トルコランプはお土産に人気の工芸品！選び方と注意点・おすすめのお店も紹介！

「トルコランプ」と聞けば、エキゾチックで夢のように美しいランプの数々が有名です。色とりどりに鮮やかな、幻想的な光を放つトルコランプ。お土産として非常に人気があります。デザインや素材により、またそれぞれに違う魅力を持つ、そんなトルコランプの購入時の注意点やお店を今回まとめてみました。

豊富なトルコ雑貨の中でも、ひと際目を惹く「トルコランプ」。そんなトルコランプは、天井から吊り下げる「シェードタイプ」が1番脳裏に浮かびやすいかと思います。他にアンティーク水差し風のスタンドや、電気スタンド、また何灯か連なるシャンデリア風やフロアスタンドのものまでデザインが多岐にあります。選ぶのに迷いそうですね。

トルコランプを買うなら「鉄製」のものは買わないのが鉄則です。何故なら、湿気の多い日本の気候ではすぐに錆びてしまい壊れやすいからです。買うならば「銅製」です。でもぱっと見分かりませんよね。その場合は「磁石」を使えば簡単です。ランプに近づけても反応しなければ銅製です。トルコランプ購入の際は「磁石」持参が行きましょう。

ただ、注意したいのは「磁石」があれば全て大丈夫ということではない点です。最近、安い素材と鉄のミックス製品も中には出回っています。その場合は銅のように磁石を近づけてもくっつかない時があるので厄介です。あまりにも値段が安いものはまず疑ってかかる。また口コミで事前確認し、あらかじめ信用できるお店で買うことが大事です。

本場の「メイド イン トルコ」ではなく、市場では「中国製」のランプも出回っている場合もあります。しっかりとしたトルコランプが欲しいならば、生産国は絶対に確認したいところですね。しかしあいにく商品に生産国の記載がない場合も多いので判別が難しいところです。その場合やはり顧客信用度の高いお店で買うことが、とても重要です。

お土産にする場合は、モザイクガラスの部分もよくチェックして見てください。よく見てみると、モザイクガラスではなく、それらしく「塗料」でペイントされているものも中にはあるので要注意です。着色された製品はすぐに色落ちします。可能ならば、お店でガラスの凹凸に実際に触れて、本物かどうかをじっくり確認してみてください。

銅製品、生産国確認、ペイント品除外に続き、避けたい事は基本的に「不良品」を買わないこと。まず、店舗に並んでいるものの中にも始めから「ひび」が入っていたりする不良品もあります。モザイクガラスを四方から近くでよく検分するのは必須です。また、ライトのスイッチを何度かon/offし接触不良がないかもきちんと確認しましょう。

トルコランプはモザイクガラスと金具部分の接着部分も非常に重要です。安物は部分的にノリのように粘着力の弱い接着剤でくっつけていたりしてます。トルコランプの総重量に対し、金具が実際に重さを支え切る強さがあるのかを、チェックしましょう。天井に吊り下げているランプがはずれて落ちて来たなんて事態を避けるためにも。

電球交換時に、金具を取ったら壊れてしまったなんて悲劇は避けたいですね。店員に交換時のレクチャーをしてもらい、その場でチェックするのもいいかもしれません。また、輪っかの金具部分がゆるんでいないかどうかも重要です。特にスタンド式は、下台の差し込み部分の棒金具がはずれたり、摩耗していないかをきちんと確認しましょう。

トルコの現地で見ると大変美しくエキゾチックに見えるトルコランプですが、実際日本で使用すると暗いです。これはトルコの電圧は220Vですが、日本の電圧は100Vと半分だからです。なのでその場合は、コンセントの変換器が必要になります。こちらは国内の電気店で比較的安く手に入れることができるので問題ありません。

