板橋チャーハンのしっとり感が美味！マツコも認める美味しい人気店も登場！

チャーハンといえばお米の一粒一粒がしっかりとコーティングされているパラパラ系のイメージが強いのではないでしょうか。しかし、今回ご紹介する「板橋チャーハン」はパラパラ系のチャーハンとは全く逆のしっとりとしたチャーハンです。油をご飯にしっかりとなじませて、しっとりとした食感が美味しい板橋チャーハンは今話題で人気です。

まずは「板橋チャーハン」とは一体何なのかについて簡単にご紹介していきましょう。板橋チャーハンという名前を初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

板橋チャーハンは、板橋区で食べられるチャーハンで、昔ながらの味わいでしっとりとしているチャーハンのことです。街に昔からある中華料理店で食べることができるチャーハンであり、ラードなどの脂を使ってご飯をなじませてしっとりとした食感を出しています。

板橋チャーハンという名前が広く知られるようになったきっかけが、TBS系のテレビ番組「マツコの知らない世界」で2015年11月に放送された「板橋チャーハンの世界」です。

番組では板橋チャーハンが食べられる人気店「丸鶴・まるよし・龍王・ふなせ・丸鶴」の5店舗が紹介され、食にうるさいマツコさんが美味しいと絶賛したことによって板橋チャーハンの認知度が一気に上がりました。

マツコさんが美味しい、美味しいと言いながら食べる姿を見て、実際に店舗に食べに行ったという方も非常に多く、板橋チャーハンは一大ブームを巻き起こしたのです。そこで、マツコの知らない世界で紹介されたお店を含め、板橋チャーハンを食べることができる人気店を8店舗ご紹介していきましょう。

まずは、マツコの知らない世界でも紹介された板橋チャーハンを提供する店の中でも老舗である「丸鶴」です。丸鶴は創業50年を超える中華料理店で、チャーハン以外にも麺類や丼物、定食など様々なメニューを提供しています。

丸鶴のチャーハンは、新鮮なラードを使っており、お米の炊き方にもこだわっています。そのため、丸鶴らしい美味しいチャーハンが出来上がっているのです。

丸鶴のチャーハンメニューはシンプルなチャーハンやレタスチャーハン、焼き豚チャーハンなどあります。丸鶴のチャーハンの特徴は、いずれのメニューも具材がゴロゴロと入っていることが特徴です。焼き豚チャーハンは、お米と焼き豚の量が同じぐらいではないかと言われるほどです。

丸鶴での一番人気のメニューはレタスチャーハンであり、シャキシャキのレタスが大ぶりのカットで入っておりお米が見えないほどです。レタスチャーハンは一日500食もでるほどの人気であり、ぜひ丸鶴に行かれる際にはまず注文してほしい一品です。レタスが入っていることによってさっぱりとした後味です。

続いては、遊座大山商店街にある「まるよし」です。こちらも丸鶴同様にマツコの知らない世界で紹介されたお店です。来店するほとんどのお客さんが注文するのがチャーハンだというほど、チャーハンの人気が高く、遅い時間に行くとご飯ものが売り切れてしまっていることもあるほどです。

まるよしのチャーハンには、チャーシューとともになるとが入っています。ところどころに見えるピンクのかけらが昔懐かしい雰囲気を出しています。チャーハンはスープを足しながら炒めていることによって、スープの味も加わってしっとりとした食感と深い味わいを出しているのです。

JR板橋駅近くにある安くて有名な中華料理店が「龍王」です。龍王では、サワー類は180円、小皿料理は350円といったように非常に安くてそれでいて美味しいと多くの方から人気のお店となっています。

龍王もマツコの知らない世界で紹介されたお店ですが、その際に龍王の板橋チャーハンとして紹介されたのが「キムチ炒飯」です。チャーハンの上にたっぷりのキムチがのっており、インパクトが強かったと非常に評判になっています。チャーハンのしっとり感とキムチの酸味のバランスが良く、このチャーハンは龍王でしか食べることができません。

龍王ではキムチ炒飯以外に珍しいチャーハンとして「ナスバターチャーハン」もあります。大きくカットされたナスとハム、チャーシューがゴロゴロと入っており、ナスの甘みとお肉の塩気、バターで炒められてご飯のバランスは最高です。龍王には多くのメニューがありますが、ナスバターチャーハンも美味しいと人気が高いです。

