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名古屋・覚王山の観光なら日泰寺周辺がおすすめ!商店街や縁日・お祭り情報も!

名古屋・覚王山の観光なら日泰寺周辺がおすすめ!商店街や縁日・お祭り情報も!
投稿日: 2017年5月8日最終更新日: 2020年10月7日

名古屋駅から地下鉄東山線で15分ほどのところにある覚王山駅。その覚王山は「住みたい街No.1」にも選ばれた高級住宅地です。日泰寺や商店街を中心として、縁日やお祭りなどの見所がたくさんあります。その覚王山を観光するポイントについてご紹介します。

覚王山は摩訶不思議な街見出し

地下鉄東山線覚王山駅を降りるともうそこは覚王山地区です。日泰寺へと続く参道を中心とした覚王山商店街は古いものと新しいものが入り混じり、集まってくる人もモノも様々です。日泰寺ではお祭りのほか、毎月21日には参道で縁日も開催され、大層賑わいます。興味深い覚王山地区の観光について見ていきましょう。

覚王山日泰寺ってどんなお寺見出し

覚王山日泰寺はこうしてできた

明治33年シャム(現タイ国)の皇帝から贈られた釈迦の遺骨を奉安するために、明治37年に建立された寺です。わが国唯一の超宗派の寺院で、現在19宗派の管長が3年交代で住職をつとめ、各宗の代表が日々の寺務に携わっています。本堂、山門、五重の塔、鐘楼など見事な伽藍をほこります。毎月21日の弘法縁日は商店街の前にも露店が立ち並び、善男善女で賑わいます。

現在の本堂は1984年(昭和59年)完成と比較的新しい御堂です。本尊はタイ国国王チュラロンコン陛下より頂戴したタイ国宝の金銅釈迦如来像をお祀りしています。 正面にプミポン国王直筆の勅額一面が掲げられています。タイ文字で「釈迦牟尼仏」と記され、両側にはプミポン、チュラロンコン両帝の御紋章が飾られています。

覚王山日泰寺のお祭りって何があるの

境内では3月15日の涅槃会、4月8日の降誕会(花まつり)、5月のウエサカ祭、6月15日の奉安記念法要、11月15日の奉遷記念法要、12月8日の成道会、春秋彼岸会法要など一年を通じてさまざまなお祭りが行われます。仏教の宗派を超えた異色の寺院として、日泰寺や商店街には多くの参拝客が訪れます。

住所:名古屋市千種区法王町1-1 電話:052-751-2121

縁日(21日)には覚王山商店街は大賑わい見出し

毎月21日は弘法さんの縁日で境内、参道とも非常な賑わいを見せます。日用雑貨、植木、花、食料品、各地の特産品、手作りの品などの他、参道の商店がこの日のために特別に路上で売り出す商品などもあります。周囲にはお店も人もぎっしり出て一帯が混み合います。特に高齢者が「名古屋の巣鴨」という感じで集まって来て、月に一度の楽しみとなっているようです。

弘法縁日の日は商店街だけでなく日泰寺にも多くの人が訪れます。この日しか拝観できない仏様もあったり、覚王山新四国霊場もこの日に開かれるとあり、信仰心の篤い人々も各地から集まってくるのです。付近の道路は車両通行止となり駐車場もすぐ満車となってしまうため、地下鉄の利用がおすすめです。祭りとしてだけでなく、観光として訪れても十分面白い縁日です。

覚王山八十八ヶ所霊場を巡ろう見出し

覚王山では縁日と同時開催されている「覚王山新四国」というものがあります。「新四国」というのは要するに「四国遍路」の「写し霊場」で、他にこの辺では「知多新四国」や「美濃新四国」や「三河新四国」等が知られています。しかし特に「覚王山新四国」は変わっていて、開かれるのは毎月21日のみ。朝8時頃から開き、昼頃には店仕舞いしてしまいます。

日泰寺十万坪の境内には弘法大師四国八十八ヶ所霊場が模移され、各像も安置されています。明治42年から大正初めに、各札所が開所されました。通常ミニ四国というものは一般的に寺の境内にずらりと並んだタイプ、あるいは石仏が並んだものですが、覚王山新四国はそれぞれの札所が独立採算制です。21日の覚王山日泰寺の縁日にのみ開かれ、お昼を過ぎると閉店。

(千体地蔵堂) 住所:愛知県名古屋市千種区山門町1丁目61

覚王山商店街は見て歩きが楽しい見出し

えいこく屋

『えいこく屋』は、昭和54年より名古屋・覚王山商店街で、紅茶とインド料理の専門店として創業されました。紅茶・ハーブ・スパイスなどはえいこく屋ブランドとして、名古屋では広く知られています。それらの商品はインド・スリランカ・ヨーロッパ各地から直輸入されています。また、インド料理店も営業されており、インド人コックが作る本格的なインド料理の他、紅茶もカフェで味わうことができます。お祭りの際は露店も出ます。

