砂丘アクティビティで大地を感じる！鳥取市の外さない観光スポット・体験情報をご紹介！

鳥取市は日本海に面した鳥取県の東部に位置する中核市で、鳥取県の県庁所在地でもあります。

2010年10月に日本海形成に伴う様々な地形・地質等が見られるとして世界ジオパークネットワークに加盟認定された「山陰海岸ジオパーク」は文化・歴史を体験・学習できる地域です。

また、鳥取市は県東部に位置する「いなば温泉郷」に含まれ、鳥取温泉・吉岡温泉など数多くの天然温泉が湧出する地域でもあります。そのほか、二十世紀梨や松葉ガニなどの特産品、4,000人もの踊り子が舞い踊る「鳥取しゃんしゃん祭」など、豊かな観光資源に恵まれている都市です。

鳥取砂丘は、中国山地から流れ出た砂が、日本海からの風によって十万年の歳月をかけて積み上げられたことで形成されており、東西16km、南北2kmに広がっています。

風速5～6mの風が吹くことで現れる波模様「風紋」や、強風や激しい雨のあとにみられる「砂柱」、雪崩のように砂が崩れ落ちる「砂簾」などの、風と砂によって織りなされる芸術作品のような表情を見ることができます。

また、夏にはイカ釣り船の漁火、冬には雪景色と、季節・天候によって日々姿を変える自然のアートを体験できます。

鳥取砂丘の近くにある鳥取砂丘砂の美術館は、世界で唯一砂像彫刻を専門に展示する全天候型の美術館で、2006年に展示をスタートさせて以来毎年テーマを変えて展示を実施しています。

展示されている砂像彫刻は、すべて鳥取砂丘の砂と水のみで造られており、展示期間が終わると取り壊され、同じ砂を使用して新しい砂像彫刻が造られます。

また、砂丘エリアでは、アクティビティメニューも充実しています。砂丘でのパラグライダーは、遮蔽物がないため視界がよく、また足元が砂地で柔らかいため、初心者でも気軽に楽しめます。

砂丘地を自転車で滑走するファットバイクは、アクティビティとしての楽しさはもちろんのこと、映える写真が撮影できることでも人気です！

そのほか、砂丘の大地を感じながら行う砂丘YOGAや近くの多鯰ヶ池で行うSUP、セグウェイを使ったガイドツアーなどアクティビティが充実しています。
 

鳥取の夏祭りといえば、鳥取しゃんしゃん祭。4,000人の踊り子が、竹と鳥取の因州和紙でつくられた舞傘「しゃんしゃん傘」を手に舞い踊ります。この「しゃんしゃん」という名称は、傘に取り付けられた鈴の音と温泉が湧出する様子を表しています。

毎年8月中旬に開催されるこの祭りは、2020年で56回を数えます。2020年は8月13日から15日まで開催される予定です。

2014年に開催された第50回には、世界最大の傘踊りとして世界記録に挑戦し、見事ギネスブックに認定されました。（一つの会場で、傘を使った踊りを同時に踊る人数の多さを競うもの。認定は1,688人）

体験コーナーでは傘踊りの体験をすることができます。是非、気軽に立ち寄って鳥取文化を体験してみてください。

鳥取県東部の温泉地は「いなば温泉郷」と総称され、そのうち、鳥取市には「鳥取温泉」「吉岡温泉」「浜村温泉」「鹿野温泉」の4つの温泉地があります。

鳥取温泉はJR鳥取駅前に位置しており、県庁所在地の主要駅前にある全国的にも珍しい温泉地です。

宿泊宿では鳥取和牛や松葉ガニなど、鳥取の特産を使った料理を味わうことができるほか、ホテルや旅館が繁華街の中にあるため、地元の居酒屋での飲み歩きも楽しむことができます。

また、昔ながらの銭湯のような立ち寄り湯があるので、温泉巡りもおすすめです。

吉岡温泉は1,000年の歴史がある温泉です。江戸時代には鳥取藩主・池田氏の御前湯が設置された由緒ある温泉で、10室程度の小さな木造の宿が立ち並んでいます。

また、民謡「貝がら節」発祥のまち浜村に湧く浜村温泉は、開湯500年の温泉です。作家・小泉八雲から「有り難い温泉があり、宿屋では最上等のもてなしを受けた。不思議なほど、海に近い温泉」と評された宿でもあります。

戦国時代、山々に囲まれた城下町として発展し、今も昔の街並みが残る鹿野町。静かな佇まいの鹿野温泉は、7つの源泉を有し、湯の質・量ともに優れていることから国民保養温泉地に指定されています。

砂丘、温泉、お祭りと様々な観光を楽しむことができる鳥取市。その他、二十世紀梨や松葉ガニなどの特産品など、豊かな観光資源に恵まれているのでグルメも楽しむことができます。

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