また、龍王では通常のチャーハンは500円、野菜炒め定食は530円とどのメニューも安いです。板橋駅周辺でお得なランチを食べたいときにはぜひ龍王、おすすめです。

こちらもマツコの知らない世界で紹介された「ふなせ」です。板橋チャーハンの王道ということでご紹介されている通り、レンゲを入れるだけでもしっとりとしていることがわかるほどです。具材は卵やチャーシュー、ネギと非常にシンプルで、ラードのうま味がご飯にしっかりとうつっている美味しいチャーハンです。

ふなせの場所は光が丘公園の赤塚口からすぐの場所にあり、昭和レトロが感じれる店内は落ち着く雰囲気です。昔ながらの常連さんも多く、地元の方に深く愛されている中華料理店です。

マツコの知らない世界で紹介された板橋チャーハンのお店は丸鶴・まるよし・龍王・ふなせとこちらの丸鶴の5軒です。丸福は都営三田線「志村坂上駅」から徒歩で10分ほどの場所にある中華料理店です。

丸福のチャーハンは、ハムやネギに卵、グリーンピースなどを具材に使用しており、出来上がったチャーハンの上に細かく刻んだチャーシューがたっぷりと乗っているというなかなか他店では見かけない珍しいビジュアルです。提供されるとついつい写真を撮りたくなってしまいます。

チャーハンは優しい味わいで、しっとりとパラパラの中間のような炒め具合です。上にたっぷりと乗っているチャーシューの塩加減がチャーハンと合わさると絶妙な味に変化し、最後まで飽きることなく食べきれます。

チャーシューのボリュームもありますが、チャーハン自体のボリュームも多いです。フォトジェニックなので女性のお客さんも多いですが、しっかりとお腹を空かせてから行くことをおすすめします。

ここからは、マツコの知らない世界で紹介された以外の板橋チャーハンのお店をご紹介していきましょう。まずは「中華麺店 喜楽」です。板橋駅西口の旧中山道沿いにあるお店で、非常にきれいなお店ながらも町の中華料理店といった雰囲気はしっかりと感じられます。

メニューは、ラーメンやチャーハン、焼きそば、丼物など豊富にそろっており、どれも非常にリーズナブルです。ラーメンであれば500円、チャーハンも600円でいただくことができ、地元の方も多く利用している人気店です。

チャーハンは香ばしいラードの香りでしっとりとしています。万人受けする味わいで、紅ショウガがついているのが懐かしい雰囲気を出しています。また、チャーハンには美味しいラーメンのスープもついており、お得な気分を味わえます。

続いては、都営三田線「板橋区役所前駅」から徒歩2分ほどで、王子新道沿いにある「龍峰」です。初めて行かれる方は、中華料理店とは思えないおしゃれな店構えですが、メニューは町の中華料理店らしくラーメンやチャーハン、中華丼などが並んでいます。いずれのメニューも安い値段なので頻繁に通っている常連さんも多いです。

龍峰のチャーハンはしっとりとしていて塩気は少なく食べ飽きない味わいです。ラーメンなどとプラスしてちょっとだけチャーハンを食べたいという方には半チャーハンもおすすめです。ただし、半チャーハンといってもけっこうなボリュームがあります。

龍峰のランチはなんと600円です。チャーハンもおすすめですが、ランチタイムにはお得で美味しいサービスランチを求めてサラリーマンや地元の方など多くの方が利用しています。

板橋チャーハンが食べられるお店、最後にご紹介するのはときわ台にある「吉祥軒」です。ランチタイムには行列ができるほどの人気店であり、常に満席になっているほどの中華料理店です。

メニューは麺類やご飯もの、一品料理といったように町の中華料理店のメニューです。その中でもやっぱり一番人気はチャーハンであり、多くのお客さんが注文しています。

吉祥軒のチャーハンは750円です。板橋チャーハンらしくしっとりとした味わいで、中に入っているチャーシューは存在感があり卵はふわふわの状態をキープしています。ボリュームもあり、塩気もしっかりとしているので男性からの人気が高い美味しいチャーハンだと評判です。

しっとりしたチャーハンが好きな方にはぜひおすすめの板橋チャーハン。その板橋チャーハンが食べられるお店をご紹介しました。うま味が凝縮されていて、それでいてしっとりとした食感は板橋区にある中華料理店に多く、食べ歩きをしている方もいるほどです。チャーハンはしっとり派の方はぜひ板橋チャーハンを味わってみてください。