暗いままが良いのならともかく、幻想的に美しい光を日本で再現するには、電球の交換が必要になります。電球は10Wで100Vの日本製に交換で、問題なく使えます。中には、20W仕様を選ぶ方もいますがそこはお好みで。どうしても分からなければ、現物を電気店に持参し直接店員に聞きましょう。ちなみにLEDで合うものは現在ないようです。

お気に入りのトルコランプを生産国で買ったはいいものの、持ち帰りに困ることがあります。店により、サービスで梱包材で巻いてくれるところもあれば、そうでないこともあります。できれば事前に梱包材などを持っていけば安全ですね。買った数にもよりますが、帰りの飛行機では手荷物で座席持ち込みにすれば割れる確率が低いです。

世界最大の市場と言われる「グランドバザール」。トルコ観光客は、高確率で立ち寄る人気スポットです。3万㎡ある面積は広大で、大通りを中心に色んな通りが入り組んでいます。グランドバザール入口は大小20以上あり、近年、全入口に金属探知機が設置され警官が常駐しています。営業時間は8時から19時で、定休日は日曜日となっています。

服、雑貨、貴金属、アンティーク、トルコ絨毯、スカーフやパシュミナ、革製品、陶器、クリスタル製品など、市場では何でも揃っています。トルコランプは現地だけに圧巻の品揃え。生産国だからと気を緩めずに品質は必ずチェックしましょう。なお市場では値引き交渉もできます。高いと感じたら強気で試してみることをおすすめします。

別名「スパイスマーケット」とも言われる「エジプシャンバザール」。イスタンブールではグランドバザールに続き、2番目に人気の市場です。約80店舗が入っています。定休日は日曜日で、営業時間は8時30分から19時までとなっています。イスタンブール最大級のモスク「イェニジャーミィ」隣にあるので、観光がてらに寄るのも良いですね。

食料品が中心で多く、豊かなスパイスの香りが漂う市場です。貴金属、日用品、お土産、雑貨、スカーフやパシュミナ、服、陶器等が売られています。歩いていると試食を進められる市場は、地元の空気を感じられる好スポット!はちみつやチーズ、カラスミやキャビアなどもあります。トルコランプも多く取り揃えているので、見所は満載です。

トルコモザイクランプ&トルコ雑貨店『Heaven’s Door』は、以前グランドバザールにて10年間営業していました。そして2016年12月にその店舗を横浜の百楽駅エリアに移転したという本格的なトルコランプ取扱店です。店舗内では、アクセサリーやバック、クッションなどのトルコ雑貨を始め、美しいトルコランプが販売されています。本格的な品が日本で買えるなんて、嬉しいですね!

お店では自分だけの特別なトルコランプを作ることもできます。トルコランプワークショップの詳細はお店のHPを要チェック!作成時間は約3時間程で、本場のトルコ職人伝授の技で指導してくれます。なお、お店の営業時間は11時から21時で定休日は水曜日となっております。臨時休業の場合もありますので、確認して行くことをおすすめします。

トルコ現地でトルコランプを買うのも良いですが、日本の信用できるお店で買うのも、おおいに安心できる要素ですね!ランプはトルコから直輸入した厳選されたものばかりと、良質なのもさることながら、生産国もしっかりと把握することができます。谷中銀座商店街に位置する「zakuroらんぷ家」は、2015年に開店したトルコランプ専門店です。

お店では予約形式でトルコランプ作りのワークショップも定期的に開催されています。自分だけのオリジナルなトルコランプを作りたいと希望する女性が多く、人気です。ガラスを扱うので、安全のため11歳以上からの参加となっています。営業時間は10時から20時まで（手作り体験は18時まで）、休日はHPをチェックしてください。

いかがでしたでしょうか？銅製の重要性、生産国の確認、電球と電圧の違い、ペイントや金具不良などの粗悪品を掴まないコツなどをご紹介させていただきました。記事内の魅力的なトルコランプが集うお土産店も参考にして頂けたら幸いです。今回の注意点をしっかり踏まえて、自分だけの特別なトルコランプをぜひ見つけてみてください!