できるフリーパス券は大人4100円子供3000円で、おすすめです。平日用のフリーパス券も別にあります。

住所:長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野1596 電話:0266-68-2211

諏訪I.Cから40分ほどのビーナスライン沿いにある『白樺湖』は周囲約4kmの標高約1500ｍに位置する湖です。春から夏は花を楽しむ人々が訪れ夏は避暑地として冬はウインタースポーツを楽しむ人々で賑わいます。湖の透明度が高くきれいなので、湖上でのボートはおすすめです。他に乗馬や釣りなどもありファミリーで楽しめ、近隣には宿泊施設も多数あります。

住所:長野県茅野市白樺湖 電話:0266-73-8550(茅野市観光協会内)

諏訪I.Cから車で約30分の蓼科湖の南側に奥蓼科温泉の清流が作った渓谷『横谷峡(ヨコヤキョウ)』があり、全長6キロの渓流に沿って4つの滝があり、マイナスイオンたっぷりの遊歩道では、四季折々の素晴らしさを感じながらリフレッシュができます。ファミリーでの滝めぐりや信州随一の紅葉めぐりがおすすめです。

住所:長野県茅野市北山 電話:0266-67-4860(蓼科中央高原観光協会)

蓼科湖の東側にある麦草峠頂上からすこし佐久側に下ったところに専用駐車場があり、そこから10分ほど歩くと『白駒の池』に辿り着きます。八ヶ岳登山やトレッキングの玄関口でもありますが、白駒の池はハイヒール以外の靴であれば気軽に訪れることができます。なお、麦草峠を通過する国道299号線が冬期は通行止めになるため冬期は訪れることができません。

池までの歩道の回りは樹齢数百年の時を刻んだ原生林が茂り、その周りは緑のジュウタンを敷きつめたような苔が一面を覆っており神秘的な光景です。春は遅く5月でも雪がみられ、晩秋の紅葉まで高山を登らなくても子供からお年寄りまで、ファミリーで気軽に高山植物や大自然を楽しめます。

住所:長野県南佐久郡佐久穂町八千穂高原 電話:0267-88-3956(佐久穂町観光協会)

メルヘン街道(国道299号)の長野県茅野市と佐久穂町の間にある標高2120ｍの峠が『麦草峠』です。国道では2番目に標高が高いこの峠からの景色は絶景です。自動車で登ることができるため、ファミリーで訪れることができる峠です。新緑から紅葉の時期がおすすめです。

住所:長野県南佐久郡佐久穂町 電話:0267-88-3956(佐久穂町役場産業振興課商工観光係)

ビーナスライン沿いの蓼科高原の林の中にひっそりとたたずむ隠れ家のような『俊樹蕎麦しもさか』は、自家製粉天然石臼挽きそばを提供しています。川のせせらぎを聞きながらゆったりと食べる蕎麦は、のど越しと歯ごたえが最高です。営業時間は11時30分から16時まで、定休日は不定休です。日常を忘れ、ゆったりと味わえておすすめグルメスポットです。

住所:長野県茅野市北山蓼科4035-1026 電話:0266-67-2682

諏訪I.Cから車で35分ほど行き、苔むした原生林の中を10分程歩いて行くと、滝とその周りの風景がとても神秘的な『蓼科大滝』があります。激しい流れの滝とは違い品のある美しい滝です。滝にたどり着くまでの原生林も神秘的に感じる場所で、日常を忘れリラックスできる穴場です。紅葉の頃が最も有名ですが、緑あふれる新緑の季節もおすすめです。

住所:長野県茅野市北山蓼科 電話:0266-67-2222(蓼科観光協会)

諏訪I.Cより車で約30分の所にある『手打ち蕎麦黙坊(モクボウ)』は、蓼科山の湧き水と八ヶ岳山麓の地粉を使った手打ち蕎麦が味わえる県内外のファンも多くいるグルメスポットです。期間限定の鴨鍋で温めて食べる「とうじそば」や辛み大根と削りたての鰹節に絡めて食べる「そばがき」が、おすすめです。営業時間は11時から15時までですが、蕎麦が終わり次第終了です。定休日は水曜日ですが冬季は水.木曜日となります。

住所:長野県茅野市北山蓼科高原プール平 電話:0266-67-2014

諏訪I.Cより車で約30分、蓼科温泉の向かい側の路地を入った所に『茶房銀のポスト』があり、店名の銀のポストが目印となっています。昭和12年に建てられた旧蓼科郵便局の局舎を昭和63年に喫茶店に改装した老舗店は、蓼科高原の空気の中でゆっくりとした時間を過ごせます。営業時間は9時から17時、定休日は火曜日です。和室もありファミリーでもゆったりと寛げ、おすすめグルメスポットです。

住所:長野県茅野市北山4035 電話:0266-67-2323

蓼科高原は、北に蓼科山、東に八ヶ岳を望み八ヶ岳中信(ヤツガダケチュウシン)高原国定公園に属しています。標高は900ｍから1800ｍにも及び春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめる高原です。東京都内から電車や車で3時間弱とアクセスが良い場所ですので四季折々の蓼科の自然を満喫しに、ぜひ訪れてみられてはいかがでしょうか。