住所:名古屋市千種区山門町2-58 電話:052-763-8477

kususu

店内には可愛いボタンが所狭しと並んでいます。今流行りのアクセサリー作りやお手製の洋服などにもぴったりの、選ぶのに迷うほどたくさんのボタンがあります。日本製だけでなく、ヨーロッパ製のボタン・アメリカ製のボタン・アジア製のボタンなどがあり、素材も豊富です。手作りのボタンアクセサリーもあります。

住所:名古屋市千種区山門町2-58 電話:052-759-5595

覚王山アパートにはこだわりのお店ばかり見出し

覚王山駅から日泰寺に向かう参道を少し入ったところにある覚王山アパート。古いアパートをそのままいろんなアーティストの作品を売るお店やギャラリー、イベントスペースなどの多目的な空間として使っています。1階、2階に様々なこだわりを持ったお店があります。年に数回ある商店街主催の覚王山祭りの際にも、いろんなイベントが行われます。

覚王山アパートの中で一店だけカフェがあります。古本カフェ「甘露(アムリタ)」です。家庭料理っぽいインドカレーが有名で、絶品とのこと。また、チャイも飲めます。古本に囲まれて、いい具合に狭い空間が落ち着くということで、一人でもゆっくりできる雰囲気です。

住所:愛知県名古屋市千種区山門町1-13 覚王山アパート1F 電話:052-752-8700

揚輝荘は名古屋の近代建築の傑作見出し

「揚輝荘」は、大正から昭和初期に(株)松坂屋の初代社長である15代伊藤次郎左衛門祐民の別荘として建設されました。約1万坪に及ぶ広大な敷地に、建築的・歴史的価値の高い30数棟に及ぶ建物がありました。各界の名士が来荘し、園遊会、観月会、茶会などが開かれる豪華な迎賓館、社交場、アジアの留学生の寄宿舎として、国内外の広範な交流の場となっていました。

戦時の空襲、風雨による老朽化などにより、敷地・建物の大半が失われたものの、現在も主要な部分が残されています。平成19年に名古屋市に寄附されました。 平成20年には5棟の建造物(聴松閣、揚輝荘座敷、伴華楼、三賞亭、白雲橋)が市指定有形文化財に指定されました。「揚輝荘」とは祐民が漢詩の一部「春水満四澤、夏雲多奇峰、秋月揚明輝、冬嶺秀孤松」からとったものといわれています。

住所:名古屋市千種区法王町2丁目5番地17 電話:052-759-4450

城山八幡宮は織田家ゆかりの城から見出し

この地域一帯は、江戸時代以前は尾張国愛知郡末森村といわれていたところです。500年以上前より楠という字(現在の千種区春里町)に八幡社があり、織田信行が白山比咩神社を勧請して以来末森城址にあった白山社、ほか末森村内の浅間社、山神社、一ノ御前社を明治41年(1908年)に合祀し創建となりました。昭和31年(1956年)に現在の城山八幡宮に改称しました。

城山の森一帯には、織田信秀が築いた末森城がありましたが、信秀の後を継いだ城主織田信行が謀反を企てて、兄信長に清洲城にて滅ぼされます。城主不在となったこの城もわずか10年ほどで廃城となりました。この城址に昭和11年に建てられたのが城山八幡宮です。本殿裏手には市内最大級のアベマキの古木の連理木が見られます。

昭和塾堂は今も現役

城山八幡宮の境内の南西に建つ古い建物は旧昭和塾堂といい、1928年(昭和3年)に愛知県が建設したもので、青年会などの精神修養の場として使用されていました。戦時中には陸軍の東海軍司令部、戦後は名古屋大学医学部基礎医学系諸教室や、愛知県教育文化研究所、千種区役所仮庁舎に、現在は愛知学院大学大学院歯学部研究棟として使用されています。

住所:名古屋市千種区城山町2丁目88番地    電話:052-751-0788

古川美術館と数奇屋カフェは是非見て見出し

古川美術館は、覚王山駅から徒歩5分。初代館長故古川爲三郎が長年にわたって収集し大切にしてきた美術品の寄付を受け、平成3年11月にできたものです。初代館長の故古川爲三郎(1890-1993)は、名古屋の実業家です。本館の他、爲三郎の私邸を古川美術館の分館「爲三郎記念館」として開館し、庭園と数寄屋造りの「爲春亭」、茶室「知足庵」として公開されています。

「爲春亭」にはカフェがあり、美味しいお茶とお菓子がいただけます。建物内のあらゆる場所に椅子やテーブル、座布団や小机などがあり、邸内の好きな場所でお茶を楽しめて、ひと時異次元の世界に遊ぶことができます。四季折々の表情を見せる庭園も見事で、期間限定の展示なども行われています。美術館の入館料が必要です。

住所:名古屋市千種区池下町2丁目50番 電話:052-763-1991

覚王山は名古屋のディープな観光スポット見出し

ここまで覚王山地区の観光スポットについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。古い時代と新しいものとが渾然一体となったこんな街は名古屋でもなかなか他では見られません。訪れる人の世代も目的も様々です。そんな覚王山の未知の魅力を確認するために、あなたもぜひ覚王山へ足を運んでみてくださいね。

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投稿日: 2017年5月8日最終更新日: 2020年10月7日

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